終ヴィルはわたしたちに何を伝えたかったのか
リュカせんせの前腕伸筋にキレたって話は20000回したい。【終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation- ネタバレあり全体感想】
乙女ゲーム感想記事一覧
終ヴィル全通!
新たな年の幕開けに相応しい……かはわからんが、7日40時間で駆け抜けたことを考えるとやっぱり面白かったんだと思う。
でもだからこそいろいろ言いたいことがあってくやしい・・・感想を書きながらわたしにとって終ヴィルとはなんだったのかを整理したい(激重開幕)。
いつもどおりめっっっっっちゃくちゃ長いです。
よかったことから書こ。
❁ 斬新な設定
彼岸花の「アレロパシー」から着想を得て、土壌の毒素を吸収してしまう少女の『死と絶望のファンタジー』を作り上げた、その発想に拍手喝采!
世界観も設定も作り込んであって、斬新で。
まったく0からの作り物じゃなく、現実に実際にある科学を基にファンタジーを作るのって面白いね。とても興味深くて、アレロパシーや遺伝子疾患について勉強してしまった。
新たな知識と出会いまたひとつわたしの世界が深くなった。感謝。
❁ 音楽最高級
わたしは「構成」「言葉選び」「音楽」「エンディング」を重視する民なんですが、
終ヴィルの音楽、めちゃくちゃよかった。
サントラが出たら買うレベルで好きです。
やっぱり乙女ゲームだから、心を通わせ合うシーンや、
何かを決意して最終局面へ向かうシーンでは、感動的で刺さる音楽を流して欲しい!
ガン刺さりする音楽できたらもう、セリフも展開も関係なくその音楽流れたら泣くので笑
(ダメだろそれ)
どれもこれも全体的に好きだけど、
「贖罪の船出 -Memory-」は全ゲーム音楽の中で三本の指に入るくらい好きです。
あと「誅戮の神判 -Revenge-」と「幻想の未来 -Grief-」も好き。
てか曲名調べてる時点で音楽ハマってるってことなのよ。
いいところが尽きたわけじゃないんだけど、ここからもう言いたいこと言うフェーズに入ります。
というか設定がめちゃくちゃ面白かったからこそ言いたいことがいっぱいあるんよ・・・!
● 何より言いたいこと
アンクゥに時空超えさせたの、あかんやろ!!!!!
え、終ヴィルってさ、
中世ヨーロッパを思わせる鎖国された王制国家、
いかにも魔法系ファンタジーって感じの舞台で、
【呪い】や【死神】なんて非科学的響きの現象のすべてを、【遺伝子】という科学で説明した
そこがめちゃくちゃ面白いわけじゃん。
イヴ√で植物学の本から、
リコリス・ノワージュの本当の性質は――
セレスが【死神】と呼ばれるのは――
ってひとつひとつ真相を紐解いていくとき、
めちゃくちゃ興奮したよ!
第三幕で、
アドルフに毒素が効かないのは外から来た【漂流者】で、
毒素で染色体が浸食される変異遺伝子をそもそも持っていないからーー
て知ったとき、めちゃくちゃ興奮したよ!!
そりゃ、この分野を専門に研究している人からしたらガバかもしれないけど。
現実にある【遺伝子】まわりの科学知識を、素人でもわかるように平易に分解して、
そこから何とか論の通ったファンタジー設定を作り上げたの、素晴らしいじゃん!!!
そんな緻密に作り上げた壮大な世界観の中で、
真相√の最後の最後のクライマックスで、
「過去へと飛んだ」
いやいやいやいやいやいやいやいや、
ダメでしょ!!!!!!!!
なんで?なんでそれまですべて科学で説明つけようと面白い設定作り上げてきたのに、
なんでここだけ力業の超展開にしちゃった?泣
雑すぎるよ!!!泣
そりゃ正直、アドルフは外から来たから呪いが効かなくて、21歳でも元気なんだろうなとか、
アドルフとアンクゥって遺伝子的に元は同一個体っぽいよなとか、思ってはいたよ?
でもさ、そう思ってはいても、いざ種明かしで【変異遺伝子を持っていないから毒素が効かないんです】ってちゃんと説明されると、
そうなんだ!って面白いじゃん。
結論に気付いていても、その結論に至るまでの論理や設定をちゃんと説明してもらえたら、ちゃんと興奮できるんだよ。
こんなに今まで【遺伝子】で説明してきたじゃん。
アドルフとアンクゥの同一個体性だってさ、遺伝子で勝負しようよ!!!!!
なんで時空駆けるなんて、突然別土俵の話もってきて陳腐にしちゃったんだよ。泣
いや、そう、単に広げた風呂敷のたたみ方が雑っていうのもあるんだけど、
そこで持ってきたのが【時空跳躍】だったってことにさらなる怒りを覚えているんだよ。
そんな人類わたしだけですよ。
時空跳躍ものを愛してやまない民なんですよ。時空超えるのが人生なんです。
誠に申し訳ございませんがもう少々お付き合いください。
タイムリープ・タイムトラベルものって、
それを中心的設定として一つの物語を作り上げるのがお作法だと思うんです。
意識だけが飛ぶのか?肉体ごと飛ぶのか?
元の世界と跳躍後の世界は同一世界線なのか?
跳躍後の世界に干渉できるのか?干渉したら元いた世界にどんな影響があるのか?
っていう論理整合的かつ緻密な設定を作り上げた上で、
「本当に時空を超えることが幸せなのか?」
を問うていくジャンルなんですよ!!!
そこには、
「何度も何度も絶望的な結末を見届けた上で、
それでも希望に縋って運命を塗り替え、手にした幸せの尊さ」
って着地もあれば、
「時空跳躍なんて人間の禁忌を犯してはいけない、
一度きりの限りある生を大事に生きなければならないんだ」
っていう着地もある。
その着地まで含めて、一つのジャンル・お作法なんです。
ギャグテイストのコメディ作品だったならいいよ。
時空超えようが、超次元の愛の力で呪い解けようが、何でもありだよ。
終ヴィルはさ、違うじゃん。
【遺伝子】を取り巻く緻密な科学設定で戦ってきた、シリアス物語じゃん。
そういう作品の、最後の1番大事なところで、
さらっと「時空超えてましたー」で済ますの、絶対ダメだと思うのよ。
それが許されてるならもうぜんぶ魔法で解決したったらええやん、
今まで緻密な設定で勝負してきたのはなんだったの?って、萎えちゃうんだよ。
投げやりな気持ちになっちゃうじゃん。泣
設定で勝負始めたなら、
最後の最後まで、手を抜かずに、
設定で勝負しなきゃダメだと思うんだよ、、、
しかもさ、その時空を超えたのって、
アンクゥの、気の遠くなるほど長く献身的な愛の、『礎』になった部分じゃん。
乙女ゲームなんだよ一応、終ヴィルは。
攻略対象がヒロインに対して、どんなきっかけで、どんなふうに想いを育ててきてくれたのかって、めちゃくちゃ重要な部分じゃん。
どうしてもセレスを失った現実を受け入れられなくて、
どうしてももう一度セレスの笑った顔が見たくて、会いたくて、
数百年もの間、地道にリコリスを植えたり、
地獄みたいな苦しみに耐えながら抗体作ったり、
そういうあまりにも壮大で献身的な愛が我々の心を打つわけでしょ。
それなのに、
その始まりの、その根幹の1番土台になるところが「時空超えてましたー」ってふわっとしてるの、ダメじゃん!!!
そんな異質で、作中で何の説明もされていない設定持ってこられちゃったら、
アンクゥの想いがちゃんと実体をもって伝わってこないじゃん。
どこか絵空事のような、温かさも重みもない話になっちゃうじゃん、、、
(そりゃ各所で時空跳躍が匂わされていたのも、
何度も、外国に時を超える技術があるってサブリミナルされていたのも気付いているよ。
でも存在をちらちら小出しにしただけで免罪符になるわけないだろ!
設定が何も説明されていないんだから!)
しかもさ、こちとら時空跳躍ものを愛す民だからさ、
「いや、リコリスの繁殖者がイヴの始祖からアンクゥに代わったことで生じたバタフライエフェクト絶対もっとあるでしょ」
※バタフライエフェクト……非常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながる現象。例えば、リコリスの繁殖者がイヴの始祖からアンクゥに代わったことで、後世で全く関係のないヒューゴがそもそも誕生しなくなったとか、そもそもアルペシェールの公用語が変わっちゃってたとか、そういう感じ。
とか、
「なんで同一個体が同時存在するという干渉は許されるのに、
時空跳躍前の知識話すことは許されないん?」
とか、
「んな苦しんでリコリス食う前に、
まずセレスが花畑で生まれないよう干渉しろや!!!」
とか次々とツッコミが生まれてくるわけですよ。
だってセレスのアレロパシーって、
リコリスの花畑に生まれたがゆえの後天的な遺伝子変異でしょ?
とりあえず花畑で生まれなければ、
死神の人生歩むことはないじゃん。
まずそこ解決しとこうよ。
とかね、思ってしまうわけ。
メインストーリーと恋愛過程に、
集中できなくなるんだよ!泣
時空跳躍ものっていうのは、それほど緻密な整合性が求められるジャンルなのよ。
それ一本で勝負してもまとめきるの難しいのに、他ジャンルの都合いいところでだけぱっと借りてくるなんて余計ダメなの。
安易に手を出したら矛盾とツッコミどころを大量発生させてしまって、本筋をめちゃくちゃにしちゃうの。泣
こんなにがんばったんだから、最後まで遺伝子で戦って欲しかったよ。
● いやまだあるのよ言いたいこと
ダハトがセレスを培養器の中にぶち込んで、
めちゃくちゃな処理した行為に、
信念はありましたか!?!?!?!?!?
なんで?どうして?
「母君の信念を受け継がない者を国民と認めず、一斉に粛清する」
「王族として、世界を歪ませかねない倫理観を持つ人間が世界に放たれる前に処分する、それがけじめ」
「『一度死んでリライバーに』と言う母君が自らの信念を外れたと理解した瞬間、その信念の出所さえも躊躇いなく殺す」
こんなにも【普通の生】を重んじていて、
こんなにも信念に殉じているダハトが、
どうして、何の理由もなく、セレスにでたらめな処理をするの?
それは【普通の生】を尊ぶダハトの信念から最も遠い行為じゃないの?
そういうふうに考えるとさ、
あぁ、この後「アドルフ/アンクゥの秘密を明かす」って展開に持っていくとなると、セレスに遺伝子変異生じさせなきゃいけないから、
そのために都合よく動かされたんだなって、
制作陣の思惑が透けるような気がしちゃうわけ。
悲しい・・・・・・
展開のために、キャラクターが性格や信念を無視して動かされているんだって感じる瞬間、
その物語にのめり込んでいたのがふっと醒めてしまって、いちばんかなしいです。
いやもうさぁ、ダハトめちゃくちゃ好きだったのよ。
共通感想でも書いたけど、もう会った瞬間から性癖ど真ん中だったの。
わたしにガン刺さるサブキャラ=99.9%黒幕。
レーダーの精度高すぎる。かなしいね。
第三幕までの個別でダハトの声色が変わるたびに、
性癖刺さりすぎて大興奮して、
あぁ黒幕なんだろうなぁって覚悟決めてたよ!
イヴ√の「僕は今、――心底腹が立っている」には最高興奮しすぎて泣いた。
第三幕、満を持して黒幕大発表のお時間なんてもう終ヴィル興奮のピーク。
「――『殺してくれ』?」
四点カメラでスチル抜かれて、
「誅戮の神判 -Revenge-」流れ出して、
「改めて【本当の】自己紹介を」
「――我が名は【リアム・レーヴポワール】」
「こいつらに暗殺された名君、
クリスティーヌ・レーヴポワールが第一子にして――」
「絶対不可の神の御業が一つ、
【死者の蘇生】を実現し――」
「同時に……化け物だらけのこのアルペシェールを、
裁き滅ぼす――」

「最後の王です★」
※15時過ぎまでやりました関係者の皆様申し訳ございません。
いやまじで最高潮、終ヴィル瞬間最大風速だったな。
今までいろいろ言ったけど、このシーンの演出・完成度は本当に芸術的で、これに立ち会えただけでも終ヴィルやってよかったわ。
ここで初めて流れる「誅戮の神判 -Revenge-」最高ぶち上がったし、
CV土岐隼一さん神神神神神だったね!!!
ダハトの大笑い世界一かわいいし、
無邪気ボイスと凍った声色ゆらゆらいったりきたりするの心の底から性癖で拝んだ。
この作品で土岐隼一さんが大好きになりました。
そしてさっきも書いたけど、
「母君の信念を受け継がない者を国民と認めず、一斉に粛清する」
「王族として、世界を歪ませかねない倫理観を持つ人間が世界に放たれる前に処分する、それがけじめ」
「『一度死んでリライバーに」と言う母君が自らの信念を外れたと理解した瞬間、その信念の出所さえも躊躇いなく殺す」
これがもうまじでまじでまじでまじでわたしの男。
ダハト、この国の倫理観が歪んでいるってわかっているのに、
普通の人間として生まれ死ぬことが最も尊いんだって気付いたのに、
自分はずっと、その信念を生み出した母君の復活
――「死者の蘇生」にこだわっているんだよ。
それ、あなたの敬愛する母君の信念から最も遠いのにね。
気付いていないのか、気付いてないフリしているのか。
そういう、自分の心の傷や矛盾や弱さには鈍感で、
主でも常識でも倫理でもなく信念に殉じる男、まじでわたしの男。
大興奮だった・・・・・・。
だからこそ、第三幕の見せ場のために、
あんな自分のキャラクターや信念から外れた行為をさせられて、
かわいそうだったね。
かわいそうだった。
プレイ直後は萎えに萎えて萎えすぎてたけど、
思い返すと最大瞬間風速ここだし、
萎えたのは展開のために制作陣に変なことやらされたからって思うと、
ダハト、やはり好きである。
● 運命を上書きせんかい
初周バドエンしか踏めない構成、嫌いじゃないです。
バドエンでしんどいしんどい思いをしたからこそ、ハピエンでの幸せと尊さを噛みしめられる。
バドエンでしか知り得なかった事実を知って踏むハピエンで、気付ける想いがある。
そういう構成でなければ味わえない情緒があることよく知ってる。
むしろ好きです。
ただ、それはバドエン踏んだ直後にハピエン見られないと意味がない。
四人分個別やって、さらに第三幕やった後なんて、
ひとりめの個別ストーリー褪せちゃってるよ、、、
もう展開知っているから、初周みたいな気持ちの盛り上がりはないし、
そもそも選択肢ジャンプで飛ばしたらストーリーどこで分岐したのかわからん。
おまけを回収するような気持ちで救済エンド見てて、上手く感情移入できない。
もったいないよ・・・・・・
それか、第三幕やった後で救済エンドが開くなら、
第三幕を経たからこそ知ることができた事実をもとに、ヒロインの選択や行動が変わって、
それで新たな運命が開けるって展開にしてほしかった。
ストーリーに何も変化なく、ただ結末だけ変わってて。
てか絶望エンドたどり着いたときと全く同じ選択肢選び続けているのに今度は救済されるの、意味わかんないじゃん。
セレスちゃんは同じ選択をしているのになんで運命変わるの?
第三幕を経ることでどう運命が変わったのか、何が分岐点だったのか、
ちゃんと納得できるストーリーがないと、初周強制的にバドエン踏まされる意味ないと思ったなぁ。
まぁ、わたしの場合、
第三幕終えて萎えと怒りで無になりかけていたところを、
マティス救済エンドで息吹き返したから、
救済エンドが残っていてよかったって思ったのは確か。
でもそういうことじゃないじゃん!!!笑
● 絶望ってなんだろう
わたしは、絶望って、
ほんの少しの希望をたぐり寄せてたぐり寄せて、
やっと掴んだってたどり着いたその先で、足元が一気に崩れていくようなものだと思ってる。
間違っても、安易に攻略対象の首飛ばすことじゃない。
シアン√でアドルフの首飛んだときも、
リュカ√でリュカが皆殺しにしたときも、
イヴ√で障壁越しに自警団が死んでいくの見ていたときも、
あっそうなんだ、ふーん、って、全然何も感じなかったんだよ。
むしろ、攻略対象死なせれば簡単に絶望すると思われてるのかなって、
攻略対象たちが「コスパのいいインスタント絶望」ともいえるような扱いされていたことに悲しくなった。
死ぬから絶望するんじゃない。
希望を求めて自分の意思で一つ一つ選んで進んでいった先で、
死しか選べない行き止まりに追い詰められるから絶望するんだよ。
ぱっと安易にお手軽に与えられた死では絶望しないのです。
それでいうと、マティス√はちゃんと絶望が描かれていたと思う。
セレスへの想いすら飲み込まれる復讐心を抱え、それが人生のすべてだったのに、実は他人の記憶で。
それどころか、生まれてから今まで生きてきた軌跡も、
セレスへの想いさえも他人の記憶から生まれたものかもしれなくて、
自分には何も実体がなかったと知らされたときの、足元が崩れていく感覚よ、、、
愛しい人の後を追えると思っていたのに、もう後戻りできないところまで来てから同じ冥界には行けないと知らされたリュカエンドとか、
知らない間にセレスが犠牲になって生き埋めにされていたイヴエンドとか、
そういうので十分絶望だし、そういうのこそが絶望だと思うかな。
なんかインスタント虐殺絶望はさ、白けちゃって、、、
ただただ、ふっと醒めて心の機能が止まるんよ。
そのままの流れで盛り上がりシーン見せられても、もはや心動かんようなってるし、
絶望方向に情緒乱れることも、
感動方向に情緒乱れることもなく、
なんか、無無無無無・・・の虚無しか残らなくてさ。
それを絶望と呼ぶなら成功してますが。
命を丁重に扱ってこそ、ここぞというときの絶望の重みが増すんだと思う。
命を軽々しく扱うとその分絶望もぺらぺらになっちゃうよね。
えーんめっちゃ文句言ってるような感想になってる!
ちがう!終ヴィルおもしろかったよほんとに!
おもしろかったからこそつい書いちゃうの!
このへんでいったん個別感想はさむ!
セレスちゃんのことは好きになりました。
控えめで健気でかわいくて好き。少しだけ陰惨な雰囲気が残っているのも個性があっていいね。
攻略順です。
シアン・ブロフィワーズ CV:細谷佳正
めっちゃ少女漫画だったね。
ちょっとしたきっかけで部屋のもの壊しちゃって、
尊大な男の言いなりになる展開、
少女漫画の第1話で親の顔ほど見たやつや(^ω^)大好き
もう設定だけで勝ってるんよシアセレは。
合理✕感情、神✕死神の対極CP、これまで合理性一本で生きてきた男が感情に振り回される展開、
尊いルートになること約束されてるやん。
わたしの大性癖CPです。
前半めっちゃくちゃ激萌え展開だった。
シアセレかわいすぎてかわいすぎてかわいすぎてかわいすぎて・・・
着ていた白衣投げつけて
「――これで。名実共に俺の部下だな」尊大な男と健気な女の関係性、たまらん!
いつものクセで手差し出したらサンドイッチ出てこなくて、
セレスがいないその違和感気付いていたくせに。
いざ会えたとなると「全自動サンドイッチ供給機」なんてぞんざいな呼び方してんの最高かわいい。
嬉しいくせに!!!
無意識に手差し出しちゃうくらい、もういるのが当たり前な存在になってたくせに!!!
あと、次々差し入れに来る三人見て、唐突にあの中に意中の男がいるのかなんて言い出して、
いません言うたら口の端上がってるのもほんと爆萌えしたし、
どう見てもセレスちゃんのこと失いがたい存在になってるのに、
「俺はお前に返すような感情は絶対に持たない」とか言ってるのアホ可愛すぎた。
もう持ってんじゃん!!!!!
美味しい!!!!!!
でさぁ、
「……それに、諦めてしまえば」
「いつか来るお前の死に対して、何の対策もできなくなる。
……それだけは、ごめんだ」
えっおいおいおいおいシアン・ブロフィワーズさんしっかりと特別感情抱いてるじゃないですか!!!
なんで自覚してないんですか???笑
ってなって、
「未来の伴侶となる女を
好き好んで殺す男が、この世のどこにいる?」
自覚した途端フルスロットルだな!!!
ってしっかり萌えてしまった。
ただ、やっぱりインスタント絶望挟まったせいでぶち上がりきれなかったな。
だってさ、嘘と保身で塗り固め、何の理由も信念もなく、筋も通さず、アドルフと子どもたち殺した王族と近衛兵がどう考えても悪いじゃん。
シアンとセレスに何の落ち度もないじゃん。
だからその後、シアンとセレスが、自分が関わらなければ
……みたいな想いを吐露したとき、
いや悪いの王族なんで
……ってマジレスしちゃってさ。
シアンとセレスが責任の所在を履き違えているように見えちゃったから、上手く感情移入できなかった。
本当にシアンとセレスに責任の一端があってアドルフたちが殺されていたなら、
セレスをやっと泣かせてくれたの、もっと感情移入できて尊いシーンだっただろうに。
とはいえ、最後の最後、
「最初に恋をするなら、お前がいい」
は最高シビれた。
あのシアンからここまで引き出せたのにあの絶望エンド、大好きでした。
恋愛感情なんて無駄だといってリライバーに引き継げない設計組んだ張本人が、
その恋愛感情を覚えたがせいで苦しむの美味しいぃいいい!
救済エンドは「ECCHI担当なんだな、まぁ紫だもんな」って思った。
ベストスチルこれです。

わたしもジグソーパズル趣味やけど3000ってまぁまぁでかいよな。あの部屋でできるのか?
マティス・クロード CV:天﨑滉平
マティス√が最もわたしの感性にガン刺さりした。
圧倒的年下嗜好のわたし、有能かつ生意気な塩対応後輩が好きなんですけど、
マティスみたいなタイプでもいけるんだなと思った。笑
まず手を繋いでいるスチルで
「マティス!!!こうやって見るとしっかりと雄!!!」って思った瞬間にもうマティス好きになってたw
あとこれ。
「…………それって、子供扱いですか?」
「あなたと僕は、一つしか年齢は違わないのに……」
最高最高最高最高
こういうことを年下に言われたいんだよわたしは!!!!!
あとね、マティスの自分の心を大切に大切にして紡ぐ言葉選びや感性が、めちゃくちゃ好きなの。
「僕は、もう取り戻せない過去よりも――
あなたと共に過ごす【今】が、
【一番】幸せです……!」
「僕は――あなたに、
きらきらとした、【恋】をしています――って」
「……本当は僕だって、復讐よりもあなたとの穏やかな日常で生きていたい……」
「この復讐心を、なんらかの形で消化しない限り――」
「僕は……前に進むことも、終わりを迎えることもできない……!
あなたとの時間を【幸せ】と感じることすらできなくなる……!」
今の日常やセレスへの想いが尊いものだって自覚できているのに、
それでも復讐に駆り立てられ復讐を優先する、その先にしか幸せがないからって冷静に導き出すマティスが好き。
想い合っている二人が一つ屋根の下にいながら、
お互い自覚を持って対立している構図が好き。
マティス√、ばんざい。
原稿に紡がれた告白を読んで、
こんな、あまりにも綺麗な言葉を【気持ちごと守って】って言ってセレスに託したの、、、?って、
そのマティスの感性が尊くて苦しくて泣いて、
それと同時に、そこまでして守らないといけないほど復讐心に飲まれているマティスに大興奮した。
後はエンディングまでずっと最高展開だったよ。
さっきも書いたけど、マティスのアイデンティティが根底から覆された瞬間の、
足元が崩れ心臓の裏側が冷えるような絶望よ、、、
マティスがセレスに向けてくれた感情すら、
ダウンロードされたカミーユの記憶、カミーユがロザリーに向けた感情からきたものかもしれないって思わされて。
(マティスくんが抱いた感情、すべてが
……偽物だったの?)から、
マティスとの思い出をひとつひとつ振り返ったところでもう号泣。
ここで「贖罪の船出 -Memory-」流すの卑怯なんよ、、、
神タイミングすぎ。絶対泣くやんこんなの。
「確かに過去の記憶や、そこから生まれた感情自体は、他人からの借り物だったかもしれません」
「でも
――私という【死神】に、出会ってからは?」
「あなたが受け継いだ、たくさんの記憶の中に
――」
「たくさんの人を不幸にする、こんな不吉な女は……他にいましたか?」
「いるわけ、ないじゃないですか……!」
「他人のことばかりを考えて、自分が損していることにも気づかない――」
「こんな優しい、死神なんて――
今目の前にいるあなた以外に……誰一人……!」
「ならそれは――。
何千何万の記憶を組み込んでも得られない、あなただけの記憶です……!」
ずっとずっと酷い目にばかり遭って、
死神の力なんて要らないって嘆いてきたのに。
それが、マティス固有の感情を肯定する、唯一無二の根拠になるなんて。
鳥肌でした。
ひとつひとつマティスの想いを手繰り寄せて肯定していくセレスの言葉が神すぎて泣いたよ。
ここがマティス√で1番好き。
「何度他人の生を繰り返しても恋をする」「頑張るよ」って健気なマティスの決意に号泣、
最後にあの詩で、わたしたちの知っているマティスが還ってきたことに号泣、
人造人間としての命が閉じていく中の、まどろみのような会話で号泣、
「次は、さびしがりやの死神と、ひとに創られた人造人間のおとこの恋愛小説を書きます」で号泣。
ずっと号泣してんだけど。
「僕はまた……
君に恋するために……生まれてくる、よ。
…………約束、ね……?」
「
……はい。
いつまでも待ってます」
「また一緒に小説を書けるまで
――待っているって言いましたから
……!」
わたし、ルート途中で何気なくした約束が、
最後の最後に尊くて壮大な約束になって返ってくる物語大好き。
約束をキスで交わして離ればなれになる物語大好き。
生まれ変わっても、記憶がなくても、
目に見えない結びつきに呼ばれて巡り会って、これから恋が始まるって文脈で閉じる物語大好き。
マティス√最高!!!
ありがとうございました!!!!!!
ベストスチルこれです。

エンディング前、夜の海での約束スチルとめっちゃくちゃ迷うけど、この「マティスって男なんや!」感が好き。
ルート中もう少しマティスから雄みを感じられたら、迷うことなくマティス最愛だったな。もうあとほんの少しだけ自分本位な雄みが欲しいのよ。
初周カミーユにしゃしゃられるエンドで怒り狂ったけど、
(わたしは胸糞男にエンディング枠乗っ取られしゃしゃられるのが大嫌い)
救済エンド尊すぎて記憶抹消されました(^ω^)
見てこのあたかも初周で救済踏んだかのような感想。
絶望エンドなんてなかったんや!
リュカ・プルースト CV:平川大輔
まじで悔しい。
リュカ先生が圧倒的性癖だったのに。
抱き留められたスチル大興奮したし、
死刑執行人のくせにいけしゃあしゃあと、
「そのような危険な計画に参加するなんて」
「それはさすがに心外です。
いつから君はそんな意地悪を言う子になってしまったんですか……?」
とか言い放つところ大好きだった。
ああ~~~まじでリュカせんせと地獄のような恋愛したかった。
いやそりゃ死刑執行人だとは思ってたよ?わかってたよ?
立ち絵でな!!!!!
(もう攻略対象の立ち絵にそのままフード被せて謎存在の立ち絵にするのほんまやめようや~~~)
でもわたしは、
確固たる信念のもと、誰にも理解されなくて構わないと一人孤独に戦いながら、正気を保って人ころしてると思ってたの。
そういうリュカせんせと、この人を絶対許しちゃいけないのに、どうしても惹かれてしまう、どうしても救いたいと思ってしまう……っていう地獄みたいな恋愛がしたかったんだよ。
騙されて洗脳されてオクスリキメておかしくなっちゃってるなんて予想してなかったの!!!
それはそれとして、
お喋り中たまーにのぞく尖った犬歯と、
女性的な顔立ちにチラ見えする太い眉と、
決して男性的な服装ではないのに男!!!って漂ってくる部屋着姿と、
死刑執行人時の佇まいよ。
ビジュ、ありとあらゆる方面から死角なくドタイプ。
ハルバート構えたリュカせんせ優勝。

え???
この顔立ちと前腕伸筋のギャップえっっっっぐい破壊力やないですか?
上腕じゃなく前腕が発達してるのが激激激激激ヤバなんだよな。
苦しいとち狂ってキレそう。
たださ、さすがに人ころしすぎ問題なのよ。
終盤、セレスちゃんの「愛して、いるから」に、
愛!?
いやいやいやいや愛!?
もう愛せるかどうか考えるフェーズ通り過ぎたから!!!
ってなったわ!!!笑
最後の方もう飽きてきてたもん、あ、まだいく?まだころす?みたいな。
ナディアちゃんのリライバー見せられたときと、
あの部屋で別の生命体になったナディアちゃん見たときは本当に胸糞MAXではらわた煮えくりかえったけど、
そこからはなんかもう、現実離れしすぎて空想か神話みたいなところ行っちゃったよ。
あと洗脳とか操り人形みたいな流れマティス√で見たばっかだったから、
正直、またそれ?って思ってしまったし。
リュカ√終えた直後は、ドン引き以外の感情が残っていなかったね。
愛とか悲しいとか切ないとか苦しいとか救いたいとかない。ただただドン引き。
はあああああああリュカせんせとドロッドロの地獄みたいな恋愛がしたかったよぉおおおおおおお!!!
我を忘れたリュカせんせに押し倒されてめちゃくちゃキスされたことがほんと忘れられない。
自分で抑圧しておきながら耐えられなくなって爆発して欲ぶつけてくる穏やかな男この世で1番好きだから、、、
大大大大性癖イベントで衝撃過ぎて体の機能がおかしくなった。
終ヴィルで唯一セーブポイントつくったのここだった、圧倒的優勝・・・。
あぁ・・・リュカせんせと恋愛したかった・・・まったく恋愛してないんよ・・・うぅうううう泣
火事の中復活した天使だから好きになったなんて理由では萌えられません。
ベストスチル。

もうこんなに性癖なのどうしたらいい???
展開次第では絶対萌え転がって死んだのにぐや゙じい゙泣
リュカ√扱い酷くない?
救済エンドのスチル墓かい!って思ったし、
名もなきモブ少女の口からたどたどしく綺麗事を言わせてリュカを肯定しにいく手法、好かん。
そういえば、ナディアちゃんのことは好きだし天使だと思っていますが、
ダハト✕ナディアは頑なに認めません。認めない宗派です。
ダハトからナディアへの感情は、ナディアがダハトの信念に合致しているから保護に値するというものに過ぎずそれ以上の特別な意味はありません。(知らんがな)
リュカせんせとセレスちゃんをくっつけたがるナディアちゃん大好き。
イヴ・ノワージュ CV:斉藤壮馬
さいとうそーまで青!
わたし、いつも運命枠の男のこと、
「運命力一本で勝負してくるならわたしは落ちひんよ?」みたいな斜に構えた目でしか見てないんだけど。
イヴセレ運命CP大好き!!!!!!!!(手首ドリル)
「リコリスの化身たる彼女は――生まれ落ちたその瞬間から!
守護者たる、このイヴ・ノワージュのものだ……!!」
満を持して明かされるフルネームの圧倒的運命力で震えた。最高。鳥肌。
ずっとずっとイヴがリコリスの花をあいし慈しみ大切に育ててきたのを知っているから、
セレスがリコリス・ノワージュの姫君だったとしたらそりゃセレスはイヴのものだよ、使命を喜びずっとずっと大切に育ててきたイヴのものだよって思った。
イヴ√って、
リコリスに纏わる真相が明かされて、
その花で結びつけられた運命的な関係が明かされて、
出会いも、想い合いも、最後のクライマックスも、
印象的なシーンはすべてリコリスの花畑で。
こういう徹頭徹尾一本の象徴で貫いて作られた物語が本当に大好き。
こんなんどう考えてもイヴ・ノワージュが主人公じゃん。
正史じゃん。終ヴィルTRUEじゃん。
偏愛の男になってからのイヴ最高セリフしか生み出さなくてずっと興奮してた。笑
―俺は、この国の希望を摘み取って――。
彼女が生きる理由を見つけるまで、生かし続けてやる……!
「この国のすべての命より、俺は彼女の命と愛を取る」
「――いっそ開き直っちゃおうよ。
『自分は意地悪な死神なので、見ず知らずの他人を救う力は一欠片もありません』――ってね」
「でも、見ず知らずの他人より……。
俺はどんなに罪深くても君の命を優先したい」
「共に苦しんでいこう、セレス。
自分を許せないなら、幸せになんてならなくてもいい。
俺は君と共に……咎を背負いながら、苦しんでも生きていきたい」
やっぱり世界とか常識とか倫理とかより、
自分の信念と感情大事にしている男が最高。自分本位な男最高。
イヴが主人公です。(2回目)
【博愛の男】が【偏愛の男】になったの、
ただただ、自分の意思のありかが、「あいされたいが故の博愛」から「愛を知った偏愛」へ移っただけで、
イヴの
自分がこうと決めたこと以外聞き入れず影響されず、そのために自分のすべてを賭けられちゃうイカれた本質は何も変わっていないと思う。
そういうところがめちゃくちゃ好き。
「ずっと死にたくなりながら、生きていきますよ……!!」
は最高の名言です。
一緒に苦しみを乗り越えてくれる男は数多いるけれど、
一緒に苦しみながら生きてくれる男はなかなかいない。
あと、作中ほぼ無敵のシアンに唯一正面から負けを味わわせているのがイヴっていうのもいい。
「毒素の消滅を図るでもなく、特効薬の制作を志すでもなく――。
……彼女の能力に頼ると決めた時点で!
あなたは他者の助けがなければ呪いに抗えないと! 自分から公言したも同然なんだ……!!」
イヴが主人公。(3回目)
世界と命を天秤にかけた問答してるのに、
「やだ」ってぷいするイヴ最高かわいかったな~!
てかさいとうそーま天才過ぎた。
某作品でも20000回言ったけど、さいとうそーまの「おいで」で死ぬ命がありすぎるね。
毒素よりよっぽど致死率高いですよ。
叫ぶシーンも泣くシーンも天才天才天才。
まぁイヴ√に物申したいこともあります。
・
なぜ泥酔したイヴに膝枕して頭撫でるシーンをスチルにしない?????
どんだけセンスなき者の所業なんだ。乙女げーむやってるんだぞこっちは!!!
・ヒューゴのこと、むちゃくちゃ嫌い
「あいつに必要なのは
……理解じゃなくて、【共感】だったんだな」とかわかったような口きいていましたが、
共感なんてまったく同じ立場でない限り傲慢なだけだし、
イヴに必要なのは【理解】だと思いますよ。
あなたが理解すらできていなかっただけです。と思いました。
大切なこと何にもわかってないくせにわかったような口きいてしゃしゃってくる男、大嫌い。
・絶望エンド、唐突に精神を病むな!!!
病み方が気軽すぎる!!!
精神壊れちゃって死体と過ごすことがそんなに絶望ですか?
というかリュカせんせで見たよそれ。
病むな!!!!!
正気のまま地獄を歩け!!!!!
もう一つの絶望エンドの方が好きです。
ただ、手首はこわいよ。
リコリスの髪飾りが入っていたのめちゃくちゃ素敵なのに。
どんな文脈であろうと手首入ってて喜ぶことないと思う。ホラー。
・奥行きをください
毎度のことながら、イヴの周りにいた大人の倫理観が終わりすぎてて、
火傷を負った後のイヴの凄惨な状況が、リアルに伝わってこなかった。
イヴ両親が「いや、そんなこと言うやつおる?」ってくらい胸糞発言の末あっさりイヴ捨てちゃうの、現実味がなくて、逆に可哀想って思えなくなっちゃった。
親なんだからって言い聞かせて何とか愛そうとしたけど、どうしても愛せなくて苦しみながら捨てた・・・って方が、イヴの悲惨さや、愛を渇望する切実さが奥行きをもって伝わってくる気がする。
終ヴィルに限った話じゃないけど、モブの発言や接し方があまりに極端だと、
あぁ印象操作ねとしか思えなくなって、リアルに刺さってこなくなるんだよな。
モブには人間味のあるリアルな反応をして欲しい。
(イヴの親をモブいうな)
そんなだから、セレスが火事の件で自分を責めるのも、それをイヴが諫めるのも滑稽に見えてしまった。
周りの大人が終わりすぎてて、セレスの責任や自己嫌悪が霞んじゃって。
イヴの仮面の下を見てしまった後心を通わせるシーンも、
もっともっとイヴの悲惨さや愛への渇望が刺さっていれば、もっと感情移入できたのになぁって。
いいシーンなのになぁって、ちょっと俯瞰的な目で見てしまって残念だった・・・。
イヴ√めちゃくちゃ大興奮したし、
イヴセレ運命CPが正史だと思っているし、
リコリスが象徴的な物語めちゃくちゃ大好きだけど。
最愛かと問われるとそうじゃないのは、
イヴの脆さに奥行きが感じられなかったから。
あと、イヴちょっとかっこよすぎたな。笑
やっぱわたしは、
傷つき続けているのにそれを誰にも触らせず、
一人で諦めたようにアイデンティティと戦っている男が好きで、
そんな脆い男に、自分本位な言葉で幸せをわからせるのが好きなんだなぁと。
イヴの数々の最高セリフ、攻略対象じゃなくヒロインが言ってくれるのが好きなのかもなと気づいた。
ベストスチルこれです。

この綺麗な空に胸が締めつけられて好き。運命。
アドルフ CV:八代拓
アンクゥ CV:興津和幸
ベストスチルから貼るか。
アドルフ

おさなな~~~!
「聞けるわけないだろうが」
「幼馴染……それも兄貴分が、
異性として意識されるまでにかかる、膨大な時間を舐めるなよ――」
「俺の見立てだと、
あと5年は確実にかかる……」
「だからその前に死なれたり、別人に仕立て上げられたら困るんだ」
「あ、はい――。
恋愛感情を舐めて、すみませんでした……」
ここめっちゃ好きだったw
ただ、そもそも第三幕までにアドルフとのエピソードが少なすぎて、
こっちとしては恋愛感情どころか、
義兄としてしかみられないって感情すらないのよ。
ただ他ルートでたくさん無意味に死んだ人、って感じで。
だからセレスを好きになったきっかけの話も、サブキャラのときと同じテンションでしか聞けなかったんだよな・・・。
アンクゥ

かわいそうにね。がんばったね。
連れて行っていいよ。
袖を口元にあててにっこりしてる立ち絵かわいい大好き。
冥界に帰るアンクゥ、
煙幕で目くらまししている間に急いで物陰に隠れてただけなの、
おもしろかわいすぎんかった!?!?!?!?
アンクゥかわちいかわちいかわちい使い魔として連れ歩きたい。
かわいいという気持ちは溢れているんだが、
自己犠牲男からの愛を嬉しいと思うことができない・・・。
自分本位な男が好きなので。
いやあのね、第三幕、
まじで恋愛した記憶がないんよw
っていう話をこれからします。
● 終ヴィルが伝えたかったもの
シリアス色の強いゲームは特に、
そのゲーム全体を通して伝えたかった「メッセージ」は何だったのかがすごく大切だと思っているんです。
いちいちこういうこと言い出すから勝てなくなるんだよ。わかってるよ(^ω^)
わたしは人生ゲを過激に全肯定する人間なのでここでシャレマニの話をします。(大変申し訳ございませんがシャレマニ未プレイの方は
【シャレマニの話おわり】まで飛ばしてください・・・絶対に読まないで・・・泣)
(念のため下げ)
シャレマニは、あれだけSFに纏わる問題提起(ディストピアやAIの責任所在など)を散りばめておきながら、
最後の最後までその是非を正面から問うことなく、
「知らなかった一面を知っても、目の前の人を信じ抜けるか」
これ一本で物語全体を貫いたことが最高だったんですよ。
どのルートをやっても、根底にはこれがある。
物語の真相に直面したプレイヤーが、最後の最後に問われる選択もこれ。
「信じられますか?」
そうやってわたしたちは、シャレマニという作品全体を通して『信じる』とは何なのか?を考えさせられるわけです。
これはカラマリなら「正義とは何か」
CZなら「目の前にある当たり前のような日常を大切に噛み締めること」
かなとわたしは解釈してる。
そういうふうに、個々のルートでも、その集大成である真相ルートでも、
この作品はこれを訴えかけてるんだ!!!っていう極めてシンプルなメッセージが伝わってくる作品が素敵だと思うし、好きです。
【シャレマニの話終わり】
終ヴィルって何を伝えたかったんだろう。
たいてい、集大成である真相ルートで黒幕と信念のぶつけ合いをすることで、その作品のメッセージって見えてくると思うんだけど、
終ヴィルの黒幕、この国ベスト3くらいで倫理観まともなんよ笑
「儚き命を生きる尊さから目を逸らし、理不尽に争うこともしなかった堕落こそが、
この国に巣食う最大の『呪い』である!」
ほんまそれな案件なのよ。
ダハトって手段は狂ってるけど、思想はマジのマジで正しいと思う。個人的には賛成しかない。
それまでほんっっっまに胸糞すぎる国民を延々見てきているからな。
んでその黒幕の宿敵・アドルフは、
黒幕の信念に物申すわけでもなく、「告白の返事を聞きたいから」セレスを助けに来て。
(いやそれ自体はアドルフらしいしすごくいいと思うんだけど)
アドルフはダハトの信念に興味ない、
ダハトはアドルフの恋愛感情を否定しない、
信念全然ぶつけ合わんのよな。
黒幕、何のためにいたんだ?笑
その黒幕を倒すのも、宿敵アドルフとか、効率派シアンとかじゃなく、母君でさ。
それまでずっと『科学と倫理』にフォーカスされていたのに、黒幕を倒すのが対極概念の男じゃなくて、母君なんかいって。
救済エンドのエピローグで急に家族愛にスポット当てられても
……。
そもそも、マムに好感持てる作りになってないんよ。
シアン√ではアドルフ殺されてあんなに病んでたのに、
イヴ√では相手がシアンだから?あっさりしてるし。
そんなルートによって情緒不安定なことある?
死刑執行人の顔溶かした理由も謎だし、
たまに気が狂ってセレスにすら危害を加えるし、
とてもじゃないけど、
「この国で唯一まともだった女王」とは思えんのよ。
本当に、儚い命を生きる尊さを重んじていた方なのですか?
まぁそれが、リライバー化による感情の喪失なのかもしれんし、
変わってしまったからこそ、ダハトは母君を殺したんだけれど。
黒幕と信念をぶつけ合って、
対極概念にいる存在が黒幕を倒す、っていう構造になっていないから、
この作品は、ダハトにここまでのことをさせて、黒幕として登場させて、
一体何を伝えたかったんだろうって思ってしまったのね。
それなら、
死の運命にも、絶望にも負けずに、
愛する人の手をとり、苦しみながらでも「生きる」ことの尊さ
がバチクソに刺さってきたイヴ√の方が、真相ルートっぽかったなと思うし。
リコリスを象徴として物語が一貫していた点からしても。
第三幕はきっと、
アドルフ/アンクゥの関係性の新しさと、その真相が見せ場だったんだろうなぁとは思う。
でもさ、黒幕にそのキャラクターから外れる行いをさせて、
黒幕を討つのはアドルフでもアンクゥでもなく母君で、
それまでずっと【遺伝子】勝負だったのに、急に時空超えてましたーとか言われて、
その見せ場に持っていくために、ちょっと無理繰りしすぎてるのよ。
与えられる情報が多方面に分散しすぎてて、何を軸に物語をみたらいいのか、わかんなくなっちゃった。
えっここで急にダハトが生を軽んじるの?
ダハトを黒幕として登場させて、何を伝えたかったの?
母君がダハトを討ったことにどんなメッセージがあったの?
って混乱のさなか真相が明かされて、
どう見てもアンクゥにスポット当たってるのに、
肝心なところは「時空超えてましたー」で一気に実体なくなるし、
アドルフ救済エンドっぽいのにアンクゥに尺喰われてるし、
ルート構成もシナリオも、アドルフとアンクゥを同一視して欲しそうに作られていて、
アドルフも、アンクゥの想いまで背負おうとしているけど、
アンクゥは最後、そう呼ばれることが嬉しくなっていたと言い出して、
アンクゥはアンクゥとして見てあげるべきなん?って迷子になり、
ほんで急に5年経ってアドルフと恋愛展開されても、気持ちついてこないんよ。
科学と倫理がテーマだったのか、
生死と愛がテーマだったのか、
普通の男と愛がテーマだったのか、
壮大で献身的な愛がテーマだったのか。
もう誰の何のルートなのかわからないし、
このゲームを通して、何を感じ取り、何を考えて欲しかったんだろうとか、
冷静に検討してしまうくらいよくわからんかった第三幕。
集大成なのに。真相ルートなのに。
ここまで駆け抜けて、何も、何も残らないのか・・・?
アドルフ/アンクゥの関係性を最大の見せ場にしたいのなら、
その見せ場が刺さってくるような設定や展開やメッセージ性で、作品を構成して欲しかった。
それこそ、もう少し時空跳躍に寄せて、その要素や伏線を散りばめてシナリオを構成していたら、
もっともっとアンクゥの壮大な愛やアドルフとの関係性が刺さったんじゃないかな・・・。
この終ヴィルのシナリオ構成だと、どうしても1番刺さってくるのはイヴとの運命なんだよなぁ。
それなのに、集大成である真相ルートの最後の最後がアドルフ/アンクゥなのでちょっと唐突というか
……。
そのあたりが上手く噛み合っていなかった印象、、、
同一個体の二人で共同ルートって新しくて楽しかったし、
遺伝子ベースの科学設定と伏線回収面白くて興奮したし、
イヴセレのリコリスを象徴にした運命には魂燃えたし、
ダハトの黒幕解放演出超絶ぶち上がった。
絵も綺麗だし、音楽だって最高だった(サントラ出して欲しいです)。
備えた手札が素晴らしかったからこそ、
何か、何かこれ!っていうメッセージを1本通して、美しく組み立てられていたら、
もしくは真正面からイヴ√真相で構成されていたら・・・
わたしの中で優勝作品になっていたんじゃないかという思いが消えないんです。
面白かった。新たな年の幕開けがこの作品でよかった。
でもプレイ後に何が残ったんだろうと思うとわからない・・・。
迷子です。泣
おたよりください。
おしまい!
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