こさかな
@pandanokurage
テスト2週間前
菜:もうわからぁぁぁん!!
数学の問題と睨み合っていた菜緒が叫ぶ
〇:どの問題?
菜:ここの問題
〇:これは、ここに公式を当てはめて、、、
ーー1時間後ーー
菜:もう無理や、、、
〇:もうちょっと一緒にがんばろ?
菜:もうやる気でんねん、、
菜緒は机に突っ伏しながら呟く
〇:じゃあさ、テスト頑張ったらデート行こっか!
菜:え!ほんまに!?
〇〇の一言でさっきまでが嘘のように元気を取り戻す
〇:うん!菜緒の好きな所でいいよ
菜:よし!はよ勉強するぞ!
この日からものすごいやる気で勉強に励むのだった
テスト当日
菜:アシタデート、アシタデート、、、
壊れた機械のように同じ言葉を唱える彼女と一緒に登校する
〇:勉強しすぎて壊れちゃったかな?笑
菜:壊れてへんわ!デート楽しみなだけや//
照れながら肩を叩いてくる彼女を見て
〇:(少しいじわるしてみるか笑)
〇:デート?なんかあったっけ?
とぼけた顔をして彼女を見る
菜:冗談でもキレるで?
〇:ごめんなさい、、
鬼の形相で睨まれた
〇:そーいえばどこ行くか決めたの?
菜:博物館に行きたい!
先程とは打って変わって目を輝かせながらこちらを見てくる
〇:博物館かぁ、しばらく行ってないなー
菜:いっぱい恐竜見るんや!
〇:そのために今日頑張らないとね
菜:当たり前や!待ってろよ恐竜ぅぅぅ!!
〇:(恐竜ためなら何でもするのか笑)
ーーテストを終え、デート当日ーー
約束した時間の20分前に駅に着くと
既に彼女は待っていた
菜:今日は遅刻しなかったな!
〇:当たり前でしょ
てか、菜緒来るの早くない?
菜:楽しみやったからしょうがないやろ//
〇:(かわいすぎる//)
菜:早く行くで//
歩き始めてすぐに僕は異変に気づく
〇:菜緒なんか近くない?
菜:べっ別にそんなことないやろ//
さっきから手の甲が当たっている
菜:(〇〇手繋いでくれへんかな//)
〇:(手繋いでいいのかな//)
ぷらぷらしている手を繋いでみると
菜:っ!?なんや急に///
〇:こーゆーことでしょ//
菜:分かっとるやん//
彼女は俯いて恥ずかしがりながら歩いていた
菜:着いたぞー!!
〇:テンション高すぎな笑
菜:はよ行くで!!
中に入ると、そこは様々な恐竜の化石や標本、オブジェなどがあった
菜:うわぁぁぁぁ!!
〇:いっぱいあるなぁ
菜:すごいなぁ!わくわくするなぁ!!
〇:菜緒のおすすめはどの恐竜?
そう聞くと、彼女は一目散に1つの標本の前まで走っていく
菜:これや!
〇:これは、トリケラトプス?
菜:知ってるんか!
〇:名前だけは聞いたことあるよ
菜:トリケラトプスはな、草食の恐竜で親子関係をめっちゃ大事にする穏やかな恐竜やねん!普段は群れで行動しとるんよ!
〇:詳しいんだね笑
菜:1番好きやからな!!
そう言うと急に照れながら
菜:もっもちろん〇〇の方が好きやけどな///
彼女の予想外の言葉に、自分の顔が赤くなるのを感じる
照れ隠しで他の恐竜の所へ向かうと
彼女はニヤニヤしながら
菜:なんや、照れてるんかぁ?笑
と顔を覗き込んでくる
〇:うるさいなぁ//
ーーー
一通り恐竜を見終わり、お土産コーナーに立ち寄る
〇:このクッキー買ってこうかな
自分の分を決め、彼女を探す
彼女はぬいぐるみを見ていた
菜:これかわええなぁ((ボソッ
〇:買ってあげるよ
菜:えっ、いいよ別に
申し訳なさそうに断る彼女の目を見つめ、
〇:初デートの記念にね//
菜:、、ありがとう//大切にするね!
嬉しそうに顔を赤らめる彼女を見て、右手が勝手に動いていた
〇:、、ナデナデ
菜:なっ///
〇:あっごめん//
菜:なんで謝るん//もっとしてもええで?//
〇:また今度ね//
菜:もう//
2人して顔を赤らめるのであった
to be continued