こさかな
@pandanokurage
受験勉強を本格的に始めた2人
〇〇はしっかり勉強に励むのに対し
菜緒はあまり気が乗らない状態が続いた
そこで菜緒のモチベーションを上げるために
月に1回はデートをするという約束を交わした
10月31日
この日はハロウィン兼10月のデートの日で
菜緒の要望で仮装デートをすることになっていた
待ち合わせは駅に1時
僕はドラキュラの仮装をして駅に向かった
家を出てすぐはまわりの視線が痛かったが
駅に着くと周りは仮装した人で溢れていた
〇:菜緒どこかな?
周りを見回すと人だかりができている場所があった
背伸びして覗いてみると、中心には猫の仮装をした菜緒がいた
菜:うぅ(〇〇どこにおるん)
〇:菜緒!
遠くから声をかけると、一瞬で僕の元へ来る
菜:はっ早くいくで!
そのまま手を引かれ人が少ない所へ連れていかれた
〇:どうしたの?
菜:もう人混みは無理やグスッ
大勢の人に囲まれたのが怖かったのか、彼女は涙を流していた
〇:もう大丈夫だよ
涙を流す猫を優しく抱きしめる
そのまま泣き止むまで抱きしめていた
菜:ありがとう
〇:うん、これからどうする?
菜:プリクラ撮りたい!
〇:それじゃ行こっか
歩き出そうとすると、
菜:待って!!
〇:ん?
菜:人多いから//
そう言いながら手を差し出してくる
〇:甘えん坊な猫さんだね笑
菜:っ//
その手を握ると菜緒の顔は真っ赤になっていた
プリクラのコーナーに着くと、そこも仮装した人で溢れていた
菜:うぅギュッ
彼女の握る強さが一段と強くなる
〇:やっぱりやめる?
菜:、、、せっかく仮装したんやから、撮る
そう言い順番待ちしていると
菜緒は僕の腕に抱きついてきた
菜:こっちの方が落ち着く//
〇:じゃあそのままでいいよ
と言い、頭を撫でてあげると
彼女は本物の猫のように僕の腕に顔をスリスリしてきた
その姿に僕は顔が赤くなるのを感じた
順番が回ってくると
菜:サッと、撮ってすぐ出るで!
なるべく早く人混みを脱出したい菜緒はテキパキとプリクラの操作を進める
撮影が始まり、何枚か撮っていくと
プリクラ:最後は好きなポーズで撮ろう!
菜:最後なににする?
〇:んー、そうだ!
菜:急がんと、、
〇:菜緒、ちょっと前に立って
菜:うん
菜緒が僕の前に移動すると
プリクラ:それじゃあいくよー!3、2、
カウントダウンが始まると僕は目の前にいる菜緒に抱きついた
〇:ギュッ
プリクラ:、1
菜:えっ!?
パシャ
撮り終えると彼女は赤面し、俯いてしまった
菜:いっいくで!
そして足早にプリクラを出る
2人で落書きをしている時も、菜緒は頬を赤くし黙ったままだった
そのままプリクラコーナーを出る
〇:ごめんね?
菜:なっなんで、謝るんや//
〇:いや、、、いきなりハグとかしちゃったから、、
菜:別にびっくりしただけやし///
〇:そっかフフッ
菜:なんで笑うん!
〇:かわいいなぁと思って
菜:っ、、、もうなんなん///
その後はレストランで食事をしたが
彼女は食事中を目を合わせてくれなかった
外は暗くなり、菜緒を家の前まで送ると
菜:なっなあ、〇〇
〇:なに?
菜:ちょっと目瞑ってくれへん?
不思議に思いながらも素直に目を閉じると、
菜:、、、チュッ
頬に柔らかい感触があった
〇:今のって!
菜:、、うるさい!プリクラのお返しや///
照れながらそっぽを向く菜緒
〇:、、、ありがとねナデナデ
優しく頭を撫でると、こちらを見て
菜:いつかうちにもしてな//
と言った
〇:うん、約束
そう言い、指切りげんまんをする2人だった
to be continued