こさかな
@pandanokurage
菜:暖かいなぁ
〇:もう春だからね
寒さに弱い菜緒は嬉しそうにそう呟く
〇:とりあえず、信号渡って大きい通りに行こ
菜:なんのお店があるんやろなぁ
繋いでいる手をブンブン振り回しながら歩く彼女
〇:あんまり揺らさないでー
菜:探検なんやから、ええやろ!
謎の理由には、あえてツッコまず
そっと恋人繋ぎにする
〇:これで揺れない
菜:っ///
何気に初めてされたので、照れて黙り込んでしまった
〇:照れてんの?笑
菜:うっさい//
そう言って、無理にでも腕を振ろうとする
〇:ちょ、危ないから
菜:うちをバカにするからや!
そんな会話をしていると
〇:あ、雑貨屋さんあるよ
菜:ほんとや!
中に入り、見て回っていると
菜:〇〇!
〇:なに?
菜:これみて!
菜緒はマグカップを2つ持っていた
菜:お揃いのマグカップ見つけた!
〇:へぇー、せっかくだし買おうか
菜:えっ!ええの?
〇:うん、お会計してくるよ
菜:ありがとう!!
雑貨屋さんを出て次なるお店を探す
菜:なぁ、もっとお揃いにしたい
〇:例えば?
菜:んー、部屋着とか?
〇:あー、じゃあ見に行こっか
菜:うん!
服屋さんを見つけ、お揃いの部屋着を探していた
菜:これは?
菜緒が持ってきたのは、もふもふしたフードに耳が着いている部屋着だった
〇:それは、かわいすぎるかなぁ
菜:えー、それならこれは?
次に持ってきたのは、恐竜の着ぐるみのようなものだった
〇:ふざけてる?
菜:真面目に選んどるわ!
結局、僕が選んだシンプルなものを買った
菜:うちは、恐竜が良かったんやけどなあ
〇:あれは、また今度ね
菜:約束やで!
嬉しそうに笑う彼女を見ていると
その先にカフェを見つけた
〇:あそこ寄って帰ろうか
菜:もっと探検したいんやけど、、、
〇:続きはまた今度ね
菜:これも約束やからな!
菜緒は約束させる天才かもしれない
落ち着いた雰囲気のカフェに入り、それぞれ飲み物を注文する
菜:やっぱ、オレンジジュースやなぁ!
〇:子供みたい笑
菜:子供ちゃうわ!〇〇の1口飲む!
〇:飲めないと思うけどね
彼女に、ブラックのアイスコーヒーを渡す
菜:ゴクッ、にがっ!!
〇:子供にはまだ早いよ笑
菜:でも意外と美味しい
〇:我慢してない?
菜:してへんわ!
そう言いながら、一気にオレンジジュースを飲むのだった
カフェを後にして帰宅する
菜:〇〇!喉乾いた?
〇:いや、全然
菜:何飲む?
〇:まだいりません
どうしてもすぐにマグカップを使いたい菜緒
菜:つまらんなぁ
〇:一旦着替えてくるね
部屋着を取りに行こうとすると
菜:ちょっと待っとって!
ダッシュで寝室に行き、僕の部屋着を持って出てくる
菜:これ、洗濯するから新しいの着てな?
そう言って洗面所に行ってしまった
新しい部屋着に着替え、ソファに座っていると
菜:見て!!
菜緒も新しい部屋着を着てきた
〇:似合ってるじゃん
菜:へへっ//
そのまま隣に来て、僕の膝に頭を預ける
〇:どうしたの?
僕の顔を見上げている彼女と目が合う
菜:甘えたい気分なんよ//
お揃いで甘えん坊が爆発する菜緒だった
to be continued