こさかな
@pandanokurage
3月上旬
今日は大学受験の合格発表日
菜緒と一緒に大学へ見に行くことになっていた
菜緒の家の前で待っていると
菜:〇〇、おはよガタガタ
家を出た時点で、既に膝が震えているのがわかる
〇:菜緒、震えすぎ笑
菜:うっうるさい!どうしようもないんやから、、、
〇:はぁ、ギュッ
生まれたての子鹿のような彼女を抱きしめる
菜:や、やっぱ落ち着くなぁ//
〇:テスト当日も同じことしたよね笑
2週間前の受験当日
菜:おっおはよガタガタ
〇:緊張しすぎだよ笑
この日も同じように菜緒は震えていた
菜:もう無理かもしれんガタガタ
〇:ほら、ギュッ
菜:っ//
〇:少しは落ち着いた?
菜:うん、ありがとう//
〇:じゃあ、行くよ!
菜:うん!
現在に戻る
菜:〇〇は緊張しないん?
〇:全然してないよ笑
手を繋ぎながら歩く
菜:ほんまかぁ?
〇:ほんとだよ
菜:でも、さっきから指震えとるで笑
繋いでいる手から、菜緒に震えが伝わっていたようだ
〇:いっいや、寒いだけだし
菜:まぁ、そういうことにしといたるわ!
2人でいつも通り話しながら歩いていると
菜:もう着くで!
〇:いよいよかぁ
到着した頃には既にたくさんの人が集まっていた
菜:人多いなぁ
〇:なんか自信なくなってきた
不安を感じ始めると
菜:できるとこはやったんやから、自分を信じようや!
彼女は繋いでいた手を強く握ってくれた
〇:そうだよね
それに応えるように菜緒の手を握り返す
ーーー
そして発表の時間になると、合格者の受験番号が貼りだされた
菜:でた!、、、けど、見えへん
隣で背伸びしながら覗き込む彼女
〇:、、、、あった
菜:え?
〇:あったよ!!
菜:ほんまに!?おめでとう!!
〇:いや、菜緒の番号もだよ!!
菜:えっ!?ほんまか!!
驚きのあまり、眼球がとび出そうなくらい目を見開いている彼女
〇:これで、大学でも一緒だね!
菜:うぅグスッ、、〇〇ぅ
嬉し涙を流す彼女と人混みを離れる
菜:、、〇〇
〇:ん?
菜:改めて、これからもよろしくね!
〇:うん!こちらこそ!
彼女の笑顔は今まで見てきた中で1番輝いていた
家族にも結果を伝えるために
その日は真っ直ぐ帰宅する
菜緒を家まで送ると
〇:ねぇ、菜緒
菜:なにー?
〇:大学に入ったら、一緒に暮らさない?
菜:、、、、、えーー!?
彼女はいきなり大声を出す
〇:ちょっと、静かに!
菜:いきなりどうしたん!
〇:親に大学の近くに住んだ方が、交通費より安いからって言われたから
菜:そうかもしれんけど、うちも一緒でええんか?
〇:うちの親は許してくれたから、菜緒の両親がよければ、、、
菜:住むっ!!
そう言って菜緒は飛びついてきた
〇:親に許可もらってよ?
菜:うん!絶対もらうで!
目を輝かせながらこちらを見つめる彼女
菜:あのさ、大学始まるまで暇な時間あるん?
〇:大体暇かなぁ
菜:じゃあ一緒に旅行行きたいなぁ//
上目遣いでお願いしてくる
〇:っ//行こっか//
菜:やった//
そう言って僕の胸に顔を埋める
〇:一気に楽しみが増えたね
菜:そうやな、これから毎日楽しみや//
そう言って強く抱き締め合う2人だった
to be continued