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小ネタまとめメガテン編

全体公開 メガテン 20 6553文字
2022-06-19 22:35:51

だいたい人修羅とナホビノの話

Posted by @fengli25

【合一してないナホビノはただの人間でしかないのがおいしいところだよな】

 魔界から帰還直後の、メンテナンス中の半身を置いて寮へ帰宅途中、さっそく悪魔に襲われエライコッチャになってるところを、パーカー姿でフード被った少年に「こっちこい」と手を引かれて逃げる話ください。

 なんやねんおまえいきなり、と訊ねる余裕は走ってるうちに根こそぎ奪われ、ヒューヒュー息切らして意識が遠のく寸前どこぞの建物に放りこまれる。しぬ、しんじゃう、芋虫のように床に倒れ咳こむそばにしゃがんだ「誰か」は何も喋らなかった。ただ場違いな鈴の音が聞こえたような……気のせいかもしれない。

 まだ立てないの?

 駅一つ分しか走ってないぞ、そう声をかけてきた誰かの顔を盗み見る。どこかあどけない表情をした少年を前に、自分とそう歳は変わらないと判断したが、やたら怖い。なんか知らんけどコイツから逃げろ、と警鐘を鳴らす何かがいる。まるで先ほどまでいた魔界から来たような。人間では、ないような。
 まあいいや、とその場から立ち上がった誰かは、ついでにと汗まみれで脱力しきっていた首根っこを引っ掴み、どこぞの椅子(おそらくソファ)に座らせた。

 俺が良いと言うまでそこで休んでな。

 それだけ残して気配が遠ざかる。
 座った分だけ高くなった視界を見回すと、ここは……ゲームセンター、にしては物がない。最初に目についた機械にはプリント倶楽部と書いてあるようだが、まったく見覚えがない。他も似たようなものだった。人もいない、音も殆ど聞こえない。いや、微かだがレトロめいた電子音を拾う。そこには例の誰かが椅子に腰掛け、何かしらのゲームに……手を焼いていた。
 誰かは向けられた視線に気づいたようだ。

 やる?

 コントローラーを掲げられる。未だ息は荒く、本音を言えばここで寝てしまいたいのに、不思議と、目の前のゲームと知らん誰かのお誘いに抗えない魅力を感じ取った。走りすぎてプルプル震える足を引きずって、譲ってもらった席に座り、挑むはパズルゲーム。

 5分で撃沈した。
 なにこれ無理、ステージ多すぎ、操作性悪すぎ、お助け要素無さすぎ、セーブ機能は?ないの?ふざけてんのか?

 ケラケラ笑う誰かを横に突っ伏した。体力もオツムも人レベルだなぁと飛んでくる揶揄。うるせえ鞄ぶつけんぞ。生来の荒い気質も消耗した体力では発揮できず、時間は流れる。
 ゲーム機に突っ伏していた耳に、そろそろかな、と呟きが落ちる。帰っていいぞ、軽く背中を叩かれた。言われんでも帰ったるわ、不機嫌も露わに身を起こす。スマホで現在位置を確認する。圏外の文字。

 誰かは言う。ここから出ればあっという間に寮の前だ。もう迷ったりするなよ、次はないからな。

 呆気に取られている背中を今度はバシバシと叩き、無理矢理立たせて出口へと向かわせる。帰った帰った、と急かす掌があまりにも痛かったので、いい加減止めろと振り向いた。勢いのあまり腕まで振り払って、何かに掠ったようで。
 脱げたフードの下は黒髪だった。目から頬へ流れる線も黒かった。
 金色の瞳を細めて「誰か」は笑う。次会うときまで生き残れよ、と。剥き出した牙はゾッとするほど鋭かった。

 寮の玄関で尻餅をついて暫く固まったまま、その場から立ち上がれなかった。それからずっと誰かの声が頭から離れず、寮母にもルームメイトにも心配されたが、意外にも立ち直りは早かった。
 財布にあったはずの今月の小遣いが根こそぎ無くなっていたのに気づいたのが就寝前。あの野郎、人がしにかけてるところにつけこんでネコババしやがった!と叫んだのがベッドの前。まーた導火線ぶっちぎってるよ、と呆れたルームメイトはさっさと布団に潜りこんだとか。

そんな話ください!


【いい加減ロン毛が鬱陶しくなってきたナホビノ】

 ナホビノソードでばっさばっさ切り落としても一瞬で生えてきてしまうのが癪に触ると愚痴ったところ、ふむ、と暫しのシンキングタイムから有無を言わさず死亡遊戯でスッパリやられた回。相性が良いのか悪いのか数日ほどザンバラおかっぱ状態が保たれたとか。
 また切ってやろうか、と投げかけられた一言。やはり、と言うべきか、予測できただろう、と責めるべきか、力の源をぶった斬られて倒れ伏しているナホビノ。その横で座っている人修羅の声色はどこか面白がっているようだった。
 ざんばら髪の隙間から恨めしそうな顔を覗かせる。ちょいちょい、と指差さした先は風通しのよくなった頸のあたり。
 何かついているのか、何もついていない。いいから手を貸せ、とロクに身動きできない苛立たしさをぶつけるように、頸のあたりを何度も指差すナホビノ。
 仕方なしにぐわしと短くなった髪ごと首根っこを掴んでやると、意外にも文句が飛んでこない。

 そうそれ、そのまま。
 そのまま撫でて。猫みたいに。
 たぶん昔の俺はそうされるのが好きだった。

 妙なことに巻き込まれたなぁ、と何度抱いたか分からない感覚を無言のまま飲みこんだ人修羅は、へたりこませた元凶の自覚もあって、何よりお人好しだったので。とりあえずお望み通りにわしゃわしゃしてやったんだそうな。


【因習村のミステリー事件に巻き込まれた人修羅とナホビノ】

 人命に配慮しつつ祠からの脱出を図ろうとしたところ、先に隙間から抜け出した人修羅のうしろで「は?」とデカ舌打ち聞こえてから
…………タンマ、ヘルプ、俺動けない」
宣言が出てすぐに尻がはまってしまったと判明する回。
「もうダメここの御神体になる」
「乗っ取り宣言する気力があるなら問題ないな。あとは一人で頑張れ」
「置いていったら祟ってやるからな毎晩枕元に立って安眠妨害してやるからなそれでもいいなら置いていけよ可愛い俺をよ!!」
「最後のいる?」

 因習村ミステリー事件に合一神と悪魔が出向いたらそりゃ光と闇のendless battle村単位編が勃発するだろうて。光側で祭り上げられて「昔を思い出すなー」してるナホビノと闇側に追い回されて「散れ!帰れ!家に帰れ!!」してる人修羅の差よ。

 お前だって顔はいいんだからスンと座禅組んでれば向こうも勝手に貢いでくれるんじゃないの、と呆れるナホビノに向けられた視線は暗く遠く、これだから至高天のボンボンはと言わんばかりの非難が込められていたとかどうとか。

 悪魔信仰の貢物といったらそりゃねえ。


【尻ポッケに携帯を入れていたら受胎後も所持できていた可能性が?】

 受胎前に受信していたメールを時折見返していた時期があったかもしれない、代々木駅で確認した勇からのメールとか、何回も読み返したかもしれない。かつてあった日常をなぞるように、電源が落ちて使えなくなった後も肌身離さず取っておいたかもしれない。

 アマラルートだと二度目の誕生を迎えた場所に置いていきます、もう必要ないから。

 どうにか勝てたので馬乗りでドヤってたナホビノ、相手の尻ポケットに挟まってる携帯電話に気がつく。もうだいぶ前の機種でとっくに充電も切れてるそうで。

「ふーん……
「おい、勝手にいじるなって」
「電源入った。さすが俺の半身」
「は!?待って返せ背中からどけ!」

「ムキになるなよ。覗きなんてしないし、ガラケーの使い方はさっぱりだ。それに、ほら」

 画面がバキバキに割れている。かろうじて動いているけど、こいつでメール読んだりネットに繋ぐのは無理じゃないかな。そう言って差し出したところ、相手の表情からすっかり色が抜け落ちたのを見て少しビビるナホビノ。
 電源が落ちてから折り畳んだまま尻ポケットに入れていたので、薄々ぶっ壊れているんだろうなと察してはいたが、改めて見せつけられるとショックを受ける程度の情が残っていたらしい。


【ナホビノスーツだのなんだの言ってきたのでやはり一度は見てみたい、プロレスラー・ナホビノ】

 プロレスラー・ナホビノ(typeアオガミ)、サブミッション中心で攻めてほしい。ロン毛が邪魔にならないよう魅せ方も重視してるの。寝技で関節固めたとき自分の顔が見えるよう髪ファサーする姿がリング名物。
 顔と似合わない毒舌マイクパフォーマンスと蛇のように絡みつく柔軟性ある寝技の数々が人気の秘訣、本人はド派手必殺技ぶちかましたいと常々愚痴っているがいかんせん力が足りないので我慢してる。
 先輩レスラーこと混沌王は名前のとおり反則ありデスマッチでの出番が多く、時期によってはタッグを組むことがある。いつも会場の椅子調達係だったところ、なんの気まぐれか椅子ぶん殴り役を直接任されたことがあり、そのときはオール仏頂面の彼も見てわかるほど高揚してたとかなんとか。
 興行的には「混沌王の舎弟レスラー次期候補と期待されていたナホビノ、ここに来て突然の打倒宣言!次のリングがオマエの墓場!夢のヒール対決が幕を開ける!」みたいな流れになりそう。


【神霊水バー関連】

「そっちのBARは正直興味ある。アルコール出してくれるの?それともミルク?」
「ノーコメント」
「ケチ。イケズ。俺も作ってみたい。素直に教えろよ」
「客側しか経験無い相手に無茶言うな」

神霊水バー開店の前触れである

 初めの頃はとんでもない劇物を飲んだショックで二人して転げまわったり、迎えにきた天使を必死に追い払ったり、お花見一歩手前まで行ったところでUターンしたりと波乱万丈だった神霊水バー。
 ついこないだ何のきっかけか合体判定が下されたらしく「何か」を召喚しかけ流石に肝を冷やしたとかなんとか。

「こっちは柑橘系ジュースで割った神霊水、パイナップルジュースを足しても良い」
「ふーん」
「そっちはすりおろした生姜とレモンを合わせた神霊水、蜂蜜レモンにしても美味しい」
「かっら」
「神霊水ルーレットもオマケしちゃう」
「うわっオマエまたかよ!今度は何入れた!?」
「チンの大好物」
「ッ!………ッ!!?……ッ!」

しばらく舌が痺れて使い物にならなくなったらしく、仕返しはキッチリされた。

「神霊水バー開店」
「なにこれ」
「ホット神霊水にチョコとミルクを溶かしこんだ、この時期ピッタリの一品。ホイップクリームも乗せちゃう」
「おぉ!」
「はい、飲むときはスプーンも使って。時期遅れのサンタになるぞ」
「子ども扱いするなよ」
「七味もある」
「いやなんで?」

「神霊水のソーダ割」
「神霊水のソーダ割」
「ここにレモンを絞ると爽やかに」
「にっが」
「お子様舌にはコーラ割り、レンジで温めてから神霊水を足しても美味しい」
「創世の間に電気通ってんの」
「ケラウノスさまさま」

桃の天然神霊水
「ひらめいた」
「嫌な予感がする」

「神霊水にフレーバーを追加したいわけよ」
「あー聞こえない聞こえない」
「俺がしこたま桃食べればイケるかもしれないだろ」
「マジでそれやったら縁切るからな。えんがちょするからな」

 流石の人修羅でも体液を連想させる要素はNGだった模様。ナホビノ自身も桃そのものはそんなに好きじゃないし、内なる半身から滲み出るなんとも言い難い気配を宥めるのが面倒なので、理不尽な桃却下も素直に受け入れることにした。

「というわけで山盛りのレモンを用意しました」
「話聞いてた?」

 センパーイたまにはお小遣いくださいよーホットチョコ神霊水にホイップクリームおまけするからー、とねだってみたところ「バトル無しはNG」との回答。

「俺の所持マッカじゃないし」
「違うの?誰の?」
「大魔王ル……何その顔」

 この世の苦虫を一度に噛み潰したような顔だったとか。


【マガタマネタ】

「これがマロガレ、シラヌイ、アナテマ」
「全部同じじゃないか」
「全然違うだろよく見ろ、ミアズマは他よりヘビー級、ムスペルは御立派、サタンはジャアクめいてる、どれも収穫場所に影響されているからな」
「野菜かよ」
「特にムスペルには気をつけろ。油断すると息子が一人増える」
「ひえっ」

こいつらは好き勝手入ってくるから入れ替え時がめんどくさい、とのこと

 好き勝手の具体的な内容を聞いたナホビノは、背筋に悪寒が走ったり、鳥肌が立ったり、吐き気を催したりと散々な目にあったので二度と聞かないし間違っても聞かせるんじゃないぞと脅しつけたとかなんとか。


【神と悪魔の怖いウワサ】

 十年に一度人柱をこさえる風習村
「ちょっと前から来ていた定期便の製造元ここだったのか」
「ここの奴らに心底同情する」

 怪人刺青男に会えると噂の路地裏
「あー……アレ噂になってたの」
「憎いアイツを八つ裂きにしてくれるんだって?大魔王お願いしていい?」

 怪人刺青男、マラソンマン、ピカピカさん、ジャッくん、みろくさま、全部同一存在の名前

「まらそんまんって」
「そこまで笑うことある? 」
「ま、まら、イヒィ」
「そこまで???」

 マラソンマンのうわさ

 夜の町中に出没する怪異、常に走っていることからマラソンマンと呼ばれている、マラソンマンの特徴は緑色に点滅する身体と金色の目、その目を見たら最後、石になってしまう

「小学生のとき流行ったやつだこれ」
「元ネタ、あるの、これブヒィ」
「鼻水出てるぞ」


【両極端な食生活の話】

 マックに入ったことがないナホビノ(自分から行かないし人付き合いがクッソ悪いし数少ない友人が優等生)

 マックを食べたことがない高校生の存在そのものが信じられない人修羅「!?」

「何食って生きてきたの
「寮のご飯」
「何が楽しくて生きてきたの

 ラーメンも牛丼も汁そばも外で食べてこなかった高校生なんて何が楽しくて生きていたのか全くわからない元16〜17歳悪魔

「そこまで言う?ファミチキぐらいなら食べてるし、外で食べるより家だろ家」
「ふぁみ……?」
「えっ」

※ファミチキ2006年より販売

 帰り道にコンビニ寄るぐらいが限界の外で食事めんどくさいナホビノ、休日になると読書に熱中しすぎてぶっ倒れてる様子が名物になりがち
(ちゃんとご飯食べろ!!とルームメイトや数少ない友人に飴玉口に放り込まれるところまでがセット)
 ご飯モリモリ食べる人修羅、焼き肉食べたあとの帰り道に屋台行ってラーメンと炒飯セット頼むところまでがオーソドックス話をしたらガチでドン引きされたのがちょっとショック。むしろ同級生に比べたらそんなに食べる方でもないと思ってたので下のさらに下がいる食欲皆無同性相手に理解が及ばない。


【ゲーム実況する神と悪魔】

 合一神Nと混沌王Hのゲーム実況動画、早速身バレ防止のグラサンとマスクにダメ出しコメント食らって被り物に切り替えてみるも「もどして」弾幕により断念するの巻。

N「今日はアサクサパズルを初見クリアしていきます」
H「静止画ダイジェストでお楽しみください」
N「攻略知りたい勢は各自調べるか自力でどうにかしろ、と隣の混沌王が」
H「おまえも苦しめ」
N「陰湿〜〜」

N「コメント返信のコーナー『金策どうしてるの?』系について。DLCで優勝する前はご当地自販機ツアーやってました」
H「まだDLCやってないので」
N「マジで?遺物無しでどうするの」
H「アーリマンカツアゲしてる」
N「物騒〜〜ノアにもしてあげなよ」
H「物理で殴れないからやだ」
N「脳筋〜〜」

H「今日は魔王城初見クリアしていきます」
N「毎度おなじみ静止画ダイジェストでお送りしています」
H「攻略情報は以下略。一番の近道は『アクション操作得意な友だちにクリアしてもらう』です。参考になりますね」
N「なったら苦労しないんだよなぁ」
H「俺はこういうのわりと得意」
N「そっかぁ」


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