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バスタフェは『家族愛』の物語。

全体公開
2023-01-31 16:36:12

【バスタフェロウズ 全体感想】
今回短めかな?と思ったけどそんなことはなくド長い。
・演出のセンス!
・家族愛があったかい
・個別感想
・またサブキャラで踊った話
・制作陣の⚪︎⚪︎が苦手
・真相√のモデルなど

ゲーム感想記事一覧


バスタフェ全通!


面白かった、なんと4日間で駆け抜けた笑
(わたしはフルタイム社会人です)


好きだったところから書きます!



❁ 演出陣センスの塊か???


演出が神すぎたため、わたしは冗長で退屈な文章を読まされるのがほんとうに苦手なんだなと気付いてしまった。

バスタフェ、すごいテンポよく話が進んでいくんですよ。

テウタがモズに連絡して検死局まで迎えに行くことになった経緯〜とか検死局の前で待つモズを発見する描写〜とかそのときのモズの様子〜とかモズが助手席に載る描写〜とかモズは運転ができないらしい〜みたいなゴチャゴチャしたテキストがない。


暗転!
二人の車中スチル!
会話開始!


テンポよ笑


でもそれだけで「あ~テウタが帰りに検死局に寄って仕事終わりのモズを拾ったんだな~今一緒に帰ってるところなんだな~」ってちゃんとわかるように作られている。


他にも、

・テウタが考え事していてルカの声が届いていないシーンで、テウタの考え事だけがテキスト表示され、遠くの方でルカが一生懸命話しかけている声が聞こえる
・リンボが指示を出して各々が動くシーンで、暗転、テキスト表示なし、キャラたちの声だけがして場面が変わる(キャラたちの音声だけでどういう指示がされたかわかる)

みたいな感じで、

テキストでいちいち書くと退屈に感じてしまうような描写を、テキスト・スチル・音声に上手く役割分担させ、五感ぜんぶを使って物語を体験させるので、テンポがよく飽きない。退屈しない。
書かなくても通じる無駄なテキストがほんとうに少なくて、素晴らしかった。

(もちろん、文章一つで温度とか、匂いとか、それまでキャラクターが積み上げてきた歴史とか、そういうリアルな情景や言葉以上の空気感をぶわぁあああって広げることのできるライターさんもいるし、
それはスチルや音声では表現できない、文章にしかない魅力だとも思う。わたしもそういう文章は大好きです。
が、ノベルゲにおいてそこまで綺麗で上質な文章が書かれていることって稀で、
「この描写いるんかな」「書かんでもわかるのに」「長くて読むの飽きる」って思わせられたり、
せっかくの尊い展開が蛇足な文章で冷めちゃってることも多いんですよね(偉そうですみません)



静止スチルがムービーに移り変わる演出や立ち絵をうまく使った描写も感動したし、

次回予告もキャラの声だけがごちゃごちゃ再生されていて、
聞き逃さんと集中しながら、えっこんなこと言ってる!次どんな話なんだろって楽しみが増していって、、、

プレイヤーを没頭させる演出が神がかってた!まるで海外ドラマか映画みたいな感じ。
まんまとハマって止めどころがわからなくなりました。


❁ スケアクロウの家に住みたい。


この感想で何度もこの話をするんですが、バスタフェのテーマであり最大の魅力は『家族愛』だと思う。
それはフィクサーの6人だったり、幼なじみ3人だったり、お店の3人だったり……
個別も家族愛が裏テーマといっていいですよね。

その最たる存在・フィクサー6人の空気感がとても好きだった。
バスタフェ箱で好きって言う人が多いのもわかる。


なんかまずキャラ造形が結構他に見ない雰囲気でいいよね。
パッとキャラ一覧見たときの「あ~大体こういうキャラかな~」みたいな予想をいい意味で裏切ってくるというか。

ヘルベチカがあんな自信に溢れて脱ぎたがりで腹黒な女好きだとは思わんやん?
(誉め言葉ですよ)
眼鏡キャラをさ、インテリ枠ではなく「美人ゆえ頭悪そうに見られてしまうんで伊達メガネでカバーしてるんです」なんてのたまうキャラクターとして作り上げたのがすごいなって。
(誉め言葉ですよ)

シュウも、外見と設定からは「周りと距離を置いた一匹狼」っぽいイメージなのに、
意外と下ネタトークに乗ってきたり、ゲームで盛り上がってたり、
誰よりも仲間の意思を尊重するタイプだったり、
そういう、固定概念を覆してくるキャラ造形がいいなって。

日常パートでは、機知に富んだ会話が楽しくて、
シリアスパートでは、ぐっと深いことを言ってくれて、
あぁいいなぁ、好きだなぁって思う瞬間がたくさんあった。

個別もさ、そのルートキャラ以外は、ちゃんとみんな一線引いてテウタのことを大事にしてくれる。
シェアハウスシチュなんだけど、潜在的にテウタを取り合ってる感じも、テウタがあからさまに逆ハーレムしている印象もない。ほんとにみんなで『家族』で、家族として心配して応援してくれてるって雰囲気。
それがほんとうにあたたかくて可愛くて、、、

なんかこう、どのキャラがどんなやり取りしてても、根底ではみんなのことが大好きなんだなって伝わってくる、あったかい空気感が大好き。
何てことない会話でも、ふっとあの場の空気が伝わってきて笑ってしまったり。
日常パート延々見させられてもずっと飽きないだろうなぁ。バスタフェのこの『家族愛』の描写はほんとうに素敵で、個人的にはここが1番の魅力だと思った。



七面鳥を洗濯乾燥機に入れようとするくだりがお気に入りですw


⚪︎ シナリオについて


個人的な感想です。
必ずしも肯定意見ばかりではないのでご注意ください(๑❛ᴗ❛๑)




最初、ガチガチのクライムサスペンスの中で描かれるオトナな恋愛作品だと思って始めたので、いろいろと真逆でびっくりしたけど、すぐ慣れました。
今では、犯罪や事件はあくまで舞台づくりの題材(サブ)に過ぎなくて、
メインは、心が温かくなる『家族愛』の描写と、シチュ萌え&キャラ萌えだったんだなぁと思ってます。


シナリオは、クライムサスペンスとしてはまぁ良くも悪くもふつう……ツッコミどころは多々あるけど物語が崩壊するほど致命的なものはなく、展開もオーソドックスというか……あっさりしたシナリオだなと思った。

なんであっさりと感じられたのかというと、犯罪を題材にしている割に、そこに至った生い立ちや社会的要因、責任の取り方に深入りしないというか……いやここはちゃんと丁寧に描写せなアカンやろ!!!な部分まで駆け抜けさせるトコがあったからかも。笑


クライムサスペンスは、受け取り手に「この犯罪の背景は何か?」「本人の責任はどこまでか?」「社会の責任は何か?」「我々はどうすればいいのか?」を考えさせるのが目的であることが多いんだけど、

バスタフェは、登場人物が罪を犯した過去や、その背景にある社会的問題に直面したときの家族としての支え合い、その延長線上にある恋愛をメインに描いていて、
それに至った本人の背景や責任、どう向き合ってどう乗り越えるかという面は、かなりあっさり。描かれないことすらある。

これは個別の悪役ポジションも同じで、
逮捕されると即フェードアウト。その背景や責任は基本的に描かれない。

たぶん意図してそう作ったんだと思う。
共通第2章のサウリ先生テストで、誰に責任があるか?の問いにタイムオーバーすると獲得できるメモラビリアがあったけど、それが制作陣の「このゲームでは責任の所在に深入りしないからね」っていうメッセージだったのかなって。

個人的には『乙女ゲはまず恋愛をちゃんと描くべき派』なので、このあたりが描かれないこと自体はまぁ主副のバランスとしてアリかなと思うし、
メインの家族愛の描写がしっかり作られていたのでよかったのかなと思ったけど、

あまりにあっさりだとちょっとモヤモヤが残りません?
恋愛に支障が出るのでは……とも思った。笑

まぁわたしの自我萌えがスケアクロウ&モズだったから余計そう思うのかもしれないけどね……

SideBでクロちゃんが、迷惑をかけた人に匿名で送金してるとか、毎年病院の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈っているって話したとき「罪を償うって、どうしたらいいのか分からない」「……大した偽善だろ?」って言ってて、
いやそこまで償いを気にするならまず警察に出頭して客観的に判断してもらったらいいのでは?って思っちゃったもんね。

出頭したものの不起訴になって、自分では納得できなくて償い方を探している……なら共感できるんだけど、
過去のあやまち(それも亡くなった人がいたような深刻な過ち)を隠ぺいしておきながら、それをずっと気にして「償い方が……」とか言われても、出頭せえとしか思えないんだよね、、、
それならもういっそのこと悩む描写は入れず、開き直って未来を見ている設定でよかったような。

評価が甘くなる最萌えですらツッコまずにはいられなかったもん。これクロちゃんが最萌えじゃない人はもっと強く感じたんじゃないかな。


バスタフェはもともと『毒をもって毒を制す』というか、客観的で綺麗な正義ではなく、『例え悪でも黒くても個人の信念に基づいた正義』を描く世界観なので、
例えばシュウが、シュウの信念に基づいて人を殺しているのとか、
ヘルベチカが人権もなく買われ不法入国した境遇からギャングになって悪事を働いていたのとかは、
本人がそれでいいと受け入れているし、世界観を踏まえたエクスキューズ(こちらを納得させる弁明装置)もあって、すんなり受け入れられるんだけど。

さっきのスケアクロウの話とか、検死官としてまっとうに働いているモズが過去死体隠蔽に一枚嚙んでいたのとかはさ、それとは違うじゃん?
そこに言及するなら、どうしてそうなったのか、その人の中でどう位置づけどう償っていくのかを描くのが不可避だと思うんだけど、この二人のルートに関しては、バスタフェの世界観を前提にしてもそこの説明が足りていないと感じた。

相手がそのモヤモヤを抱えたまま、根本的に向き合ったり解決したりせず、テウタとのなんか素敵な会話で終わったふうにされていて、
中途半端に触れて、中途半端に正当化して流された感じというか、、、

そういう正当化を感じると、恋愛対象としての魅力も落ちてしまう気がするんですよね、、、モヤモヤと気になって恋愛するテンションになれない。
もしかしたら「2」で描かれるのかもしれんけどさ。


それから。


バスタフェ、一つ一つの恋愛描写はめっちゃ萌えた。すごくよかったと思う。
でも「なぜそこに繋がったのか?」がイマイチわからなかったり、
さっきの話と被るけど、恋愛以外のシナリオの難?粗?でせっかくのいいシーンでそういう気分に浸れないことがあった。

テウタ→クロちゃんやテウタ→ヘルベチカとか、
リンボ→テウタは、
いつ恋愛対象として意識するようになったのか、よくわからなかったなぁ。

バスタフェの恋愛は『家族愛』の延長にあるので、その境界が曖昧になりやすいとは思うけど、それにしても。笑

スケアクロウなんてわたし最萌えですけど、テウタがいつ恋愛対象として意識するようになったかわからず、なんか突然付き合ってて「!?!?!?シナリオ飛んだ!?これから好きになってほしいって閉じ方じゃなかった!?!?!?」って目剝いた。
わたしの自我がスケアクロウどちゃくそに萌えてて付き合いたすぎたんで、付き合えるならなんでもいっか♪♪♪ってなったが。笑

(こんだけスケアクロウ√に物申してるのにスケアクロウ最萌えなのギャグだろ😃)

一つ一つのイベントは萌えるのに、「なんでここに繋がったんだっけ?」が見えなくて、
単発シチュ萌えになってしまってることが多くて惜しかったかなぁ。
(モズ√やシュウ√は丁寧に描かれていて、こんな風に感じたことはなかったんだけど、、、)

スケクロ√やモズ√に感じたシナリオの難?は個別感想で述べます。


❁ 個別感想!


攻略順です。
いつも自分で選ぶナンバーワンスチル載せてるんだけど、バスタフェは公式がスチル載せないでくださいって書いていたので控えます。


スケアクロウ CV:白井悠介


今作、攻略対象の最萌え。

わかってるよ~~~どうせみんな「えっクロちゃん好きだよ!?」って言うけど最萌えではないタイプのアレでしょ???
友だちとして~とかテウタとの絡みがかわいい~とかそういうそういう。



わたしは付き合いたいんで!!!!!(バカデカ大声)



いや実際わたしもルート中キレました。
キレましたよシナリオに。

でも萌えが勝っちゃったんだ!!!WIN!!!

ブチ抜けた萌えで全身血液沸騰できれば勝ちだから。
シナリオとかもうなんでもええねん。



まぁシナリオの話はしますけど。

途中でさ、サウリ先生のカウンセリングを受けて、

「誰も傷つけたくないし、過去の過ちは償いたい。
弱い自分を忘れるんじゃなくて、覚えていたい。
強くなれるように、忘れずにいたい……もう、逃げたくない」
「ちゃんと、みんなの傍にいてもいい人間になりたい……
みんな……俺の家族なんだ……


って言ったガチの直後に誰にも相談せず「お前らの裏事業に手を貸したっていい」「俺が作ったアニマってプログラムを使えば、ホワイトハウスにだって忍び込める!」とか言い出して自ら再び過ち犯しにいったの、



いやさっき!!!たった数十秒くらい前!!!
おまえはサウリんとこで何学んできてん!?!?!?




ってなりませんでした?わたしはなりました。

いやまじで理解できなさすぎて。シナリオが飛んだかと。
昔の停電のことあんなに後悔していたのに、速攻同じ過ち繰り返すんか?とか、
みんなに恥じない自分でいたいからこそ、頼って相談すべきじゃないんか?と思った。

もしかして過去のトラウマ的なアレからまた別人格?出ちゃったアレ的な?みたいな大混乱のまま読み進めて、
まじでなんもなくただただ正気で狂った行動に出ただけだったと気付いたときにはもうブチギレてましたね。

シナリオ10のうち6と7を飛ばして5と8を繋いだかのような唐突な展開なんだよ!


クロちゃんって、彼の右に出るものはいないと言わしめるほどの天才ハッカーやん。
実際作中でも最有能キャラクターでしょ。(とわたしは思っています)
ミッション遂行時とか見ても、頭の回転が速く、状況把握に長けている方なんですよ。
しかもさ、他ルートでは、人の心の機微をいち早く察知して、自分が上手く(?)間に入って関係をならす気配り上手なキャラとして動いてるわけやん。

そんなクロちゃんがさ、サウリ先生のところでクリティカルなカウンセリング受けた直後に、
あんっっっな暴走しないでしょって思うんだよね。

クロちゃんにあの判断をさせるなら、
そう判断しても仕方ないよな~ってこっちが思える描写を入れてほしかった。

考え得る策のすべてを試し尽くして、
サウリ先生のカウンセリングを思い出しながら、正しい自分と父親を助けたい気持ちとの間で揺れて葛藤して苦しむ描写を入れてほしかったよ、せめて。

クロちゃんだけがテウタの遡りを信じていて、
だからこそ、メッセージを暗号で飛ばして、過去に遡って自分に聞いてもらうって判断ができたところとか、
二人の信頼と絆を感じて激アツ展開だったのにぃいい!
(てかさ、リンボ√で出てきた『クロちゃんと時間を遡ったわたしの秘密の合言葉』って何!?!?!?わたし読み落とした???)


あとシナリオへのツッコミどころは、さっきも書いた、

・償いたいなら出頭すべきでは?
・テウタがいつ恋愛対象として見るようになったのか謎

もあります。



でも萌えすぎてもうシナリオの粗どうでもよくなっちゃったんだな~~~~~。



ピアノ連弾中、恋愛対象として1ミリも意識してもらえてないテウタを見て、
キスしたいな、していいかな、ダメかなって逡巡してる恋するスケアクロウの顔どちゃくそに萌えたんですが!!!

不揃いで、でもじゃれ合うような可愛いピアノの音が、まだ気持ちの通じ合っていない二人の今を反映しているようで胸がきゅっとなったし、
キスする先が頬なのがもうハチャメチャに可愛くて!!!!!!

バスタフェ全体で1番好きなイベントでした。わたしの乙女ゲ萌えシチュに「ピアノ連弾中に頬にキスされる」が追加された。

あと水中アジトから脱出するときに人工呼吸したのも「14番目の標的やん!!!!!!!!」って大興奮した。
(当方25年来のコナクラ、14番目の標的は劇場版で3本の指に入るほど好きです)

最後に移動遊園地とかいう爆裂エモロマンチックシチュエーションで100億点満点の告白「俺を好きになってほしい」を食らい、
ガッッッッッて心臓と呼吸が止まり死ぬかと思いました。


直前までシナリオの粗にキレてたけど圧倒的な萌えですべてのキレ記憶を失ったので勝ちです😃!



世論知らんけどスケアクロウ萌えは少数派な気がするので、ここでスケアクロウへの愛を語っておきます。



まず何より有能なのにそれを笠に着ずいじられキャラとして振る舞える懐の深さ!!!

フィクサーは全員有能設定だと思うけど、スケアクロウだけ次元が違うと思ってるんですよ。
弁護士や医師は勉強すればまぁだいたいなれるけど、『13歳で飛び級して大学つまらなくてハッカー』はガチで天才じゃないとなれないから!!!(目指すべきものじゃないが)
しかもスケアクロウなんて、世界中のトップ層が加入している大組織のトップハッカーより有能なわけでしょ。ガチで作中一くらいの天才やん。

ガチの有能で、
自分で稼いだお金で豪邸住んでるのがまず好きすぎて死ぬ~~~

それでいて男性陣最年少なのも好きすぎて死ぬ~~~

有能男の枕詞「最年少」大好き。



そういう男ってだいたい人間不信で、自分にも他人にも厳しく心の壁が分厚いタイプが多いと思うんですけど(わたしのオーソドックスな最愛傾向)、
スケアクロウは優しくて、お調子者で、気遣いができて懐が深い。
人間好きな方の有能タイプ。それも好きでした!!!

バスタフェ独特のキャラ造形ここにも出てるな~と思う。
クロちゃんみたいなキャラを、ただのお調子者ムードメーカー特攻隊長ではなく、
後方支援ボスポジ天才ハッカーに設定したのがまじでセンス。

例えばテウタとの「なんか美味しいもん奢ってくれたら許せるかもなー?」「分かった、何でも好きなものご馳走するって!」みたいなやり取りも、ただのお調子者キャラだったら可愛いな~くらいで終わるんだけど、
クロちゃんだから、背後に「これくらいの出費痛くも痒くもない天才ハッカー能力と財力」を感じてド萌えるんですよ。しかも実家が太いとかじゃなくて自分で稼いだお金だからなおさら萌える(まぁ出所は黒だが)。
有能な雄の気配を感じて萌えるんじゃ。

SideB、アイスクリームこっちの方が好き!って言っただけなのに「残りは交換で」「俺はどっちも好きだから」って換えてくれるのガチ!!!彼氏!!!でめちゃくちゃ萌えたし、
「料理に対する評価が、美味しいって言葉しかないなら、これはめちゃくちゃ美味しい。世界一だ」がもう神セリフ神彼氏で泣いて拝んだ。
カラマリFDの峰雄を思い出した。女性の自己肯定感を高めてくれる男は真性のいい男です!!!

まじでスケアクロウと付き合いたい。どこ行けば会えますか???



他ルートで傷ついたり塞いだりしているテウタにいち早く気付いて、話を聞いてくれたりフォローしてくれたりする優しさにまた落ちた。
人の心の機微に敏感で、気遣いができて、でも上手く人を出し抜いたりはできない。
可愛くて愛しくて愛。


てかさ、ぶっちゃけフィクサーってだいたいクロちゃんで成り立ってるやん?

安全なアジト→スケアクロウの家
フィクサーの活動・作戦→たいていクロちゃんの能力ないと成り立たない
活動による報酬→クロちゃんが確保して分配
スケアクロウ家での生活費その他→たぶんだいたいクロちゃんが出してる

みんな別で本職ある中クロちゃんはこれが本職(?)ってのを差し引いても、
最年少ながらこんなすべての柱を担っているのに、
みんなクロちゃんをイジリまくるわけですよ。でもクロちゃんはそれにマジでキレることもなく、「罰金!」言うくらいで済ましているわけ。聖職者かな???
たまに「おまえらスケアクロウにおんぶにだっこのくせしてようそんな振る舞いになれるな?」と思うことあったからね。笑
そりゃクロちゃんがみんなに救われている面があるのもわかってるし、大体は愛だなって思えるけどさ。

ネガティブ感想なので反転
リンボ√だっけな?リンボとテウタを迎えに来たら車の定員オーバーして、クロちゃんの車でクロちゃんの家に帰るのにクロちゃんをトランクに入れようとしたところはドン引きしてしまいました。
こういうのは面白いと思えないなぁ。
イジリの度を越してイジメになってるのに、まだ面白いイジリだと思ってる小学生にしか見えなくて心が凍った、、、まぁわたしがそういう陽キャのノリがめちゃくちゃ嫌いなド陰の者ってだけなんですが、、、そこそこ稼いでる大人なんだから年上組の誰かがタクシー拾えよとマジレスしてしまった


こういう有能なのにちゃんとイジられキャラを受け入れている精神的余裕が好きなんですよ〜〜〜


さらに脆いところがあると突き抜けた最愛になるので、クロちゃんが「毎朝、目を覚ます理由が欲しい」って吐露したところでわたしもぼろぼろ泣いた。

……俺が、テウタが思ってくれてるような人間じゃなくても、テウタは友達でいてくれる?」に対して、

「私、クロちゃんに首を絞められて、一番最初に何を思ったと思う?」
「こいつ、冗談でやっていいことと悪いことがあるぞ、こんちくしょう」
「そんな簡単にクロちゃんのことを嫌いになったりしない。
私が友達や家族のことを思う気持ちがそんなに弱いんだと思ってるなら、クロちゃんの方が間違ってる」

って茶化して包み込んであげたのも最高に好きで、、、
このクロちゃんの背景や葛藤、罪の償い方をもう少し掘り下げてシビアに描いていたら突き抜けたのになぁ。
2で描かれたらいいなぁ。


ヘルベチカ CV:吉野裕行


ヘルベチカのことは好きですよ。
好きな人が多そうだなっていうのもわかる。が。



わたしは恋愛NGです!!!笑



人のことプールに落としといて(着衣)大笑いして71点とか言われたらふつうにドン引き。恋生まれません。
バスタフェって若干笑い事で済むことと済まないことの線引きがわたしと違うなぁって思うことある。クロちゃんのトランクのくだりもそうだけど。

いやみんなでいるときのやり取りとか、
恋愛の絡まないヘルベチカは好きですよ???

……その順位は、きっとすぐに塗り替えられますよ。
手術が終わって美しくなったら、もっとたくさんの幸運が舞い込んでくるでしょうから」


とかね~~~あぁいいこと言うなぁ好きだなぁって思ったし、
SideBのスペイン語教えるくだりとかは、癒されたお気に入りの会話でした。

シナリオは特に思うところなかったんだけど、

・こいつら有能集団のはずなのに何でこんな唐突に短慮な瞬間があるんや?
(ヘルベチカが自ら髪に火をつけたシーン)
・ヘルベチカって顔も名前も変えているはずなのに、マグダはなんで二コラだってわかったんだろ

だけ気になったかなぁ。
SideBでのテウタの、

「ヘルベチカは、色んな道を通ってきた。それを知るだけ。大丈夫だよ」

がめっちゃめちゃ好きでした。


ヘルベチカ√、なんかずっとスケアクロウに萌えてたし(テウタがヘルベチカに浮気されたかもって思い込んだクロちゃんのセリフ、ガチでいい男すぎて泣いた)、
後半、ヘルベチカが的確にわたしのキレポイントを踏み抜き続けてプレイメモずっとキレてた。
から、ヘルベチカ萌え感想がありません。笑



ごめんなさい!



まぁでもヘルベチカ好きな人も萌え感想書いている人もいっぱいいるだろうから、わたしくらい悪口書いてもいいよね。(最低)

ヘルベチカキレポイントを羅列して供養して終わります。


・女の子に重い荷物持たせといて稼ぎがゼロ3つ違うとか言われたらブチギレるわ
・勝手に部屋に入るな!!!クローゼットを開けるな!!!え、なに何のためにクローゼット開けてるの???無理!!!こわい!!!
・ぎゃぁあああああああああああああああ最悪だ!!!え???みんなこの勝手にベッドに転がってマフラーの匂い嗅がれるの萌えてるんですか!?!?!?!?最悪だ!!!!!
・おまえ大事な話してるときに茶化す癖治さんと殴るぞ???
・職場でヤろうとするな!!!嫌すぎる!!!
・電話中にそういうことするのガチでやめてくれます???ガチトーンでキレるわふつうに、失礼だろ電話相手に
・「嫌なんですか?」嫌です(真顔)
・人んちのキッチンでイチャつくなw


これさぁ~~~、乙女ゲあるあるシェアハウスシチュのときいつも苦しむんだけど、
わたし共用スペースでいちゃつくの苦手なんだよね、、、
それ言い出すとシェアハウスシチュまったく勝てなくなるけどさ、、、

人の家の借りている部屋でいちゃつくのすら嫌、って書いてから、アレこれスケアクロウでしか勝てなくね?って気付いてしまった😃

家を持っているスケアクロウが好き!!!


モズ CV:福山潤



最愛候補本命だったので勝てなかったの悔しい。

途中までふつうに萌えてた。

飲み会途中で抜けて(このシチュが大好き)、バーカウンターでこっそり妹の話した後、
頭ぽんぽんしてさりげなくテウタの分までお金置いていくモズ、、、


ああああああ好き!!!!


わたし頭ぽんぽんしてくる男苦手なんだけど、うっかり萌えるくらいモズは好きだったし、
何よりさりげなくテウタの分までお金置いていく雄みが好きすぎた。

なんかさっきからお金の話ばかりしてるけど笑、
わたしはお金を払ってくれる男が好きなのではなく、
お金の使い方から精神的余裕や男性としてのエスコートが感じられる男が好きなんです!!!

だからリンボ√でリンボがテウタに家族ぐるみの付き合いのシェフのコースご馳走したのとか、
ホテルの部屋取ったのとかは全然萌えてないし全然好きじゃないよ。
あれはNGポイントでした😃


モズ√の話。




何より亡くなった犬の親子を悼む場面が刺さった。



「何もしてやれなかったと思うのは

他に たくさんしてあげたらよかったと思うことが
後から後から出てくるせいで

本当は その時してやれる精一杯のことは
全てやっていたと思うよ」



昔読んだマンガの一節なんですけど、わたしはこの言葉がとってもとっても好きで、ずっと大事に抱えてきたんです。
ここでテウタが同じようなことを言っていて、わぁああああテウタぁああああってなった。
『ありがとうって言っていると思うよ』なんてうわべを撫でるような慰めじゃなく『わからない』で好感度が上がるのがほんとうに大好きだった。

こういう、人の感性の根本的な部分を共有する出来事があると、
お互いに特別な存在になって、ゆくゆくそこに少しずつ恋愛感情が含まれるようになるっていうの、すごくよくわかる。

だから、この一件でモズがテウタを意識するのは至極当然だと思ったし、
最終的にテウタが、自分と同じように家族を亡くしたモズの支えになりたいって思うのも自然だと思った。

特に、モズはそれまで自分が周りと違った死生観を持っていると何度も意識させられて生活してきたと思うので、、、それを分かち合える人に出会えたっていうのは大きな出来事だったと思う。

恋愛過程が好き・・・。


この一件でモズがテウタを意識するようになった後、
ヘルベチカがモズをおちょくったやり取りでの、

「言わないけど」

「けど?」

……僕も一緒に行こうかな」

でアホみたいに萌えましたああああはやく恋愛見せて!って興奮した。
他人のルートだと絶妙にいい働きする男ヘルベチカ~~~!
この外野だけが察しててからかう展開最高に好き~~~!



で、ここが最高頂点だった。かなしい。



モズの制止もきかず火の中に飛び込んでいったテウタにはしっかりイライラしてしまった。
自分の命を顧みずに人を助けられるのと、ただの無謀・無鉄砲とは明確に違うと思うんですよね。ここは明らかに後者だったもんなぁ。

何より、


……そもそもが無謀行動なんだから喋るな!!!あとで喋れ!!!黙って体勢低くしてさっさ走らんかい!!!


ってイライラしてしまって、、、
(消火器で対応しきれない規模の火事で悠長に喋ってる意味がわからなすぎて、、、肺焼けるぞ、一酸化炭素中毒なるぞまずはよ脱出せい!って気になりすぎて集中できなかった)


結局モズが助けに来なかったらたぶん助かってないし、、、
そういう、ヒロインを自己犠牲的で綺麗な心に見せたいがために、無謀なだけの行為に出させて周りを振り回す描写、苦手です。

でね。
苦手なんだけどさ、確かにイライラしたけどさ、



モズ女の子をはたくのはダメだろ、、、、、泣



もうわたしの感覚から乖離した出来事が次々起こっていって、イライラとダメ出しの連鎖でそれまでの萌えがばよえ~んして消えた。かなしい。

いや完全に100%テウタが悪いよ???モズの言うことが正論だよ???
でも25歳の成人男性が21歳の女性を思いっきりはたくのはダメじゃね???が勝ってしまったんだ。

性癖キャラのルートに限って、萌え高まったところに水を差されてかなしかった。


モズ√は死への向き合い方がルートテーマだったと思うので、
妹がやっぱり亡くなっていたという救いのない結末だったのは、個人的には好きだった。
いやモズ√だけテンションどん底すぎん毛色違いすぎんとは思ったが・・・


「統計から言って、3日耐えれば元に戻るから大丈夫」「なんとか結合があるの。だから、感情に逆らって泣くのを我慢するのは身体に悪いのよ」……ニューロン結合」の後に堰を切ったように泣いたところ、
もうこのあまりにも独特で、でも確かに心を開いて感情表現してくれてるんだってわかるやり取りがめちゃくちゃ好きで、、、モズ、、、!
SideBで温かくて穏やかな想い合いを見せてくれ!と思ってた。

のに、、、

SideB初っ端「モズが消した死体はテウタ兄のだったかもしれない」告白はさすがに唐突すぎん!?!?
シュウ√の「頭に弾丸が埋まったままになっている」設定もそうなんだけど、もう少し共通とか個別序盤で匂わせてほしいような。
SideBで突然言われてもエ!?!?今からその話すんの!?急に変わるやん!って感情がついてこなかった。
(わたしが見逃しているだけで描写されていたら申し訳ありません)

しかもモズの場合、そんな衝撃事実告げられたのに回収されないままだし、このタイミングでこの設定明かす必要あった!?って、恋愛するテンションになれず、、、これはさっき書いたとおりです

シチュ萌え&キャラ萌えが売りな分、シリアスな深い描写は控えているんだと捉えて進めているからこそ、テウタの無謀な行動とかシナリオの粗もまぁ目をつぶるかって許せるところがあるので、
突然、局所的にシビアな描写が入ってくると、それまでのシナリオの粗が目立って残念な気持ちになってしまう。
シリアス度とかシビア度が急にちぐはぐなところがあるんだよね、、、

「モズが私のこと呼ぶ時だけ、なんて言ったらいいのかな……しっくりくるの。それが、私がモズのことを好きな理由」
「テウタが僕を呼ぶ声が、僕の体のあるべき場所に収まった。テウタだけがしっくりくるから」
って想いを通わせあったシーンめちゃくちゃ好きだったから、もう少し浸らせてほしかった、、、


あとね、わたしの中でモズって、
死生観が人とずれていて検死局で浮いていたりとか、
「自分がおしゃれなお店だと思って紹介したお店がみんな知ってるチェーン店だった」みたいな恥ずかしくて等身大なエピソードを持っていたりとか、
突然壁ドンして「男性が不安を解消させるには性的興奮が最適でうんちゃら(意訳)」みたいなこと言い出したりとか、
ちょっと、集団でのコミュニケーションや恋愛沙汰が不得手だったり、感情表現が独特だったりするところがあって、
でもそういうところがかえって可愛くて、唯一無二の魅力だ、好きだな~って思っていたんですね。
(妹を亡くして泣いたシーンも、告白シーンもそう)

だから最後のとびきり甘々なエスコートに「誰!?!?!?」ってなってしまった。笑

わたしは、独特でモズしかしない感情表現に魅力と愛を感じていたから、
最後だけそんなテンプレなエスコートになってしまったのがちょっとかなしかったなぁ。

てかさ~~またこの話するんだけど、人がいないときに勝手に部屋に入る男が嫌だ~~~~いかにサプライズエスコートでも嫌だ~~~~おことわりのモノローグあったけど嫌が勝つ~~~~あとベッドの上に外から持ち込んだ物置かれるのもまじで嫌~~~~ベッドはパジャマでしか乗りたくないんだよ~~~~嫌の連鎖ばよえ~んでつらいかなしいだったよ~~~~


大晦日のシュウとクロちゃん可愛くない???
やらかしたことモズには黙ってて!って口々に言う二人が最高可愛すぎた。


シュウ CV:細谷佳正



めっちゃきれいなシナリオでいうことがない。



レトロな観覧車での、


「俺達、家族だった?」

「家族……っぽい感じ」

「家族っぽい、か。いいな、それ」


が切なくて温かくて胸が締め付けられた。

もうそもそもいいガタイの28歳強面殺人鬼がちょこんとした幼い女の子と一緒にいる図からして可愛すぎる。
(テウタって外見もちょっと幼いよね?16歳くらいに見える)
し、年上で気だるげででも優しい男が、うんと年下のお転婆娘をからかいながら癒されてる構図が好きすぎたし、
年齢が離れてるからとか生きてきた世界が違うからってがっつり境界線引くわけじゃなく、形式的な線引きはしつつも根本的には対等に会話してくれるシュウの人との付き合い方がめっっっっっっちゃ良かった。

冷めた死生観を持っていたシュウが、うんと年下のテウタに怒られ少しずつ絆されていくのが可愛すぎた!
んでここまでガンガンに可愛い関係性を描いてからのあのプールサイドの会話、、、


「どんなに綺麗に死んでも、あんたはすげえ泣くんだろうなって思った。だからそう簡単には死ねないなって」

「あんたはさ、俺のことを心配したり寂しく思うような気持ちにならないように、嫌いになる努力をしてくれよ」

「ゆっくりでいいから、焦んないで、他に好きになれるやつ探しな」



ぐっっっっっあまりにも愛。エモい。
テウタが自分に向けている感情をちゃんとまっすぐ受け止めたうえで、それでもやんわりと優しく突き放すシュウの愛が刺さりすぎて泣いた。

テウタがシュウに歩み寄る場面も、
最後に心通わせる場面も、
このときの言葉を反芻させていて。シュウの変化が尊かったよ、、、

客観カプはシュウテウが最高に好き。
何だかんだで可愛くて眩しいテウタに振り回されて、折れて、それが最高に幸せだと思ってるシュウ。尊すぎる。
SideBの最後、音声だけでシュウが折れたことがわかる幕の引き方最高センスだった!!!!!

あとリンボ√の、

「これ、テウタなの?」

「まあ、喋りの癖はあいつだな」

でシュウテウ良〜〜〜!しました。



感想が短いのは綺麗すぎて言うことがないからです。
きっと世の中にはシュウ最愛の方がたくさんいて、たくさん愛に溢れた感想を残していると思うから、
わたしはわたしでクロちゃんの魅力を語るべきなんだ。

人気っぽいヘルベチカでも、こんなにシナリオ綺麗でエモいシュウでも自我萌えできず、シナリオ途中途中吹っ飛んでるスケアクロウに激萌えしてるからもうオワリ(^ω^)一生世論勝ちできません。


リンボ CV:KENN



ひとつひとつの恋愛イベントには萌えたんだよ。
おしゃまな妹キャラのテウタと、気障でノリがよくて頼りがいあるお兄ちゃんキャラのリンボの関係すごく可愛かった。

ちょっとツッコミどころが多すぎてストーリーに集中できなかったのはあるけど。笑
(全部は書かないけど、検察官のヴァレリーさんが被疑者であるリンボに捜査状況を漏らすの罷免レベルじゃね……?とか。まぁ家族愛描写優先の物語なのでいいんですが)

けど。何より。



なんでリンボほどの男がテウタを好きになるんやろ?がわからなすぎて。泣



満を持して(?)テウタの話をしてもいいですか。

テウタの素敵なセリフいっぱいあった。
可愛いなって思うところもいっぱいあった。
モズ√の、亡くなった犬の親子を悼むときのテウタとか大好きだった。

周りにテウタみたいな子がいたら可愛いな〜って世話焼いちゃうと思う。ルカやアダムみたいに。

だからたぶん、総合的に見たら好きヒロインだったと思う。
でもどーーーしても、物語のすごく大事な場面でイライラさせられた印象が残ってしまった。

ちょっと下げますのでヒロイン下げが苦手な方は見ないでください。












(下げてます)











合わないなと思ったところはふたつあって。
ひとつは、軽挙妄動なところ。

何かよくないことが起こるとすぐ「時間を遡る!」って主張するんだけど、時間を遡って何をするのか、何が変えられるのかをちゃんと考えているようには見えないし、他人への悪影響を気にしている割には、躊躇ったり迷ったりする描写もみられない。
もちろん、遡れる時間に限りがあるから即断即決が求められているっていうのもわかるんだけど、それにしたって、もうちょっと慎重に考えて、周りのみんなと情報共有してから遡ったっていいんじゃない?って思うことが何度もあった。

これが時間を遡ること以外でもそうで。
大事なところでの独りよがりで無謀な行動が悪目立ちしている気がした(先に書いたモズ√でのくだりもそう)。

もしかしたら「人のために自分を犠牲にできる」とか「考えるよりもまず体が動くくらい献身的」っていう描写なのかもしれないけど、そうは受け取れなくて、、、
ヘルベチカあたりが何度か「今そんな安易に時間を遡って何が変えられるんですか?」って諭すこともあったように、とにかく考えなしに「自分が時間を遡る」って主張を押し通しているように見えるので、、、むしろそこに「時間を遡れる私に任せてくれればいいの!」みたいな傲慢な万能感が透けて見える気さえした。

まぁテウタは元々直情径行な性格として描かれていると思うので、これ自体がめっちゃ苦手というわけではないんだけど。



もうひとつは、無責任なところ。
こっちの方が深刻に苦手でした。


例え浅慮で独りよがりな行動でも、
なんでも上手く運べる天性の勘があって絶対失敗しないならいい。
そういう俺TUEEEなご都合主義展開も嫌いじゃないし、むしろそういうもんだと受け入れて見るならストレスなくていいと思う。

もしくは、上手くいかなかったとき、矢面に立って全責任を一人で負う覚悟が決まっているなら言うことない。


でもテウタはふつうに失敗するし、
失敗したとき、みんなの前で「時間を遡ったって何にも出来ない」って慰め待ちみたいな落ち込み方するんだよね。

で、フィクサーの面々やルカ・アダムがテウタを慰めて肯定する。誰も責めたり正論突きつけたりしない。
それがめちゃくちゃイライラしてしまった。独りよがりな行動で周りを振り回しておきながら、上手くいかなかったら周りに慰めてもらうのか?と、、、
(モズははたかず言葉で追及してくれればよかったのに)

絶対成功させられるって自信がないなら、ちゃんと周りと相談して戦略を立てるべきで、独りよがりな行動しないでほしいし、
周りを振り回してまで独りよがりな行動を押し通すなら、ちゃんと自分で全責任を負って処理すべきだと思った。

バスタフェは全体的に、周りがテウタを慰めて肯定する着地なんだよな、、、
好き放題しながら、最後には周りに甘やかされ守ってもらう。自分で自分の責任を取らない女に見えて、イライラしてしまって、、、

モズ√から三人、こういうテウタの甘ったれた行動でイライラさせられることが増えてきて。(スケクロ√やヘルベチカ√はそういう印象ないので、攻略順がよくなかったのかもしれない)

そうするとさ、テウタが素敵なことを言っていても、心のどこかでモヤモヤイライラしてしまう。「あなたは守られ甘やかされてますよね?」みたいな……。モヤモヤ。モヤモヤ。
テウタの言葉がテウタの人生から出てきた感じがしないんだよね。守られ甘やかされる無責任な人生からそんな言葉は出んやろ……みたいな。だから「あぁこれは制作陣がテウタを魅力的に見せたくて言わせてるキリングパートなのね」ってどうしてもよぎっちゃう。
かなしい……こんなこと思いたくないのに泣


最後までこの「甘やかされてんなぁ」って心の片隅でイライラしてしまうのが払拭できなかった。
テウタの好きな言葉も可愛いところもいっぱいあったから、手放しで好きになりたかった。


これが15~16歳くらいの女子高生だったら、わたしも「甘ったれてて可愛いな~」くらいで受け入れられたかもしれない。
乙女ゲの特別な力を持ったヒロインて責任感ガン振り聖母リーダータイプが多いし、テウタみたいな子は新鮮でいいと思えたかもしれない。

でもバスタフェは、社会人ヒロインで、攻略対象の年齢層も比較的高くて、オトナな世界観を売りにしてる作品なわけじゃん。(たぶん)
21歳社会人なら、もう少し思慮深く分別ある判断をしてほしいし、自分の責任は自分で取ってほしい。
そして、27歳で、自立して働いていて社会的ステータスもあるリンボが、そんな周りに甘やかされた女性をあえて恋愛対象に選ぶのかなぁっていうのがすごい違和感で、、、

もちろんバスタフェが家族愛の物語で、テウタは末っ子的な可愛さのキャラクターだっていうのもわかってるんだけど。
もうちょっと、家族愛を超えて恋愛になったっていうところに説得力が欲しかったというか、、、

妹みたいで可愛いとか、守ってあげたい、甘やかしてあげたいって気持ちになるのはわかるんだよ。でも、そういう庇護対象的な可愛さで恋愛できるのって、お互い20代前半までじゃない?
リンボのテウタに対する感情が、そういう妹的な可愛さを超えて恋愛感情になったっていうのはまったくしっくりこなかった。
だから恋愛イベントも「これリンテウに感情移入できてたらめちゃくちゃ興奮しただろうになぁ」って思っちゃって残念だった。せっかくドキドキ素敵なイベントあったのに置いていかれてた。


あーでもさっきも書いたけど、SideBのレストランのところとホテルのところはNGでした。
家族ぐるみでお付き合いのある有名シェフってさ、それめちゃくちゃ気遣うじゃん、シェフ経由でご家族の耳に入るかもだし、粗相しないようにしなきゃ……とか(将来結婚とかご家族への挨拶を考えているならなおさら)。
21歳で、特にお嬢様でもなくそういうお店に慣れていない、しかもほぼ初デートのテウタを連れて行くか!?と思った。
素敵なディナーだからテウタにも楽しんでもらいたかった……でテウタがどう感じるかって視点が落ちてるの、お育ち良いがゆえのデリカシーのなさかね、、、

ボンボンで有名金持ち学校出て弁護士になったリンボと、
一般家庭で兄を亡くした過去を持ち大学行かず働いているテウタ、めちゃくちゃ人生の相性悪そうだなぁって心配した。

急にホテルの部屋取る遊びしたのも、いやお金払えばいいってもんじゃないから、、、ああいうホテルってお客さんが来る前にウェルカムサービス配置やら荷物手配やら各種サービス予約やらぜんぶ終わってるじゃん、、、それぜんぶ部屋番号変更しなきゃいけないし、ホテル側の迷惑すごいよ、、、それで手配間違えたらお客さんを失うんだよホテルは、、、悪ふざけで飛び込みした客のせいで、ちゃんと前々から大晦日の予約押さえてくれる良客を失うかもしれないんだよ、、、
自分たちはちゃんとお金払ってるし元のお客さんもグレードアップしてんだからみんなハッピーじゃん、って思ってそうなのがまじで嫌、、、いい大人なんだから自分らがイチャイチャするためだけに他人に迷惑かけないで、、、そもそも大晦日にそんないいホテルに空き部屋あるわけない

ほんといるんだよな現実にもこういうお金払えば許されると思ってるボンボン、、、なんか妙にリアルに感じた。笑

ふつうに前もって予約しながら悪い遊び風に装うのが大人の男だよ。



ピアノがどちゃくそ上手いのは興奮しました。



BADのノクターン演出えぐかった、、、
鼻歌がめちゃくちゃ心抉ったね。ノクターンがトラウマになる人いるんじゃないでしょうか(誉め言葉です)

弾いてもらわなくてよかった。


真相ルート







ハァ〜〜〜〜まじでアレックスが黒幕(という表現は不正確かもだが)だとは思ってなかったんですよね〜〜〜〜
20000%予想外だった。










しっかりと踊ってしまった、、、共通で恋したサブキャラの黒幕率がガチで99.8%くらいある。泣
プレイ始めのわたしはサブキャラだなとかなしみつつOC続編やFDで昇格あるかな〜って期待してんだからさ〜〜〜〜泣
2にはアレックス√ありますか?

カルメンさんが、綺麗事じゃなく、アレックスを許せない気持ちのまま「愛した人が最後に残した言葉が、自分ではなく弟の名前だったから」で養子にする決意を貫いたのが好き。
バスタフェで1番かっこいい人。


アダムの方はさ、まぁCVカイトイシカワの幼なじみで攻略対象じゃないサブキャラなんてもう・・・って感じなので予想はしていたけど、
手のひら返して裏切りましたぁあああ!って感じじゃなかったのが個人的には好きだった。

ゾラって生きてたの?から、ボヤけた視界、カフェの向かいの空席、一人喋るアダム……不穏な描写が重なり、この話ってずっとアダムの視点で進んでるよな……まさか……と心がザワザワしてくる。演出が凝っていたね。

真相√でアダムとルカのことをすごく好きになったし、可哀想だったね、よくがんばったね……と愛しくなった。
でも真相√自体は冷めた目で見てしまったし感動できなかった。この先はそういう感想なので、ご注意ください。









ん~~~考えすぎかもしれないけど、ちょっと制作陣の『テウタ絶対守られ』が強すぎたのが苦手だったな、、、

ルカとアダムは、自分たちの過去や罪を隠ぺいしたかったわけじゃない。テウタに知らせたくないから、ゾラの死の真実を隠していたんだよね。
テウタからしたら、自分の兄が親友(女)を乱暴して親友(男)に殺され、残された親友(女)は性犯罪の被害者、親友(男)は殺人犯という地獄のような状況になるわけだから、、、

それ自体は優しいな、でいいんだけど。

アダムは脳を患い精神を壊しながらもその真実を隠し続け、テウタの前ではいつもどおりいい幼なじみで振る舞い、
ついに明るみに出て、当人のテウタから「正当防衛だったって言って!」と縋られてもまだ、(君の中の、大切な家族を、悪く言わないで……)と、
テウタの中にあるゾラとの優しい思い出を、テウタのこころを守ろうとする。

ちょっとこわくない……

17歳当時、たぶん正当防衛が成立する余地も、情状酌量の余地もあった中で、
テウタに嫌われたくないから自分の罪を隠すとか、罪を償ってテウタとの関係を再構築するとかじゃなく、
「テウタの兄を想う気持ちを守りたいから隠し通す」選択をすること自体ちょっと自己犠牲的すぎてこわいのに、
脳を病んでも精神が壊れてもテウタの前では平然と振る舞って、当人のテウタにバレてもなおテウタのこころを守ろうとするの、なんか人間味がなさすぎてこわいよ。
『片想いしてる幼なじみ』の行動を凌駕しすぎててこわい。

わたしは人生ゲを全肯定する人間なのでまたシャレマニの話をしますが、シャレマニは1ミリも情報入れずやるべきゲームなので未プレイの方は絶対に読まないでまずプレイしてください笑(反転)
陀宰メイの自己犠牲的愛が心を打つのは、メイがヒヨリを異世界に呼んだ理由が『もう一度会いたい、好きって言いたい』っていう彼自身の我が儘からきているところに、等身大の男の子の人間味を感じるからだと思ってるんですね。
最後にもう自分の負けを覚悟しながら『諦めたくなんかないし』って足掻くほど好きでいてくれるところにぐっとくる。
アダムは、そういう年相応の男の子の等身大な欲求を殺し尽くし、すべてをテウタに捧げているところがちょっと綺麗すぎて、人間味がなくてこわい。
(反転終わり)


15歳という極めて繊細な年頃に性犯罪(既遂)に遭ったルカが、たった6年で性犯罪を多く取り扱う職に就いているっていうのも、ちょっと現実味がない気がした。
無理じゃない……? 性犯罪事件に関わるのって、そういう被害経験のない女性でもかなりメンタルやられるのに。
しかもさ、テウタが兄の……兄の『良い思い出』を口にするたびに、忌まわしい記憶が蘇って吐いて死にたくなるほど苦しむはずなんだよ。それでもテウタの兄を想う気持ちを思って真実を隠し、性犯罪事件の検挙に取り組む。綺麗を超えて、もはやこころ死んでいないか?

どうして私だけがこんな酷い目に遭って、あの子は幸せそうに笑っていられるの、少し何か違っていればあの子が被害者だったかもしれないのに……って気持ちと、
いや悪いのはゾラであってテウタじゃないんだ、大切な幼なじみのテウタにこんなこと思うのは間違ってる、ちゃんと切り分けて大切にしたい……って気持ちの間で苦しんで、
ぎこちなくなったり優しくなったり、どう接するのが自然なのか正解なのかって悩んだりするのが、人間味じゃないだろうか……

制作陣は強姦の被害者の傷をちょっと軽視しすぎな気がする。
ルカがあの誰も助けに来なさそうな小屋で、自分より体も大きく力も強い、しかも大切な幼なじみの兄に、どんな目に遭わされたのか……きっと殴られただろうし、どれだけ声を張り上げて泣き叫んでも誰にも届かなくて……ボロボロになった自分の衣服と体を見たときに、どんなに死にたくて絶望的な思いをしたのか、ちゃんと具体的に想像してみてほしい。
あんなふうに、もうこころに傷はありませんみたいに「テウタのことを思うと言えなかった」なんて言わせたり、「6年後には警察官になって性犯罪事件を扱っている」なんて設定にしたりできないと思うんだが……


例えば、「テウタがゾラに乱暴されたから殺した、テウタはショックでその記憶を失ってしまっている、ルカは事情を知っててアダムとテウタのために黙っている」って真相でもよかったわけじゃん。
まぁありがちだけどさ、アダムの片想いやルカの職業を考えても、まだそっちの方が自然だと思うんだけど。

でも制作陣はある意味ルカを汚され役にした。
それが……どうしてもテウタは汚したくない、でも二人に大切に想われるテウタを描きたい……で、テウタ守られ物語のために二人がああいう過去にさせられたって気がしてならないんだよね。
テウタを綺麗なままでいさせる代わりにルカが乱暴されるのはいいんかいって腹立ったし、、、



わたしは、制作陣の強すぎる想いが透けて、キャラの人格や物語が不自然に感じられてしまうのが1番苦手。

テウタだけは作中ずっと汚れず、辛い目に遭わず、全方位から大切に想われ愛され守られている。※1
一方でアダムとルカはあんな壮絶な目に遭わされてもなお、自分の人生を犠牲にしてテウタを守る……そこまでしてテウタ守られ愛されの物語を作りたいか?と、制作陣のテウタマンセーを冷めた目で見てしまった。

※1 BADは除きます。BADなんで。シュウ√でクローザーにボコられたのは、自ら招いた危険に対してきちんと痛い目に遭ったので唯一よかったと思うところ。


だってさ、この物語だとアダムとルカは、すべてを明らかにして過去を清算させるよりも、すべてを隠して守ってあげる方がテウタの幸せだと判断したってことじゃん?
それはつまり、アダムとルカから見てテウタがそういう人物=対等に支え合うよりも庇護してあげるべき人物に映っていたってことで、、、
制作陣はそれが『是』だと思ってシナリオ書いてるんだよね。

わたしだったら絶対嫌だもん。
自分の大切な友だちが、裏で自分のために真実を隠して苦しんで、自分だけ表でのんきに幸せに生きていくなんて絶対嫌。
どんなに辛い真実でも、すべてを話してもらって、一緒に苦しんで生きていく方が絶対いい。
ルカなんて、自分の兄が一生消えない傷を残したんだよ?それを知らずのうのうと生き、兄の話をするたびに傷を抉り塩を塗っていた自分を殺したくなるよ。もっと自分を1番にして生きてよ!って泣きたくなるよ。

でもテウタはそうじゃない。「こんなふうに二人が苦しむ形で守られても嬉しくない!」とは言わない。
「ごめん……私、何にも知らないで、お兄ちゃんのこと、ルカに相談したり……」「……ごめんね。そんなこと、あなたに言わせたくなかった」と、自分が一方的に守られ、そのために他人が犠牲になった事実自体は言外に受け入れている。民よ私のために血を流してくれてありがとう……なお姫さまなんだよな。

いや「ごめんね」じゃないがな。なに受け入れとんねん。

あぁテウタって元来こういう子なんだな~~だからアダムとルカが話すんじゃなく隠し通すって選択になったんだな~~合ってたんだな〜〜と変に納得してしまった。
このテウタを見ると、制作陣も『自分が結ばれる道を失い脳を病み精神が壊れても惜しみなくテウタに愛を与うアダム』『一生消えない傷を負いながら自分のことは二の次とテウタのこころを守ろうとするルカ』を美しいと思ってんだなって。はぁ。二人の尊厳はどこにあるんでしょうか。

性犯罪(何度も強調しますが既遂)に遭い、一生癒えない傷を負い、1番の被害者は自分なのに、
テウタの兄を想う気持ちを壊したくないからと口を閉ざし、「私たちの間に隠し事はなしね!」と言われるたびに罪悪感で苦しむ。
さらに自分を守ってくれたはずのアダムは隣でどんどん壊れていく。
『テウタ愛され物語』のために三重苦に遭うルカ、ちょっと制作陣から尊厳を軽視されすぎではないか、、、?

アダムとルカが可哀想でならない。
二人がまっすぐ自分の幸せを考えられる世界を見たいよ。



さっきちらっとテウタのこと書いたけど、テウタそのものが苦手というよりは、
バスタフェのストーリーの作り方、作品の端々に『テウタは一方的に守られ愛され甘やかされる存在、それでいい』って制作陣の価値観が滲み出ていて、それが苦手なんだなたぶん、、、真相√は特に。



アダムの曲でありこの作品のテーマ曲『NOVALIS』、ドイツの詩人で小説『青い花』を書いた人ですね。
青い花の有名句といえば、

「すべて、見えるものは見えないものに、聞こえるものは聞こえないものに、感じられるものは感じられないものに付着している。
おそらく、考えられるものは考えられないものに付着しているだろう」

ノヴァーリスはロマン主義(個人の根本的独自性の重視、自我の欲求による実存的不安といった特性を持つ考え方)に立つ。

わたしは真相√を冷めた目で見てしまったのもあって、最後のアダムのタクシーでのシーンはほっとした。
やっと、やっとアダムが苦しい過去の幻影から解放されるときがきたんだ……って。
ロマン主義では、『幻影は実在的不安と欲求の象徴』というけれど、
これまでずっとゾラの幻影に怯え苦しんできたアダムが、最後に見たのはテウタとの幸せな夢だったとしたら…… 年相応の欲求を押し殺すほど、あの過去はアダムにとって大きく苦しいもので、そこからやっと解放され、幸せな欲求を素直に外に出せるようになったんだなって……痛々しくて愛しくて、よくがんばったね、ゆっくり休みな……と思った。

小説『青い花』は未完。
アダムの物語もまだ終わっていないと信じていいのかな。
ルカにも自分の幸せがありますように。



演出はほんとうに最後まで良かった、、、終幕のスチルで泣いてしまった。



STAND BY MEじゃん、、、



例え今は失われてしまったとしても、それで大切な関係が存在したことまで否定されるわけじゃない。


蛍の光が流れ、最後線路で一人振り向いて寂しそうに笑うアダム、、、旅立ちの歌であり、別れの場面ではあるんだけど、
これはアダムが苦しんできた過去から解放されて、やっと前に進めるようになったからこその別れなんだって思えた。決して悲しいお別れなんかじゃない。
優しい未来への期待をそっと抱えて終えることができた気がする。

大人になった三人の後ろ姿、テウタは幼少期と変わらず二人に手を伸ばしているように見えるのに、二人はその手を取っていないの、制作陣からテウタに対する痛烈な皮肉なのかな。もう二人はあなたの手を取って守ってはくれないんだよ、守られるばかりじゃいられなくなったんだよ……という。
もしそうだとしたら手のひら返して制作陣に拍手喝采しますが、、、

アダムもルカも、もっとちゃんと自分の幸せを考えてほしい。そのうえで、3人で支え合ってずっと仲良くあってほしい。
二人がテウタから旅立つときが来たって思えたので、わたしにとってはかなり前向きなエンディングだった。

あのスチルにこの曲を合わせたセンスよ。その余韻が大好きでした。




真相√までやって、スタンドバイミーとノヴァーリスに依ってると気付いて、バスタフェは家族愛の物語だったんだ・・・と行き着いた。

気付いてから振り返ると、
共通では6人の家族みたいな仲の良さを描き、
個別はその延長線上にある恋愛を描き、
クロちゃんと父、ヘルベチカとサウリ、モズとユズ、シュウとお師さん・ヤン、リンボとヴァレリーと、家族との絆に関する描写も丁寧にされてたし、
幼なじみ3人とか、カルメンさんたちとか、
とにかく『家族愛』を丁寧に描こうとする作品だったなと。
そういう一貫したテーマだったんだと気付いてから、モヤっとしていた部分がだいぶ霧消して、作品の見方が変わった。

わたしは、特定のキャラの自己犠牲的愛で物語が成り立っていたって裏設定に感情移入できないので、アダムのことはただ可哀想、ゆっくり休んでほしいという感情しかなかったけど……



なんか最後に苦手な部分に分量割いてしまったけど笑、
わたしの感想としては、プラスの感情の方が多いんですよ!
モヤモヤしてるのはほんとに一部で。

ただバスタフェのいいところって、ほんとに言葉にして語るのが難しくて、、、
(珍しい後ろ姿立ち絵とかリアル猫ちゃんアテレコとか入る予定の個別で共通の内容変わったりとか、細かいところでもいろいろあった)

こういう演出の乙女ゲームがもっと増えたらいいなぁ。
2も楽しみです!


おしまい。


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