@Rom_Dagashiya
ここは郷邑の街。
昨晩降った雪が積もっている中、布団の中で目を覚ましたのは「全世界コッペパン協会」防衛大弾頭、朱鷺野 千鶴である。
長めに布団にくるまっていたおかげでいつもより遅い起床である。
「朝ごはん作っておいたので食べてください」
という夜帖のメモを見たので指示通り朝ごはんを食べつつ、外の騒がしさに耳を傾けていた。
千鶴「外がやたら騒がしいわね。何かやってるのか? ……というか夜帖は出掛けたみたいね。あとで家の合鍵渡すかぁ」
そして千鶴は朝のルーティンを終えた。
その時、千鶴の家のドアを勢いよく開けられる音がした。
あ、結局カギ閉めてないじゃん! その後悔を感じる暇が無いほどには勢いがあった。
?「千鶴さんもやりませんか! 雪合戦!!」
千鶴「ええっ無理」
思わず反射で拒否した。
心生「そんなこと言わずに!」
紋「楽しいですよー」
千鶴「紋もいたのか」
紋「私だけじゃありませんよ?」
心生「街の皆さんを誘ってみたんですから! 他の世界でも同じことが行われていますし、北の闘儀場では大会も行われているんですよ!」
千鶴「はあ……。」
千鶴「どうせ暇だしなぁー。行ってみるか」
こうして千鶴は冬の外へと連れ出されるのであった……。
時を同じくしてここは天京界、鋼鉄の竹林。
そこに立つ家を自らの拠点とする通り魔・埋根は降り積もる雪を目にしながら暇をどう潰すか考えることに暇を使っていた。
片付けられていない空の食器はせめてシンクに入れてほしそうに主の方向を見ている。
いつも片付けてくれる相方の飛槍は今日は急用があったとか。
埋根「あーークッソ暇だなぁ――……」
?「よっ、暇してる~?」
埋根「暇してるよ。完全にな」
埋根の元を訪れたのは天京界の賢者、涼だった。
都合の良い時悪い時に関わらず時折埋根の家を訪れては何か置いていくのである。
涼「暇を潰したい君にこれをプレゼント!」
埋根「何々……? 弾幕雪合戦トーナメントだと?」
涼「そう。これにでも出て賞金稼いだらどう?」
埋根「マジ? 金出るのか?」
涼「目指せTOP4! ってことで待ってるよ~」
埋根「暇を潰すぐらいだったらやってやるか~」
雪合戦大会へと参加するため、埋根は街へと足を進めるのであった。
ここはシエカバネ(仮)のシエカバネ。雪雲の下、天を仰ぐのは那落胤実親である。
実親「暇だなぁ~。降る雪が全部弾幕だったら楽しくなるわね!」
ピンポーン
実親「こんな時に国営放送だなんて、何かあったのかな」
放送「シエカバネ郊外で弾幕雪合戦を行います。出場希望の方はシエカバネ地区運営までぜひお越しを~」
実親「何それ、楽しそうなことがあるじゃない!」
実親は嬉々として合戦場へと急ぐのであった。
ここは聖耳界。冬になったら雪が降るのは聖耳界も例外ではない。
句蛸「覇楽が異界から面白い遊びを持ってきたと聞いてな」
紫冠「ほほう、それは何ですか?」
覇楽「ずばり、雪と弾幕で合戦をする。それだけのことです」
句蛸「で、その運営は誰がするのか?」
覇楽「勿論、私が務めさせていただきます」
覇楽「この覇楽の名にかけて。必ずや成功をおさめましょう」
覇楽「既に参加希望者は集まっております」
覇楽「句蛸様、ご準備を」
句蛸「えっ」
こうして句蛸は雪合戦の参加者を相手にするのであった……。
ルール紹介
自分の身体に雪が当たらなければオーケーな雪合戦。
自分の実力を100%引き出して目指せ雪合戦マスター!!
弾幕のように雪を投げることは可能だが抜け道が無ければいけない。
自機側は雪を丸くチャージして投げる。
(東〇文〇帖などを参照)
相手側は雪で作られた弾幕を放つ。
自機の投げた雪に何回か当たると負け。
能力の使用可。
各自、雪合戦使用能力(以下:使用能力)を持つ。
ステータス
投法:自機側の投げ方。射程、スピードなど特殊な場合記載
防衛:キャラ自機側の時に発動する能力
自機紹介

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自機①
協会所属の防衛者
朱鷺野 千鶴
Tokino Chiduru
能力:迎撃する
投法:「雪が融けるんだけどなんで?」
・射程距離:2
・チャージ:5
・スピード:9
・攻撃範囲:5
・ダメージ:9
防衛:「なぜか融ける雪」
・周辺の雪がランダムで消える
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自機②
地面を貫く魔剣
通り魔・埋根
Toorima Uzune
能力:魔剣を扱える
投法:「魔剣・剣竹林」
・射程距離:7
・チャージ:5
・スピード:7
・攻撃範囲:7
・ダメージ:7
防衛:「鋼鉄の竹林」
・攻撃モーション中は無敵&移動できない
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自機③
ほとばしる閃光
那落胤 実親
Narakuin Sanechika
能力:雷を避ける
投法:「誘雷一撃」
・射程距離:3
・チャージ:6
・スピード:10
・攻撃範囲:2
・ダメージ:8
防衛:「避雷バリア」
・雷を避けることが出来るが、今回は雪合戦なので完全に意味がない。
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自機④
聖耳の血を継ぐ者
聖都 句蛸
Seito Kutako
能力:聖耳の力を持つ
投法:「聖耳国家の権威」
・射程距離:6
・チャージ:8
・スピード:6
・攻撃範囲:6
・ダメージ:6
防衛:「軟体動物回避法」
・弾の当たり判定が微妙に小さくなる
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注意書きというより「知らせておくこと」
某所で郷邑の奴らでの雪合戦を見たい! ってなったのがきっかけのSSもどきの本編です。
九作目に繋がるところがあるので、九作目序幕としましたが、そこまで九作目の要素は無いです。