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CoC「VOID」関連まとめ

全体公開 CoC 2 1 73020文字
2023-02-03 00:00:59

CoC6「VOID」に関係する投稿まとめ。

シナリオ→https://booth.pm/ja/items/2907962

※シナリオのネタバレありますので注意※

・HO3の初期設定など 2≫
・HO4の名前に関して 3≫
・シナリオ直前の物語(妄想) 4≫
・導入やる前に作った、HO3とHO4の出会い話(妄想) 5≫
・HO3のキャラ付けについて 6≫
・まだ出会ってないHO1に対するちょっとした思い 7≫
・HO3のキャラ作成の経緯 8≫
・まだ本編前のHO3が見つけられていない答え 9≫
・HO3として作った陽路さんが俺の歴代探索者と明確に違う点 10≫
・VOID1回目の話 11≫
・VOID2回目の話 12≫
・VOID個別2の話 13≫
・妻「真音」について 14≫
・陽路さんの誤解されやすいところ 15≫
・陽路さんのバレンタイン 16≫
・VOID3回目の話 17≫
・陽路さんがあの場所に行っていたら…… 18≫
・VOID4回目のお話 19≫
・陽路さんの画像差分 20≫
・VOID5回目のお話 21≫
・VOID5回目〜6回目の間にあったかもしれない物語 22≫
・VOID6回目のお話 23≫
・VOID6回目を経て思うこと 24≫
・VOID7回目のお話 25≫
・庭師のHO1がVOIDのHO3やってて思ったこと 26≫
・VOID8回目のお話 27≫
・VOID9回目のお話 28≫
・VOID10回目のお話 29≫
・VOID11回目のお話 30≫
・VOID12回目のお話 31≫
・VOID12回目のお話、その2 32≫
・陽路さんにとってのナルミくん 33≫
・VOID最終回のお話 34≫
・もしあの出来事が逆順だったら 35≫
・あのキャラがあの場にいる理由 36≫
・VOIDを通って思ったこと 37≫
・エンディングの陽路さんについて 38≫
・陽路さんにとってのHO1 39≫
・陽路さんが終盤になって変化したこと 40≫
・あのアイテムをエンディング後どうするか 41≫
・エンディング後の福一家 42≫




■HO3:福 陽路(たからだ ひろ)
34歳 妻子持ち 3歳下の妹がいる

普段はにこにこしており人当たり良いため「甘やかしタイプ」「振り回されタイプ」に見えるが、実際はかなりの正義漢かつ好戦的で振り回すタイプ。あまり感情が隠せず、わりと涙脆い。

相手が上司だろうと身内だろうと犯罪者だろうと正面から意見ぶつけるため、人によってはめちゃくちゃ煙たい存在。

何かと拾い物をよくする。生き物から落とし物、挙句にアンドロイドまで拾った。可能な限り保護団体や交番など適切なところに届けるが、めっちゃ懐いてきた生き物とかは見捨てられず引き取ってる。その結果、家に犬1匹と猫2匹がいる。


■妻:福 真音(たからだ まいん)
30歳 旧姓は錦 元事務員の主婦 2歳上の兄がいる
ほんわかゆるふわな雰囲気をまとうが、実際はかなり合理的で、陽路とも堂々と議論して勝てる強い人。コミュ力とメンタルのお化け。福一家の頭領(?)。

兄嫁や義姉と仲が良く、特に親と兄たちはそれぞれ近所に住んでいるので日頃からよく一緒にご飯してたりする。

陽路は「先輩の先輩」。成人して「初の飲み会」で紹介されて知り合ったのが交流の始まり。連絡先を教え合ってちょくちょく話してきた。

その直後に白瀬兄妹の件があり、当時あからさまに陽路が元気無かったので根掘り葉掘り聞き出している。陽路は色んな感情からボロ泣きしながら事情を話した。

そのまま親しくなり、23歳の頃に陽路と結婚した。


■娘:福 神南(たからだ かんな)
5歳 かわいい



・口調
一人称は場面によって「僕」か「私」。相手を呼ぶ時は「君」や「〜くん」など。悪党相手だと「お前」。


・HO1に対して
自分もかつて若くして活躍した自負があるため、更に若い人が抜擢された事実に少し嫉妬じみた感情はある。

同時に、自分が上司とぶつかりまくって真っ直ぐ出世できなかった経験から、HO1にはそうはなってほしくないという思いもある。ちょっと複雑。


・福 陽路の能力
元々、捜査と射撃能力に長けている。特にサブマシンガンの扱いが上手く、「手足より正確に動く」と本人が冗談めかして言うほど。

ただ本人が(悪に対して)好戦的で、「普通の手段」と「過激な手段」を等価で選択肢に挙げるため、周りをヒヤヒヤさせがち。一応リスクは無視してないので、過激な手段をいきなり選ぶことはしない、はず。


・好きなもの
お酒に強く、よく嗜む。妻と子供が大好き。勧善懲悪な時代劇や特撮などをよく見てる。子供と一緒にヒーローやヒロインを応援する。


・嫌いなもの
悪党。悪。人を害する存在。また、嫌いというほどではないが「悪党にも同情すべき事情がある」系の話は苦手で、苦笑する。


・正義
根っからの正義漢。悪に容赦ない。彼にとって「警察」という道を選ぶのは幼い頃から当然のことだった。

自分だけが正義とは思っておらず、いろんな視点の正義があるべきだとは理解していながら、彼にとって自分の正義が「絶対」だ。

自分の面倒くささは知っているので、せめてもの線引きとして、管轄外のことにはあまり口を出さないようにしている。管轄内だとめっちゃ言う。



仮設定

・細かいところ
左利き。視力は良い。家庭にお金をかけるタイプで、家族と新人を除き、基本ワリカンを採用する。新人は特別に数回は奢る。


・学生時代
風紀委員や運営委員など規律や秩序を守る立場をよく担っていた。相手が先輩だろうと教師だろうと一切怯まない様は、半分近い人から信頼され、残り半分からは苦手に思われている。

高校を卒業した後、一刻も早く警察官になりたいと考えて進学せず警察学校に入学している。


・ペットたち
犬→ケン
猫→ビョウ、ミョウ
名付けはすべて陽路。主に世話している妻の真音より、陽路や神南の方が懐かれている。真音は少し切ない。


・娘の神南
かわいい。名前は2人で話し合って決めた。妻に似ているが、娘は根っからのほんわかゆるふわ。お父さんの影響でヒーロー物やヒロイン物が好き。時代劇はよくわからない。

お母さんとぎゅーと抱きしめ合うのが大好き。お母さんの作るご飯が大好き。お父さんと一緒にアニメとかの主人公たちを応援するのが大好き。ペットたちに触るのが大好き。大好きなものだらけ。


・HO4に対して
実際どうなるかは始まってから決めるけど、仮の想定として。

1年前に拾ったアンドロイドが(おそらく)たった数ヶ月で立派な警察官になった! 大変驚きである。

警察に預けてからも気にかけており、様子はちょくちょく見に行っていた。いずれコンビで仕事をする機会が増え、信頼関係が芽生えて良きパートナーとなる。

陽路が過激なことを言えば諌めてくれる……? それとも乗ってくる……? さてどんなHO4がやってくるかな!



・結婚指輪
左利きで傷付きやすいため、チェーンを通してネックレスにしている。



■学生時代
明確な欠点が無くわりと何でもそれなりにこなせた優等生。僻まれやすくも親しまれやすくもあるタイプ。運動神経もそこそこ良かったので、いろんな運動部に臨時で参加したりもした。

■自信家
万能なスペックを持ち、自分の正義に疑いが無く、容姿の良さを自覚しているため、自信家な傾向が強い。なので、自分が一部から人気なことを当然として受け止めている。

■実家
陽路は警察学校に入るにあたって実家を離れて寮生活となり、卒業後は一人暮らしを始めた。実家には今も両親と妹が暮らしている。ちなみに陽路の奥さん、真音とはみんな仲が良い。

■白瀬兄妹
(たぶん)警察学校で恭雅と出会う。気が合い、お互いに妹が居る共通点などもあって、切磋琢磨できるライバルかつ友人となった。

妹の話題なども出ていたことから、恭雅は陽路に心を紹介し、以降は親しまれることとなる。陽路も心を実の妹のような感覚で想っている。



恭雅とはお互い酒が飲めて、お酒飲みながら喋るだけでも長い時間過ごせる感じかなーと思ったり。んで、そこになんとなく心も参加してのんびり話してたりとかね。

陽路さんは友人として恭雅ほど親しい相手は居ないし、心のことを妹のように想ってるから、心が行方不明になり、恭雅と連絡取れなくなってとてもショックだったと思うし、個人的に足取りを調べたりして、何も掴めずに落胆してただろうなーとか。

そして落胆してる陽路を奥さんの真音が元気づけたり支えたり。
恭雅も優秀な人だったから、このふたり警察学校時代から注目浴びてただろうなー。陽路は注目されるのが普通って感じで受け止めるけど。

そして、正義漢な陽路さんと、生真面目な恭雅という性質も近いところがあるし、意図してなかったけど「ぱっと見の雰囲気は全然違うけど実はいろいろ似ている二人」って感じになったやもしれん。だから尚更、気が合ったのかもね。



関係ないけど、恭雅は身体能力高いから、主に運動神経で活躍する恭雅と、主に思考や器用さで引けを取らない活躍をする陽路さんとで、めっちゃ補い合えるコンビだったのかもなーと思ったり。


HO3が周りにツッコミ入れられながら考えた名前という前提さえあれば、名付けを俺がしてもHO4の PLがしてもええんよな、と思って。

陽路(HO3)が考えるなら何にしてたかなーと。「あんどう ろいど」とか名付けようとして周りに止められて、じゃあ……とすぐに次の名前を発案した、みたいな経緯かなー。

あの人は周りが止めてきたらそれなりにちゃんと軌道修正できる人なんで、まともな名前にはすると思う。まぁ、HO4的に書いてほしいかを意思聞かず勝手にアイデアを考えるのも変な話なんで、今はやめとこうかな。


「ぱぱー、おかえり!」
「ただいま、神南」

福 陽路(たからだ ひろ)が家に着くと、娘の神南(かんな)が笑顔で出迎えた。

「おつかれさまでした!」

陽路は負けじと笑みを見せて神南を抱き上げる。

「うん、ありがとう。神南はいつもかわいいね」

陽路が照れる娘を撫でながら家の奥へと進むと、キッチンに立つ妻の真音(まいん)が見えた。夕飯の準備をしているようだ。

「あ、陽路さんおかえりなさい。お疲れ様でした」
「うん、ありがとう。手伝いは要るかい?」

陽路の質問に対して、真音は陽路をじっと見つめた。お互いをよく知るこの夫婦は、その瞬間におおよそを察した。

「陽路さんはゆっくり休んでて。私は大丈夫だから」
「そうさせてもらうよ」

この会話に込められた意図は、娘も、陽路の足元に集まる犬や猫たちもわからない。


神南が寝た後、福夫婦はお酒を飲んで過ごしていた。

「何があったの?」

真音が単刀直入に尋ねる。“何かあったの?”ではないところに真音の鋭さが表れていた。

「仕事上、言えないことなんだ」
「そっか。……でも、キツくなったら言ってくださいね」
「うん。自分がどうにかなる前に真音には言うよ」
「お願いします」

陽路は昔、白瀬兄妹の行方が知れなくなって精神がボロボロになった時、真音に救われたことがある。あの日以来、真音には極力全てを打ち明けるようになった。

……その真音に話せないのは、皮肉なものだな)

陽路が言えないのは、白瀬兄妹の兄の方……白瀬恭雅のことだった。真音は白瀬兄妹と会ったことはないから知らないだろうが、今日テレビに恭雅の姿が映った。


……犯罪組織のリーダーとして。


真音が察しているように、陽路は非常に不安を感じている。10年前に連絡がつかなくなってから合間に探し続けてきた親友が、犯罪組織のリーダー……そんな馬鹿な。何かの間違いだ。自分にそう、言い聞かせ続けている。

現状、恭雅の素性については明かされていない。明かされていない以上、真音にも話せない。陽路はぐっと堪えて、酒を呷った。



しばらく日が経ったある日、陽路は新設されるドロ課への異動が決まった。陽路にとっては吉報だ。そこに居れば恭雅と会う機会もあるかもしれない。それに、10年前に断ち切られたあの事件。心ちゃんも巻き込まれたあの事件に、迫れるかもしれない。

聞いた話では、22歳の新人と最新型のアンドロイドも配属されるらしい。

(22歳? 僕も24歳で公安に所属した逸材だったが、更に若い子が配属されたのか)

陽路は、自分でも意外なほどに妬ましく感じた。“24歳で公安”に対してこれほどプライドを持っていた自覚が無かった。そして、言いようのない“気に食わなさ”を感じてもいる。

それと同時に陽路は、似た境遇にあった者として、自分のように上司に反抗し過ぎて出世できない不遇には陥ってほしくないとも感じていた。

(なんだろうな、この気持ちは)

もやもやした思いを抱えて、晴らせないまま、陽路はパートナーのアンドロイドと共にドロ課へと向かった。


HO3:福 陽路(たからだ ひろ)


陽路はよく「拾い物」をする。生き物から道具まで、捨てられたり落とされたりした物を見つけては、保護団体や交番など適切な場所を見つけて届けている。さすがに、その場で持ち運べない物や、完全に廃棄されたであろう物は拾わないが。

ちなみに、懐きすぎて預けられなかった犬1匹と猫2匹なんてのも居る。……ともかく彼は何故か「拾うべきもの」を見つけてしまう。


ある日、仕事でパトロールをしていると、廃品置き場に目立つものを見つけた。アンドロイドだ。かなり汚れてはいるが、まだ正常に動作しそうに見えた。

陽路は判断に迷う。こんな場所にあるのだから捨てられたのかもしれない。生き物はともかく、アンドロイドは拾うべきものなのか? さすがにアンドロイドを拾った経験は無い。

言うなれば、廃品置き場に掃除機でも置いてあったようなものだ。普通は“廃棄された”のだと判断するし、拾うとしても手間がかかるし、その後も困る。

だが……アンドロイドというものは、人工物の中でも生き物に近い存在だ。身近なアンドロイドを、まるで家族のように思う人もいる。話せるなら、話を聞いてから判断すべきかもしれない。

……君、どうしてここに?」

尋ねてみたが、会話はできるものの、記憶を失っている様子だった。記憶データ……“スタック”が壊れたから捨てられたのだろうか。あるいは、アンドロイドを嫌う何者かに壊されたか……。いずれにせよ、拾うべき理由が見当たらず、陽路は立ち去ろうとした。


だが、その足は止まった。

…………アンドロイド、か)

かつて、陽路は親友の白瀬恭雅と共に、大きな事件を追っていた。しかし、アンドロイドが関わっている線が強まったあたりで、恭雅の妹である心ちゃんが行方不明になった。その後、捜査は無理やり打ち切られ、恭雅も連絡が付かなくなった……

再び、倒れているアンドロイドを見つめる。その姿に、かつて白瀬兄妹との日々を失ってボロボロだった頃の自分が重なった。

拾うべき理屈は無い。きっと、色んなことを思い出して、感傷的になっているだけだ。だけど。

見捨てたくない。そう思った。

「君を連れて行ってもいいかな? あまり責任は持てないが」



さて、どうしたものか。妻に娘、ペット3匹が居る自宅に連れ帰るのはさすがに無理だ。……リボット社に引き取ってもらうか? ……普通ならそうしてただろう。だが陽路は、それも嫌だった。嫌な理由がわからなくて、陽路はいくつか自問自答をする。何分か経った時、ようやく答えが見つかった。

……あぁ、そうか。僕はこのアンドロイドにかつての自分を重ねてる。だから、この先どうなるのかを自分で見たいんだな)

あまり正しい判断に思えないな、と自嘲する。陽路はエゴイストで、自分の正義へのこだわりが非常に強い。しかし今しようとしてることは、その正義にも合わない。強烈な自己嫌悪を抱いた。

……落とし物は交番に届けるものだ」

そんな言い訳をしながら、陽路は署に連れ帰って警察に預けることにした。もしかしたら結局リボット社に持ってかれてそのまま会えないかもしれない。それならそれで仕方ない。正しくないのは自分なのだから。


預けてからしばらく、アンドロイドの様子を知らされることは無かった。上司に尋ねてみても「知らない」としか答えてもらえない。どこで管理されてるのかさえ知らないまま過ごすことになった。

だがある日、驚くべき知らせが入る。あのアンドロイドが警官アンドロイドとして、陽路のパートナーに宛てがわれたのだ。

事情を尋ねてもよくわからない。まさかそんな因果になると思ってなかった陽路は、大変動揺した。

……だが、様子をじかに見れる立場となったのは安心した。どうにも陽路は、このアンドロイドのことを気にかけて仕方がない。

「改めて自己紹介をしよう。僕は福陽路。君は……名前がまだ無いのか。僕が決めるんだっけ。じゃあ……アンドロイドだから……安藤ロイd」

その瞬間、周りが物凄い勢いで「やめろ!」「もっと考えて」と止めてきた。陽路は「なんだよ、良い名前だろう」とでも言いたげな様子を見せながらも、改めて名前を考えた。

「それじゃあ、君の名前は……



以降、2人はパートナーとして仕事に臨む。正義感が尖って強い陽路を適切な形でサポートするアンドロイドなのか、それとも、陽路に「いきましょう」と付いてくるアンドロイドなのか、それはまだわからないが。

陽路はアンドロイドを大切に思い、パートナーとして認めている。そして、ドロ課へと2人で赴くこととなる……


HO3として作った陽路さんは能力を強く意識してキャラ付けしてる。


サブマシンガン90にするって決めた時点で、STRと CONが10しかないのは武闘派にしては低いなーと感じたので、「なんでもそこそここなせる」けど「特化できたのはサブマシンガンくらいだった」的なバランスを考えた。


あと、正義感強いエゴイストであるにも関わらずPOWが10しかないのは、「表面的には意思が強そうに見える」けど「実際は“性格的にそう生きるしかない”」であるとした。

辛さ苦しさにはそんな耐性なくて、物事を割り切れる強さはあまり持ち合わせてない。ただ、自分を信じ切って生きることで乗り切ってきたし、そうしなければ立ち止まってしまう。

どちらかと言えば「弱さを自覚してるから強く振る舞っている」タイプなんだろうなと。


INT16のEDU14と頭は良いので、昔から運営委員や風紀委員といった役割をこなしたり、警察として優秀な成績を残したり、あらゆる運動部で一定の活躍できたりなど、頭の回転での成果を出せる人だと思った。

あといま考えた後付けだけど、頭が良いからこそ自分の弱さを「自分が弱い」と認識できてしまうのかもしれない。


「普段は人当たり良くて表情も柔らかい」って設定したらAPP18になったのは設定に能力が応じた形で面白かった。そりゃ第一印象良いわな! 信用と説得も80あるのでめちゃくちゃ聞き込みとか得意そう。


てな感じで、今まで作った探索者では一番、能力一つ一つに着眼してキャラに反映させてる。

これあれやな。シナリオやる前からここまで深くキャラ作りしてるの、キーパーの熱意が伝わって俺も既に楽しくなってるおかげだろうな。キーパーに感謝!


HO1が女性で11cm下となると、陽路さん的には心ちゃんとちょっと重なって見える可能性あるかもしれないと思った。(実際は違ったのでこの心配は無かった)

会うまではHO1に対してなんとなく「気に食わなさ」とある種の「心配」が合わさった複雑な思いを抱いてるけど、HO1と会った時に、心ちゃんとHO1が姿や年齢は違えど背丈が近いなら。

若くして努力してる姿が心ちゃんと重なって見えてしまって、どうにも守りたいような気持ちになってしまう可能性あるなー。

実際の反応は会ってみないとわからないとこだけども。そういう心境になるかもしれないし、なったとしたら陽路さんの心情がえらい複雑さになってきて大丈夫かこの人感あるぞ???


■基本的なキャラ設定
HO4を拾った設定を広げて、「よく何かを拾う人」にした。それを派生させて、拾ったペットが何匹か居ることにした。

事件を追って異動くらった設定を広げて、「上司とぶつかるような正義漢」にした。これも派生させて、正義感が強すぎるところがあり、悪と認識した相手には容赦ない性格にした。

そこからさらに、「普段は表情が柔らかく人当たりがとても良い」「しかし悪に対しては冷酷」という二面性が誕生。悪相手には「お前」呼ばわりする。恭雅がもし「悪」に堕ちていたら、どうなっちゃうんかねー。そこは決めてない。

今回は何となく妻が居ることにしようと思った。せっかくなので娘も居ることにした結果、ペット3匹と合わせてなかなか大きい所帯に。


■名前
最初になんとなく「珍しい名字にしたい」欲があった。ただ、下の名前どうするかのアイデアがなかなか浮かばなくて、結構悩む。

「福」で「たからだ」と呼ばせるのは実在するらしく、結構気に入ってたのだけど、良い下の名前が浮かばなくてなかなか決定できず。

でもある時、天啓が舞い降りた。

このキャラは「よく何かを拾うキャラ」という設定を初期に決めた。

名字が「たからだ」。

「宝だ、拾う」→「福 陽路」

「ひろ」は「ヒーロー」にもかかるし、これだ!と思いましたね。


■妻子の名前
こちらもなかなか迷ったのだけど、陽路の名前が決まったことで連鎖して決まっていった。

「宝だ、マイン(私の)」→「福 真音」
「(両親にとって娘自身が)宝だかんな」→「福 神南」

ギャグやないかーい。でも気に入ってる。


■ペットの名前
陽路のネーミングセンスをどうするか問題。よし、安直マンにしよう。

犬は「けん」、猫は「びょう」「みょう」にしよう。漢字の読みやないかーい!

なお娘やHO4の名前はさすがに周りから注意されてちゃんと考えた模様。


■アンドロイドの扱い
陽路さんにとってアンドロイドは扱いが微妙。

理解としては「道具」として見ているし、世に起きているアンドロイドによる事件も人間による何かしらの影響で暴走してるのではと解釈している。道具が一人でに暴走するわけがない。

だが、HO4たちアンドロイドと話していると、それぞれに個性があり、何かを大切に思うような挙動も見せることがわかる。振る舞いだけとか、プログラムの結果とか、そう切り捨てることはできる……が。

アンドロイドを家族や友人のように思う人たちが居るのをよく知っているし、特に娘はHO4を慕っている。陽路さん自身、HO4とパートナーとして接してきて、単なる道具と言い切れない思いを抱いている。関わりの中でアンドロイドは、一つの命のような存在感を見せるのも事実だ。

しかし、それでもアンドロイドは道具なのだと結論している自分もいる。その矛盾に答えを出すべきなのか、出さなくていいのかも、よくわからない。

……ただ、言えることは。「僕は物も命も大切にする方だ」。


■友人への思い
陽路さんは白瀬に対して、どういった感情を持てばいいのか複雑でいる。かつて正義として共にあった相棒が、今は打ち砕くべき犯罪組織のリーダーだと言う。

悪に成り下がったのなら、容赦することはない。迷いなく銃を向ける覚悟だ。ただ……撃てるだろうか。もう彼に正義は無いと、悪だと……“撃つべきでない理由”が無いと、信じきれるだろうか。

心ちゃんのこともある。もし生きているのなら、兄を失うのは悲しすぎる話だ。あるいは、白瀬恭雅が犯罪に手を染めた理由が心ちゃん関連にあるのなら……

陽路さんは理性では「迷うことなく悪と見るべき」と判断している。だが、きっと何か事情があるのだと感情が訴える。複雑な思いを抱えたまま、結論を出せずにいる。


■正義とは?
陽路さんは自分を正義だと断言する。だが、正義にも様々な形があることは理解している。それでも自分を正義と断言するのは、強い信念であると同時に、断言しないと弱さに飲まれそうな自分が居るからでもある。

そんな陽路さんにとって、白瀬の件は自分の「正義」を揺るがすに十分な事態だ。悪に容赦ない自分が、躊躇してしまう相手。それを目の前にした時、自分の正義はどうなってしまうのか。万が一、撃たなければならない時。間違いなく撃つべきだ。しかし、撃てると言い切れない。自分が正義だと、言い聞かせられないかもしれない。

陽路さんは、未だ答えを見つけられていない。妻に明かせる内容じゃないから、相談もできない。一人で、向き合わされる。その大きな問題に、どこか目を背けている自分がいた。


■HO1への感情
HO1に対して陽路さんは、自分を重ねている部分がある。自分と同じく若くして抜擢されたHO1には、自分のような踏み外しをしてほしくない。それは本心だ。

だが同時に、自分が「若くして活躍した」ことに無自覚にプライドを持っていたことを、知った。かつての自分よりも更に若いHO1に対して、嫉妬のような感情が僅かに芽生えている。

陽路さんは決して冷たく接する気は無い。だが、どう接すればいいのか、どう接したいのか、自分でもよくわからなくなっている。

実際にHO1と会って話した時、自分がどんな感情を持ち、どう振る舞うのだろう。陽路さんはそこに少し不安を抱いている。


俺のキャラって、シナリオの中にあんま迷いを持ち込まないんですよね。シナリオ通過中は判断の方針が明確なことが多くて、方針の上で決断に迷うことはあれど、方針自体で迷うことが無いというか。


でも陽路さん、元々が感情的かつめちゃくちゃ迷うタイプなのを「正義」という信念で無理やり決断してきた人間なんですよ。方針ブレブレ人間なのだけど、だからこそ「正義」という方針を大袈裟なまでに貫くことで答えを出している。だから世間的には、冷静で判断力のある人間に見える。

そんな陽路さん、「正義」では判別できないことや、「正義」が揺らぐような場面では、本来の性質が出ちゃうのだろうなと思うのです。感情的に、その場のブレに従って言動するような。優しく、弱く、泣き虫で、怒りんぼな人。


まぁあくまで「ゲーム」であって「創作」ではないので、プレイ上支障が出るレベルでの迷わせはさせないし、キャラはともかく他のプレイヤーにとって邪魔なことはさせないけれども。

それでもシナリオの展開上、陽路さんの方針が定まらない場面は多いかもしれない(ていうか他のHOに対する接し方さえ既に定まってない)から、その辺りで過去一キャラとプレイヤーで魂の交流をせねばならんかもしれんな、と思ってる。


陽路さんとしては「アンドロイドによる事件」には過去を思い出して嫌なところがあるし、現場で死体や傷付いた人、怯えてる人を見ると、怒りが湧いてくるんですよね。

そして、今回の事件で難しかったのは「実行犯がアンドロイド」であること。

陽路さんは「悪」を嫌うけど、アンドロイドの「道具」としての側面を大きく見ているので、アンドロイドによる事件って誰かしら人間が道具を使って起こした事件ということになり。

人間が包丁振り回したから包丁憎むか?っていうとその憎しみは本筋ではない。今その場にいるアンドロイドに怒りをぶつけるのは、陽路さんの正義に合わない。だから、人質を救うこと優先で、アンドロイドを説得し、全く説得に応じないアンドロイドは動きを止めるために撃つ。

怯えてたアンドロイドは何かされてたみたいだし、茶髪のアンドロイドは命令されて動いてただろうしで、明らかに人為的なものが感じられたのも、嫌なところ。

考えたくないけど考えてしまう「可能性」もあるしね。



陽路さんダメージ受けたのは茶髪のアンドロイドの拳銃を受けたせいなんだけど、自分のパートナーは怯えたアンドロイドを保護してて位置的に間に合わず、HO1は行動済み、HO2は庇うのに失敗したため、陽路さんは自分で受けることを覚悟した。最大HP12に対して7食らったのは痛かった……。でも人質も怯えたアンドロイドも救えたから、陽路さんは後悔してない。

戦闘終了後、全員で応急手当てするもオール失敗。NPCに振らせてみるとKPがファンブル。ダメだこれw 相応の深手でその場じゃどうにかならんかった←



HO1に対して、応援したさと嫉妬がある陽路さんだったけど、HO1はすごく真面目に大きな活躍してて、それを見た陽路さんは普通に認めるんじゃないかなーと思った。HO1と出会う前の感情に対して「馬鹿だったな」と、撃たれたお腹を押さえながら陽路さん思ってるかも。



一方、戦闘でサブマシンガンの範囲攻撃が炸裂したのは気持ち良かったね! 2d6で10出せるのに4d6で出せないのはどうかと思うけど! まぁHO1もHO4も戦闘でしっかり活躍してたし、楽しかった!

HO2は……出目がとかく悪かったけど、ただアンドロイドの説得では活躍してたので見せ場はあって良かった。おっちょこちょいな感じになってるけど、それはPCが慣れてくればきっと変わる、と信じよう。



小ネタ。

HO4と共に「ベテランらしさ」や「慣れてるパートナー」感がめっちゃ表せたのが楽しいところだったね。

HO2が連れてるカラス型アンドロイドが偵察用と聞いた陽路さん、さっそく偵察を頼んでいく。こういうロールがあると、意味が出てきて良い気がする。

四体のアンドロイドのうち、一体だけやたら強いやつが居る。謎に強い敵が出現する現象、あるあるよね。

黄海が連れている犬型アンドロイドを見て(うちで飼ってるケン(犬)に似てるな)と思う陽路さん。

重傷を負ったことで奥さんに怒られるのではと言われたが、奥さんは陽路を理解してるので怒るとかではなさそう。でも娘には怒られそう。

全体でクリティカル1回、ラッキーナンバー4回、ファンブル4回が見えました。初日だよね? VOIDは出目が荒ぶると噂では見かけてたが、これがVOIDか、と思いましたね。


玉(見えてる範囲で):f1
佐波:c1、l2
さくや:f2
りょうB:l1、f1回
霧:l1


現在捜査中の事件について資料を確認。被害者に妻と同年齢の「奥さん」、さらに遺された「小さい子供」が居ると知って、内心嫌な気持ちになる陽路さん。ただでさえ被害そのものが嫌なんにね。犯人に対する憎悪は深い。

そして、やはり出てくる白瀬恭雅の姿。君はそこで何をしてるんだ、と思いながら、頭を悩ませる陽路さんがいた。今のところドロ課にも共有する感じではないしなー。


ドロ課みんな集合。犬(アンドロイド)とカラス(アンドロイド)が居て、犬を撫でたがるアンドロイドたちが居て、なかなか賑やか。


パートナーのHO4がとかく好奇心旺盛だったり生活サポートしまくったりで、なんか捜査員ロボットで片付く個性してないなって印象。陽路さん、普通のアンドロイド相手なら単に道具として接しただろうに、HO4だからこそ妙に人間的な交流になるんだろうなー。

余談。陽路さんのHO4と会う前のパートナーロボット、いておかしくないのに設定してなかったなーと気付いたので、その場で裏設定として「前にもパートナーはいたものの深い交流は時になく、HO4と出会う前に大破してしまったため、そのままHO4がパートナー候補になった」というのを作った。

だから陽路さんにとってHO4はやっぱ特別なんよな。


探索場所を選ぶところでは、「子供がいるから病院行きたいのでは?」と聞かれたけど、陽路さんその辺は専門家なり仲間を信用してるから“捜査”より優先度が特別上がることはないかなー、ということで、まず目の前(昨日)の事件に関連するところから選ぶことに。取調室に例のアンドロイドがいるとのことで、向かいました。

取調室、思いのほかHO4が聞きたいこと聞いてくれるので「あー、良いパートナーだなー」と思いながらゆるゆるやってました。陽路さんの負担が少ない。

ただ、その後の「自分は破壊されるのか」という問いと、破壊されることに絶望するアンドロイドへの対応は、まーじ陽路さんの“急所”だったので、ロールにめちゃくちゃ時間かかってしまった。



「正義」はどこにある? 陽路さんはまずそれを考えた。

目の前にいるアンドロイドは「悪」だろうか。いや……アンドロイドは「道具」だ。道具に善も悪も無い。使われ方の問題だ。「悪」はこのアンドロイドを狂わせた何かだ。

なのに、このアンドロイドは破壊される運命にある。それを見過ごすのが正しいか? ……少なくとも、今の陽路さんには正しいと思えない。

陽路さんは悩みながら。このままでは破壊されるのは免れないが、真相がわかれば変わるかもしれないから捜査を努力する、と伝えた。


それでも「人間なら死刑にならないのに」とこぼすアンドロイドに、かける言葉が難しかった。そうなのだ。道具扱いされたのが「人」なら、こんな処分にはなっていない。なのに、このアンドロイドは破壊されてしまう。

何が正義で、何が正しいんだ?

陽路さんにとって、あまりにも難しい問題だった。

HO4は、「人間の善性」を挙げて、罰が軽くなる可能性について話し、陽路さんに同意を求めた。だけど陽路さんとしては、あいにく頷けない。

自分自身が数多くの「人間の悪」と強く向き合ってきた人間であるし、アンドロイド法なんていかにも「人間の都合で定められた法」だ。道具であるアンドロイドに対しての善性が期待できるとは、陽路さんには思えない。

……法に則れば、このアンドロイドは破壊されることになる。警察はそのつもりで考えている。だが、アンドロイドは「道具」である。このアンドロイドは人を傷つけるために作られたのではなく、何者かによって悪用されたのだ。それを想定できていない法に問題がある。……陽路さんは悩んだ末に、この考えでいったん落ち着くことにした。

だから、真相を突き止めれば法の不備が明らかになって状況が変わるかもしれないから、そこを努力すると伝えた。


これ、陽路さんとしては「明確な答えが出せないからこう答えるしかない」。何が正しいと示せないからこその答えなんだけど、HO4のPLとしては「好きな答え方」だった模様。捉え方が違うの面白い。

ほんで。答えが出せない陽路さんは、自分のために、自分に言い聞かせるように付け加える。

「君を悪用した『悪』は、必ず追い詰める」

これもKPやPLたちからはかっこいいと言われて、陽路さんはそういう人だよなぁとほのぼのしてた。陽路さんの心中は大変だけどね!



その後、陽路さんは捜査を行うため第二事件現場へ。子供と脳の話、昔に恭雅と追ってた事件を思い出すよねー。陽路さんの中ではイコールになってないけど、俺の中では警戒心めっちゃありますぜ。お、茶髪アンドロイドとかその辺にそういうあれこれあったりする?みたいな?


てな感じで。次は個別を挟んで、再び探索らしいです。KPから「りょうさんのHO3が見たい」「陽路さんの考え方的に今後が楽しみ」といった発言が出てるから、いやー、いろいろどうなるやら。楽しみっすな。


退勤前に黒田さんから呼ばれる陽路さん。お茶を出されて「楽にしてくれ」言われたんだけど、ここでまずちょっとロール迷った。陽路さん、ここで雑談から入るか用件を聞くか、どっちだ?

一瞬迷ったものの、陽路さんの性格上、用件をさっさと終わらせるかなーと感じて「話とは?」と切り出す。

黒田さん、全体的に「どういうことかわかるか?」「どう思う?」みたいなふんわりな聞き方が多くて、PL的には、やりづれータイプの聞き方しおるって感じてました←
黒田さん的に陽路さんの考えや感じ方をめっちゃ確認しながら進めたいってのはわかるんだけどね……w必要な補足はKPが答えてくれたので、進行自体はわりとスムーズでした。


アンドロイド関係の事件で警察から情報漏洩してる、という話を聞く陽路さん。最初、俺は「内通者がいる?」と答えようとしたけど、これ陽路さんらしくないなと思い直し。陽路さんには「外部へ意図的に情報を流してる何者かがいる?」という形で答えてもらいました。

なんというか、どういう意図や形での情報漏洩なのかわからないうちから「内通者」と強い言い方するかな?というあたり。完全に黒側であるとして、どんぐらい濃い黒なのかな、みたいなね。まぁすぐに黒田さんの口から「裏切り者」というワードが出たので、どうやら相当黒い模様。

何にせよ情報漏洩という事態は穏やかではない。陽路さん的にも「悪」だし、仮に犯罪組織と繋がりがあるなら大問題……かつ捜査の線になりうる。探ることは快諾した。


その後、黒田さんが陽路さんをドロ課に推薦したことが判明。直接の関係性は無いのに、上司とバチバチにやり合える厄介な男を推薦?と、ちょっと不思議に思う、ので陽路さん「ありがたい話ですが、少し意外ですね。僕はわりと上から煙たがられる身ですしね」と正面から言う。遠回しにせんよね、この人は。

黒田さんが言うには、陽路さんを数ヶ月調べた上で信頼できると判断できたそうな。もともと白瀬恭雅と親しかったから警戒はめっちゃされてたようだけど。

ここ、KPが間違って一瞬「数日」って言っちゃったので、笑ってしまった。数日調べて信頼する警察、甘々すぎるw


それにしても、やはり「白瀬恭雅」の名前は出るか。こちらからどこかのタイミングで切り出そうとしていた件でもある。とりあえず、上の人間が彼について掴んだことがあるかの確認を取るが、特に目新しい情報は無し。

陽路さんはこれまで自己判断で恭雅のことを本当に誰にも口外してないのだけど、ドロ課の中でも彼について共有しない方針で間違いないかと確認してみる。捜査対象になってるからね、そこの確認は必要だと思った。

黒田さんは、内通者の可能性を考えると下手に名前を出さない方がいいと返答。ま、そうよね。陽路さん的にも「悪」に気付かせたくはない。陽路さんは「黒田さんと考え方が一致していて安心しました」と言う。

このセリフ、上の人と正面から言い合いできる陽路さんだから「やり合いせず済んでよかった」というニュアンスなのよね。わりと物騒な意味で言ってんのよ。


その後、黒田さんから「捜査は順調か」と問われる。これねー、陽路さんとしては「悪党に手を及ぼせない状況」を順調とは決して言えないよなぁ、と思った。悪党に迫れば順調なのではなく、悪党を無力化できる状況まで辿り着く道筋が見えて初めて「順調」と言える。それが陽路さんだろうなと。

なので。これはセリフまんまのっけるけど。

「まだ事件を主導しているであろう人間が掴めていない現状、順調と言うだけの余裕は無いですね。ドロ課のメンバーはみな優秀そうで、そこは頼りに思えていますが」

と、返事した。ドロ課の話を出したのは、前向きな材料が無いように見えてるわけではないって点を示したかったからですね。昨日今日と仲間を見てきて、みんな優れてるようなのはわかったからね。

黒田さんからHO1・HO2の新人コンビを気にかけてやってくれと言われたので、「えぇ、見ていきます。さすがと言うべきか、二人とも良い捜査官ですしね」と答える。これは性格や能力すべてひっくるめてね。


で、陽路さんにHO1(日下部さん)のことを触れさせたいなと思ってたら黒田さんが「良い刑事になる人材だと、私も思うよ」と言ってくれたので、ここでちょっと触れる。

「日下部くんは、僕よりよほど向いていそうです」

これね、冗談のようにも見えるけどマジで言ってる。たぶん周りからすると本気とは思いづらいと思うんよね。陽路さんって実力あるしいつも余裕そうに見えるから、まさか新人に対して「自分より向いてる」と口にするような印象無いんじゃないかと。

だが!陽路さんは!内心とても複雑なやつである!

そもそも陽路さん自身「若くして活躍したのに上司と正面からぶつかって本来の出世街道から外れた人間」である。正義を貫いてそうなったので別に悲観してはいないが、上から見た自分の厄介さを陽路さんは重々承知している。

で、そんな自分と比べればHO1の日下部さんは(今のところの印象では)普通に真面目な子で、さすがに考えが合わないからって上司と言い合いまくるタイプではないように見える。その上でちゃんと実力もある。だから「自分より向いてる」と本気で評価してる。

黒田さんは陽路さんのことよく調べたので経緯を知ってるだろうし、口角上がったって描写入るくらいには理解してると思うけど。知らん人が見たらマジで冗談にしか見えなさそう。

あと、陽路さんとしては出会う前はHO1に少し嫉妬してたのが、彼女の真面目さと働きぶりを見てふっきれたという経緯があるので、その辺も含めた感情からも言ってますね。「今のところは自分の方が上だが」「刑事に向いてるのは彼女の方であり」「いずれ追い抜かれそうだな」と評価してる。


話が終わり、家族がいるのに遅くまですまないと言われた陽路さん。まぁ仕事で帰れないとか遅くなるとかは今更だろうし真音が本当に良き理解者なので、娘の神南もそれなりに理解示してくれてるだろう。娘にとって陽路さんは忙しいヒーローだし。なのでそういう点で怒られるとかは無いと思う。また、陽路さんも正義のために努力するのは当然なので、受け入れてる。

それよりは、娘が父親に構ってほしいだろうにあまり構えないことが陽路さんにはちょっと大きいかな、と思った。なので、陽路さんが怪我を負っているのも含めて「まぁ、二人ともよく理解してくれてますから。今日は娘に謝ってゆっくり休みますよ」と返す。

余談だけど、この日の夜は横になりたい陽路さんvs構ってほしいペットたちが繰り広げられただろうなということで、「(怪我してる)お腹に乗らないでくれ」と陽路さんがお願いしたり、真音呼んで対応してもらったりという描写を入れてました。


さて。黒田さんから最後に言われた言葉が重かったな。

「いつか君にも大きな選択をしなければならない時がくるだろう。君が後悔のない選択をできるように祈っている」

これに対する陽路さんの思いはこう。

……あまり言ってほしくないことを言ってくれるな)

だって、陽路さんにとっては「白瀬恭雅」が犯罪者になってる時点で、いつか彼を「悪」として断定し、向き合わなきゃいけない……のに、恭雅を悪として断じたくない自分もいるという、迷いに迷ってる心境。

答えを出さなきゃいけない時が来るであろうことは覚悟してる。覚悟はあるが、答えを未だに出せていない。事実上、悩み続けて先送りにしてしまっている。

そんな陽路さんにとって、「大きな選択をしなければならない時がくるだろう」という言葉は、重かった。陽路さんの弱いところを的確にえぐられたような感じ。


陽路さんの中で恭雅は「悪」である。現状、恭雅にどんな事情があっても、陽路さんはそこが覆る気はしていない。裁かれるべき、という結論はきっと変わらない、と感じている。PLはいろんな展開の可能性考えてるからどうなるかなーって思ってるけど、それは置いといて。

問題は、陽路さん自身が持つ「正義」がぐらぐらしてること。恭雅の持つ事情によっては、自分に恭雅が裁けないかもしれない。何が正しいのか。“正しそうなもの”があったとして、恭雅相手に貫けるのか。貫けなかったら、自分はどうなるのか。めちゃくちゃ不安になってると思う。

大きな選択。それは覚悟してるが。
後悔しない選択。陽路さんにとっては「そんなもの、無いのかもしれない」とさえ思えてくる。

陽路さんは複雑な心境のまま、次の日を迎えるのだろうな。


陽路さんの妻、真音はどんな人かの考察。KPが、陽路さんの怪我に対する真音の反応を考えてくれたから、どうだろうなーと俺も考えてみたやつ。

真音はね、コミュ力お化けなんですよね。それはもちろん明るさとか感情表現のうまさもあるんですが、特徴的なのは「したたかさ」というキャラ付けしているんです。


自キャラに風兎というコミュ力お化けが居るんだけど、風兎は単純に真面目さと陽キャ性質で好感持たれやすい人間って感じなんですよ。でも真音は結構違うタイプで。

真面目というよりは我が強い。陽キャというよりは表現能力に長けている。相手に悪い気させず自分の意思や考えを“受け取ってもらう”能力がめちゃくちゃ高い。

つまり、風兎が感情一直線かつ相手を慮るから好かれるキャラなのに対して、真音はかなり深いレベルで全体のバランスを意識的にとってるキャラなんよね。

だから、嫌な思いをさせないことも、させることも、目的に応じて使い分けられる。真音がそうしてることに気付いた人にさえ悪く思われない振る舞いができる、天性のセンスを持っている。


なので、陽路さんという弱い人間を追い詰める言葉はかけない。陽路さんの正義を揺らがせる言葉もかけない。だけど、陽路さんが本当に崩れてしまった時、そこに自分たちが居てあげられる(居られる)ようにはする。

陽路さんはそんな真音のすべてを理解して、深く信頼している。この2人はそういう関係性なので、真音は小言みたいなのを必要無い限りしなさそうなんよな。


じゃあ、真音は陽路さんの怪我にどう反応する?というところで、やっぱ心配はするんですよね。そしてそれを何かの形で言葉にする、と真音は判断する。ここが「言葉にしよう」とか「言葉にするべきか」じゃなくて、最速で必要なものを「する」と決めれるのが真音。

ただ、今の陽路さんには余裕が少ない。だから、ペットをよけてくれと言われた真音は「はーい。陽路さんを死なせないためにみんなこっち来てね〜」とか、さらっと言うかもしれない。

振る舞いは遠回しに見えるのに、言葉は陽路さんに向けて真っ直ぐで重い。真音にそう言わせるレベルの怪我を負ってきた陽路さん。そりゃ家族は心配するし、自分が死んだらどうなるかってことまで意識すると気が引き締まる。陽路さんには非常に効果的だし、そのために言ってるのも陽路さんに伝わる。


陽路さんに直接「心配です」と言ったり、小言で伝えたりしても、怪我や命の危険に関しては陽路さんにとって今までもこれからも「最大限気を付けつつ」「全力を尽くす」しかないから、どうにもならない。辞めてほしいわけでもないし、ただでさえ最近追い詰められてる様子の陽路さんには逆効果になりそう。

今回、真音が心配を伝える目的がどこにあるかと言うと、その「最大限気を付けつつ全力を尽くす」の精度を高めるためにある。だから、気を引き締めてもらうためのさり気ない一言で十分。

……という、無意識レベルの計算をできるのが真音だと、俺は思ってます。


まぁとはいえ。そんな真音も不安なのは間違いないんです。ストレスも溜まる。それは、誰かに「これは愚痴なんだけど」と吐き出してそう。相手は、陽路さん自身の時もあれば、もっと適した相手がいればそっちかもしれない。

真音は「吐き出したら迷惑かな」とか思うのではなく、「吐き出していい状況」を自ら作る。そうやって、自分のストレスを管理する。やっぱコントロールの鬼って感じやな、この人。

その性質をペットには感じられてるのか、いかんせん動物がベタベタしてくれないのが一つの悩み。


ちなみに娘の神南は父に似て感情タイプなので、父親の仕事に理解を示しつつも構って欲しさにいじけたりする子です。


・事件があるとすぐに向かい、事件解決のための理論的な即断即決ができる人。
→「悪」に対して強い敵意があるゆえに、悪を追い詰めるための「最短」を選択する。判断が早いので結果的に解決に結びつきやすいが、あくまで感情的な選択であり、理論的に「最善」を選んでるわけではない。

・優しいので被害者に対して深い同情をし、犯人に対して強い意思を持てる。
→優しいのもあるが、自分を絶対的な「正義」として置いてるため、「悪」に対する強い敵意を持ってるのが一番大きい。被害者に対する同情は、してはいるが他人が思うほど深くはない。

・いつもにこやかで余裕がある。冷静沈着。
→わりとすぐメンタルに響く。「正義」という方針を過剰なまでに意識することで、擬似的な余裕を生み出している。

・刑事らしいかっこいい発言が多い。
→「正義」に従った結果そうなっているが、言ってる本人に余裕が無い場面も多々。

・優秀かつそれに見合った自信家なのに、他人を持ち上げたり自分を下げるような冗談を言う人。
→自信家ではあるが自分の難点も強く自覚しており、ほとんど本気で言ってる。

・人当たりが良く、上下関係なく誰とでも親しくなれる。その上で必要な意見を臆さずはっきり言える人。
→自分の「正義」に反さない限りは優しいが、相容れない相手とは上司だろうと言い合って貫こうとする頑固者の側面がある。上の人間には有名だが、よく知らないと単に「ちゃんと意見できる人」にしか見えない。

・アンドロイドへの差別をしない人。
→めちゃくちゃ「道具」「機械」として認識してる。が、感情を感じる振る舞いで来られると簡単に、「道具」と切り捨てられない感情を抱いてしまい、そんな自分に未だ戸惑う部分がある。
→自覚してないだけで元々「道具」にも情を抱く性質が強く、だから物をよく拾うし、大切にするのである。あなたは元々そういう人です。HO4たちアンドロイドが人型で喋るから妙に意識してしまうだけで、「道具」の性質をよく見て良い方に対応しようというのは“陽路さんらしい”のです。


「こんな時に渡すのもなーとも思いますが、陽路さんどうぞ。私と神南の本命です」
「今年もありがとう。今年は一緒に作ったんだね?」
「スイーツ作りは人間としての強みになるから、そろそろね」
……いちじるしく甘いよ?」
「“すぺしゃるなちょこ”を目指したんだってさ。食べてね」
「あぁ……


ドロ課を探索するHO3HO4コンビ。内通者探しも課せられている陽路さんは何の迷いもなくデスクを覗き回る。

陽路さん的には黄海さんの写真が気になったねー。昔の事件と繋がりあるかも、とちょっと思ったが、それに関してはわからず。代わりに黒田さんが例の事件の捜査担当者だったことがわかり、事情がいくらか深そう。他のPCに共有するか確認されたけど、これを陽路さんが誰かに言う理由弱すぎるんだよなぁ。俺というPLは全然共有したいんだけどね。

デスク探し回って得た情報、みんなに共有するのも変な話だしこれも陽路さん的には言わなそうかもしれないけど、共有するって話になった時に何も考えず「はーい」って答えてた自分がいた←
まぁ「どうしてそれを知ったか」については言わず、たまたま情報得た感じに伝えるってことで……w


今回はHO1HO2のターンで、雑談としてHO4に昔話をしてみた。さすがに恭雅のことや追ってた事件については伏せながらだけど、10年前は特に上司とやり合ってたことや、「優秀なパートナーがいれば疎まれても気にならない。今もHO4がいるから」という言い方で昔にもパートナー(恭雅)が居たことをほんのーり仄めかすなど、HO内容を少し匂わせ。これが伏線として「あれってこういうことか」と機能したらちょっといいなー。


あとは、HO4との探索でお互い片方が失敗すると片方は成功になるという見事なサポート関係にあったのがエモみある。



今回はこんなところ。毎回「次回どうなるんだろう」って感じるの、良いシナリオの証拠よね。


探索序盤からHO4に食堂行く?って何度も言われてたけど、なんだかんだで行かなかったんよな。で、KPやPCに「食堂に陽路さんが行ってたらどうなったのか気になる」って言われた時に書いたやつ。


・アンドロイドいじめを目撃する

・即座に刑事に近寄り「何をしてるんだ?」と声をかける

・邪魔するなよと言われて「お前たちがくだらないことをしなければいい」と返す

・ただの缶空〜の捨て台詞を聞いて深くため息をつく

・アンドロイドに「君も、警察としておかしい振る舞いは指摘していいんだよ」と手を差し伸べる

・床を掃除するアンドロイドを見て「……報告しておこう」と黒田さんに連絡しておく


みたいな流れかな。

陽路さんの悪党に対して「お前」呼びする設定がこんな形で初披露になるとは思わなかったぜ←


前回、HO2が本を一つ破いてしまった(図書館ファンブル)ところから再開。

自陣、図書館が高くて50、他は35と25と25だもんだから、NPC2組連れて必死に振りまくる。ファンブルも出ましたがクリティカルも出ました。ちなみに陽路さんは25です。


リボット社の社長のインタビュー記事で「アンドロイドを生き物として見てる」「子供のようなもの」みたいなことを言ってるのを見かけた陽路さん、黄海さんと一緒にうーんって思うところがある様子。

陽路さんの場合、アンドロイドの扱いについて迷ってるので、生き物や子供と表現する社長の言葉には刺さるものがある感じ。


オカルト記事に載ってた事件が10年前から始まってることから、自分が10年前に追っていた事件を思い浮かべ、その場にいる人たちに事件のことを話し始める。もちろん恭雅のことは伏せながら。

赤星くんから「あの事件は上がうるさかったろ?」と言われて、陽路さんは「上も僕もうるさかったね」と返す。赤星くんに「気に障る言い方だったか?」とやや心配させてしまう。

いやー、陽路さんは確かに上司とやり合うタイプなんだけど、同時に自分の厄介さも強く自覚してるんで「上だけがうるさかった」とは認識してないんよね。だから「僕も」と当然のように言った。


リボット社では、東さんがアンドロイドを徹底的に道具として見ていて、警察に対するアンチ発言もしていたので、陽路さん的には何か言い返さないとなと思って悩んでた。で、させた発言。

「わかりました、ご協力感謝します。……私は、犯人を追い詰めるために、あらゆる可能性を探り真相を明かしたいだけです。疑われて迷惑なのは理解できますが、こちらもやるべきことなのはご理解いただけると助かります」

別に東さんは「悪」ではないから敵意を見せるような発言はしないけど、陽路さんとしては相反する部分があったので言わせなきゃいけなかった。かっこいいって言われてて面白かった←

全体的に、陽路さんが複雑な心境の末にやってる言動がなんとなく「主人公感」出てるの本当に面白いよなぁ……w



黄海さん、本人がアンドロイドなのかなぁと思うくらいにアンドロイドの立場で物見てるよなーと思ったりする。

で、問題はその後の……心ちゃん!!! でも姿が10年前のまま! もう陽路さんのハートはぐらぐらよ! 流石にここまでの事態になると、話せる範囲で話す覚悟決めるわ。

機会があればナルミくんかPCみんなに話すつもり。


(追記)
心ちゃんの姿が繁華街のモニターに映された時、陽路さんは動揺すると共に首元へ手をやった、という描写入れてたわ俺。伏せで書くの忘れてた気がする。

陽路さんは結婚指輪をネックレスに下げてるんだけど、恭雅から貰った鈴も下げてるんです。だから心ちゃんの姿を見て、恭雅たちのことを意識した結果、思わず鈴に手を伸ばした。

こういう、KP以外には気付かれなさそうな伏線をわりといろいろ入れてたりするんですねー。
(追記終わり)


シナリオ終了後、明らかに情報が一つ抜けていて、KPから秘匿で「君たちが秘匿で得た情報だよ」と連絡があった。誰かと一緒に得た情報は無いんだけど、一緒に調べてた時に得た情報といえば10年前の事件に関するところか。陽路さんなりに共有はしてたんだけど、はっきり「共有します」って言ってないから得た情報そのままは出てないのよね。次回やっとくかー。



VOID4回までの結果
c=クリ l=ラッキーナンバー f=ファンブル

佐波(日下部幸):2c 2l 2f
さくや(瑠璃):1c4f
りょうB(福陽路):3c 1l 1f
霧.(シガナルミ):1c 1l 2f


■コート無し


■戦闘差分


黄海さんとシロウが見当たらないまま戦闘に入るところから。戦闘はかなり順調でしたね、HO2が庇うでファンブル、青木さんがショットガンでファンブル出してたけど、HO4が身を挺して被害を抑えてくれたりPCの攻撃が効果的に当てれたこともあり、すんなり勝利。

HO4を褒める時に「お見事」って言ったら、HO4が真似してHO1の活躍に「お見事」って言ってて面白かった。陽路さん思わず笑いながら「本当にお見事」と楽しそう。


謎が深まりまくる中で、ついに恭雅と対面。んなもん陽路さん動揺しかできないに決まってんだろー。テロリストとして報じられてるのだからいつか会うのはわかり切ってたし覚悟してたつもりだけど、やっぱ実際に“そう”として出会うと、陽路さんは頭が真っ白になる。

「き……っ、君は……

陽路さんの台詞なのだけど、最初は「恭雅」って呼びそうになってるのを堪えて、辛うじて「君は」と言えた感じ。ギリギリ理性がある。

恭雅が自分を見ているのを感じ取る陽路さん。間違いない、あれは恭雅本人だ。しかし、恭雅はさっさと逃げてしまう。陽路さんは「なぜなんだ」と言いながら立ち尽くしてしまい、HO4が呼びかけても反応しない。

陽路さんがようやく頭が回り始めたのは、イチハが「(さっき逃げたの)テロリストなんでしょ?」と発言した時。そう、あれはテロリストの容疑者。「悪」。正しく動かないと。まず、何を。報告。そして、この後は……と、必死に頭を動かす。「正義」としての思考を必死に働かせて、なんとか体を動かす。

でも、誰がどう見ても深い動揺があった。


夜、自宅に戻ったとのことで、家でどんな流れがあったのかなーってKPと話してた。いつもならにこやかに娘に話しかける陽路さんだけど、今回ばかりはそんな余裕は無い。疲れ果てた様子で、娘の神南に「……ごめんね、疲れてるんだ」とだけ声をかけて、真っ直ぐに寝室へと向かう。

その様子を見た真音は、衝撃だったと思う。めちゃくちゃ心配したと思う。何かとんでもないことが起きているのは間違いない。それでも事情を“話せない”陽路さん。真音にしては珍しく、どう触れていいかわからないかもしれない。だから、少なくともこの夜は、神南と共にただ静かに陽路さんを眠らせるのだろうな、と思う。


その夜、昔の夢を見る陽路さん。イニシャル「y.k」とか、天城とか、VOIDの設計図とか、めちゃくちゃ気になるものがあったね。うーん、これが後々にどう繋がるのか。

ちなみにここのシーン、恭雅とすごく親しい様子をKPとロールしてたんだけど、その中で気付いたことがありまして。

元々意識していたこととして、まず陽路さんは家族以外で「くん」付けしないの「恭雅」だけなのと、「ちゃん」付けするの「心」だけなんよね。

で、今回のロールでわかったこと。陽路さんは普段「周りには冗談のように見えるけど本気で言ってる」というムーブが多いんだけど、家族と恭雅たちには笑いながら冗談言うんだろうなって。そこに気付いた時、KPと一緒にエモみ感じましたね。


そして衝撃の、「HO1の逮捕シーン」。おぉ……VOID始まったな……って気分で見てました。これは始まりよ。ここまでがオープニングよ、これは。まじで次からどうなるんや。

あと、このシーンを見た時、黒田さん、陽路さんがHO1褒めた時に口角上がったのって、そういう……ってなった。


余談。さくやが描いてくれた陽路さんの戦闘差分を公開しました。



これ、胸元にネックレスを着けていて、そこに結婚指輪と恭雅から貰った鈴を下げてるんですよ。“恭雅から貰った”という事情は伏せて、さくやに描いてもらいました。KPが大変喜んでらした。いや、さくやがしっかり描いてくれたのもあって本当に良い一枚になったと思う。大変感謝です。



VOID5回目までの結果

玉葱(KP):2c 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 2l 2f
さくや(瑠璃):1c 5f
りょうB(福陽路):4c 1l 1f
霧.(シガナルミ):1c 1l 2f


……何日経っても、心が定まらない。心ちゃんに似たアンドロイドを目撃し、恭雅と10年ぶりに再会したあの日。恭雅を目の前にして、頭はまともに働かず、体の動きはあまりに鈍かった。

「恭雅はテロリストだ。悪だ。捕まえるために動かなければ」

必死に言い聞かせて、捜査はした。だがあまりにも、何も掴めない。何もできない。考えがまとまらない。

「悪だ」

本当に? あの恭雅が? あくまで容疑だろ?

「いや、容疑者である以上は容赦無く捕まえるべきだ。事実、スタックを奪って逃げたじゃないか」

……そう、だが。

「何を迷うことがある?」

…………そう言い聞かせても、迷い続ける自分は……正義よりも私情に飲まれている僕は……正義などでは……


「陽路さん」

その声で、我に帰った。真音の声だ。目の前には夕飯が置いてある。……夕飯を出してくれるのを待つ間に、目の前に置かれても気づかないほど考え込んでしまったのか。神南はすでに眠ってしまったようで、静かだった。

「ごめん、考え事でね」
……言えることを話してください」
……言えることは、無い……
「いいえ、あります」

真音の落ち着いた声が、僕の胸を貫くように響く。

「何が起きたかは、言えないでしょう。でも、あなたの気持ちは、言えるはずです」
…………気持ち……
「教えてください」

……真音と神南は、ずっと心配してくれている。神南にも、僕に甘えたいのを我慢させている。それが尚更につらい。

気付くと僕は、涙をこぼしていた。

……心配をかけてごめん」
「はい」
……僕は……自分を正しいと思って生きてきて……正しいと思い込んで、頑張ってきた」
「そうですね、いつもそうして真っ直ぐ努力してきたのを知ってます」
……でも、僕はいま、正しくいられない」
……
……正しいはずのことが、できない。迷って……何もできなくなってしまった」
……それほどに迷わせることが、起きているんですね」
「そうなんだ……

今は、真音の考えや気持ちを察する余裕すら無い。僕は、ただ、吐き出すしかなかった。

「僕は……弱いから……正しくなければ、もう……
「いいえ」

……え?

「陽路さんは弱いですが。正しさが陽路さんの強さではありません」
……
「優しさです。あなたは、大事なものを守りたいから、弱い自分を奮い立たせて戦うのです。だってあなた、人も動物も、アンドロイドさえ見捨てられないでしょ?」
……
「ナルミくんも、あなたが拾ってきて、すっかりパートナーになって、すごく親しそうにしていて。あなたは、相手が何であろうと大切に思ってしまう。それはきっと、立場も、人種も、はては生命かどうかさえも、超えて」
「そんな……博愛主義じゃない、はずだ」
「いいえ、博愛主義と言っても差し支えないです。何もかもを大切にしてしまうからこそ、“正しさ”という理由で優先順位に差を付けないと、身動きが取れなくなるのです」


……なぜ、真音は……

「どうしてそんなに断言できるんだい?」
「そういうところに苦労させられて、そういうところが好きなので」

……涙が余計に止まらなくなる。

「でも陽路さん。いま“陽路さんの正しさ”では解決できない事態になっているのであれば、もう、1人でどうにかできることではないと思います」

1人では……解決できない……

「そして、事情を聞けない立場の私でも力にはなれない。……これから難しい課題を言いますよ?」
……うん」
「あなたには“弱い陽路さん”のまま向き合える人が、仲間の中に必要です。私以外にも、一緒に戦える人……そう、白瀬さんのような存在が必要です」

…………恭雅。迷わせる原因である張本人。いや、真音がここで言っているのは、かつての……パートナーとしての恭雅だ。

……あなたの強さは優しさです。弱さだって、あなたの優しさから来ているんです。表裏一体のもので、分けられるものじゃありません」
……
「だから、弱いあなたを受け入れて、あなた本来の強さを引き出してくれる、信頼できる仲間が、きっと必要なのだと思います」

……仲間……

「陽路さんがそこまで打ち明けられる相手が居るか、正直わかりません。けれど、例えばナルミくんや、今の職場でよく一緒に活動なされてる方に、話してみてはどうでしょうか」
…………真音」
「はい」
「僕はそれがとても苦手で、ずっと避けてきた。特に、恭雅が居なくなったあの日からは……
「はい」
……けど、そうも言っていられなくなってしまった」
「そうですね」
「これ以上、君たちに心配をかけ続けたくもない」
「本当に、お願いします」
……わかった」


……できるかどうかはわからない。だけど、真音の言うことは、新しい指針として受け入れるに十分のものだった。

僕の正しさではどうにもならないのなら。1人じゃダメなら。誰かに頼ればいい。

……気はとにかく重いが、それでも、「何もできない」と悲しむほどではなくなっていた。


衝撃の展開から翌日。HO1が犯人とは思えない陽路さん。HO2が事情聴取に連れてかれそうになるのを「同行してもいいかな」と聞くも、無視される。

赤星が普段と態度違うことに対して陽路さんは「長年お世話になっている黒田さんが殺されそうになったから」と言うも、内通者の疑いはまだあるので内心では微妙なところ。

その後、現場に行って捜査。ここで差別野郎と対面。この時の陽路さんはメンタル的に弱っているので、いつもの調子では張り合えない。「お前」呼びもしてない。……とはいえ。

挨拶:「ご苦労さま」←お疲れ様ではない

HO2について:「君たちに注意してくれた優秀な新人くんさ。あぁ、それとも僕に注意されたかったかな?」←前々から何度も注意してるので牽制

アンドロイドを役立たずと呼ぶ刑事に対して:「君たちがそれほど役に立つなら僕たちが出張る必要もさほど無いのだけどね……

ルール違反してると言われて:「報告されて困るようなことをする身でよく言うね、本当に」

弱っていてもこれくらいは言い返す陽路さん、経験値が感じられる。


陽路さんは捜査のためならプライバシーは関係ないぜ。上司だろうと捜査の仲間だろうと部屋をどんどん探索する。

黒田さん、赤星、HO1が長年付き合いのあった3人だと判明。だからHO1は探索の時に赤星と行動したがってたのね。

HO1の部屋にはたくさんの監視カメラや盗聴器。陽路さん、こういうの嫌いです。顔をしかめる。誰が仕掛けたのかね……



その後、青木くんからHO1とHO2を助けようとの提案。つまり、刑事としてあるまじき行いをしようと言うのである。

つい1週間前の陽路さんなら絶対やらない。「正しいこと」じゃないから。陽路さんにとって、警察という立場は「正義」なのだ。それを曲げることは正しくない。

だけど、今の陽路さんは既に、「正しいこと」を貫けていない。ぶれにぶれている。陽路さんにとって今は、深いところで助け合える仲間が必要なのだ。

新人であり陽路さんからの評価も高いHO1とHO2。そして、長い付き合いのHO4。陽路さんにとって強く信頼可能なのは、内通者の可能性が低いこの3人だろう。そのうちの2人が、ずさんな捜査によって理不尽に容疑者扱いされている。

そんな理不尽な状況に、何もできず待っているのがはたして「正しい」のか?


青木くんが、めちゃくちゃ勇気を振り絞ってる様子で「俺が責任持ちます」と言ってきたのに対して、陽路さんはため息をついた。

青木くんに対してのため息ではない。青木くんが自分よりよほど「正しく見えた」から……自分の弱さを改めて感じたのだ。

そして陽路さんは言う。

「馬鹿を言わないでくれ。責任なら僕が持つ。君は放っておいたら2人でもやりそうだ」

何が正しいか、もはや考えはまとまらない。もしかしたら正しくない方へ進んでいるかもしれない。自分が馬鹿になってしまったのかもしれない。だけど。ここで止まることは、絶対に正しくない。そう、陽路さんは感じた。

「10年前を思い出すな……

……10年前も、恭雅と似たような感じで突っ走ったな、と思う陽路さん。捜査打ち切りだと言われてるのに、勝手に捜査をして刑事辞めさせられそうになったあの時。

あの時と違うのは、自分が正しいと信じ切れないこと。よくわからない直感的な何かで動こうとしている。……いや。陽路さんは自覚していないが。

言い聞かせではない、陽路さんの奥底にある「正義」と。
そして、大事な「仲間」のために。動くのだ。



青木くんの計画を実行に移している間、ずっと陽路さんはこう思ってた。

(まるでヴィランだな)

陽路さんは特撮のヒーロー物をよく観ている。子供も見れるやつなら娘の神南と一緒に観たりする。なので「ヴィラン」という概念をよく知っている。そして今、自分がそのヴィランのようなことをしている。

今まで自分を強烈に縛り付けていて、脆くも崩れた表面的な「正しさ」。無自覚ながら奥底から姿を見せる正義と優しさによって、ありのままに行動している自分。

悪党のような真似をしておいて、不思議と後悔が無い。そんな自分を、おかしく感じていた。後でバイクに2人乗りするんだけど、警察としておかしくなくとも何となく「不良」のイメージと重なって、思わず笑ってしまう陽路さん。

その姿は、どこか前向きなようにも見えた。



ところで。警官アンドロイドの手をHO4が握りながら頼み込むと、アンドロイドの様子が変わったんよね。おーい、それ事件に関わってるアンドロイドがやっていて、君が「ハッキング」と呼んでたやつと同じこと起きてなーい?

表面的には「……いや、本当に……?」と頼み込んだことで様子が変わったように受け取ってみせたけど、陽路さんとしてはちょっと気が気じゃないぞ。自分の過去を話すタイミング伺ってる陽路さんは大変困るぞ。

とはいえ、その場で問いただしてる時間は無い。今は信じて進むしかない。ということでHO1とHO2の元へ急ぐ。


HO1たちと合流した陽路さん。

「君たちの力が必要だ。必要なら誰かが背負っていく。来てくれるかい? 真犯人を突き止める」

真犯人という言葉で、全面的にHO1とHO2を信じていることを表現しました。本人たちに自分から「信じてる」って言うのはなんか違うなと思って。

その後、バイクで逃げるも追い詰められた陽路さんたち。どうなるのか!ってところで6回目終了。本当にどうなるやら。

とりあえず、次回最初に言うセリフは決めてます。KPにはもう伝えてあるけど。

赤星が「今すぐ日下部 幸(HO1)を引き渡すなら見逃してやってもいい。引き渡さないなら」なんて言うもんだからさ。こう返したいのさ。

「見逃してやってもいい、なんて刑事が言う台詞じゃないね。そして僕たちも、ここで引き渡すくらいならこんなことはしていない」


10年前に恭雅が陽路さんを庇う形で責任を負って警察辞めさせられた件。陽路さんがそんな風に庇われるのを良しとするはずが無いんで、知らないうちにそういう話になってたんだろうなって。

陽路さんめっちゃ抗議しただろうし恭雅にも問いただしただろうけど、上は「決定したこと」としか言ってこないし、恭雅も意思が固くて、どうにもできなかった……って感じかしら。陽路さんは刑事を続けること自体は望んでいるから、複雑な気持ちのまま過ごして、しかも恭雅が失踪して……

ボロボロになった陽路さんは、真音に救われたけれど。その時からきっと、陽路さんは今まで以上に「正しさ」で自分をきつく縛り付けるように生きたんだろうな……と思う。


そんな陽路さんが今、自分を縛り付けていた「正しさ」から解き放たれて、幼稚とも言える直情的なもので動いていて。本当に、冷静に見ると馬鹿なことしてんなって感じではあるんだけど。

ここしばらく、陽路さんをずっと苦しめていたのも「正しさ」だったから。こうしてる今は、吹っ切れた感じでどこか気が楽なんだろうな。だから状況のおかしさにも笑ってしまって。


愚かな選択かもしれない。別に助けに行かなくてもなんとかなったのかもしれない。家族に余計な心配を増やしてしまうかもしれない。青木くんが内通者なのかもしれない。それでも。陽路さんに、助けないという選択はできなかった。

陽路さんの正義と優しさが、そうさせた。しゃーないね。

陽路さんは今後どうなるのか。わからんけど、最後まで付き合おうじゃないの。


前回、HO1とHO2を助けて、赤星に追い詰められる場面で終わったのですが。俺あんま卓外でシナリオについて考えない人なんだけど、HO2のPLと展開の振り返りしてたらいろいろ考えが進んでさ。


まず、連続殺人事件の犯罪組織と、連続破壊事件の犯罪組織(スパロー)がいて。HO4がハッキング能力を使ったのを見て、あーこれどっちかと何かしら関係あるなって思ってたんですよ。

じゃあHO4がどっちと繋がってるかなんだけど。んなもんさー、スパロー(恭雅)しか考えらんないじゃん。こっちはHO4のこと信じてんだからさ。

ってなるとさ。この危機的状況で助けに来てくれるのって、恭雅なんじゃないの?って、思ってたんすよね。

したら7回目始まった時、鈴についての描写、そして恭雅なら……と考える描写が入って。「おっ、これはマジで来るぞ!確定演出やろこんなん!」と内心盛り上がってました。


では、一方で陽路さんはどうだったかという話をしましょう。

引き渡さないとはっきり言った陽路さんだけど、戦力差は明白。下手に動いて撃たれる真似はできない。赤星と会話して時間稼ぎをしつつ、ずっと打開の糸口を考えた。

赤星「(陽路さんたちの捜査に協力したアンドロイドについて)命令にない行為をするアンドロイドなんて、とんだ欠陥品だ」
陽路「杜撰な捜査によって真犯人を逃す方が正しかったと言うのかな、赤星くん。君もそうだろうが、僕たちもまた、黒田さんを害した人物を真剣に追っている」
赤星「刑事なら、今のお前たちがどれだけのことしでかしているか分かるだろ? 何度も言わせるなよ」
陽路「……刑事なら、君たちがどれだけ深刻な問題を抱えているかを見てほしいものだよ」

その中で、陽路さんは恭雅の姿を思い出す。恭雅ならどうした? 恭雅は絶対に屈さない。諦めない。

……そんなことを思ってる時点で、今でも恭雅のことを信じ続けてるんじゃんね。じゃあ、今の陽路さんにはもう迷いなんて無いよ。もし恭雅が、昔のままの恭雅でいるのなら。

“この状況を知ってるなら”

“見過ごすようなやつじゃない”

知らなければ、何も起こらなければ、そこで終わり。それはそれで、選択に悔いは無い。力が及ばなかったことだけが悔やまれる。それでも、選択を誤るよりはいい。

陽路さんは覚悟を決めていた。


そんな時、HO4(ナルミくん)が尋ねてきた。

「俺は、あなたのなんでしょうか」

うーん。ついさっき、ハッキングの件で刹那的な不安は抱いたけれどね。でもこの時点で陽路さんは既に吹っ切れていて、覚悟を決めてる。自分が信じたいものを信じる。HO4のことも。

……“ナルミ”は、僕のパートナーだよ」

だから、初めて呼び捨てにした。陽路さんのありのままで答えたら、そうなった。陽路さんが恭雅を失って以降、初めて心を完全に開いたパートナーだった。

続けて、ナルミから尋ねられる。

「俺は、あなたの家族でしょうか」

家族。家族はちょっと違う。なにぶん仕事のパートナーである部分が強い。ただ、家族より大切じゃないかと言えばそれも違う。だから。

「それに等しい、欠かせない存在さ。僕だけじゃなく、真音にとっても、神南にとってもね」

陽路さんはそう答えた。ナルミくんの中の人にめっちゃウケが良かったw
ナルミくんは陽路さんの家族とも普通に親交あるし、親しまれてるからね。


そして、ナルミくんの「応援要請」。それを聞いた時、陽路さんは直感的に、あぁ、恭雅が来る、と感じた。根拠一切なし。別にナルミくんと恭雅の繋がりを察したわけでもない。でも。

ここで来るのは、恭雅以外ありえない。

理屈もクソもない確信だった。


だからね、壁に穴が空いた瞬間、恭雅の姿が出てくる前から陽路さんはHO1と HO2に「動くよ」と告げた。恭雅が来る。一気に状況が変わる。だから迅速に動かなければならない。

実際に恭雅が現れた時、陽路さんはとにかく気分が晴れていて。思わず名前を呼ぼうとしたけど、視線で「そんな場合じゃないだろ、退路確保しろ」と言われたので速やかに行動に移りました。

ちなみにその後の戦闘ラウンドは1ラウンド以内に敵を全滅させたぜ。


赤星がアンドロイドだと確定。これなー……ドロ課の人間誰かはアンドロイドって可能性、序盤から考えてはいたんだけど。赤星だったかー……

人間である赤星が別にいて、何者かによってアンドロイドの赤星と入れ替わったのかなーとも思ったけど、後で出た情報から察するに最初からアンドロイドだったっぽい?

マジかよ。よく気付かれなかったな。そしてそんなアンドロイド作れるとこってどこよ。



バイクレースくらいから陽路さん、今まで自分を縛り付けていた全てから解放され、覚悟も決まり、信じるものも心から信じられて、恭雅がやっぱり恭雅だったという状況なので、めちゃくちゃ気分良い。

ナルミくんが「お土産はなにがいいでしょう」って言えば「買う時間があればお店に寄っていきたいけどね」と笑いながら返す。

自己紹介でキョウと名乗る恭雅に対してわざとらしく「ハジメマシテ」と言い、「跳ねっ返りの刑事やってるよ」と名乗る。もちろん皮肉と冗談である。キョウも「ハジメマシテ」と返してきたの面白かった。

とにかく解放されてるのでめっちゃ自由に振る舞う。気が楽で楽で仕方ない。


スキンシップ大好きアンドロイドのナルミくん、陽路さんにハグしてくる。陽路さんは嫌ではないけど、家族以外にされるのは慣れなさすぎて腕で距離を取る。きっとそのうち慣れてハグさせてあげれるよ、きっと。

HO1についてHO2が「そうです、幸(HO1)は正しく警察官を全うしていました!」と言ったので、陽路さんは半分本気半分冗談くらいで「刑事を全うしていない人たちに間違って(留置所に)入れられてね。取り返してきたところさ」と補足する。

ニトくんが「感謝はないのか?」と言い出したので、陽路さんは感謝を伝える。

「そうだね。ニトくん、リトくん。それに……キョウ、だっけ? ありがとう」

冗談でわざとやってます。陽路さんからすれば「安直な名前名乗ってるね」の意味もあります。ネーミングセンスについてはあんたが言えたことか!

と、話の流れ的にナルミくんの名前の話になったのでここぞとばかりに。

……ちなみに最初は安堂ロイドになりかけたよ」

と言って恭雅を笑わそうとする陽路さん。恭雅、笑いかけて耐えやがった。くそう。

さらにその後、ニトくんが「ポコ太郎」といったネーミングセンスをしてることが判明。すると陽路さんはまた冗談を言う。

「その方向性の名付けは考えたことなかったな。次の参考にしてみようかな?」

ナルミくんに2回も「やめてください」って言われました。てへっ。

「あはは、もちろん冗談だよ」
「冗談に聞こえませんよ、ヒロさん」

なにせこれまで……特に恭雅を失ってからはほとんど冗談言わなかった、いや、家族以外に言える心境になれなかった陽路さんだからね。冗談言ってると誤解されることは多々あったけど。

「まぁ、こんなに冗談を言うのも本当に久しぶりだね」

陽路さんが言ったこの言葉は、本当に重みがあるんです。他のPCが思ってる以上にぽんぽん冗談が言えている。やっと、それくらい心が解放されたんです。信頼できる仲間に囲まれて、本当にいま、陽路さんは救われている。



アンドロイドが自立して生活してる環境、驚きはもちろんあるのだけど、陽路さんからするとナルミくんが元からだいぶ自我あるように感じられてたのでわりと納得しやすかった。

で、恭雅をマスターと呼んでるという話が出て、そういやナルミくん陽路さんをマスターと呼んだことないなって気付いたし、陽路さんも気付いた。なるほどねー、しっかりロールがあったんだなぁ。すごい。

恭雅が警察に忍び込ませようとしたナルミくんを、たまたま陽路さんが拾っていたという事実。拾い癖によって繋がる縁。なんという。言うて恭雅もニトリトを拾ってたので「お前も拾ってるんかーい」ってなった。

その後、HO1が出したネジに対して、機械修理を失敗する陽路さん。ナルミくんと青木くんが「VOIDの部品」と答えたので、冗談のノリで「VOIDの部品らしいよ」と発言する。この男、マジで人が変わったように冗談言いまくっとる。


心ちゃんに似たアンドロイドの映像について恭雅に共有。あれはどうやらスパローの仕業ではないらしい。まぁ恭雅がやる理由は無いだろうからそりゃそうなんだが、陽路さんは恭雅を信じたさと疑念とで揺れ続けてたから今まで気付けんかったのよね。心ちゃんの姿を見た恭雅が動揺してた。そりゃそうよ。

「あの日これを見て、そして火災現場でキョウ……君たちと出会って、すっかり頭が混乱してしまったよ」

恭雅と出会って、なんだけど、恭雅がどうも陽路さんとの繋がりを伏せたいようなので「キョウ」と呼ぶし、恭雅だけに反応したわけじゃないように言い直しました。


いろいろ話を聞いた流れで、陽路さんはずっと気になってたことを聞く。

……人間に近い姿のアンドロイドだけど、彼らはアンドロイドに触れることで相手に異常を起こさせていたようだが……何かわかるかな」

ナルミくんを見ながら、という指定を添えて。はい、ナルミくんに聞いてます。で、解説してくれたんだけど、昔の記憶が無いことや今いる施設で起こされたことなども判明。おぉぅ、ということはこの施設があっちの犯罪組織となんか関連ありそうやな……



その後、恭雅から協力を求められる辺りのやりとり。

恭雅「別にあんたらに犯罪者になれって言ってるわけじゃない。でも目的は同じだろ?」
陽路「……ちなみに僕たち、まだ犯罪者じゃないのかな」
ナルミ「拘留中の被疑者の逃亡補助……
陽路「堂々とやらかしてるよね。大切な仲間を助けるためだから仕方ないけどね」

陽路さんは笑いながら言ってます。マジで気にしてないんでね。青木くんが「捜査の様子とかおかしかったですし」とフォローを加えてくれたので、陽路さんは続けて言う。

「うん。青木くんの言う通りだ。そしてこれからも止まることはない。もちろん協力するよ、僕は」

自分以外の意思は代弁しない。それぞれの意思に委ねるべきだから。

「青木くんのおかげで、日下部くん(HO1)と瑠璃くん(HO2)のおかげで、いま僕はここで前を向けている。止まらないさ。正直言うと、今朝まで僕は挫ける寸前だったからね……実は助けられてるんだ、こう見えて」

これ、青木くんを貫通してKPにも刺さったらしい。やったぜ。とはいえ陽路さんの本心だからねこれは。

挫けそうで、何もかもがわからなくなっていた時に、青木くんが道を示して、HO1とHO2を助けるにあたって徐々に吹っ切れることができて、今こうして、心から信じるもののために動けている。文脈的に入れられなかったけど、もちろんナルミくんにも大いに支えられている。

みんなのおかげで、今の陽路さんがある。

でもね、一つ問題がある。

「まぁ……なぜ(挫けそうだった)かは、また言えない事情ができてしまったのだけどね」

ナルミくんからじーっと見られる陽路さん。

「もし文句があったらとある男に言ってほしいな、名前は言えないのだけど」

もちろん恭雅のことである。秘匿で、恭雅をちらっと見ると、恭雅は肩をすくめて応えた。こんにゃろー。こっちはお前が来るまで「いつ全部打ち明けよう」ってめっちゃタイミング伺ってたんだぞ! したらいかにも“秘密にしてます”感出しやがって! 言えるか!

ってなわけで、結局恭雅のことは言わずにいます。なんとなく何かしらの関係があること自体は他のPLやPCに伝わってるかもしれんけどねw

細かいロールとして、恭雅が人の目をちゃんと見て受け答えするという描写をKPが入れてたので、秘匿でKPに「相変わらずだなぁと見てます」的なこと伝えました。



ニトのノートで、恭雅に対して「子分にしてやろう」って書かれてたのを見る陽路さん、面白くて笑う。すぐに人の日記を笑ったことは詫びたけど、楽しくて仕方ないですね。

ここらへんで陽路さんに言わせた台詞がこちら。

「きょうが……ニトくんたちとこの時に出会ったわけか」

聞けば「キョウが」、見れば変換ミス。しかし実際は陽路さんが思わず「恭雅」と言ってしまっているという意図的な演出っす。どっかでぽろっとバレない形で本名言わせたかったんです。できて良かった。ふふふ。

ふと、ニトリトの年齢が気になったので「年齢を尋ねるのもアウトかな?」と聞いてみる。するとリトが「『何歳に見える?』」と定型分で答えてきた。なるほど。

ここで年齢察するためのアイデアロールをファンブルするナルミくんを尻目に、他のPCは(10代前半かな)と察することに成功。その上で。

「リトくんは『大人っぽい』から、実年齢当てるのが難しいね」

リトが喜びそうな返答をする陽路さん。うーん、余裕が感じられる。



てな感じで、陽路さん大☆解☆放時代の到来でした。やったぜ! 言えねーことは言えねーけどな!

ちなみに、7回目始まる前はやろうと思ってたけど実際にやらなかったことが二つあります。

一つは、恭雅について他のPCに共有すること。これやらなかったのは、恭雅が出てきた&あからさまに隠してたからですね。なら言わんよ。

もう一つは、PC全員(と青木くんコンビ)に対して呼び捨てにすること。これはね、すごく迷った。元々はすべてを打ち明けて、その流れの中で呼び捨てしてもいいか尋ねて、受け入れられたらしようって思ってたんですよ。なんというか、打ち明ける覚悟を決めるための儀式として?

でも先にナルミくんを呼び捨てにするシーンが入ったし、打ち明ける場面無いし、HO1HO2や青木くんコンビもそれぞれパートナーを呼び捨てしてるので、これは無粋だな、と思ってやめました。パートナーを呼び捨てって構図の浪漫には負けるぜ。

まぁあくまでPLが考えてたことであって、陽路さんは打ち明ける段階までそういう発想せんし、別のところで覚悟が決まりきった今となってはもう無理に呼び捨てにする理由も無くなったしね。より良い形で収まったので、無理に差し込まんで良かったーって感じでした。


VOID7回目までの結果
今後は増えた部分書きます

玉葱(KP):2c 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 2l 2f
さくや(瑠璃):2c(+1) 5f
りょうB(福陽路):6c 1l 1f
霧.(シガナルミ):2c(+1) 2l 4f(+1)


うーん、「VOIDのHO3をりょうさんにやってほしい」って言われる理由がよくわかる……w

俺はキャラの心理・思考をめっちゃ作る人でありながら、卓やってる時はキャラと別の視点を持ってやる人(ほぼダメージを受けないPL)なので、この手のHOをとことんやり切れるタイプなんすよね。


いやー、楽しいですね。わたし全開フルスロットルっすよ。どんなHOも楽しくやれる自信あるけど、たぶんこの手のHOやってる時は“りょうというPLに期待されてるもの”が存分に発揮されてるんじゃないかなーと思う。そこまで考慮しての独特な楽しさがある。

まぁ俺は好き勝手やっとるだけなんで、どこまで見てる側を楽しませられているかは全然わかりませんが! 楽しんでくれてるみたいなのでよし!

VOID駆け抜けるぞー!


今回はPC同士のすり合わせでめっちゃ時間使ったので、要所だけピックアップ。


みんなで青木くんベタ褒め。HO1HO2からすれば救出発案者だし、HO3からすれば挫けそうな自分に道を示してくれた人物。HO4としても結果的に望ましい形になっただろうし、青木くんありがとう!ってことでめっちゃ自陣からの評価高いっす。

HO2が「青木さんはヒーローです!」と言ったから、陽路さんの口から「間違いなくヒーローだね」と出せたのは、ちょっといろいろ感じるものあるなー。言っちゃえば陽路さんは、前まで自分をヒーローの立ち位置にずっと置いてた人だから。その陽路さんが自分ではなく青木くんを「ヒーロー」と呼ぶの、なんか良くない?


HO1とHO2の話と、陽路さんが恭雅と調べていた現場が繋がりを見せた。その後に「天城」という名前の科学者まで出てきて、めちゃくちゃ流れが綺麗でびっくりしちゃった。これで陽路さんが出せる情報は、恭雅に関するところ以外は全部言ったかな? 恭雅については言う気が無いので、現状めっちゃ気を楽にして楽しんでますよ。


先日陽路さんがHO4に言った「ナルミは自由だから」的なものに対して、雑談で詳細を聞かれた(PC同士の会話で)。陽路さんの言動をトレースしてるつもりだと言うナルミくんに、陽路さんは「僕は野次馬に手を振ったりしないよ?」と返す。

そう、陽路さんはキャーキャー言われがちだけどファンサービスみたいな真似する人ではないのである。つまりナルミはあらゆるところから少しずつ自分なりに学習して、自分なりの在り方で生きている。それはとても「人間のよう」なんですよね。アンドロイド、そこまで幅広く積極的に学習しないだろうからなー。

その流れで、お互いがパートナーとなって幸運だった、というイチャイチャしてた←


青木くんがプラモデル好きという話をHO2がする。プラモデルに興味を持つHO4。

陽路「プラモデルを見たがるアンドロイドは見聞きしたことないよ、僕」
HO2「えっ」
陽路「え」
HO4「え?」
陽路「……僕の視野が狭かっただけかな……?」

おもろいやり取りしとる。


スキンシップ大好きなHO4、マスター認識してる恭雅にハグしたがるも毎回恭雅に引き剥がされ、不貞腐れる。

陽路さんは「とても好かれてるね、『マスター』」と恭雅をからかいつつ、HO4を見かねて「……ハグするかい?」と声かける。HO4は喜んでハグ。

ここに、APP18(男アンドロイド)にハグされるAPP18(男)が爆誕。光景は問題あるが、よかったねHO4。ちなみにこの光景を見た恭雅、何を思ってるのか「…………」と反応してた。



てな感じですねー。展開としてはちょっとしか進んでないけど、PC同士のやり取りめっちゃしたから心の繋がりは深まった印象。

次回は謎の部屋探索続けつつ、個別があるとのこと。HO3の個別は最後になるらしい。KPと一緒に「なんでだろうねー、見当もツカナイネー」ととぼけてました。恭雅と話すんやろなぁ……w


『諸君は「選択」を迫られているのだ。科学技術による「勝利の可能性」か、それを放棄することによる「確実な敗北」かを』

これ、HO2が聞かされてたこととして出てきた台詞なんだけど、陽路さんも黒田さんから選択する時が来るって話されてるのよね。陽路さんとしては既に「選択」自体はしたけど、きっとそれとは違う大きな選択が今後にあるんやろな。


紙が散らばってる部屋を見て「真音が見たら嫌がりそうだな」と言う陽路さん。たぶん真音は整理整頓する人。陽路さんもわりと部屋とかデスクを綺麗に使う人だと思うけど、それは使いやすさとかの観点からであって綺麗にするとはちょっと違いそう。


VOIDの倍以上あるロボットの話が出てくる。え、もしかしていずれそんなのと戦う?と思ったし、陽路さんも見たことない大きさのVOIDと聞いて「少しぞっとするね」とコメント。でも考えてみれば味方かもしれないんよな。え、クトゥルフ神話生物vsロボットとかある?

『このロボットの動力源は人■とア■ドロ■■の■である。真の■がなければこれは動き出すことはない』

これ、俺と陽路さんが真っ先に思ったのは「人間とアンドロイドの絆」なのよね。ということは……絆があれば動くロボット2体……え、そんなヒーロー物みたいなことある? まぁ思っただけで全く確証無いので、PLだけその説を話しといた。


HO1がロボットの設計図を読めたシーン。

HO4「『お手柄です』?」
陽路さん「『お手柄です』」(真似してる)
HO2「『お手柄です』っ!」(真似っこ)
HO1(ちょっと気恥ずかしい)
陽路さん「ふふふ。良いチームだ」

仲良いな君たち。陽路さん本当にメンタル柔らかくなってるので、こういうノリがどんどん出てくる。楽しいね。


日記から、まさかの黄海さんと「瑠璃」(HO2と同名の娘)が有馬の娘だと判明。でも後から気付いたけど、黄海さんの年齢が合わない。そこは意味あるのかミスなのかどっちなんやろね。

あんど、天城の娘がHO1っぽいという事実。おぉ……つまり、HO1とHO2は有馬と天城の方と強く関連していて、HO3とHO4は恭雅と強く関連している、という構図なのか。ほえー。なるほどなぁ。

アンドロイド「瑠璃」と、有馬の娘「瑠璃」の関連性は不明。だいぶ大きな謎が身近に眠ってたな。ただまぁ、間違いなく人間を実験台にアンドロイドへ記憶を移すような研究がされてたっぽいよね。

有馬、もしかして全人類アンドロイド化計画とか立てとる? 瑠璃がアンドロイドにされたのを知った天城が、その計画を止めるために手を尽くしてる? 今のところはなんとも言いづらいやね。


地下にて、巨大な箱を発見。大きさや駆動音から中にロボットが入ってそうと感じた陽路さんは、どこかワクワクしてしまう。

陽路さん「人間とアンドロイドが2人で触れたら開くとか……
HO4「やってみますか?」
陽路さん「……ヒーロー物の見過ぎかもしれないな」(でもやってみる)
KP(とくに何かが起こることは無かった!)
HO4「何も起こりませんね」
陽路さん「……うん、そうだね……」(少し残念そうだ)

陽路さん期待してたね? ちょっとドキドキしてたね?


ここで、各HOの個別が入る。他の人が30分かからないくらいだったと思うけど、陽路さんだけ1時間くらいかかってたw

しゃーねーよな! だって恭雅と話せるんだもの! ってことで、ここからは主に2人の振る舞いや会話を中心に書きます。



陽路さんのところにやってくる恭雅。陽路さんは恭雅が来るだろうと思ってたので、姿を見るまでもなく「いろいろあったね」と声をかける。

恭雅に誘われて地上に出ると、そこは10年前に来た覚えのあるバー。おぉぅ、ここに戻ってくるのか。ロマンチック。

恭雅「お前は何飲む?」

うぉぉー!10年前と同じこと言いたいが完全に忘れたし、すぐに確かめる手段もないぜ!うぉぉー!

陽路さん「同じので」

こう言わせたけど、10年前に何を言わせたか今ちょっと確認してみた。スパゲッティは食べてたが、たぶん飲み物について何も言ってなかったや!←

恭雅「ん」(グラス持ち上げ)
陽路 「うん」(持ち上げ)

いいね、このわかり合ってる感。

恭雅から謎の紙袋を渡される陽路さん。なんだなんだ?

陽路「これは?」

恭雅は首をクイッとしている。

陽路「まったく、変わらないね」(中を見てみる)

中からご祝儀と出産祝いが出てくる。HO4から聞いてたから準備してたんやね……w そんな状況か? いま渡すの? てかそこまで状況知ってて今まで何の連絡も無かったんですね?

陽路「............いろいろ言いたくもあるけど、ありがとう」

陽路さんはいろいろ言わずにおいた。真面目な恭雅のことだ、彼にとってベストなタイミングはここだったんだろうさ。

“ドロ課”である必要が無い場面なので、今は“恭雅の相棒”として、コートを脱ぐことに。そして陽路さんはあえてネックレスが見えるように出す。このネックレスには、真音との結婚指輪と、恭雅から貰った鈴が付いている。

恭雅「それ、今もつけているんだな」
陽路「君がくれたからね。指輪と一緒に、大事なお守りさ」
恭雅 「10年前はお前が指輪を誰かに贈るとか、想像もできなかったがな」
陽路「そうだね......君のおかげでそういうことになったよ。......君まで居なくなったから、僕も大変だった」

真音が居なかったら、陽路さんは10年前に挫けてただろうからね。そして、真音と親密になったきっかけは恭雅の失踪だった。

恭雅「......俺は、こころを諦めることなんてできなかった」
陽路「うん。独自に追い続けてたんだろ。君が犯罪集団のリーダーと報じられて、だいぶ惑わされたけど。君はそういうやつだと、僕は知っていた」

「正しさ」に縛られていた時の陽路さんは、自分を見失う手前まで陥った。ドロ課の仲間に救われてなければ、今こうして恭雅と話せていなかったかもしれない。だけど、陽路さん救われたから。信じたい存在を……恭雅を、信じ抜くことができた。

恭雅「変わらないな。あの日会ったときは、随分意固地になっているようにも見えたが?」
陽路「『人生最悪の日』が更新された瞬間だったからね」

KPが声あげて笑ってましたw そりゃそうだろー、火災現場で再会した時、陽路さんは自分を支えていたものがボロボロに崩れたんだぞ!

恭雅「くくっ。いや、悪い」
陽路「よし、笑わせたから満足した。なかなか笑ってくれないからいろいろ考えたよ」

陽路さんさ、散々心配や困惑させられたことの仕返しが「笑わせてやる」なのが根っからの善人よね……wもちろん恭雅を深く理解してるからこそ、責めるつもりがほぼ無いというのもあるけど。

陽路さんのネーミングセンスに触れられて、陽路さんは「そんなにおかしいかな……? 覚えやすくていいと思うけど」と返す。

そうか陽路さん、あんた、「覚えやすさ」で名前決めがちなんか! 今やっと理解したわ!(設定作ったの俺だけど) 本人記憶力良いくせに覚えやすさ重視するのなんかおもろい。

ほんで、HO4の話が少し出る。

恭雅「良い人生の『相方』に出会えてよかったな」
陽路「......そうだね。必要に迫られていたとはいえ、恭雅と同じくらい心を開ける相手が居るなんて思いもしなかった」
恭雅「ふん......」

ここから、恭雅の話を聞くターンに。ニトリトを拾った話が出た。

恭雅「ま、簡単に言えば誰かさんみたく、拾ったってところだな」
陽路「誰だろうね、何でもかんでも拾うそいつは」

お前や。もちろん冗談で返してます。で、「変異体」と呼ばれる心を持ったアンドロイドの話に。

恭雅「俺にはその仕組みは分からないが、アンドロイドをただの物として、ストレス発散の道具として扱う人間が多いからな。納得もできる」
陽路「そうだね......ナルミが顕著だけど、アンドロイドにも個性があって、生命のように考え、感じている。それを見ずに乱暴に扱う人はたしかに多い......」
恭雅「俺達はそんなアンドロイドを集め、この組織を作った」
陽路「拾った数で言えば人のこと1ミリも言えないね」
恭雅「......誰かさんの悪癖がうつったみたいだな」
陽路「おかげで、大切な縁も拾えたんじゃないかな」
恭雅「......ま、そうだな」

この会話、良くない? これ良くないですか!? この気の置けなさ、エモさある。ほんで、内通者の話。


陽路「ナルミとは違うと思う。僕がいま居る......居た、 かな? ドロ課に、人間のふりをしたアンドロイドが居て、同僚を強引に犯人に仕立て上げてきた。たぶん、彼のことだ」
恭雅「人間の......ふり......」

文字通りなんだけどさ、ふと思ったのは「アンドロイドって人間になりたいのだろうか? アンドロイドとして堂々と生きたいのだろうか?」。たぶん後者だけどね。

後で話してるのだけど、今の陽路さんは人間とアンドロイドの違いをほとんど意味のないものとして見ている。だからアンドロイドは堂々とアンドロイドとして生きれていい、と考える。自然と生きて人間に間違われるのはいいけど、わざわざ人間に間違われようとするのは、不自然に思えた。


最近の情報を追えてないという恭雅。

恭雅「大分忙しかったからな。レオから今日の情報をまだ見ていないんだ」
陽路「忙しいというのは、何かあったのかい?」
恭雅「まずはお前らのことかな」
陽路(恭雅のように肩をすくめる)
KP「こんにゃろー」

めっちゃ面白かったw


アンドロイドも生きていると思うようになったと語る恭雅。

恭雅「お前はどう思う? 陽路にとってアンドロイドは......シガナルミ(HO4)は何だ?」

陽路さんの答えはこう。

陽路「......ずっとね。アンドロイドは道具だって意識で接してきた。人のために作られ、人のために利用される物。......意識としては、そう思ってたんだけどね」

陽路「ダメなんだよな。ナルミや瑠璃くんを見ていると、人や、動物みたいに見捨てられなくて。道具なんて目で見れない自分が居た。......そんな自分に蓋をして生きてきたんだけど」

陽路「真音に諭されてしまったよ。僕にとって、人も、動物 も、そしてアンドロイドも......確かな『命』なんだなと。守りたい、存在なんだと」

陽路「今の僕は、うん。ナルミは大切な相棒だし、家族に等しい、かけがいのないものだ。人間とアンドロイドは......そうだな、犬種くらいの違いでしかない、なんて言えてしまう自分が居るよ」

そう言いながら、ウイスキーをごくごく飲む陽路さん。

陽路「......通ってきた道は違うのに、随分と似たようなところにたどり着いたね、僕たちは」
恭雅「......やっぱり、『ヒーロー』なんだな、お前は。そんなお前だからこころは――

ここさ。陽路さんは、HO1やHO2を助けるために、意識としては「ヒーロー」であることを捨てた。「正しさ」ではなく自分の欲求に従って、信じたいものを信じ、守りたいものを守ろうとしている。それは、かつて恭雅と組んでた頃の陽路さんと同じで。

陽路さんは無自覚だし、青木くんこそを「ヒーロー」だと認識してるけど。でも今は、本当の意味で陽路さんの中にある「正義」が、陽路さんを突き動かしている。それを見て、恭雅は「ヒーロー」と呼んでくれたのだと思う。

陽路さんにとっては、不思議なものだと思う。今の自分は、正しさとは離れたもので動いている。なんなら犯罪者だ。そんな自分が、恭雅には「ヒーロー」に見えている。恭雅がそう言ったという事実を、陽路さんはまだうまく解釈できない。

それは、今後の展開次第で変わるのかもしれないし、終わっても変わらないのかもしれない。どうなるんやろな。


恭雅「――だから、陽路に頼みたいことがあるんだ。もし……いや、やっぱりなんでもない。忘れてくれ」
陽路「気になるのだけど?」
恭雅「こういう話の切り上げ方に対して、お前うるさいもんな」
陽路「......そしてそれに構わず、切り上げるのが恭雅だね」
恭雅(肩をすくめる)

お互いを知ってることがよくわかる会話よね。良き。そして、最後の会話がこちら。

恭雅「そろそろ部屋に戻る。 お前もゆっくり休めよ。明日からまた捜査だ」
陽路「......恭雅。『久しぶり』。明日から、またよろしく」
恭雅「ああ。また、頼むよ。陽路......!」

エモみある。とことんエモみある。KPも想いを込めて恭雅をロールしてくれてるおかげもあるし、俺も陽路さんをめちゃくちゃ作り込んだから、一つ一つの会話に良さを感じて楽しいが過ぎるぜ。

ここで陽路さんが「久しぶり」と言ってるのは、“キョウ”に対しては合わせて「ハジメマシテ」と言ってたから、改めて本音の挨拶がしたかった、ということです。

そしてKPも返事をめっちゃ迷ってくれて、その末に熱い返事で返してくれたの、とても心に響きました。てかお互い気持ちがこもってるもんだから、そりゃあ個別長くなるんだよなぁ!!!



てことで、今回はTRPGというよりキャラのぶつけ合いがめちゃくちゃ楽しかった! マジでKPありがとう!

陽路さんというキャラを作り込んだ甲斐をめちゃくちゃ感じた回でした。



VOID9回目までの結果
陽路さん……

玉葱(KP):2c 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 2l 2f
さくや(瑠璃):2c 5f
りょうB(福陽路):7c(+1) 2l(+1) 2f(+1)
霧.(シガナルミ):2c 2l 4f


ぐわぁぁぁぁ(PLがダメージを受けた声)

被験者としての心ちゃんの名前を見た瞬間、陽路さんの感情を察して、めっっっちゃくちゃ心が揺さぶられた。あれはダメよ。陽路さん泣くし、流石に俺でも泣きそうになった。


時系列ガン無視でそれだけまず書きたかったんです、すみません。


というわけで10回目は、天城が示した有馬の拠点へ行くシーンから。でも出かける前に、地下の謎の物体についての話から、巨大ロボットの話になる。陽路さんヒーローものとか小さい頃から好きなので、巨大ロボットものも好き。

陽路さん「やっぱりあれは巨大ロボットなのかな」
HO4「『ロマン』ですか?」
陽路さん「『ロマン』......感じちゃうんだよね」
青木くん「『ロマン』は、ありますよね......!」
レミ (にこにこ)

青木くんと陽路さんに意外な共通点が発見された。

青木くん「......こんな状況じゃなかったらなぁ(しょもしょも)」
陽路さん「......事件の解明が最優先だからね。僕たちの趣味は程々にしておこう」(少し悔しそうに)

陽路さん本当に素を出しまくってるなぁ、と思いながら書いてました。ついこないだまでこんなに明け透けにできなかった人よ。


夢の話を整理しつつ、拠点へGO。



謎の施設を調べる。ここ、ほんといろいろヤバいんよな……。あれこれ書いてると終わらないので、とにかく大きかったここだけちゃんと触れますぜ。


■子供を利用した実験。10年前に行方不明となった子供と、瑠璃(HO2)や心ちゃんも精神転移を受けていた。


陽路さん、机をぶっ叩き、涙して、「くそ」「ふざけるな」など普段は絶対にやらない言動が出てくる。同時にPLが泣きかける。いや、これは「精神転移」の話が出てきた時点でPL的に予想できていても、陽路さんの感情を表現する人間として、さすがに大きなダメージがあった。つらすぎるもんな、こんなん……

ただでさえ、実験に対して怒りが湧いていて。子供を誘拐する非道にムカついていて。HO1とHO2の心情も陽路さんなりに察していて。知っている名前がリストに載っているだけでも陽路さんの心はぐちゃるのに。

そこに「白瀬心」の名前があるのは、ダメよ。ずっと探していたその名前が、そこに載っていたら。

これ、今の陽路さんが迷いから抜け出せてるからなんとか踏み止まれるけど、迷ったままこれだったらマジで即発狂ものよ。仲間に救われていたおかげで発狂せずに済んだ。いやー……。筆舌に尽くしがたい、いろんな思いが湧き上がった。

……恭雅もきついだろうに。陽路さんもだけど、ここで耐えて捜査を続けるのは2人とも強いよな……



他にも、HO1とHO2の過去についてや、有馬と天城の過去、実はHO4が初のVOIDだったことなど、核心が次々と出てきて、もーPLもPCも大変よ!

HO4詳しいことは後で話すって言ってまだ話してないし! まぁそれは陽路さんも人のこと言えないけどね! 過去(恭雅と心ちゃん)のこと話すって言っといて、完全に言えなくなったからね!


展開的なところでは、モニターで有馬と天城の過去を見たことで、HO1とHO2が発狂し、その場を動けなくなってしまったところからが重要だった。

HO4がクリチケ+幸運に成功し、HO2を撫でながらなだめて発狂解除。更にHO2も精神分析でHO1の発狂を解除。そこから、HO1とHO2はお互いのことを思い出して、昔から続く絆が再び繋がった。

ゲームとしては陽路さんもクリチケ2枚あるしHO4と同じことはできたと思う。だけど、ロールとして、陽路さんは自分自身も相当つらくて、人を助けることが難しかったので、HO4がやってくれてよかったなと思った。

だから、陽路さんはHO4に感謝を伝えた。そうして、HO3とHO4も互いの絆が深まっていく。ついでにキョウたちスパロー側もね。めちゃくちゃ暖かい雰囲気に包まれて、良いチームだなぁと再確認。


この後、カードキーで開けた先に何があるのか。楽しみですね。



いくつか気になる点。

未だに黄海さんの過去と現在が不明。たぶん対有馬において味方なのだろうけど、どういう経緯で、いま何してるんだろうな……

瑠璃ちゃん(HO2)の元々の体が「交渉材料」というのはなんだろう。そして、今どこにあるのだろう。

叶恵。絵本の作者。あぁ、そこが繋がるのか……

有馬と恭雅が似てるのは偶然かしら。関係性は感じないけども。

HO4が知っていることとはいったい。

そして、クトゥルフ要素がようやくちょっと見えたけど、はたして今後災害のように陽路さんたちの前に現れるのか。

いやはや。毎回思うけど、次どうなっちゃうのやら。



VOID10回目までの結果

玉葱(KP):2c 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 3l(+1) 3f(+1)
さくや(瑠璃):2c 5f
りょうB(福陽路):7c 2l 2f
霧.(シガナルミ):3c(+1) 2l 4f


HO4が“10年前の子供達”の記録を復元していたことが判明。言えてなかったのそれかー。しかも心ちゃんがHO4を逃したそうで、あぁ……心ちゃんのことを思うと、陽路さんは……

そして心ちゃんの「好きな人」。誰かは言ってなかったそうだけど。

HO4の中の人「誰でしょうね!」
俺(陽路さんやろなぁ)
陽路さん(……僕かな)
恭雅(陽路だな)

いや恭雅の反応に関しては妄想だけど。恭雅を見たらじっと見返されたのでたぶん間違いない。

陽路さんは言ってもいい。けど、恭雅が秘密にしている以上は口にしない。恭雅の意思を確かめようと見てたけど、やっぱり秘密にするようだ。なら言えないやね。

ううん……陽路さんとしては本当に心ちゃんのことでメンタルに来るが、もうそれを理由に止まる陽路さんではない。恭雅と共に、最後まで進むんだ。



赤星登場。やっぱり最初からアンドロイドだったんだなぁ……。感情があるのに、命令に従おうとして、でも従いきれていない赤星。説得の余地無さそうというか、「あくまで命令に従順なアンドロイドとして振る舞う選択」を、してるんだろうなと感じた。

陽路さんはその様子をこう評する。

「......言い聞かせているように見えるけどね。そう考えるのが『正しい』のだと」

それはまるで、自分に正しさを課して縛り付けていた、少し前の陽路さん自身のようで。陽路さんはドロ課に救われたけど、赤星は……その救いを、受け付けない。だから、やるしかないんだ。

赤星に説得の余地が無いか探るアンドロイド組と、赤星の「意思」を強く感じ取って戦いきる覚悟を決める人間組。方向性がはっきり分かれたのが、特徴的だったね。


陽路さんは赤星の意思を悟ったから、覚悟を決めて赤星を「お前」呼びした。敵として、悪として、認識する。それを彼自身が望んでいる。なら、容赦しない。

判断に迷うアンドロイド組に、陽路さんはこう言った。

「ナルミ。いや......みんな。やりたいようにやるといい」

そしてその上で、断言する。

「僕は、撃つ」

HO2やHO4が赤星とHO1を気にかけたいと思い、必死に悩むように。陽路さんも、みんなを守りたいから、そのために全力を尽くすのだ。誰1人として欠けさせないために、撃つ。その覚悟を示した。

HO4が、可能性が低いとしてもハッキングを試みようとしても、陽路さんはそれを止めない。でも、自分もやめない。それが、自分と、HO4と、そして赤星と、すべてと向き合って見せた振る舞いだった。


でも、陽路さんは赤星に感情があることも、迷いがあることも、理解はしている。だから戦闘後、イチハからHO1たちドロ課を逃がそうとした赤星に対しては「赤星くん」と呼び、即断即決する陽路さんが珍しく止まるかの迷いを見せた。それでも「行こう」と言えるのが、今の陽路さんの強いところだけど。


赤星戦は……HO1と赤星の関係性や、HO1を守ろうとするHO2の奮闘、陽路さんが見せる覚悟と、HO4の中にある確かな思いが、全て見れて、ものすごくドラマチックな一戦でした。たった一つの戦いに、ここまで多くの意味がこもった戦いは、TRPGでは初めてだったなぁ……。良い経験した。


ちなみにイチハに対しては陽路さんキレてます。ただでさえここまでの流れで感情揺さぶられまくってる陽路さん。赤星を見下し、連射するイチハ。んなもん、許せるわけねーよな。赤星は敵だけど、明確に心を持つ“命”だ。

「......何を計画して、こんなくだらないことをする。『心』を理解できない新型ロボットくん」

言わねー。普通なら絶対こんな言い方しない。めっちゃキレてるよ。だけど赤星が決死の足止めをしてくれて。そこで、冷静さが少し戻ったから、「行こう」と言えた。……とことん、ドロ課のおかげで前を向き続けられてるんだな、陽路さんは。



小ネタ。

キョウがDEX最速であることを忘れていた私、行動順を見て普通に「恭雅……!」って口走ってたよ! みんなには「キョウが……!」で伝わってくれたから助かった! あぶねぇ!

HO4から子供たちの話をされ、「記憶が戻ったのか」と尋ねる陽路さん。だけどHO4からは「記録です」と返される。これ、そうなんだよな。HO4は精神転移されてないVOIDだから、正しく「記録」なんよね。言われて、そうだわ……ってなった。

ただでさえ強い赤星や黒アンドロイド、クリティカルを出しおる。が、味方も庇ったり射撃で邪魔したりニトくんが回復してくれたりで、めちゃくちゃ連携取ってダメージを最小限にしてみせる。結果的に、HP最大で勝てました。強いよこのチーム!

赤星がHO1を狙い続けて、HO1が受け流し続ける展開。HO1の反撃は当たらないし、逆にカウンターで危険な目にも遭うが、そこはHO2の素晴らしい出目で守り切る。HO1もチームで戦っていることをはっきり感じさせる振る舞いしていて、すっごい良いな……ってエモさに包まれてました。

陽路さんが攻撃され、アンドロイド組が庇うに成功できなかったシーン。お、似たようなシーンは最初にもあったな。あの時は諸々の状況のせいでダメージ受けてしまったが、今日の陽路さんは覚悟が違う。DEX対抗に勝ち、咄嗟の射撃によって妨害を成功させる。かっけぇ。

陽路さんとHO4が良いダメージを連発して、周りのアンドロイドを次々減らせたのも大きかった。HO1も赤星の猛攻を耐え切ったし、HO2は麻痺と庇うで積極的なサポートができていた。まーじで素晴らしい。

チョイスがニトくんをやたら狙う問題。結果的に、子供を集中攻撃するど悪党どもの誕生。陽路さん怒るよそんなん。「まったく......子供を集中的に狙うとは。合理的かもしれないが、気に食わないね」。

恭雅が陽路さんと同じくサブマシンガン使いなの、燃えるぜ……! あまり当ててくれなかったけど! お前ぇぇ!


玉葱(KP):5c(+3) 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 3l 3f
さくや(瑠璃):2c 5f
りょうB(福陽路):7c 2l 3f(+1)
霧.(シガナルミ):5c(+2) 2l 4f


なんと言いますか。DEX振って、全員成功して、その中で陽路さんが一番高かったの、後から思えばドラマチック過ぎたね。

ニトくんが捕まりかけて、恭雅が助けて、陽路さんにニトくんを渡して逃すという。この瞬間、いろんなものが同時に託されたと言ってもいい。


恭雅が1人残った時点で、PLも陽路さんも「恭雅は抜け出せないのでは」と強く思っている。それでも陽路さんは「生きて戻れ」って言うけど、この状況で無事に出れる見込みは、期待できない気がしてしまう。

その後、恭雅から連絡。脱出できないのだと言う。

……恭雅がそう判断してしまったのなら。

……無理なんだろう。

陽路さんは、渦巻く感情の中で、山程ある言いたいことの中で、一つだけ伝えた。

……言わせてくれ。『ばかやろう』」

陽路さんにとっては、それが今言える最大限の文句だった。



恭雅は、陽路さんにスパローのことを託そうとする。断られてもいい、という覚悟で。

陽路さんは、そんなもん答えが決まりきっていた。でも、溢れる思いの中で、言葉を紡ぐのが難しくて、しばらく沈黙せざるを得なかった。

ここから先は、KPにも考えを隠してロールしてました。KPにはあくまで「恭雅」の視点だけで受け止めて欲しくて。KP視点で、陽路さんの言葉や考えを知ってほしくなくて。


この時、KPから示された選択肢。

「刑事を続けるか」「スパローを継ぐか」。

陽路さんはもう刑事に戻れるとは思ってないし、恭雅の守りたいものは陽路さんだって守りたい。そもそも陽路さん自身見捨てられない人だ。答えは「継ぐ」しかない。


必死に恭雅を咎めるHO4。でも陽路さんは、恭雅の思いも含めて、HO4たちを守りたいのだと告げる。スパローのリーダーになる、とは言わない。自分は恭雅と違って、アンドロイドたちのリーダーになる背景が薄い。しかし事実上、陽路さんがやろうとしていることは同じだった。

恭雅、君が死ぬのなら。隠し事はもうしないよ。そういう意図で、次の言葉をかける。

……『キョウ』。全部言うよ、いいね?」
「ああ」
……恭雅が守りたいものは僕が守る。任せろ。心配するな」

以前のシーンでは、「恭雅って呼んでいい?」ってKPに確認入れてたんですよ。でもここは、陽路さんの口から「恭雅」と絶対に呼んでほしくて。確認取らずに言わせました。ごめんね!

もちろん、恭雅がそれでも嫌がるなら隠し続けるけど。恭雅は、受け入れて、ありのままの恭雅で返してくれた。


いろんなやり取りはしてるのだけど、これはちょっと……そのまま読んでほしさある。書きたいこと山程ありすぎて終わらん←

ログ見たい人は、相互フォローの関係であれば言ってくれれば見せるので……


恭雅は再び、陽路さんのことを「ヒーロー」と呼んだ。

陽路さんは、自分をヒーローだと思えていない。いないけど……

……ヒーロー……か。…………わかった。なら、僕はいつも胸を張らなきゃな。守りたいものを、必ず守れるように。君の守りたいものを、守るために」

陽路さんは、覚悟を決めた。と同時に、恭雅を失うことへの感情が、溢れ出る。恭雅の言葉に、言葉が詰まる。

「ありがとう。こころのこと、頼むよ」
「任せろ……だから……

涙を流して、次の言葉が出ない。陽路さんはあくまで、全てを受け継いで、守っていくから……恭雅には安心してほしかった。全てを任せて、背負っていたものが軽くなって、最期を迎えれたら、と。それが陽路さんの、恭雅の想いに……生き方に対する「答え」だった。



そして、爆発が起きた。



スパローの拠点に帰ると、リトにキョウの居場所を問われる。真っ先に陽路さんが答えようとした。

……僕たちを守るために、キョウは。……

陽路さんは、事実をちゃんと伝えられる人だ。だけど。

“キョウは死んだ”……あるいはその類の言葉を、口にできなかった。口にした瞬間、その場で泣き崩れてしまいそうで。沈黙してしまう。

困惑するスパローの面々に対して、キョウと思いを同じくする自分がスパローを守ると宣言する陽路さん。とはいえ、スパローの人たちにとっては突然の話すぎる。すぐに受け入れられるとは思っていない。


とりあえず、現状を整理することに。話の中で、陽路さんは自分から切り出す。

……ところで。僕と恭雅について聞きたい人、いる?」

これは冗談というより、恭雅のことをみんなに知ってほしい反面、語る勇気がいまいち出ないことをごまかしている。そのことを、陽路さん自身が何より感じ取った。

……いや。ごまかしてしまったね。僕が話したいんだ。聞いてほしいんだ、君たちに。僕たちのことを」

ここから、恭雅についてを話す。「24歳で公安」という話題も出たので、ついでにHO1への嫉妬の話もぶっちゃける。そんな時もあったんだよ実はね。



いやー…………マジでいろいろあったし、いろんなやり取りして、たくさん想いの詰まった1日だったんだけども。ちょっと今ここで書き上げるのは無理。落ち着いて、一つずつ噛み砕ける心境じゃないと無理。

残りはいつか気が向いたら書きます。いったんは、陽路さん的に一番重要だった上のやり取りだけ書きました。はぁー。とうとう泣かされた。これは泣くよ。



玉葱(KP):5c 2f(見えている範囲)
佐波(日下部幸):3c 3l 3f
さくや(瑠璃):3c(+1) 5f
りょうB(福陽路):7c 2l 3f
霧.(シガナルミ):5c 2l 5f(+1)


■恭雅が1人で施設に取り残されるシーン
陽路「……。必ず生きて戻れよ!」

最初の「……。」で、恭雅が戻れる可能性は低いのではと感じ取っている。それでも、恭雅が何もせず脱出を諦めるわけがないので、「必ず生きて戻れよ」とは言う。

恭雅はさっさと脱出口を探しに行ったようで、返事がない。恭雅らしい。

陽路「……行こう! 急ぐんだ!」

キョウを心配して足を止めているHO4に向けて、そして自分にも言い聞かせるように、陽路さんは先を急ぐように言う。



■恭雅から連絡があるシーン
連絡がある時点で「直接伝えられなくなった」んじゃんなぁ! なぁ恭雅! 陽路さんは、静かに通話を開始した。

陽路「こっちは無事に脱出できた」
恭雅「……そうか、よかった」
陽路「……君は。」

答えはわかっているけど。聞かないといけなかった。そして、恭雅の口から脱出が無理だと聞いた。

陽路「……まったく、そんな冷静に言うなよ……

恭雅が慌てているのならまだ「探せ!」って言えたかもしれない。だけど、至って冷静に、事実をちゃんと認識して、言っている。いつもの恭雅だ。

陽路さんは恭雅の人柄と有能さをよく知っているから、受け入れるしかなかった。だから代わりに、今の陽路さんが言える最大限の文句をぶつけた。

陽路「……言わせてくれ。『ばかやろう』」



■スパローのことを頼まれるシーン
恭雅「無茶なことを言ってるのはわかってる。お前も刑事を辞めざるをえないからな」

刑事……この状況で恭雅はまだ、陽路さんたちなら刑事として復帰できると信じてるんだな。「解決できる」ということを、疑ってないんだな。陽路さんはもう“守りたいものを守るために”ヒーローや刑事はなれなくなったと思ってるけど、恭雅にとってはそうじゃない。

いつまでも、陽路さんは“守りたいものを守ろうとできる”ヒーローであり、刑事なんだな。

この辺の認識の違いというか、恭雅の想いと陽路さんの想い、すごく感じられて泣ける。


陽路さんが返事の言葉を紡げずにいると、HO4が恭雅に助かってほしくて説得を始めた。これ俺が返事に時間かかりそうだったのと、HO4も口出したそう(そりゃそうよ)だったので、言ってていいよーって返してます。

ナルミくん(HO4)の必死の説得。でも恭雅は曲がらないし、すべてを託して、スパローのみんなを生かすために、言葉を放つ。ナルミくんも曲がらない。話は平行線だ。


ナルミくんは、自分たちはアンドロイドであって人じゃないのだから、人と同じことはできない。恭雅の代わりはできないから、恭雅が必要なのだと言う。

恭雅は、人にならなくてもいい。アンドロイドとして、アンドロイドなりの生き方をしていけばいい、と言う。

これ、伝えたいことや理想がお互い違うから、そりゃ平行線なんだけどね。

ナルミ「いえ、ですので……
陽路「ナルミ」
ナルミ「……? はい」
陽路「僕たちは、君たちを人間……家族に等しいくらい大切に思っているんだ。その気持ちの前には……人として生きているか、アンドロイドとして生きているか。それは、些細な事なのさ。僕たちにとってはね」

“アンドロイドだから”と言わなくていいんだ、と、恭雅や陽路さんは伝えたかったんだろうな。一つの生命としてこれからのことを不安に思うのはわかる。でも、アンドロイドとしてでいいから、この先のことと向き合ってほしい。そういう思いなのだろう。

でもこの場でうまく表現するのは難しかったなぁ。



■「恭雅」
恭雅が死ぬことを悟っているから。

陽路「……『キョウ』。全部言うよ、いいね?」

もう過去についても隠さないよ、という宣言だ。

恭雅「ああ」
陽路「……恭雅が守りたいものは僕が守る。任せろ。心配するな」

KPにも無断で、エゴを通して、「恭雅」と呼んだシーン。これはね、うん。俺はずっと隠し事を明かすタイミングに関してKPに確認を取りながらやってたんだけど、ここだけはね。言うしかなかったと思ってる。

恭雅「そうか……ありがとう。迷惑ばかりかけてすまないな」
陽路「迷惑に感じた時間は一つも無かったよ。楽しかった」

そりゃー、心配とかはしたし、苦労もしたけどさ! でも! 迷惑なんて気持ちで受け止めてねーよ!

恭雅「レオの目を通して久々にお前を見た時俺は安心したよ。お前変わってなかったからな。警察学校の時、俺に話しかけてきた時と、全く変わっていなかった」
陽路「……君こそ。君こそ、何も変わっていなかった」

本当に。恭雅はずっと恭雅のままだった。

その後、ヒーローと言われ、胸を張らなきゃなと返す陽路さん。

恭雅「絶対に死ぬなよ。……いや、違うな。絶対に、ブレるなよ」

この間までブレブレだったからね。この言葉は、陽路さんの心に響く。

陽路「……あぁ。君のように。」

陽路さんにとっては恭雅こそ「絶対にブレない存在」であり。その恭雅のように生きるということは、この先、ヒーローであり続ける覚悟を持った、ということだ。



■マスター
恭雅「名前を考えるのは苦手なんだよ。……お前の、『マスター』と同じようにな」

ナルミくんのマスターは、登録上は陽路さんなのだけど、ナルミくんはあくまで恭雅をマスターと呼ぶのよね。陽路さんは気にしてないけど恭雅は直してほしかったようだ。だから陽路さんのことを「マスター」と呼んだ。それでも。

ナルミ「『マスター』はあなたです」
恭雅「……最後まで、直らないか」
陽路「……僕たちに似てるからね。いつまでも芯が変わらないんだ。拾ったのが僕たちだからかな?」

陽路さんは、そう言いながらも。

陽路「……

元気はない。こんな状況でなければ、笑って言えただろうに。



■最期
ナルミくんは、あくまで恭雅に帰るように言うが。恭雅は、後のことを頼むばかりだった。ナルミくんも、ついに食い下がれなくなって。

恭雅「ニトとリトのこと、頼んだぞ」
ナルミ「…………分かりました」

……あぁ。最期だな、って感じがした。

恭雅「………じゃあな、後は任せた」

通話が切れて、爆発が起きた。



■燃料付きの服
HO1の中の人が、青い燃料付きの立ち絵差分を複数用意していてすごかった。わかる、赤星との思いがそこにあるもんな。絵として残したいし、跡が残っていてほしい、その気持ちはすごくわかる。何度も称賛したし、感動しました。



■黒田さんの手紙
黒田さんの手紙を読んで、陽路さんはどうしても言いたかったことがある。

陽路「……黒田さんはこう言っているが……子供1人をここまでまっすぐに育てるのは、大変なことだ。……どんな事情があっても、こんなに大切にして、幸せを願えるのは、立派な父親だ」

陽路さん自身が良いお父さんだから、大きな実感を持って言えることよね。重みがあるし、言う価値が大きかったと思う。

陽路「黒田さんのためにも、必ず真実に辿り着こう」
HO1「…………はい」



■HO1の体はもしかして……
あまりに綺麗な状態で戻ってきたという幸ちゃん(HO1)の体。以前、人間の瑠璃ちゃん(HO2)の体が「交換材料」になるという話をみかけてるので、もしや瑠璃ちゃんの体を使って幸ちゃんの体を直した……?と話題になる。

とはいえこれはちょっと推測の域を出ないやね。



■10年前の陽路さんと恭雅
昔の話をみんなに明かす陽路さん。

陽路「(恭雅とは)“相棒”として、2人でいろんな事件を解決したものさ」

どこか誇らしげよね。

ナルミ「ああ、『やんちゃ時代』ですね?」

昔は上司に逆らったりしてたこともあったよって話は前にしてたので、ナルミくんから言われちゃったw

陽路「ふふふ。そうだね、一番やんちゃしていた」


その流れで、元公安第一課であることを明かす。すると、青木くんが「その年齢ですごい経歴」だと大きく反応する。そして、青木くんは幸ちゃんを見た。

ここねー。KPが俺の伏せを読んで「陽路さんは最初、幸ちゃんに嫉妬していた」というのを知ってるから入れてくれたのよね、たぶん。すごくありがたいなって思ってました。

陽路「すごいだろう? 24歳で公安だよ? ……記録、塗り替えられたけどね」

笑いながら言う陽路さん。幸ちゃんは反応に困った様子。そりゃそうだw

陽路「ぶっちゃけて言うと、最初は嫉妬までしたよ。一緒に働いてみて、すぐに、この子は『優れた刑事だ』と認め直したけどね」

どこかで言えたらとは思ってたけど、ここで自然に言えるとはなー。KPにも感謝!


その後、恭雅から貰った鈴を出しながら、恭雅の失踪についても話す。一方、当時の自分が相当つらくて、真音に救われたこととかは、ここでは言わなかった。本筋じゃない上に長くなるからね! 自分のことはいつでもたっぷり話せるんだから、今は恭雅の話をしたい。

陽路「……再び恭雅の姿を見たのはつい最近。ニュースで、アンドロイド破壊事件の容疑者としてテレビに映っていた時だったよ。…………

ここの後ろに入れてる沈黙も、陽路さんの心情や真音とのやり取りを思い返してるけど言ってない部分ですね。

陽路「恭雅に助けられた時、僕は『恭雅は変わっていない』ことを確信した。恭雅は過去を話したくなかったようだから、今まで黙っていた。すまないね。何度か話そうとしたのだけど、ここまで待たせてしまった」

過去については恭雅と再会するまでは話す機会を伺ってたし、「後で話そう」って言ってたからね。結果的にここまで話す話す詐欺になってしまった。


どこか天然なところのある恭雅が、過去や陽路さんとのことを隠し通してたことについて。

陽路「それほどに、君たち(スパロー)を徹底的に守ろうとしていたのだろう。そういうやつさ。僕にさえも何も言ってなかったくらいだから、まったく……人の気も……知っててやってるな、恭雅は……

恭雅はわかってても自分の選んだ道を進むやつだから。ま、人のこと言えないしね、そこは。


閉じこもってしまっているリトと、それに付き添うニト。

ナルミ「ヒロは2人にキョウの話をしてあげてください」
陽路「そうだね。ドアを開けてくれたら、恭雅のあることあること言っちゃおうかな」

無いことは言わない陽路さんである。

ナルミ「ないことと言わないあたりがあなたらしい」

うーん、この……わかり合ってる感よ。



■異変
翌朝、地上がなんかやべーことになった。有馬の演説ね、あれ聞いて陽路さんはだいぶムカついたと思いますよ。PLほど理屈を持ってではなく、自分にとって有馬の「相容れなさ」にムカついた感じで。でも、冷静にルートを探すようスパローに頼む陽路さんである。

ちなみに瑠璃ちゃんがカバンから(幸運成功により)ガスマスク見つけてました。え、ガスマスク持ち歩いてるの……

陽路「うん……備えあれば憂いなし……かな……

陽路さんも大変驚いている。まさか瑠璃ちゃんがガスマスク持ち歩いてるとは思わんもの。



てな感じでした。まーじで感情入るところが多かった! 悲しかったし、今回は本当に翌日の今も感情引っ張られてる部分ありますよ! 陽路さんもKPもお疲れ様! 俺もお疲れ様!

これで陽路さんは、走り抜けるだけになりました。家族のもとへ無事に帰るためにも。スパローを守るためにも。仲間と生き抜くためにも。頑張ろう。


陽路さん(HO3)にとって、ナルミくん(HO4)とはどういう存在だったか。
HO4としては陽路さんへの裏切りという意識で、自分の立場(潜入行為)がバレることを恐れてたようなんですけど、陽路さん、なんかその辺はうまいこと心理変化と噛み合ったなぁっていう話がありまして。


○ナルミくんを拾う
この時点では仕方なくHO4を拾ってるのだけど。それは陽路さんの優しさでもあり、陽路さんの中で10年前の事件と、それによってボロボロになった自分を思い出して、なんとなく重ね合わせてるのもあり。

まさか恭雅と繋がってる上に10年前の事件にもろ関係してるとは思わなかったけど、そこも含めて運命よね。

まだ陽路さんはそれを知らないので、一方的に重ね合わせてるだけで、「なんとなく気になるな」くらいの感覚である。


○パートナーになる
なんとあの時拾ったアンドロイドがパートナーになるという。驚きでしかない。まぁ気にはなるし、ちょうどパートナーが大破してしまったしな。こうして、2人は縁あってコンビを組む。

そこから一年弱経って、アンドロイドとしては不思議なくらい個性が強いナルミくんに、少しずつ心を開いていく陽路さん。これさ、ナルミくんの個性が薄かったら陽路さんはVOIDという物語の中で「自分をごまかし続けた」と思うんよね。

陽路さんは恭雅を失ってから、自分の本心から来る正義ではなく、形としての正義に無自覚に囚われてしまった。アンドロイドは「道具」と考えるべきだ、という考えもその一種。性格的にアンドロイドを単なる道具として見捨てられやしないのに、それをごまかして生きた。

でも、ナルミくんは「命」を感じさせた。一年弱の付き合いの中で、そりゃ強い情が湧く。陽路さんの家族からも人気だし、ナルミくんもまた陽路さんのために頑張ってくれているのを見ている。

この辺の陽路さんは、ナルミくんを全く疑っていない。でも、諜報活動について知ったら、「正しさ」によって警察に突き出してた可能性は高い。見逃すことは、正しくないから。


○内通者
黒田さんから「内通者」の話を聞いた時、最初はナルミくん含めて等しく容疑者として見ていた。まぁ新人は別だが、アンドロイドも悪に操られる可能性がある以上、全く疑わないわけにはいかない。

ただ、一番傍で見てきてる相手であるし、今後も見ていける相手だ。可能性を切り捨てないとはいえ、この段階でも陽路さんはナルミくんを「共に捜査する仲間として」信頼している。


○ハッキング
精神がかなりブレていて、実は青木くんの振る舞いに救われて吹っ切れようとした時、ナルミくんがハッキングらしき力を使う。

いやいやいや。陽路さん、今まさに新人組とナルミくん(と青木くんたち)に真実を打ち明けるタイミング伺ってたとこよ。まさかのここで強烈な疑いの材料が出てくる。

ここでは時間も無いし、陽路さん自身も混乱したので、いったん先送りにした。考えるのは新人たちの安全を確保した後!


○相棒
赤星に追い詰められ、絶体絶命のピンチ。そんな中、ナルミくんは「陽路さんにとってナルミとは何か」を尋ねてくる。

ハッキングのことはある。隠し事は間違いなくしている。でもこの時点の陽路さんは、自分を誤魔化していた「正しさ」を捨てて、信じたいものを信じようと決めていた。

ナルミくんに隠し事があろうと。これまでの日々で見てきたナルミくんを、信じる。彼は自分の敵ではない……いや。

守りたい「相棒」なのだ、と。

これ以降は、ナルミくんに言えないことがあっても、それはきっとタイミングの問題なのだろうと受け止めて過ごしている。ナルミくんとは、互いに互いを想い合っている。そう信じて、陽路さんは話せる範囲だけ聞く方針だ。


■総じて
ナルミくんはバレることをめっちゃ恐れてたけど、結果的に陽路さんがナルミくんを「疑った」のはほんの一瞬しかなかったです。これは、陽路さんの心構えができないうちは隠し通せたナルミくんのおかげでもある。バレるタイミングが違えば、本当に道を違えただろうから。

そして、バレるタイミングとほぼ同時に、陽路さんの心構えが完成して、問題が無くなった。PLとしては陽路さんの心理変化をそのままやっただけなんだけど、それがシナリオやHO4とうまく噛み合ったのがすごく良かったと思う。


ただでさえ長いので、基本的にHO3絡みに絞って話しますね。他の話は別の時に気が向いたら。


地上がやべーことになったのでなんとかしないと、のターン。秘匿でHO1から「あの指輪、黒田さんのかもしれない」と連絡が来た。これ、俺も黒田さんの手紙を読んだ時に初めて気付いたんですよね。あ、黒田さんもY.Kやんけ!って。

他に該当者も見つからないし、陽路さんはHO1に指輪を渡して、黒田さんのものならそのまま返してほしいと伝えました。違っても別に問題は起きないだろうし。このやり取りが、後のHO1エピローグに活きていて感慨深かった。


ところで。前回、施設から脱出した時に恭雅のバイクを置いてこずに運転してスパローに戻ったんですよ。陽路さんがそこに残すわけねーよなーって思って。で、今回の出発のシーンで。

「キョウのバイク、使っていいかな?」

と、尋ねました。スパロー全体に聞いてますが、了承を得るというより「拒絶する者がいないか」の確認ですね。実質、答えられるのナルミくんぐらいだし。

で、ナルミくんはOKしてくれて、他の面々も拒絶は示さなかった。それだけで陽路さんはスパローにめっちゃ感謝の気持ち持ってたと思うし、それ以上の援助は無いだろうなって受け止め方してたと思う。どうあがいても、陽路さんはキョウの代わりではないからね。そんな簡単に受け止めてもらえん……いや、むしろ拒まれても仕方ない。

だけど、止めはしないでくれたから。

「ありがとう、スパローのみんな。キョウがやりたかったこと......そして僕のやりたいことを、やり通してくる」



リボット社前。第二のイチハが登場。まぁアンドロイドだもんなぁ。

陽路さんはイチハに関しては完全に「悪」認定してるので、辛辣です。

イチハ「結局あいつは不良品だったってわけだ」
陽路「......僕たちにみすみす逃げられておいて、よく言えたものだ。それにしても、他を見下すアンドロイドとはね......いよいよ人と区別が付かないな」
イチハ「は?」
陽路「人の愚かなところまで真似をして、リボット社は『人間』の再発明をしているのか」

さらに、HO4と会話するイチハに対して。

イチハ「あ、旧型でもそれくらいは分かるんだ。それなのに愛着で捨てないとか、ほーんと意味わかんないし」
陽路「前も思ったけど、旧型でも理解しようとしているものを、最初から理解する気のないアンドロイドというのは......どうなのだろうね」

おーおー、ブッ刺すブッ刺す。前回もキレてたが今回もキレてるよ陽路さん。


そうこうしてると、囲まれてしまう。これさー……PLとしてその場でも言ったけどさぁ……PCたちノープランすぎねぇ???←

最速で助けに行くのは仕方ないけど、こう……せめて一つくらいは策を持ってこう……? なんで毎回囲まれてるのあなたたち……w


絶望的状況で、なんとスパローのみんなが助けに来てくれる。PL的にはめっちゃ感動した。うぅ、熱い王道展開素晴らしい。いや陽路さんも感動はしてたと思う。状況が状況なのでのんびり浸ってられないだけで。

ただ、それでも一つだけ言ってもらった。

「恭雅......君も、本当に良い仲間を持ったね」

すると、KPから秘匿で送られるメッセージがあった。

「行ってこい、ヒーロー」

それは、他の誰にも聞こえていない声。幻聴かもしれないけれど。陽路さんは、心の中で返事した。

「ああ」



リボット社に入ると、クオが立ちはだかる。

「......聞くまでもないだろうけど、君も僕たちを止めると言うんだね。......ごめんよ。僕たちも止まるわけにはいかないんだ」

今となっては、彼らの正体もわかっている。やりづれぇよ。説得できないか試行錯誤するアンドロイドたち。陽路さんは戦闘するんだけど、ダメージが出ない。「覚悟しただろ、陽路」と自分に言うも、それでも全然ダメージを出してくれない。

あぁ……「誘拐された子供たち」を、「被害者」を、まともに撃てないか……。そうだよな。陽路さんにとって、どうしたって“守る対象”だよな。

でも、戦えないのはダメなんだ。みんなを守り切るには、ここを突破できなきゃいけない。三度目の射撃で、陽路さんはようやくちゃんとしたダメージを与え、クオは動きを止めた。

「......これがお前の望んだ状況か、有馬」

陽路さんは憎々しげにつぶやく。その後、上を見上げて何か考えてる素振り。KPには伝えたけど、この先に心ちゃん……のアンドロイドが居るかもしれない、と考えている。

戦うのかな。だとしたら陽路さん、撃てるのかな。……それは無理だろうな。PLはそんなこと思ってました。だけど陽路さんは、だからと言って止まらない。

「行こう」



有馬・黄海との対面。全員の会話が熱いんだけど、とりあえずここでは陽路さんの反応集だけ載っけます。

真っ先にナルミくんが聞きたいこと聞いてくれるいつものムーブ。静かに耳を傾ける陽路さん。

ろくに答えない有馬に、自分も「......10年前に誘拐した子どもたち、そして、人間の『瑠璃』は......どうなったんだ?」と尋ねる。知らないって言われた。

有馬が、天城に対して「裏切り者」、赤星に対して「不良品」とか言いよるので、「......開発者の失敗を、作られた存在に転嫁するのは良くないね。裏切り者も、初心を忘れたお前の方だろう」とツッコミ入れる陽路さん。ため息吐かれた。

陽路「......10年前、捜査が急に打ち切られたのは......お前が関与していたのか?」
有馬「そうだ、と言えば君は納得するのかな?」
陽路「納得か。悪の言動に『納得』の余地なんて無いよ」

有馬「他人のことなど1ミリも考えないような人間が、この国を引っ張っていくなどバカバカしい」
陽路「......多くの人間やアンドロイドの心情・思考を無視してこの国を壊そうとしていながら、よく言う」

陽路「......己の傲慢さを、『正しさ』『復讐』といった名分で覆い隠している。自分が憎むものと同じ姿に成り下がっているだけの、悪党だね」
有馬「私が間違っている......と言いたいのかな?」
陽路「『お前のような悪党の好きにさせはしない』......と言いたいのさ」

黄海「この計画は、アンドロイドの為でもあるのよ。 人間が犯罪を犯さなければ、アンドロイドももっと自由になれる。 平等な生き物になるの」
陽路「......人間のような自由を求めるアンドロイドは確かに少なくないだろう。だが、人間を陥れる形での『平等』は......本当に望まれているのか?」



キレてはいる。だけどどこか冷静な陽路さん。それもそのはずで、恭雅から言われちゃってるのさ、「ブレるなよ」って。ここで、正義感でなく復讐心から立ち向かうのは、陽路さんではない。まぁそれに、価値観が違いすぎて話にならなそうだってのも最初から明確だったしね。

だから終始、陽路さんは「ヒーロー」として。守りたいものを守るために、有馬たちと対峙するんです。湧き立つ怒りを、「守るため」の力と変えて。



呼び出されるチクタクマン。チクタク……マン……? いやその存在自体は知識にはあるんだ。真面目にやべーやつ。でも、緊迫した場面でふいに名前が出た時、何よりシュールさが勝ってしまって、笑いそうだった←


たくさんのVOIDを犠牲に作られた「神を取り込んだ機械」。さっきまで「アンドロイドのため」とか言ってた側が、とんでもないもん使ってやがる。

「っ、アンドロイドを大切に思っているのか思っていないのかはっきりしろ!!」

陽路さんキレてます。

ついでにPLは脳裏に「洗濯物を取り込む機械」というノイズが走ってしまってちょっと困ってました。そんな場面じゃないやろ。



あまりに強すぎる敵。突きつけられる「諦めて逃走」か「力尽きるまで抵抗」。HO4(ナルミ)は選択肢が出る前に撤退案出してたんけどねw この後のHO4とのやり取り好き。

ナルミ「ヒロ、あなたは戦いますか」

陽路「僕は、スパローを。ここに居る仲間を。......いや、すべての守りたい命を守るためにここに立っている。ナルミ、すまないね」

ナルミ「──そうですか。......『ああ、もう』!! 俺は二度もマスターを失うだなんて嫌ですよ。ヒロのご家族にどう顔向ければいいんですか?」

陽路「まったくだ」

ナルミ「ですので。あなたが残るなら、俺も残ります。俺はヒロのパートナーです。──構いませんね?」

陽路「ナルミ。いや。頼んだ、相棒」

ナルミ「──はい、マスター」

ここ、霧にとても感謝してる。陽路さんにこういうことを言ってくれるHO4で良かった。さり気ない“マスター”呼びも、ありがとう。



小ネタ。雑談で書いたのだけど。

(真音。神南。ケン。ビョウ。ミョウ。僕は、君たちと......そして僕自身を守り抜くために、戦うよ)

HO4の中の人に「誰!?」とつっこんでいただけましたwケン(犬)は前にも触れたけど、ビョウ(猫)とミョウ(猫)はまだ卓の中で存在出してなかったからね! そりゃ、誰ってなるわ!

陽路さんは大真面目なんだけどシュールになっちゃうから雑談で書いたセリフでした。



腕輪を貰うシーン。“マスター登録のように”手を合わせればいい、と言われて。

俺とHO4の中の人「なにそれしらない」

やってないんよそれ……w この2人、正式な登録したことないからね! 誤って(ナルミくん的には意図的に)マスター登録されたことはあるけど、あ、正式な登録は「手を合わせて」なんです? ほー。

陽路さんとナルミくんは問題なく知ってるので、手を合わせます。

ナルミ「そういえば、正式な登録をするのはこれが初めてですね」
陽路「そうだね。ふふ、こんなに心を開いてから初めて登録するなんてね」



現れたは2機の巨大VOID。こんな場面じゃなければ陽路さんは少年のように目を輝かせたことだろう! そんな場合ではない! 残念!


決戦前に、示し合わせたわけでもなく1人ずつ台詞を言う。ここも好きポイント。

陽路「......正直頭が追いつかないけど。『正義は必ず勝つ』、といこうか」

幸(HO1)「父の思いは、わたしが......わたしたちが繋ぎます!」

ナルミ「『父』を止めるのは、『子』の役目です。最初のひとりとして、かつてのあなたが見た希望として」

瑠璃(HO2)「貴方はまた、家族を失うだけなのにナツお姉ちゃんの犠牲の上に成り立つ完全な世界なんて、そんなの間違ってる!! ナルミさんの言う通り、父が道を間違ったらそれを正すのは子。それが私の知ってる”家族”です!」

陽路さんに、超王道台詞を言わせることができたの、感無量であった……! それぞれのキャラクターが、強い思いを持って戦いに臨む。熱い。


最終決戦。いつもは戦闘中でも喋る面々なのだが、この時は全員がかつてない集中力で戦っており、無言の激戦が繰り広げられた。PLたちはダイスの出目にわいわい一喜一憂してました。

陽路さんがろくにダメージを与えられないまま戦闘終了。無事に勝利。しかし、噴霧器は止まらない。止める手段を探して、最後の部屋に入る。

そこに居たのは、心ちゃん、だった。

「......ここに居たんだね」

陽路さんとしては、居るとは思ってたから。心ちゃんの言動を、しばらく静かに見守る陽路さん。ナルミくんが積極的に話しかけている。

陽路さんさ。何もできないんだな、と思った。心ちゃんから「自分ごと噴霧器や敵アンドロイドを停止させるプログラム」の話を聞いて。

すべて、理解できてしまったから。

恭雅の、最後の時のように。

しばらく、言葉を紡ぐこともできなかった。だけど、こらえて、口を開く。

陽路「......よく、耐えてきたね。折れずに前を向き続けるところは、恭雅も君も相変わらずだ」
心「......陽路さん。陽路さん、お久しぶりです。......最後に会えて、よかった」
陽路「うん。僕も......こうして、話せてよかった」
心「……

理解し合ってたと思う。たぶん、お互いの気持ちと、考えを。ナルミくんは「最後」という言葉の意味を聞く。

心「これで、お別れだから……
陽路「......停止させたら、もうこうして話せなくなる......かな」
心「はい。二度と、再起することはないでしょう。私のこの身体も、意識も」


わかってるんよ。この兄妹さ、そういう2人なの。ブレないの。10年間、その心に一筋の光を持ち続けて、生きてきたの。それがわかるから。その上で、迷いなく選択しているから。陽路さんはわかってしまうから。

何もできない。

彼らに差す光の源は、もしかしたら陽路さんだったのかもしれない。そして、陽路さんが陽路さんであるように、彼らは彼らなのだ。なんも言えねぇ。

失いたくないのに。10年間探し続けた2人を失うなんて、耐え難いことなのに。その2人の10年間を、10年間の先にある「今」を、曲げさせようとすること……陽路さんにはどうしても、できない。

PLは泣いてます。

陽路「兄妹揃って......本当に......」

陽路さんは、心ちゃんに対しても……やっぱり、安心して、全うしてほしいんだ。心ちゃんの思いを。


心「私、連れ去らわれてしまったときは本当に怖かったけど......自分の行動を後悔はしていません。だって、陽路さんだったら......目の前の犯罪に、黙ってなんかなかったでしょう? だから、私は、私にできることを考え続けられた」

陽路「......うん。僕も、恭雅も......黙っていられないね。君のことを探し続けて、犯人を追い続けた......。......そして君は、君にできることを必死に行い続けて、ナルミ......レオを助けて、そして今、多くの人達を救おうとして いる。とても、立派なことだ。心ちゃん。......その後のことは、僕がなんとかするよ。僕は、『ヒーロー』だからね」

心「そうです。陽路さんは本物の『ヒーロー』です。ここまで、来てくれたもの。嬉しかった。こうして、陽路さんの声が聞けて、よかった。また会えて、よかった」

陽路「......心ちゃんが、そして恭雅がそう呼んでくれたから......僕はこれからも、『ヒーロー』として立ち向かっていける。それを......伝えることができて、よかった。心ちゃんのおかげだ。ありがとう」


心は寒いと言って、あたためてほしいというニュアンスのことを言う。それは、十中八九。抱きしめてほしいから言ってるのだろう。

陽路さん、弱いんですよ。これをしたら崩れる、って感じたことを、できない。心ちゃんに触れれば、もう涙は我慢できない。だけど。

陽路「...うん、冷たい風が入っているからね......」

心ちゃんの言い方に合わせて。心ちゃんのために。抱きしめた。陽路さんの目から、涙がぽろぽろとこぼれる。

秘匿で送られる、心の言葉。

「大好きでした。今も、ずっと大好きです」

うぁぁぁぁん、心ちゃぁぁぁぁん!(PL崩壊)

恋心は、知ってて。でもさ、陽路さんは弱いし。今や奥さんも子供も居て、仮初にも叶えてあげられないし。本当に、何も、できなくて。

悲しくて悲しくて。ダメだった。これ書いてても涙が止まらない。



心ちゃん最期のシーン。PLも陽路さんも涙は止まらない。だけど、心ちゃんの最期からは目を逸らさない。

心「10年前の話、覚えていますか? だいぶ遅くなっちゃったけど、よかったら最後まで聞いていってくださいね」
陽路「......約束しただろう? もちろん、聞くよ」

これね。個別導入の時の約束が、やっと果たせたんです。叶わないまま、心ちゃんが誘拐されてしまったから。

でも。何もできないと思っていたPLと陽路さんに、「できること」があった。あの時の約束を、いま。

あっ(情緒)

……声を押し殺せずに泣く陽路さん。ずっと泣いていたい気分だろう。……だけど、時間がそれを許さない。いずれ、警察が来るだろう。ナルミくんはスパローと共に退いてもらい、陽路さんたちは現場の証拠を示した上で、警察と共に真相を明らかにする。まだまだ、落ち着ける時間など無かった。



個別エピローグ。黒田さんの件で、EMCが提案する手術を断る幸ちゃん。「黒田さんは望んでいないと思うから」。わかる……

そして幸ちゃんは、陽路さんから渡された指輪を、黒田さんに握らせる。本当に黒田さんのものかわからないし、反応は無いが、それでも。きっと、幸ちゃんの想いは、黒田さんの体をほんのり温めることができたんじゃないかな。



さらに、KPがシナリオをちょっとアレンジして、陽路さん用に個別エピローグを追加してくれた。

ドロ課の係長になってくれと言われる陽路さん。まぁ、それ自体は本当に良い話だと思う。警察内部から正義を貫くのも、立派な選択だ。だけど。それでは守れないものがある。

「申し訳ありませんが、今後についてはもう決めていることがあります。僕は近々、刑事を辞めます。係長には、他の人間を見つけてください」

「先日の件を経て、ここに居ては守れない、弱い立場の人々と出会いました。私は彼らを守りたい。一身上の都合であり、誠に申し訳ないと思っています」

もっと言ってやってもいいんだぜ!みたいなことKPに言われて面白かったけどw 陽路さんは、警察が掲げる「正義」を否定するわけじゃないから。自分と合わないだけで。

……というか。陽路さんは幼い頃から「自分は警察になる」って決めてて、実際なって。でも現実は、正義のために上に反抗したり、仲間を脱獄させたり、犯罪組織(スパロー)と共にリボット社を潰したり……刑事という枠では、陽路さんのやりたいこと、「守る」は、そんなに叶わなかった。

実は、陽路さんは刑事に向いてなかったのかもしれないな、と、今ちょっと思う。ま、ともあれ。

「......いずれは、ドロ課や公安、警察と共に、より多くの人を守れる社会にしたいと、考えています」

陽路さんは本心で、これを言った。だけど、「この選択を後悔するぞ」と返されて、あぁ、変わらないなまったく……と感じる。黒田さんは、後悔ないように選択を、と言ってくれたのにさ。だから最後に、ちょっと言ってやった。

「......後悔しない選択を、お互いに取り続けられることを願っていますよ。それでは」

陽路さんが後悔するかはともかく、後悔するぞって言ってくるやつらこそ、いずれ何か大きなことで後悔しそうよね。その辺りの忠告を込めて、あくまで本心ではあるが、陽路さんは皮肉を言った。部屋を出て、一言。

「......ふぅ。最後まで合わなかったな......」



HO1HO2のペアエピローグ中、待機組は陽路さんの家族の話をしてた。いろいろ考えたんだけど、やっぱ真音という奥さんがメンタリティバケモンすぎてスパロー内でも強固な立ち位置獲得してそう……そして組織内の諸々を改善に導いてそう……とか想像。


HO3HO4のペアエピローグ。去年と同じ場所で、ナルミと話す。陽路さんを利用するためにわざとマスター登録したことを明かすナルミくん。

ナルミ「諜報員として潜入するのに幸運でした。......あなたでなければ、ずっと幸運だと思っていたかもしれません」

これ、後で本人が言うけど、途中から裏切り行為をしてる意識が強くなっていったから気が気じゃなかったみたいで。陽路さんのことを心から親しんでいった結果そうなったことの業の深さが感じられる。

ナルミ「......今更ですが、本当によかったのですか? 刑事としての立場を捨てても」

陽路「あぁ、いいんだ。僕のやりたいことはずっと変わっていない。ここでなきゃ、できないことがあっただけさ」

ナルミ「そうですか……。でも。」

陽路「刑事への憧れはあったし、刑事でなきゃできないことがあると思っていたけど......案外、刑事というのも縛りが多いものだった」

ナルミ「……?」

陽路「ナルミ、知ってるだろ。君の『マスター』は、みんな頑固なんだ」

ナルミ「......。そういえばそうでした。キョウ、ヒロ......そして、ココロも。『頑固』でした。もっと柔軟な発想を......したら何かあったのかと首を傾げそうです」

陽路「ふふ。僕たちは頑固だから、未だに『ヒーロー』なんてものを名乗って、片っ端から救おうとできる。足りない柔軟さは......隣で補ってくれよ、相棒」

ナルミ「それでこそ、です。ヒロ。忘れましたか。あなたのパートナーも『頑固者』のようです」

結局さ。陽路さんと強く結びついた人達って、みんな陽路さんの影響受けたせいか、それとも類友なのか、全員頑固者なんよな……w なら、しゃーねーよ。曲げらんねぇやつらの集まりなんだわ。


ナルミくんから、陽路さんに対して諜報活動をしているうちに感じていて、だけど今は無くなっている異常について、人間の言葉でどう表現すればいいのかと尋ねられる。

これ、罪悪感とか、なんかいろいろあるんだろうと思うけど。陽路さんは、自分と重ねて答えた。

陽路「......不安が無くなって......自分が自分のままで居ていい場所、ありのままを隠さずにいていい場所、つまり、居場所を見つけて......『安心』できている、ということかな」

陽路「......僕は、そうだった。心ちゃんと恭雅が居なくなって、家族しか居場所が無くなって......不安の中で孤独な日々を過ごしていた」

陽路「......だけど、君と出会って。君との日々を過ごして、僕は、いつの間にか君が一つの居場所になっていた。君の隣が、ね。今、僕はとても安心できている」

ナルミ「安心。......そうですか。俺は、騙すことに不安を抱いて......。......はは、ヒロにとって俺が安心できる場であるのなら、アンドロイドとしてはこの上ない労いです」

ナルミ「ありがとう、相棒(ヒロ)」

陽路「うん。これからもよろしく、相棒(ナルミ)」

ナルミ「はい、宜しくお願いします」



こうして、全員のエピローグが終わり、エンディングAを迎えました。全員生還、本当に良かった……

エンディングで2台のバイクがすれ違うところ、たぶんお互い何もしないけど、お互い気付いて、みんなの元気そうな姿に微笑むんじゃないかなーと思いました。



はい、今回の伏せ終わり! 出来事や感想で書けること山ほどあるけど、それはまた別の機会に!



全体を通した合計!

玉葱(KP):8c 1l 2f
佐波(日下部幸):3c 3l 4f
さくや(瑠璃):4c 6f
りょうB(福陽路):7c 2l 3f
霧.(シガナルミ):6c 3l 7f


私はHO3。「福 陽路」というPCで通過しました。
陽路さんは恭雅にも心ちゃんにも、本人の意思を最大限に尊重した姿勢で、最後を見届けました。止めなかったんですよね。

2人とも、ここで何を言っても聞かないし。そのブレなさこそが、あの2人の素敵なところだし。2人に影響与えたのが陽路さん自身という側面もありそうだし。

そして陽路さんの場合、止めようとすることが、自分を崩させてしまいそうで。陽路さんの弱さゆえに、現実を強く受け止めて、見届けた。

でも、恭雅より心ちゃんの最後を先に見届けることになってたら、はたして止めずにいられただろうか。



■恭雅のためにも、心ちゃんに生きててほしい
何より大きな理由だと思う。3人全員揃って過ごせるのがそりゃ一番良い。いや、もし自分が傍に居られないにしても、せめて白瀬兄妹が笑って生きていければ、と思ってしまう。

その場に恭雅が居れば、恭雅だってきっと最初は何か手立てを探した気がする。すぐに「無理だ」と理解するにしても。


……実際のVOIDでは、恭雅が死ぬ場面ですでに、人間の心ちゃんが(まともに生きられる状態で)生存している可能性は極めて低いのがわかる。アンドロイドは居るかもしれないけど、この時点では「敵として戦う」可能性が濃厚に見えた。

だから、陽路さんも恭雅も、心ちゃんを救える可能性を捨てはしなくても、自分なりに覚悟はしていた。2人は「事件を終わらせるため」に立ち向かっている。

だけど。恭雅が無事で、アンドロイドの心ちゃんが正常に会話できると知ったら。目の前に「白瀬兄妹が2人とも生きていける可能性」があるなら。

その希望に、抗いようもなく身を委ねてしまうよね。



■恭雅の覚悟を先に見届けてないと、心ちゃんの覚悟に応えられない
陽路さんは恭雅という人間のブレなさを知っていて、その最後を見届けたからこそ、心ちゃんも同じようにブレない子であることを、頭も心も素直に理解してしまった。

だけど、恭雅の最後が無かったら、そんなすぐに理解してあげられないと思う。まだ変えられるんじゃないか。ある種の希望を、まだ持てた。

……この場合、心ちゃんを失った時の陽路さんの崩れようは、相当なものになるだろう。恭雅やHO4が居るから、なんとか立ち直るとは思うけど。



■恭雅のことは止めるか?
止められないと思う。陽路さんは恭雅のことを誰より理解している。そこは最初からそう。陽路さん自身がブレてさえいなければ、恭雅の言動の“強さ”を疑う余地はない。

恭雅が冷静さをもって脱出を無理だと判断した時点で、恭雅が最善を尽くした末にそう判断したのだと、陽路さんは理解できてしまう。これは、物語が始まった時点から決定してることだと思う。だから、止められない。

この場合、心ちゃんを失って、恭雅やHO4に立ち直らせてもらって、そして恭雅の最後、となるだろう。あまりにIFだから「きっとこうなる」って言えないけれど、陽路さんの受け止め方は全然違っただろうし、しばらく何もできなくなっても不思議じゃないな、と思う。


スパローがニトを最前線に立たせないといけない理由、ニトが天才科学者であり、代わりが居ないからだよなぁ。

恭雅はもちろん、本来子供を連れて前線に行ったりしたくないとは思うんよ。だけどスパローの中で、専用武器の取り扱いにせよ敵の技術解析(ハッキングもできそう)にせよニトが担ってる役割が大きすぎて、代わりが居ないから仕方なく連れ回って、命懸けで守ってるんだろうなって。

この状況を変えるの、かなり難しそう。スパローを継いだHO3はなんとかしたがるとは思うけど……あの恭雅がなんともできてなかった部分だしなぁ。


俺のPCってなぜかNPCの“覚悟”を受け入れてその人の選択を尊重するキャラ多くね?と思った。

逆に、NPCの意思に対して強く説得しようとした人が今まで居ないんよね。そういう場面に立たされてないキャラはわからないけどさ。

そこは俺自身の性格がだいぶ反映されちゃってるので、ちょっと違うタイプのキャラも今後創っていきたいなと思う。


陽路さんは、スパローのリーダーになってからはネックレスを出してそう。

陽路さんはネックレスに、結婚指輪と鈴(恭雅からもらったやつ)を下げてるんですが、職業柄、普段は服で見えないようにしてるんですよ。

でもスパローのリーダーになったなら、もう隠す必要ないどころか、恭雅の想いも込めて率いる分、むしろ見えるようにするんじゃないかなーって。


陽路さん、初日を経て幸ちゃんに対して実力も内面もとても評価高くて、2日目夜に黒田さんにそのこと伝えてるのよね。そして黒田さんは微笑んだのです。陽路さんはその微笑みの意味を誤解したけど。

陽路=HO3
幸ちゃん=HO1

陽路さんは幸ちゃんを見るまで、どこか気に食わなさを持っていたのだけど、いざ一緒に仕事してみると幸ちゃんは普通に好感持てる優秀な新人刑事で、嫉妬してた自分が馬鹿だったな、って反省したという背景があります。


家族大好きな陽路さんが、中盤以降あまり話題に出さなかった理由とか。

ぶっちゃけ、陽路さんの中で家族のことはめちゃくちゃ気になってたけどさ。だからと言って目の前の守りたいものを見捨てられる人じゃないから、どうしようもなかったよね。

家族のこと、めっちゃ大事なのはもちろんそうなのだけど。陽路という人間は、あれもこれも拾ってしまう人で、手の届くものを大切にしてしまう人で。

そのせいで真音(奥さん)が世話とかで負担増えてることにすごく申し訳なさを感じてるけど、それでも変われない人なんす。

どこぞの元相棒とさほど変わらんよな。ばーか(

正直陽路さんとやってくのってすっげー大変だと思うし、メンタルお化けの真音だからこそ成立してるんだろうなってのがある。陽路さんが「良い父親」でいられるのは、真音のおかげなんです。


話を戻すと、終盤の陽路さんは守るものの多さゆえに、「家族」をメインに考える割合が減ってたし、それはあれほど執着した「恭雅」に対しても同じ。いっつも、見えてる範囲のすべてを守ろうと必死になる。まぁ、それで負担喰らう人たちは本当に大変なのだけど。

でもだからこそ、陽路さんは誰よりも「ヒーロー」なんだよな。本人は、自分の弱さや難点を理解してて、「正しさ」も一度捨て去った気でいるから、青木くんの方がよほどヒーローだって思ってるけど。


PLとしては、こういう方向に陽路さんが走り出すとはまっっったく想定してなかったんで、終わってみてだいぶびっくりはしてます。


陽路さんはあの箱を黒田さんの家に届けると思う。方法は知らん←

たぶんスパローにあるんよね。幸ちゃん(HO1)が使ってた部屋に置きっぱなしとかだと思うけど。それに気がついたなら、陽路さん(HO3)は何らかの手段で黒田さんの家に届けるんじゃないかな。手紙が入ってるなら尚更。

幸ちゃんのためもあるけど、黒田さんに返したい(ので代わりに幸ちゃんに受け取ってもらう)という意識がありそう。


陽路さん、「人生で一番緊張した日」を更新。

仲間を助ける&真相究明のためとはいえ一時は「脱獄に協力した人間」として報じられたであろう陽路さん。数日で状況がひっくり返って汚名返上したとはいえ、家族も相当大変な状況を味わったはず。

……家に帰るのが怖い。かつてない緊張感が陽路さんを襲う。

でも、だからと言って帰らないのは違う。「今日帰るよ」と連絡した日、陽路さんは覚悟を決めて、家の扉を開いた。

出迎えたのは……全員。神南も、ペットたちも、そして、真音も、玄関までやってきた。

「ぱぱー、おかえり!」

神南も、ペットも、まるで何も無かったように笑顔で出迎えてくれた。それだけで、陽路さんは涙しそうになる。

真音を見ると、彼女もまた、微笑んでいた。

「おかえり、陽路さん」

……陽路さんは、涙を我慢できなかった。

「ただいま、みんな……!」



1分もせず、椅子に座らされた。テーブルを囲んで、真音や神南も座っており、ペットたちもなぜか陽路さんを囲んでこちらを見ている。……真音が口を開く。

「さて陽路さん。涙も乾かないうちにすみません。神南とも話して決めたことなのですが」

陽路さんの心臓が高鳴る。……離婚……? 正直、これほどのことがあっては離婚を切り出されても何も言えない。

「あ、離婚とかではありませんよ?」

早々に否定された。陽路さんが何も言っていないのに心を読んでるかのように即座に否定してくる辺り、真音は相変わらずである。

「まずは聞かせてください。神南も含めて、私たちに」

……神南も含めて。陽路さんが迷っていた点だった。事態は深刻だ。まずは真音に話して、その後に……とも考えていたが。神南は、陽路さんをじっと見ている。

「陽路さんのことですから、事情があるのはわかります。ですが、さすがに……これは私にだけでなく、神南にもちゃんと説明してほしい。神南も、知りたがっています。あなたが何を考え、何をしたのか」

……真音も神南も覚悟の上だ。神南は……途中で眠くなったりしそうだが、まぁそれでも陽路さんは、2人に話すことを決めた。

「まずは……新しい仲間と会った日の話をしようか」



陽路さんは話した。なるべく神南にも伝わるように、ヒーロー物のような例えを出しながら。いざ話してみると、自分たちの体験が劇的だったことを改めて感じる。とはいえ、悲しすぎる死のことまでは、神南に伝える必要はない。そこは真音にだけわかるよう、ぼかして伝えた。

結局、神南は最後まで、まるで劇場版のヒーロー作品を見ているかのように喜怒哀楽し、決戦の話が終わると拍手をしていた。

「ぱぱ、かっこいい!」

良い意味で調子が狂う。緊張感がすっかり無くなってしまった。

(戦いの最後は僕、サポートしかできなかったんだけどね)

……まぁ、神南が喜んでくれているから、余計なことを言わないようにしよう。


……陽路さん、“この後”はどうするんです?」

真音が、やはり鋭い質問を投げかけてきた。これは非常に答えづらい……が、言わなければならない。その覚悟は、決めてある。

「僕は、警察でやることを終えたらスパローに行く」
……そうですよね」

真音には伝わるが、神南はその言葉の正確な意味がわからない。世間的には“犯罪組織”であるスパローに戻るのだ。

妨害工作をしていたリボット社が潰れた今なら、スパローが注目されることはしばらく無いだろうとはいえ……

……正直に言うと、神南とは『文句の一つでも言ってここでたっぷり泣かせようか』と言っていたのですが」
「え」
「やめました」

怖いこと言われたし、やめたというのもそれはそれで怖いのだが。

「文句は山程言ってたっぷり泣いていただくので、ちゃんと私たちも連れて行ってくださいね」


……思わぬ言葉だった。陽路さんは、ここで離れ離れになる覚悟をしてきているのだ。なのに、真音は一緒に行くという。

「いや、でも」
「あなたを失いたくありませんし、神南も、パパと一緒に居たいでしょ?」
「うん!」
「この通りですし、まったく知らないところで亡くなられるのも嫌です。それに、リスクを恐れて別れたとしても、いつか突然あなたのことが公になったら、なんというか……“めんどくさい”ので。だったら、最初から私も巻き込んでください。嫌なんです、知らないところで面倒なことに巻き込まれるの。今回だって……本当に嫌だったんです」

真音は、場のコントロールが非常に得意な人だ。しかしだからこそか、コントロールできない所で起こる面倒ごとがとにかく嫌い、という性質を持つ。

陽路さんがいろんな物を拾う時は、家に影響出そうな場合、真音にも相談が行くので特に問題視されていない。しかし今回のように連絡もままならないまま家族を巻き込む場合、真音のストレスは非常に大きかっただろう。

もちろん真音は、それを陽路さんに言っても仕方ないことを理解している。それでも伝えてくるほど、真音は負担を受けていたのだ。

陽路さんは、改めて自分がしたことの大きさを感じていた。

「うん……本当にすまなかった」
「事情を聞いてみれば、あなたは……“正しいこと”をしたのだと、私も思いました。もしあなたがそこで動いていなかったら、その時こそ、私はあなたについていけませんでした。あなたがあなたのまま、生きて帰ってくれて、よかった……

真音が、泣いた。真音は感動物の作品を見るのが好きで、よく泣いてはいるが。自分の不安や悲しみから泣いている姿を、陽路さんは初めて見た。神南が心配して、真音にくっついている。

……連れていってよ……文句は、その先でいっぱい言うから……陽路さん」

泣きながら……普段に無い弱さを見せて、お願いするように陽路さんを見つめる真音の姿に、陽路さんは、決意を固めるほか無かった。

……わかった」



こうして、福一家は全員でスパローへと向かうこととなった。そこで真音の改革無双が始まり、スパローの設備と体制が大きく整備されるのだが、それはまた別の話……


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