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翠香京:本編

全体公開 4863文字
2022-12-04 16:01:36

第一章 弾幕は実力を表現する道具 ――闘儀場前

♪闘儀場への街並み

千鶴「ディアスさんに先に行かれちゃったけど、闘儀場入れるかなぁ?」

?「そこのお方」



千鶴「む……誰?」

半太「突然ですまないが、一つ質問をしても良いかな?」

千鶴「何々?」

半太「貴方は『パンダ』といったら何を思い浮かべる?」

千鶴「白黒。」

半太「やはりアイツらの方が有名なのか……!!」

半太「ええい、こうなったら粛清するまで!!」

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第一章 ボス

小さき熊猫

風浪 半太
Kazenami Hanta

♪立ち上がる者に勇気あれ ~ Minor's Soul

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半太「ぼぎゃあ……

千鶴「……相手が悪かったわね。」

半太「でも、アイツらにどうやったら勝てるんだ……。」

千鶴「修行でもすれば? どうやるかは知らんけど。」

半太「ビラ配りから始めるかぁ……。」



ディアス「いらっしゃいましたね! 千鶴さんこちらです!」

千鶴「お、いたいた。で、私はどうすればいいの?」

ディアス「とりあえず、闘儀場の待合室から天奏楼にワープして、我らが王、メロニスタ様に会って欲しいのです!」

千鶴「はあ。」


第二章 動乱を餌に記者魂のロンド ――天奏楼 2F

♪対戦闘儀、準備中!

ディアス「そういえば、」

ディアス「メロニスタンの大使として、貴方をメロン派に誘ったものの、」

ディアス「メロニスタ様への紹介文と信用に値する理由を考えておりませんでした!」



ディアス「一回取材のため、力を拝見させていただきます!」

千鶴「お、おう。」

ディアス「いざ、勝負です!」

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第二章 ボス

メロニスタン王国大使

メロディアス・メロン
Melodias Melon

♪記者の本能 ~Medias Soul

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ディアス「素晴らしい! これこそが防衛大弾頭の力!」

ディアス「もうこの戦いはメロニスタンの勝利も同然!!」

ディアス「スイカニアの負けた顔を見るのが楽しみです!!!」

千鶴(情熱が凄いな……。)


第三章 導者と隠し兵器のロマンス ――天奏楼 5F

♪戦士を鼓舞する天奏楼

千鶴「そういえばなんで私の事誘ったの?」

ディアス「えーっとですね、とある傭兵が噂に聞く強い者として貴方様の名前を出されたので誘いました!」

千鶴「誰だろう……。」

ディアス「さて、この先はメロニスタ様の部屋にございます。」



メロニスタ「余はフォース・メロニスタ、メロニスタン王国の君主であるぞ!」

ディアス「では紹介の方を」

メロニスタ「紹介は不要じゃ。」

ディアス「はっ」

メロニスタ「スイカニアとの戦いに勝つには、力が必要じゃな。」

メロニスタ「戦ってその力、示してみよ!」

メロニスタ「召喚! うぬの相手はこいつじゃ!」

千鶴「おっと、あんたじゃないのか。」



???「アルバイト――!」

千鶴「えぇ……

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第三章 ボス

如意槍の使い手

葬魔・飛槍
Souma Hiso

♪黒塗りの如意槍 ~Speed Lancer!

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メロニスタ「決着!」

飛槍「ふう、強かったぜ。」

飛槍「さすが、埋根が言ってた奴だけあるな。」

千鶴「ああ、あいつの知り合いなのね。」

飛槍「そ、話には聞いていたから呼んでみたってわけ。」

千鶴「ふ~ん。」

ピンポーン
「こちら、闘儀場運営でございます。10:30より闘儀開始となりますので、出場される皆様は準備をしてください。」

千鶴「じゃあ次は闘儀場で実戦になりそ……

突然、辺りが明るくなり自分の姿が目の前に一瞬映ったかと思うと、瞬く間に光に飲み込まれた。

千鶴「うわっ!」

あまりの眩しさから目を閉じる。



目を開けると、全面鏡張りの空間に居た。

千鶴「うう、あいつ高木涼がまたなんかやったのかぁ?」


第四章 切なさは甘きノスタルジー ――鏡の中?

♪鏡張りの閉鎖空間

――ステージ開始直後

千鶴「鏡の中みたいな空間ね。」

千鶴「見た感じ天奏楼ごとこの空間に飲み込まれたみたいね。」

千鶴「ずっと留まってるのもあれだし周辺見て回りますか……。」


――ボス戦前

?「あっ! いた!!」



マクワ「私たちの作戦を遂行するには、貴方を排除しないと!」

千鶴「おっと、物騒ね。」

マクワ「排除する前に、貴方にはこの作戦の目的を伝えてあげるわ。仲間になるかもしれないしね。」

マクワ「そう、私たちの目的はこの反乱をもって白鷺野様に直訴するんだ!!」

千鶴「その白鷺野とやら直訴してどうするんだ? そんなに偉いやつなのか?」

マクワ「はぁ。朱鷺野なのに知らないのか? この郷邑の記録を司る白鷺野様だよ。」

マクワ「これはうちのリーダーが言ってたんだが、白鷺野様はこの世界の記録を操れるらしい。だから、私たちの常識も変えてもらうのさ!」

マクワ「そう、元々私がメロンと呼ばれる存在だったのにあいつらは……!」

千鶴「なるほど……。」

マクワ「さて、一回聞いておくわ。私たちの仲間にならない?」

千鶴「うーん、やめとくか。面倒だし。」

マクワ「折角聞いてあげたのに。やっぱり排除するしかないようね。」

マクワ「今こそ常識を変える時、ここでくじけるものか!」

千鶴「やる気なら迎え撃つまでよ!」

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第四章 ボス

嫉妬する甜瓜

マクワ・メロン
Makuwa Melon

♪望み通りの天下が為に ~Minors' Soul

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マクワ「ま、負けたぁ……。」

千鶴「さてと、この状況を元に戻してもらおうか。」

マクワ「ぐぬぬ、まだ負けたわけじゃ……。」

千鶴「あっ、逃げやがった!」

千鶴「追うぞ!」

千鶴「確かこっち側に……


第五章 鏡の奥のキャッスルシティ ――鏡の中の???

♪鏡に魅入られた争い

――ステージ開始直後

千鶴「この雰囲気……相手の本拠地っぽいわね。」

千鶴「……行かなきゃ。」

――道中後

?「ようこそ翠香京へ。」



千鶴「あ、やっと話が通じそうな人いた。」

ペトロ「おお、貴方は。さきほどは部下が失礼した。」

ペトロ「私はペトロクナッド・スイカニア。まあ、ペトロと呼んでくれ。」

千鶴「スイカニア……ってことはここはスイカニアの拠点なのね。」

ペトロ「そうだ。」

ペトロ「さて、この先にはちょいと危険な香りがするもんでね……連れてはいけないのだよ。」

千鶴「それなら、お構いなく。私が倒すから。」

ペトロは千鶴に近づくと小声でささやいた。

ペトロ「表向きには降参したふりをしておいたのでね。」

ペトロ「相手をだますためにも戦ってもらいたいのだよ。」

そして、離れて大きな声で言い放った。

ペトロ「行くぞ!」

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第五章 ボス

スイカニアの皇帝

ペトロクナッド・スイカニア
Petrokunad Suikania

♪宣奏のスイカニア

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ペトロ「貴方の言っている者はこの上に連れてある。」

ペトロ「頑張ってくれ、英雄。」



第六章 夢幻ゆめまぼろしのメモリアルサービス ――鏡の中の翠香京 6F

――道中にて

半太「まだ、負けるわけには……!」

マクワ「私たちの勝利のためにもここで負けてもらわないと!!」

撃破

――ボス戦前



現次「……何者だ。」

千鶴「朱鷺野 千鶴。ここの防衛者よ。」

現次「ほう。面白いやつが来たじゃないか。」

千鶴「……飯食ってる?」

現次「さっきもらったものだ。」

現次「てめぇには一切渡さないがな。」

千鶴「端からもらうつもりないから。」

現次「さて、ここに来たのは何だ? 仲間に入りたいのか?」

千鶴「それならさっき断ったわ。」

現次「フン、まあいい。さっき貢ぎ物をもらってオレサマは気分がいいからな。追い出す前にオレサマの野望を少し話してやろう。」

現次「オレサマはあいつ等が直訴するときの隙をついて白鷺野を倒して全ての記録をオレサマの思う通りに書き換える。」

現次「そして全てを手に入れる!」

現次「だからてめぇなんざオレサマの世界が出来る頃にはいなくなってるかもな!!」

千鶴「はぁ、つくづく自分勝手だこと。」

現次「自分勝手だと? 世の中なんてそんなもんだろ?」

現次「自分の思い通りにしてはそこにある犠牲など考えたことが無い。」

現次「だからオレサマもきめたんだ。全てオレサマの思い通りにしてやるってな!」

千鶴「なら私も私の思い通りにしなくちゃね。」

千鶴「郷邑の防衛者として、私はあんたを倒す!」

現次「ふん、よかろう。来い!」

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第六章 ボス

幻想を抱く喇叭吹き

柵 現次
Shigarami Genji

♪呑んで溺れる名誉酒 ~ Cargo Cult

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エンディング

♪納得できない鏡中

千鶴「そう簡単にこの世界のルールは変えられないの。これで観念した?」

あきれた様子で千鶴が話しかける。
すると現次が隙を突くかのように逃げ出した。

千鶴「あ! 逃げやがった!!」

涼「このまま泳がせて上の奴らの場所突き止めるから、安心してね~。」

千鶴「あ、ようやく出てきた。何やってたんだ今まで。」

涼「寝てた。」

千鶴「……そんなんで生活リズム大丈夫か?」

涼「うーん、多少。そんなことより千鶴も疲れたでしょ? 一旦闘儀場に行くよ~。」

千鶴「で、でも……。」

涼「あいつのことはほっといて大丈夫だから。」

闘儀場に戻った千鶴が見たのはメロニスタとスイカニアの二人だった。

メロニスタ「じゃあ、時期は双方の体力が回復次第決定、それと今回は族の者のみで行うというわけじゃな。」

ペトロ「ああ、そういうことで頼む。」

メロニスタ「お、今回の英雄がお帰りのようじゃな。」

千鶴「えーっと、ありがとう。」

ペトロ「さて、本来は闘儀を終えた後にするはずだった宴を先にするとしよう。」

千鶴「む? 敵同士でそんなことしていいの?」

ペトロ「元から敵同士というわけじゃなくてだな……。」

メロニスタ「簡潔に言うと、お祭り的な感じで戦ってただけなのじゃ。」

千鶴「なるほどね……。じゃ、私は先に失礼するわ。」

涼(あ、あの人連れ戻すの忘れてた。折角だし千鶴に探させるかー。)

千鶴「えっ、ちょっと。あんた何してるの?」

涼「ちょっと人探しをね……。」

Next EXTRA STAGE……

♪ミラーインザフーリッシュ



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