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ありがちな恋物語24

全体公開 5 1
2023-03-02 17:28:02

こさかな

4月下旬

菜:〇〇、昔2人で桜見たの覚えとる?

〇:あー、山の上のとこか

菜:そう!久しぶりに行こ!

ーーー遡ること10年前ーーー

当時8歳だった僕達は近くの山の上にある桜を見に行くことに

菜:はやく!

〇:危ないからゆっくり行こうよー

菜:遅いから先行くで!

子供の頃から落ち着きがなかった菜緒

〇:ころんでも知らないよ

菜:ころぶわけないやドテッ

走り出した瞬間につまずいて転んだ

菜:痛いグスッ

〇:危ないって言ったのに、ほら立てる?

手を差し伸べると

菜:ありがとう

〇:絆創膏貼るから動かないでね

ころんで擦りむいた膝に絆創膏を貼ってあげる

〇:またころぶから手つなご?

菜:うん//

そこからは2人仲良く山を登った

山を登りきるとそこには1本の大きな桜の木があった

菜:きれいやな!

〇:すごいね

桜の木を前に目を輝かせる菜緒に

〇:はい

桜の花を渡した

菜:ありがとフフッ

その後2人は桜の木の前でお弁当を食べたのだった



〇:いいよ、行こっか

菜:じゃあ、うちは明日のためにお弁当作る!

〇:フフッ、楽しみにしてるよ

菜:任せとき!!

そう言って夕飯を作る前からお弁当を作り始める菜緒だった



翌日

菜:うわぁ懐かしい

僕達は朝から桜の木がある山に来ていた

〇:これ登るのきつそうだなぁ

菜:大丈夫やって!はよ行こ!

またまた1人でどんどん突き進もうとする菜緒に

〇:またころぶからだめですー

彼女の手を握る

菜:ちぇっ、もうころばんけどな

不服そうにしていたが少し嬉しそうだった

山を登っている最中

菜:うちに桜の花くれたの覚えとる?

〇:なんとなく覚えてるような

菜:あれ押し花にしてしおり作ったんよ

〇:そんな大事にしてたんだ笑

菜:宝物やからな!

あまり反応をしなかったが、けっこう嬉しかった



〇:もうそろそろだね

菜:そうやなぁ、どうなってるんやろ

そんなことを話しながら目的の場所に到着する

そこは昔と同様きれいな桜が咲いていた

〇:昔と変わってないね

菜:なんか感動するなぁ

何故か少し涙目になる菜緒

〇:なんで泣きそうなのさ笑

菜:そんなん知るか!

一瞬でいつも通りになった

菜:そうだ!お弁当食べよ!

〇:おっ、ついに食べれるんだ

昨晩、菜緒に味見をさせて欲しいと頼んでも一切くれなかった

菜:今回は自信あるで!

〇:珍しいじゃん笑

菜:珍しいってなんやねん!

そんな会話をしながら10年ぶりにお花見を楽しむ2人だった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
菜緒ちゃんとの思い出の場所で
お手製のお弁当を食べる、今日も良い思い出と
なるんやなあ
2024-07-12 05:56:18

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