@ohmish_h
すべては、全生徒のため、学園のためだ。
そう、学園の…。
学園の…。
「学園の…ため…生徒の…ため…」
「ん?」
「いや、なんでもない、ほらどうした問3で止まってるぞ」
「はーい先生」
放課後。生徒会長として、一生徒のために勉強を見てやるのも当然のことだ。赤点者を出さない。もちろん留年なんて以ての外だ。
「ツンデレパフェちゃんは優しいねえ」
「ツン…なぜだ」
「えー、だって普通やらないでしょこんな漫画みたいなことー。頭わる子ちゃんの勉強みてあげるなんてさ。さっさと部屋に帰ってゆっくりしたいでしょ?」
「生徒会長として当たり前の行為だ。先生から直々に指名も受けたのでな。優しいわけではない」
「気を遣ってくれてありがとうね〜」
「だから気など遣っていない!あとツンデレパフェじゃない!アンリカだ!!」
「優しいな〜ツンデレパフェちゃん」
「だから優しくなど」
「見て、鶴」
「折り紙をするな」
「足が12本あるの」
「勉強をしろ!!!」
学園のため、生徒のため、そう思ってるのだけれど。
これは…厳しくない?
こんなやばい生徒押し付ける先生酷くない?
わたしだって早く部屋でお茶したいのよ?
助けてテディ…!!
「くまちゃん、折り紙で作ろうか?」
「いらないから早く問題を解け!!」
しかし、見ていて思ったが…
「お前、別に理屈が分からないわけではないのだな?」
「うん、ツンデレパフェちゃんの教え方上手だからね」
「暗記物が壊滅的なだけで、理解はできていそうだな」
「うん、ツンデレパフェちゃんの教え方上手だからね」
ならば!要点だけを超〜〜〜〜簡単にまとめたものを作ろう!そしてテスト直前にそれを読んで記憶を上書き。ほかの記憶を一切受け付けない状況でテストに挑めば…!!
「え、待って、完璧じゃない…?」
「うん、ツンデレパフェちゃんの教え方上手だからね」
「よし!この作戦で行こう!あとツンデレパフェちゃんじゃないアンリカだ!!」
・
・
・
よしよし、テスト直前にまとめノートを読んでいるところもきちんとこの目で確認したし絶対高得点のはず!!はず!!!
「おい」
「あ、見て!」
「お、その顔はさぞ好成績だったんだろうな?」
「こんな点数取れたの初めてだよ!」
「どれどれ…………え」
いや待て、おかしい、そんなはずは、
「31点?」
「うん、赤点じゃないなんて初めて」
「え、31点?」
「うん、最高得点。いままで7点が限界だったから」
「え、31点???」
あんなに気合い入れてノート作ったのに?
ティータイムもケーキも我慢して勉強教えたのに?
「う、嘘でしょ…」
「ほんとびっくりおどろきだよね」
「うん、泣きそう」
「わかる、ボクも泣きそう」
「絶対種類の違う涙だそれは」
学園のため、生徒のためと努力した結果がこれか。
無慈悲…。
「本当にありがとうアンリカちゃん」
「…?」
「アンリカちゃんいなかったらこんなすごい成績取れなかったよー。アンリカちゃんみたいな優しい子は奇跡だね!学園の宝だね!」
「…あれ?」
「テストが終わったら、ちゃんとお礼を言おうって決めてたんだ。覚えてて良かった!本当にありがとう。これからもぜひお願いします。あとこれは教えてくれたお礼ね」
じゃあまたね〜と手を振りながら去っていく彼を見つめ思った…。
あいつ……!!!!
絶対テスト前に記憶上書きしたな……!!!!
お礼に、と渡された折り紙でおられたテディを胸ポケットにしまいながらわたしは次のテストの対策を考え始めるのであった。
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ツンデレパフェちゃんの名前を一生懸命覚えた(テスト中に)アルファ先輩のお話
完全な捏造ですすみません…
解釈違い、口調の違いとかあったらすみません…
この2人実は勝手に推してます…