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舞台 呪術廻戦 (じゅじゅステ) 東京公演 感想

全体公開 舞台 6554文字
2022-07-27 22:48:14

7/17(日)夜公演の観劇レポというかただの感想です。いつも通り長いので、お暇な方向け。

【これを書いてる人】
・原作は1話と八十八橋編~を本誌で読んだ
・アニメは全部見た
・劇場版も見た
・2.5はそこそこ観てるが偏りがある



【お話の流れ】
一幕は刑務所で虎杖が1回死ぬところまで、二幕は順平の事件にケリがついて、虎杖が決意を新たにするところまで。ちょうどアニメの第1クールと同じで、一幕が「受胎戴天編」、二幕が「幼魚と逆罰編」でした。
京都高専のメンバーがいないので、その辺はカットされてる。あと、シーンの切り取りが上手くて、大事なところをこぼさずに、繋ぎも不自然にならないようにされてたのでスムーズに話が進んでる印象でした。結構サクサク進む。
ただ、完全初見の人にはちょっと難しいかなーとは思う。アニメや原作を既習で、イメージやストーリーを補える人じゃないと厳しいのは、他の2.5と一緒かな。



【演出】
スクリーンにマッピングする手法で、上手く呪術を表現してたな~。玉犬とか火の玉とかの素早く動いたり、大きさや形状が複雑に変わったりするものは映像が向いてる。人力ではさすがに不自然だし。そうかと思えば、真人の人肉攻撃とかは完全に人力だし、漏瑚のシュポーッ!もスチーム吹き出しててアナログだったのはおもしろかった。
あと、登場人物の名前とか、技や領域展開の名前をマッピングで出してくれるのは親切だなーと思いました。舞台のためにさっと履修した人には助かるね。漢字ばっかりの技名とか、聞いただけじゃ理解しにくいよね!
スクリーンも、舞台手前の大きな1枚と、垂れ幕が左右と真ん中の少し奥に各1枚あって、それが上手く場面の切り分けとか場所の切り分けになってたなと。こういう布1枚で場面転換するっていう演出がすごく好きです。

アスレチックみたいな舞台装置も、学校や刑務所になったり、宿儺の領域になったりでしたね。でも我々には想像力があるので、鉄骨の枠に気持ち悪い肉片みたいなのが巻きついてても「ここは学校だな」って思えるのです。すごいね!
あと、時々出てくる移動式のスペース(ファミレスになったり、順平の家になったりする)もよかったな。ボックス席ごと袖にはけていく夏油さんと漏瑚がかわいかったw

一度死んだ虎杖が生き返って「うわ!フルチンじゃん!!」ってなるところ、旅行先でよく見るような顔出しパネルの「虎杖くんフルチン版」が出てきてクソ笑いましたwww そりゃあ役者さんを素っ裸にするわけにはいかないと思うけどwww あっ、でも大事な部分にはちゃんとタオルが置いてあって、硝子さん優しいなって思いました。


【楽曲】
劇伴が和田さんと聞いたときから、歌唱ありの舞台の可能性あるな、と思ってたらその通りだった。個人的に「○○ステ」の名前で呼ばれる2.5舞台は歌唱ありだと思ってるので、そして和田さんが劇伴書いたヒロステ(ヒロアカ)やキメステ(鬼滅)はガッツリ歌唱ありの舞台だったので、あまり驚きはなかったんですが、一部には不評っぽいですね。じゅじゅステじゃなくてじゅじゅミュじゃねーか!って声も聞きました。まあね、「突然歌い出したんだけど!?!」ってなるのもわかる。私も初めてのヒロステで「なんか急に歌い出したんだが!?!?」ってなりました。要は慣れです。
ただまあ、「ここは何故歌唱パートにしたんだ……? 普通に台詞言った方がよかったのでは……???」みたいなのはやはりあった。五条先生が拘束部屋で虎杖に向かって突然歌い出したときは吹き出しそうになったし。なんだあのダンスと歌はwww たぶんこの「なんで歌唱パートにした!?!」が一番批判受けてる気がする。

でも、全体的に音楽はすごくよかったと思うよ。さすが和田さん!
野薔薇ちゃんの「スカウトされたらどうしよう♡」と「可愛いジャージに着替えたい!」は名曲だし、真希さんによる2年生紹介ソングもすごく笑ったww (特に「そして~~、パンダ!」のところ)

ナナミンの「私は大人で君は子供だから」ソング(勝手に命名)がちょっと昭和の歌謡曲っぽいのもとてもよかったですね!ナナミン役の和田くんが歌い方をわざと歌謡曲っぽく、こぶし
をきかせるように「うぉううぉううぉう………」ってセルフエコーしてたのがめちゃくちゃおもしろくて笑いまくってたw ていうか、武器をマイクにするんじゃないよw

あと、OP曲(?)も格好良かった!皆さん歌がお上手ですね本当に。歌唱ものは歌がアチャーだと聴くに耐えないからね……
きっとサントラが出るんじゃないかなと期待している。



【キャラクターについて】
○虎杖
大変失礼ながら、私は佐藤流司さんの出演する作品をマジでひとつも観たことがなく(お噂はかねがね)、今回初めて舞台に立って演じてるのを観たんですけども、どうしてこんなに人気がある方なのかがよ~~~く分かりました。
お顔立ちが整ってらっしゃるのはまあ当たり前(?)なのでそこは置いといて、まず一番びっくりしたのはものすごく自然体であるということ。「虎杖悠仁を演じてます」感がゼロ。虎杖本人としてそこ(舞台)に立ってることにめちゃくちゃびっくりしました。役になりきるとか、役が降りてきてるとかではなくて、本当に虎杖そのものなんだもん。しゃべってる言葉が台詞とは思えないくらいのリアリティ。どうなってんだあれは。
何と言うか、役が憑依しているというより、役と融合してる感じ? 私が原作を読み、アニメを見てイメージしていた「虎杖悠仁」が目の前にいて、現実とフィクションの境目が分からなくなったよ。これが2.5次元か……とようやく気付いた気持ちです。すげえ。

あと、歌がハチャメチャに上手い。ちょっと掠れた感じのハスキーな歌声になることもあって、こりゃあ好きになる人が多いのも納得だよ!私も歌が上手い人が好きなので、危うく転びそうになったけど耐えた。
そして体捌きの見事さよ……ダンスも殺陣もキレがあって見応えがある。さすがサスケや加州くんを演じてらっしゃるだけあるわ。私はキレのある動きをする方が大好きなので、またも危うく転びそうになったけどすごくがんばって耐えた。真正面で観てたら危なかったかもしれない。座席がサイドの方でよかった。

たぶん、この「じゅじゅステ」でまたファンが増えるのだろうなという確信がある。


○伏黒
先に謝っておきます。ごめんなさい。

今回、マジで化け物級の役者さんが主役として鎮座してるからか、とにかく印象が薄い。というか、伏黒恵としての存在感が薄い。いや、伏黒として出てくるので物語の中では確かに伏黒なんだけども、舞台に立ってるの観てるとすごい「伏黒恵を演じてます!」感がする。役者さん本体が見えちゃってるというか。これが伏黒……? なんか違うなぁ……って思いながら観てました。
何が違うのか、明確に言語化できないんですけど、強いて言うなら雰囲気かな……何か弱そう。 伏黒って、クールに見えるけど実は熱い心もあって、自分の中に揺るがない芯みたいなものをもってると思ってるんですよ私は。そういう「芯」の部分があまり感じ取れなくて、ぼんやりした印象を受けたなぁ。声が弱いのかな……ちょっと高い声だから?? あとは、何となく他のメンバーに振り回されているシーンが多かった気がするからかな……うーん……

ちなみに、伏黒推しのフォロワーさんがいるのですが、その方が「あれは恵ではない」と断言していたので、イメージ違うなって思ってるのは私だけではないようです。


○野薔薇ちゃん
お顔立ちが独特な気がするなーと思ってパンフレット読んだら、ドミニカご出身なんですね!そちら方面の流れを汲む方というなら納得。すごいなぁ、ワールドワイドだ!

呪術は元々野薔薇ちゃん推しなんですが、お歌がめっっっちゃ上手で舞台の野薔薇ちゃんも推しに大決定しましたありがとうございます!!
可愛く「スカウトされたらどうしよう♡」って歌ってた次のフレーズで虎杖に向かって「田舎くさい、ガキ!」ってドスの効いた声で歌うところがマジで野薔薇様。素敵です。

刑務所に閉じ込められて、虎杖と「どうしよう音頭」みたいなの踊ってるのが本当に可愛かったし、虎杖が死んだと聞いて泣きそうになってるところは抱きしめてあげたかった……泣かないで野薔薇ちゃん……(´;ω;`)


○五条先生
脚長っっっ!! 股下3mくらいあるんじゃないのかと思うくらい長いですね。シルエットが原作のまんまで、漫画から抜け出てきたと言われても信じられる。その長い脚を使ってちょこまかとステップ踏んで踊るところはすごくシュールでしたがw
座席が前の方だったのでアイマスク外したときのお顔もばっちり見えて、ちゃんとまつ毛が白くて瞳が青いことに「おお……本物だ!」と謎の感動をしてました。

あとナナミンの回想(?)でウフフ~アハハハハ~~ぶっころすぞぉ~~!ってスキップしながら舞台を横切るやつ、これアニメで見たことあるぞ!!!ってなりました。あの五条先生そのまんまだった。


○伊地知さん
いろんな人からいじられててすごくかわいそうw 五条先生には殴られるし、ナナミンには怒られるし、カテコでは虎杖にもいじられるという……でもそこが伊地知さんだなーと。
あと、伊地知さんの車が思ったよりずっと小さくてめちゃくちゃ笑いましたw 大きめのトートバッグくらいしかなかったwww あれ、ウインドウから五条先生を振り返るっていう仕草のために、あの大きさで作ったのかな。

ビジュアルは最高に伊地知さんですね!個人的には、なだぎさんの伊地知さんがすごくイメージぴったりだったんですが、穂先さんの伊地知さんもとてもよき。帳を下ろすときの静かな声が素敵。


○真希さん
えっ本物……??? 理想の真希さんがそこにいるんですが???ビジュアル完璧すぎない?????
まだそんなに活躍の場がなくて寂しいので、京都姉妹校交流会編の上演よろしく。

○狗巻くん
実際におにぎりの具だけしゃべってる人がいるとこんなにシュールなんだなぁ……と思った。
おにぎりにぎにぎダンスがかわいい。

○パンダ
パンダじゃん!!!!
CGでもなくそのまんまの着ぐるみでびっくりした。本当にパンダじゃん。
真希さんと狗巻くんとわちゃわちゃしてるのがとてもよき。戦闘シーンはあれで戦うんかな……どうするのかな……と思ってる。

○ナナミン
第一印象:すごく静かな和田くんだな!
今までいくつかの舞台で和田くんを観てきたので、どうしてもナナミンとして観られない気がしていました。初見もやはり「和田くん」としての認識。
でも、とても単調に、感情を抑えて淡々と話す様子(おそらくアニメのナナミンの話し方をすごく研究したのだと思う)を観ていたら、だんだんとナナミンに見えてきた。役者さんはすごい。

二幕まではまったく出て来ない。まあそりゃそうか。出番ないもんね。
シルエットはちょっと細めかな~。もうちょっと肩幅広めの体格(水泳選手みたいな逆三角形っぽい感じ)をイメージしていたので。
スーツを着て大鉈振り回すの大変そうだな……汗がすごいな……と思いながら観てました。あとあのメガネはどうやって留まってるのか気になる。

虎杖に初めて「ナナミン」と呼ばれて「ひっぱたきますよ」と返したあと、「ロクミン」と呼ばれ少し考えて「……ひとつ足しなさい」ってツッコんだのがめちゃくちゃ良かった。クレバーなナナミンらしいツッコミ……!これ、原作とかアニメにありましたっけ??


○硝子さん
気だるげ~~な感じがものすごく硝子さん!!白衣がとても似合う。あんまり出番がないのが惜しいよなぁ。
ちなみに兼ね役として、順平のお母さんも同じ方でした。こっちは明るくてカラッとした笑顔のキャラクターで、全然表情が違うから驚いた。本当に役者さんはすごい。


○夏油さん
目の細い感じがすごく夏油さん。斜め後ろから観たときのお顔が大変本物っぽくてよき。
こちらもあまり出て来ない、というかちょこちょこっと出てきては黒幕っぽいことを話していなくなる。でも途中で呪霊たちと歌うけどな。 確かこの方、某刀剣のミュで、一部に大人気の榎本さんだったよな……いきなり「To the North!!」とか歌ったりしないよな……と思いながら観てました。既視感があった人もいるのかもしれない。
※お歌は本当にお上手です。

真人と体操しているところとか、漏瑚とファミレスで歓談(?)しているところとか、なんかかわいいシーンが多かった気がする。私服では革ジャン着るよ!みたいな話してたのもかわいかったな~。あのシーンは日替わりなのかな?


○漏瑚
声が何となくアニメの声(千葉さん)に似てるギャンギャン叫ぶときなんか特に。
あと、まぶたがちゃんとぱちぱち上下してまばたきしてる!!すごい!!! どういう仕掛けなのかな~と思って観てたら、どうもズボンの辺りに空気を送り込むポンプがついてるっぽくて、それを握るとまぶたがぱちぱちするみたい。役者さんもそこに視線がいかないように上手くやってらっしゃること!私みたいに仕掛けを知りたくてガン見してる奴でなきゃ気付かないと思う。


○花御
本物が出てきたのかと思った。造形スタッフさんすごい。
しゃべってる言葉が全然わからないのは私だけだろうか。


○真人
以前、別の舞台でクズの役をやるもっくんさんを観たことあったので、真人もきっとすごくクズに仕上げてくるんだろうな~~と思ってたら想像以上のが来てビビった。立ち居振舞いは人間なんだけど、ときどき目の焦点が全然合ってなくて(寄り目っぽくなる)、「あっ、こいつ人間じゃない……人間のフリをしてる“何か”だ」って思わせてくる。壊れたような笑い方も怖い。人間に見えない。この人ほんとすごいな。
アクションと歌が素晴らしいのはもちろんのこと、キャラクターの特性を些細な部分で表現してくるところが本当にすごい。すごいしか言えない。まさに憑依型。
あと、舌をベロッてしたときにめちゃくちゃ舌が長くて気持ち悪かったんですが(※褒めてます)、目の錯覚かな……


○順平
呪霊と真人に振り回されてるかわいそうな人。
二幕最初の方のオドオドした弱そうな順平と、後半の呪術でクラスメイトを惨殺する順平のギャップが激しすぎる。
舞台には関係ないけど、順平を演じてる福澤くんはもしかして俳優の福澤侑くんのご兄弟なのかな? お顔立ちがとても似てるし(鼻の形とか)、キレッキレなダンスも似てる気がする。


【その他】
・虎杖が映画三昧していたときの話を順平とお母さんと3人でするシーンがあるんだけど、あれが日替わりかな?各映画のキャラクターの格好をした人たちが「映画」役で出てくるので、たぶん日によって違うんだと思う。
ちなみに私が観た回↓

順平「一番鳥肌立ったのは?」
虎杖「スーパー○○マン(名前忘れた)かな~」
○○マンが引ったくりをやっつけるが、助けた女性の口紅を自分の口にぐりぐり塗る
母「うわ~~ぞっとした……
順平「じゃあ一番好きなのは?」
虎杖「うーん………五期」
「五期」と書かれたジャージの人がこっくりさんのコント?をやる
順平「……本っ当にこれが一番好きなの???」
虎杖「うんwww」

・真人vsナナミンのとき、「今泉くんvs今泉くんだな……(ペダステ)」と思った。


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