こさかな
@pandanokurage
帰宅して菜緒が甘え始めてから1時間がたった
〇:洗濯するからどいてくださーい
菜:まだやらんくてええよー
膝の上でそう言ってくる
〇:だーめ
彼女の頭を持ち上げようとすると
菜:やだ!
膝に頭を押し付けるように反抗してきた
〇:終わったらまた甘えていいから
菜:、、、しゃあないなぁ
やっと膝を解放され、そのまま洗面所に向かう
今朝まで着ていた部屋着などをまとめて洗濯機に入れる
〇:そういえばさ、洗剤どっち使う?
菜:あー、たしかに
2人とも家から洗剤を持ってきたので
2種類の洗剤があった
菜:うちは〇〇のがいい!
〇:えー、僕は菜緒が持ってきたやつがいい
お互いがお互いの洗剤を使いたがるという珍しい現象が発生した
〇:じゃあ分けて洗う?
菜:それは、もったいないやん!
〇:うーん、じゃんけんで決めるとか?
決め方を考えていると
菜:そうや!2つを混ぜるのはどうや!
〇:なんかそれ危なくない?
菜:大丈夫やって!貸してみ!
菜緒はおもむろに2つの洗剤を手に取り
菜:えいっ!
一気に流し込んだ
〇:、、、大丈夫かな
ボタンを押し、洗濯が終わるまで待っていると
菜:ねぇ
〇:なに?
菜:次はうちが膝枕したい!
〇:まぁ、いいけど
ゆっくり彼女の膝に頭を預ける
想像以上に心地良い、だがしかし
菜:フフッ
〇:あのさ、触りすぎじゃない?
菜緒は僕の顔や頭をずっと撫でている
菜:いいやろ〜たまには
彼女の思うままに撫でられていると
ピロリン
洗濯が終わった
〇:さっ、干しに行こーっと
菜:また後で続きしたるからな〜
菜緒の言葉を聞かずに洗濯機の元へ
〇:どんな匂いになってるんだろ
恐る恐る開けると
菜:あ!めっちゃええやん!!
〇:ほんとだ、、、2人の匂いが混ざってる
菜:な!言ったやろ!!
ここぞとばかりに自信満々な表情の菜緒
〇:はいはい、ありがとね
頭をポンポンとしてあげると
菜:もっとして!!
子犬のようなつぶらな瞳で甘えてくる菜緒
一緒に暮らし始めて、どんどん甘えてくる菜緒をより一層好きになる〇〇だった
to be continued