こさかな
@pandanokurage
ある朝のHR
先生:えー、1ヶ月後に文化祭があるのでクラスの出し物を決めたいと思いまーす
ザワザワ
先生の一言でクラスがざわつく
〇:(何になるんだろう)
それといって意見がない僕はクラスの流れに任せようとしていた
男1:はい!メイド喫茶がいいと思います!
男2:おれも!
クラスの男子が団結してメイド喫茶を推す
先生:じゃあ他に意見ないから、メイド喫茶で決定ね
〇:(いや、適当すぎだろ)
心の中で担任にツッコミ入れると同時に
〇:(待てよ、メイド喫茶ってことは菜緒のメイド姿を見れる)
担任の適当さに感謝した
放課後、菜緒と一緒に帰っていると
菜:、、、はぁ
いつもと違いテンションが低い菜緒
〇:どうしたの?
菜:〇〇は男だからええよな、、、
こちらを見ながらボソッと呟く
〇:あぁ、メイド喫茶のこと?
菜:そうや、、、なんでうちらだけ恥ずかしい格好せないけんのや、、
〇:僕は菜緒のメイド姿楽しみだけどね
菜:ピクッ
僕の一言に菜緒が反応する
菜:〇〇は、うちのメイド姿見たいん?
〇:当たり前じゃん
菜:それやったら、しゃーないな!
絶対〇〇を萌えさせるで!!
菜緒はいきなりやる気を出し、元気になった
〇:楽しみにしてるね笑
菜:うん!期待しといてや!!
ますます文化祭が楽しみになる2人だった
そして文化祭当日
〇〇と菜緒は一番最初のシフトに入り、その後に一緒に文化祭を回ることにした
菜:、、どう、かな?///
メイド姿になった菜緒は顔を赤くし俯いていた
〇:(かわいすぎてやばい、世界一かわいい、こんな人見たことない)
頭の中がかわいいでいっぱいになり黙ってしまう
菜:なんか言ってや//
〇:、、、大好きです///
頭が回らず自分の気持ちを伝えてしまった
菜:ふぇ!?
急な〇〇の告白に驚き変な声を出す菜緒
〇:いや!そのー、、似合ってるよ//
頭を整理し、メイド姿の感想を伝えると
菜:ギュッ
彼女は何も言わずに抱きついてきた
〇:えっ!?
菜:大好きやで、ご主人様///
上目遣いでそう言った彼女に僕は固まってしまった
菜:、、、〇、、、〇〇!
気がつくと僕は彼女に頬をペチペチと叩かれていた
〇:あっ、ごめん//
菜:急に動かんくなってたで!
〇:ちょっと、菜緒がかわいすぎて///
菜:、、もう//
彼女は照れながらみんなの所へ戻って行った
メイド喫茶が始まると、店内は満席になり廊下には行列ができていた
僕は調理しながら、菜緒が接客しているのをずっと眺めていた
2人のシフトの時間が終わると
菜:〇〇おつかれ!
〇:お疲れ様!
着替えを終えた菜緒と合流する
菜:〇〇どっか行きたいとこあるん?
〇:んー、あっ、友達にお化け屋敷やるから来てって言われてたなぁ
菜:えっ!?お化け屋敷!?
お化け屋敷という言葉に過剰に反応する菜緒
〇:あ、お化け屋敷無理だった?
菜:ぜっ、全然大丈夫やで!
どう見ても強がっている彼女だが
大丈夫と言い張るので行ってみることに
お化け屋敷の列に並んでいると
きゃーーーー!!
中から悲鳴が聞こえてくる
菜:ビクッ!!
その度、菜緒は体を震わせる
〇:ほんとに大丈夫?
菜:こっ、こんなん全然怖くないわ!!
既に顔が少し白くなっている彼女
ついに僕たちの番が来ると
菜:、、、うぅグスッ
菜緒は入って5秒で泣き出してしまった
〇:えっ!戻ろっか?
菜:大丈夫やからグスッ
不安そうな彼女に
〇:腕掴んでていいよ?
菜:、、ありがとう
腕に抱きつかれながら進むことにした
バンッ!!
菜:きゃ!!
事ある毎に菜緒の抱きつく力が増していく
お化け屋敷を出る頃には左腕の感覚が無くなっていた
中庭のベンチにて
〇:もう大丈夫だよナデナデ
菜:、、、うん
涙を流す彼女のあたまを撫でる
〇:少し休んで、どっか回ろっか
菜:うん、ありがとう
その後は菜緒も楽みながら学校中を回ることができた
その日の帰り道
〇:楽しかったね
菜:うん!最高の思い出や!
〇:また、お化け屋敷行こうね笑
菜:もう怖くないもん!
自慢げに菜緒が言う
〇:ほんとかなー?笑
菜:〇〇がおれば、全然怖くない!
〇:そっか//
いじったつもりが、またカウンターを食らった
菜緒の家の前
菜:今日も!
いつものように僕の前に立ち両手を広げる
〇:ギュッ
菜:ギュゥゥゥゥ
いつもより強く抱きしめてくる菜緒
菜:今日はありがとう、めっちゃ楽しかったで
〇:僕も、菜緒と一緒に過ごせて良かったよ
夕日が沈む中、2人の愛は更に深まった
to be continued