こさかな
@pandanokurage
ある日学校にて
男1:なぁ〇〇
〇:ん?
男1:明後日お祭り行かね?
〇:あぁ、えっと、、チラッ
視線を感じ目を向けると、菜緒がこちらをじっと見つめていた
〇:その日は、ちょっと約束があって、、
男1:そっかー、じゃあしょうがないかぁ
男1からの誘いを断り、再び彼女に目を向けると
こちらを見ながらニヤニヤしていた
〇:(めっちゃ嬉しそう笑)
その日は一日中、目が合う度に彼女はニコニコしていた
放課後になると
菜:〇〇帰ろっ!
〇:う、うん
いつも以上にテンションが高い菜緒
帰り道でも
菜:なぁ〇〇!
〇:なに?
菜:手繋いでや!
〇:えっ、いいの?
菜:うん!はよ繋いで!
いつもは周りの目を気にして手を繋がない彼女が繋ぎたいと言ったり
菜:〇〇はうちのこと好き?
〇:もちろん好きだよ
菜:どんなとこが好き?
〇:いや全部好きだけど、例えば、、、
普段は照れて聞けないはずのことを聞いてきたりした
〇:菜緒、今日テンション高くない?
菜:別にそんなことないやろぉ
〇:なんかあったの?
菜:〇〇とお祭り行けるのが楽しみなんや!
それを聞き、満面の笑みでこちらを見ている彼女の手を強く握った
〇:僕も楽しみだよ
菜:フフッ
彼女は嬉しそうに微笑んでいた
夏祭り当日
彼女の家の前で待っていると、
菜:カツカツ、、〇〇お待たせ!
浴衣に身を包み、慣れない下駄を履いた菜緒が出てきた
菜:どう?似合っとるかな?
〇:めっちゃ似合ってるよ
菜フフッ、、ありがと//
照れる彼女に手を差し伸べ、お祭り会場へ向かう
そこには射的や金魚すくい、りんご飴やチョコバナナなど色々な屋台があった
〇:まずなにやりたい?
菜:そうやなぁ、射的やりたいな!
彼女の要望で射的屋に向かった
〇:2回分お願いします
店:はいよっ!
2人で銃を受け取ると
〇:菜緒なにとりたい?
菜:あのぬいぐるみ狙う!
真剣な表情でぬいぐるみを狙う菜緒だったが惜しくも外してしまう
菜:〇〇あとは頼むで!
プレッシャーを感じながらもぬいぐるみに狙いを定める
、、、パンッ、、ポトッ
見事ぬいぐるみに命中し、倒すことができた
菜:やったぁ!!
自分が当てたかのように喜ぶ彼女にぬいぐるみを渡す
菜:ありがとう!!
嬉しそうにぬいぐるみを抱きしめる菜緒
〇:じゃあ次はチョコバナナ食べに行こ!
菜:食べたい!
屋台で2本のチョコバナナを受け取り
〇:どっちがいい?
菜:んーー、こっちにする!
お互い一口ずつ食べると、
菜:なぁ〇〇、そっちの方が美味しそうやな
〇:えっ?変わらないでしょ笑
菜:交換してや!
〇:いいけど、、
個体差のないチョコバナナを交換しまた一口食べる
菜:やっぱりこっちの方が美味しいやん!
〇:変わらないと思うけどなぁ笑
その後も屋台を周り、花火を見るために移動していると
菜:カツカツ、、、いたっ
〇:大丈夫?
彼女の足元を見ると下駄の鼻緒が切れていた
菜:どうしよ
〇:ほら、乗って?
菜緒の前に背中を向けしゃがむ
菜:えっ、恥ずかしいやん//
〇:いいから、はやく
顔を赤くしながら僕に体を預ける
菜:重いやろ
〇:全然重くないよ、ほらっ
歩くスピードを少し上げ、小走りになると
菜:ちょ!怖いからやめてや!
肩をバシバシと叩いてくる
しばらくして
菜:、、、ごめんな
〇:もう、気にしないの
菜:でも、うちが下駄なんか履いてこんければ、、、
〇:別に迷惑じゃないし、菜緒の浴衣姿見れない方が僕は嫌だよ
菜:〇〇//
こちらから顔は見えなかったが照れているのがわかった
花火が見える場所に着き、彼女を背負ったまま花火を見る
菜:〇〇
〇:ん?
菜:大好きやで((ボソッ
耳元でそう言いながら菜緒は頭を肩に乗せてくる
彼女の髪から香るシャンプーの匂いに胸の鼓動が高なった
to be continued