@Mercury_Xeno
・ゼノブレイド3のメリアについて
長くなりますので先に結論だけ述べておきます。
自分はゼノブレイド3におけるメリアの扱いには非常に満足しています。
ゼノブレイド3にメリア本人が登場するかも…というのが発表された時から自分がずっと気になっていたのが、
「女王として、人の上に立つ存在となった後のメリアの人となりがしっかり描かれるのか?」というところでした。
つながる未来にてメリアが女王になるまでの経緯を描写して一通りの彼女の物語を締めくくった後で、
敢えてこうして再び物語の重要なポストに引き出す以上は(少々言葉が強くなってしまいますが)それを望むのは当然だと思っていました。
極端なことを言うとそういった描写が徹底された上で敵対する理由も明確であるならば、
彼女本人と敵対し討たざるを得ないという展開になったとしても自分は受け入れるつもりでいました。
(と言いつつ、もしそうなっていたら描写が完璧だったとしてもなんだかんだで文句の一つ二つ垂れていたであろうことも容易に予想できるんですが…)
逆に表舞台にこうして引きずり出してまで過去作ファンに配慮して当たり障りのない出番"だけ"で終わらせるなら、
それこそ許容できなかったと思います。
…というか、本編7話まで進めた時点では悪役ムーブをしていたメリアは実は機械仕掛けの偽の女王で、
且つ本物は敵に囚われてしまっている=救出対象扱いということで
本当にそうなってしまうんじゃないかという懸念が渦巻いてました。
今から思えばこれはそもそもノアたちの物語なので、そこを揺るがさず
彼女(とニア)の本編後の人となりの掘り下げを織り交ぜるというのは難しい話だったのだろうと思いますし、
だからこそ最終決戦時の大立ち回り、
そして本編クリア後の彼女のヒーローとしてのPT加入およびそれに連なる
各種ノーマルクエスト・ヒーロークエストの追加という塩梅には納得できましたし歓喜もしました。
追加ノーマルクエストプレイ中はその言動の節々からゼノブレイド1本編・つながる未来で得た経験が下地になったであろうものを感じられましたし、
その過程でノアたちとメリアの掛け合いが多数見ることができたのも非常に満足度が高かったです。
(ハイエンター繋がりでユーニとの掛け合いが多めだったのも嬉しい)
コレクションアイテムの好き嫌いネタみたいなやり込んだ人間にしか伝わらないような小ネタまで詰まっていて芸コマでもありました。
何より自分が満足できたのは、そうして描かれたメリアの人物像からはゼノブレイド本編・つながる未来を通して全くブレを感じさせず、
それでいて1の後も指導者として真っ直ぐ歩んできたのだろうということが伝わってきたことです。
そんな彼女だからこそ兵士たちやシティーの人々から尊敬を集め、ノアたちから一人の人間として仲間として共に歩むことを望まれ、
ノアからかつてのシュルクと同じ言葉が聞けたのだと思うと感極まるものがありました。
ぶっちゃけてしまうと本編ED以上に感動してたと思います。
メリアというキャラクターをここまで導き、新たな地平へと旅立たせてくれた開発スタッフの方々、
そしてWii版ゼノブレイドから変わらず彼女を演じてくださった勝田詩織さんには頭が上がりません。
本当にありがとうございました。