こさかな
@pandanokurage
〇:よしっ、だいたい終わったかな
部屋の荷物をダンボールに詰め終わり、リビングに降りる
母:荷物準備できたの?
〇:うん、一通り終わったよ
父:明日からいなくなるのか、、
〇:ちょくちょく帰ってくるよ
両親は寂しそうにしているのだが、
ひなの:、、、
ひなのは何も話そうとしない
なんなら、目も合わせてくれない
夕食を終えて、お風呂に入り寝る準備をする
〇:明日は早いから寝ようかな
朝からの引越し作業に向けて早めに寝ようとすると
コンコン
弱々しくドアをノックする音がした
〇:はーい
ひ:お兄ちゃん、、
枕を抱えたひなのが部屋に入ってきた
ひ:今日だけ、一緒に寝たい//
〇:フフッ、いいよ
布団をめくり、隣を空ける
向かい合うのは恥ずかしかったので、
ひなのと逆の方向を向いていると
ひ:ほんとに行っちゃうの?
少し涙ぐんだ声で聞かれた
〇:うん、寂しい?
ひ:寂しいに決まってるじゃんグスッ
とうとう泣き始めてしまったひなのの方を向き優しく抱き寄せる
〇:またすぐに帰ってくるし、ひなのも遊びに来ていいからね?
ひ:ほんとに?
〇:うん、約束
ひ:約束したからね
そう言って胸に顔を埋めてくる
しばらくするとひなのは寝てしまった
〇:ありがとね、ひなの
そっと頭を撫で、目を閉じた
翌日、朝から父親の車にダンボールを積み込む
〇:これで、最後
父:よし、あとは出発するだけか
母:体調に気をつけてね
〇:うん、ありがと
ひ:お兄ちゃん、約束ね!
〇:あぁ、絶対忘れないよ
ひなのと指切りげんまんをして車に乗り込む
〇:じゃあ、行ってきます!
母ひ:行ってらっしゃい!
2人に見送られ家を出た
このまま菜緒を拾って新居に向かう
菜:あっ!〇〇!
家の前で手を振っている彼女
〇:おはよ
菜:おはよ!
父:菜緒ちゃん、おはよう
菜:おはようございます!
〇:じゃあ、荷物運ぶか
菜:うん!
僕のより多い菜緒の荷物を運び終わると
菜母:〇〇くん、菜緒をお願いね!
〇:はい!何がなんでも守ります
菜:っ///
朝から顔を真っ赤にする菜緒だった
父:出発するぞー
菜:行ってきます!
菜母:気をつけてね
菜緒の家を出発し、新居に向かう
朝から力作業をしたため、眠ってしまった
父:着いたぞー
〇:んん、寝てた
隣で口を開けて寝ている彼女を起こす
〇:菜緒、着いたよ
菜:はっ!もう着いたん!?
〇:早く行くよー
一足先に外に出る
菜:ここが、うちらのお家!
目を輝かせている菜緒
新しくも古くもないただのアパートだ
しかし、菜緒と2人で暮らすとなると特別な場所に感じてしまう
菜:楽しみやな、〇〇!
〇:、、そうだね
新生活にウキウキな2人だった
to be continued