こさかな
@pandanokurage
〇:参ったなぁ
今日は菜緒とのデートの予定だったが、起きて外を見ると大雨が降っていた
〇:この大雨じゃ、しょうがないか
菜緒に連絡しようとすると、ちょうど彼女から電話がかかってきた
〇:もしもし
菜:おはよぉ〇〇
〇:おはよ、今日雨やばいね
菜:この雨じゃ、デートできん?
〇:さすがに厳しいよねー
菜:寂しいなぁ
悲しそうに彼女が呟く
〇:うーーん、どうしようもないからなー
何かいい考えがないか悩んでいると
菜:そうや!〇〇のお家行ってみたい!
〇:えっ!?家?
予想外の言葉に驚きが隠せない
菜:うん、あかん?
甘い声で聞いてくる彼女を断ることなんてできない
〇:もちろん、いいよ!
菜:ヤッター!!じゃあ、今から向かうで!
そう言い、彼女は元気を取り戻した
〇:今から!?
菜:早く〇〇に会いたいんや///
照れながら言う彼女の要望も断ることはできない
〇:わかった//気をつけて来てね
菜:は〜い!
彼女が家に来るまで残り20分程しかない
〇:できるだけ綺麗にしないと!
全力で部屋の中を綺麗にする
そして20分後
〇:ハァハァ、まあこんなもんか
最低限の掃除を終わらせると
、、、ピンポーン
ちょうどインターホンが鳴った
〇:ハァハァ、、いらっしゃい!
菜:なんでそんなに疲れとるん?
さしてきた傘を閉じながら言う
〇:いや、全然疲れてないよ!
菜:そう、ならええんやけど
〇:とりあえず、上がって!
菜:おじゃましま〜す!
必死に掃除した自分の部屋へ案内する
菜:おぉ、意外と綺麗やんな!
〇:意外とってなんだよ笑
菜:冗談やって笑
鋭くツッコミながらも、内心掃除して良かったと思う
飲み物を取りに部屋を出る
〇:オレンジジュースでいっか
2人分のコップを持って部屋に戻ると
〇:ガチャ、、えっ!?
菜:スー、、はっ!?
菜緒が僕のベッドに入り枕に顔を埋めていた
菜:いやっ、、、これは、、なんもしてないで!
〇:今から嘘は無理でしょ!
菜:うぅ、、、
〇:何してたの?
菜:ベッドから〇〇の匂いがして、気づいたらああなってたんや//
〇:恥ずかしいからあんま嗅がないでよ//
部屋に入って3分で2人とも顔が赤くなるのだった
それから楽しくおしゃべりして過ごすと
気づいたらお昼ご飯の時間になっていた
〇:なんかご飯作ってくるね
菜:うちも手伝う!
〇:1人でできるから大丈夫だよ
菜:一緒にやるんや!!
すごい気迫で彼女が言う
〇:う、うん 、一緒にやろっか!
菜:うん!!
ご機嫌になった菜緒と一緒にミートソースパスタを作り向かい合って食べる
菜:おいしいなぁ!
〇:うん!
もぐもぐ食べている菜緒の口の周りにミートソースがついていた
〇:フフッ、子供だね笑
彼女の口の周りを拭いてあげると
菜:子供やないし!
赤面しながらそう言った
菜:でも、
〇:ん?
菜:なんか今の夫婦みたいやな//
照れながら言う彼女はとても愛おしく思えた
〇:まだ早いよ//
菜:いつかなれたらいいな//
〇:いつかね//
そんな会話をしながら食べ終え、洗い物をしていると
菜:、、、スヤスヤ
菜緒がソファで気持ちよさそうに寝ていた
洗い物を終わらせ彼女の横に座り寝顔を眺める
菜:、、〇〇((ボソッ
菜緒は寝言で僕の名前を呼び微笑んでいた
そんな彼女を目の当たりにして恥ずかしくなり
そっと目を閉じて僕も眠ることにした
目を覚ますと、頭を撫でられている感覚があった
菜:〇〇起きたん?
その声に顔を上げると彼女の顔が目の前あった
〇:はっ!?
膝枕をされていたことに気づくのに時間はかからなかった
焦って彼女の膝から頭を離す
菜:寝心地良かったやろ?笑
〇:、、良かったよ//
今日一顔が赤くなる感覚があった
菜:今度はうちにやってな!
〇:今度ね//
膝枕の約束をし、彼女を家まで送る
菜:雨やんどるなぁ
〇:そうだね
菜:お家デートもたまにはええかもな//
〇:また雨降ったらしよっか!
菜:これからは雨の日も楽しみや!!
彼女は満面の笑みでそう言った
家の前に着くと
菜:今日はありがとう!
〇:僕も楽しかったよ
そう言うと彼女は両手を広げて僕の前に立った
それを優しく抱きしめる
菜:やっぱり〇〇の匂いは落ち着くなぁ
〇:だから、匂い嗅がないでよ//
菜:それは無理やぁ
菜緒はニヤニヤしながら僕の胸に顔を埋めた
その姿を見て少し意地悪したくなり
〇:大好きだよ
彼女の耳元で囁くと、彼女は少し背伸びして僕の耳元で
菜:うちも大好き
と囁いた
見事にカウンターを食らった〇〇であった
to be continued