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麒麟児たちの憂鬱

全体公開 ォョ関連 14 2360文字
2022-12-28 08:09:12

麒麟児たちの憂鬱 裏話
読了後に読むのがオススメです

Posted by @kurato0o

「麒麟児の憂鬱」解説と詳細

※ネタバレでしかありません※


・テーマ
前編 「恨み辛妬み嫉み」「異端である定義」
後編 「不条理」「異端者の決断」

・構成
前編後編にするつもりは元からありました。
前編では主に「積年」「発散」に重きを置いていました。
後編では「連なり」「続き」「選択」でした。
前編で一度終わった話なので、テーマはがらりと変えて内容やテンポも変えてます。
前編はとにかく再会したォョがどういった感情なのかを描いていて、後編はその上でどういった結果を選ぶのかを描こうと思っていました。
助平に関しても前編はォはョの気がなくなるまでは口をききません。理由は単純にムカついてるからです。ョの言葉に衝撃を受けたのもあります。後編はお互いにある意味で割り切っているので、そういう小ネタはありませんが、前編の方が書きやすかったです。
後編でォが若干攻撃的なのは「こいつまじで生きてんだろうな」の確認です。

・色違いのゾロア「アオ」に関して
ショートムービーが公開される前から色違いゾロアは作品で登場させたいキャラクターでした。
理由として「人間に迫害された」というバックボーンが個人的に空から落ちてきた人間、余所者と呼ばれたョと重ね合わせて印象が似ていたことが大きいです。
色違いにしたのは発端は気軽なものでしたが、異端児の話にしようと思った時にぴったりだなと思いました。カラーリングも含めて。

アオはョの考察では色違い故に群れに馴染めなかったとありますが、アオは実は群れの中でも強くて好戦的な性格というのが設定としてありました。
はぐれたり邪険にされたわけではなく、ョと出会ったとき傷ついていたのは、ゾロアークのいない群れの中で懸命にほかの仲間を率先的に守ったからです。仲間は先に逃がしたので、アオは置いていかれることとなり、ョと出会いました。出会ったョがあまりに切なそうなので、守ってあげなきゃという気持ちと恩返しの気持ちで一緒に行くことを選んでます。
ョと過ごす日々は楽しかったけれど、常に群れのことは覚えていました。
後編ではヒスイの神話にちょこっと触れていますが、進化したのをきっかけに群れに戻りたい気持ちが強くなります。
ョがォといるときに笑っているので安心した気持ちも大きく、今ならもっと群れを守れると思ったからです。
アオの感情の動きは本編のョを思って描きました。
故郷のことを忘れられず、けれど今いる仲間のために奔走する。
敢えて作品の中では故郷について描いていませんが、ョもォもアオも根底には故郷への大きな感情があってそれは切っても切り離せないものであることを人の言葉を使えないアオに託しました。
群れに戻ってからのアオは立派なリーダーになると思います。
余談ですがアオはォを割と気に入っています。

・色の使い方
青→テーマカラーでもある。異端や孤独の描写。
赤→命の描写。
白→神話や故郷、割とォに関連する時に使っています。
色は作品ごとにこの色を出す時はこの話!と決めて使っています。

・どうしてもやりたかったモチーフ
アニメ無印21話。「バイバイバタフリー」
サトシがはじめて自分の手持ちとお別れする、しかも初の自分で捕まえたポケモンとのお別れがとても印象に残っていて、折角昔から大好きだったポケモンで創作するならバイバイバタフリーやりたい!と思ったのがきっかけです。
なので前編書く前からアオとのお別れは決めてました。前編はパッション優先で書いていたので入れることが出来ませんでした。
またョが背を向けるところは39話「ピカチュウの森」でのサトシをイメージしています。
ォは故郷を失い、ョは帰ることが出来ない。
なのでアオには戻ってもらいました。
それぞれの異端児がそれぞれ今後も生きていく上での選択をするという結末を描きたかったので良かったと思います。
けどアオに愛着が湧きすぎて書いてる私は号泣してしまい、大変宜しくなかったなと思います。
号泣しました。
その後バイバイバタフリー見てまた号泣しました。

・語れない部分について
後編は「これどういうこと?」というシーンが割とあるかなと思いますが、ここに関しては言及する気があまりありません。
ゲームの中では伝説ポケモンとの出会いをプレイヤーが体験することにより、神話や伝承を追体験しますが、その実情はやはり考察するしかないのが私は魅力的だなと思っています。
アオの進化やョの走馬灯、またそうなる事件に関してォもョも考察していますが、神話に答えがあることの方がイレギュラーであると思うので、語ることはしない方が世界観的にもいいかなと思います。一応ちゃんと設定はあります。
あくまで異端児たちの話なので、その説明を本編でする必要は感じませんでした。

・まとめ
アオとの別れは最初から決まっていましたが、ォョがふたりでいることを選んだのは割と構成組み立てる時に決まったので本人たちの意志のように感じています。
というかもう一度お別れさせるのはちょっと悲しすぎた。
感想でもお声を頂くことが多かった前編のョの「呪われろ」は私もお気に入りです。
「うらみつらみ」はゾロアの覚える技でもあるので前編はとにかくそれを意識して書いていました。
楽しかったです。
タイトルも深夜テンションですごくいいのが出来たなあと思ってます。
私にしては珍しく分かりやすいタイトルだなと思います。




ここまで読んで下さりありがとうございます。

再販に関してですが、
在庫が少しあるので3月チャレ!に持っていきます。
通販に関してはなんともいえませんが、たくさんの方に手に取って頂き本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。





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