こさかな
@pandanokurage
京子先輩が来た日の夜
夕食を終え、菜緒が先にお風呂に入り今は僕が入っている
〇:甘える、、かぁ
湯船に浸かりながら考えていた
しばらく考え続けていたが、やってみなければ分からないという結論しか出なかった
〇:よしっ
腹を括り、お風呂場を後にする
菜:今日は長風呂やったなぁ
顔の赤い僕を見てそう言う
そんな菜緒にドライヤーを渡した
菜:ん?
〇:、、乾かして
菜緒の前に背を向けて座る
菜:もう、しゃあないなぁ♪
菜緒は早速ご機嫌になっていた
菜:〇〇は甘えん坊さんやなぁ♪
〇:だめなの?
菜:だめやないで、もっと甘えてええんよ
初めて菜緒に髪を乾かしてもらったが、毎日頼もうかな
髪を乾かしてもらって寝そうになっている菜緒の気持ちも十分わかる
菜:はいっ、終わったで〜
〇:ありがと
菜緒はソファに座りテレビを見始める
いつも菜緒にされるように、彼女の膝の上に頭を乗せる
菜:どうしたん!?
〇:、別に
菜:何かあったん?
普段は絶対しない事なのでついに心配された
〇:何もないよー
菜:わかった、そんなにうちのこと好きなんかぁ?
頬を指でつついて、聞いてくる彼女
〇:うん!大好きだよ!
わざとらしく言ってみると
菜:きゃーー///
顔を手で覆いながら照れている
菜:ほんまになんやねん//
〇:あぁ、まじで恥ずい//
菜:何が目的や///
〇:目的なんてないよ//
菜:なんか今日の〇〇おかしいで//
そんなこと自分でもわかっている
〇:いつもしてるみたいに撫でてくれないの?//
菜:いや、逆にええの?//
〇:、、コクッ//
僕より一回り小さい手が優しく撫でてくれる
あぁ、菜緒はいつもこんな気持ちなのか
これは本当に幸せだ
菜:(撫でる側もええな//)
ソファで寝そうな〇〇とドキドキしている菜緒
〇:、、ねむい
気づけば撫でられ始めてから15分が経過していた
菜:あと30分くらいは撫でたるで?//
〇:それは今度お願いしますー
菜:えぇー、もう寝るん?
少し残念そうにしている
ただ寝るにしては少し早い
その証拠に菜緒は全然眠そうにしていない
もうちょっと甘えてみることに
〇:菜緒
菜:んー?
彼女の前に立ち両手を広げる
これも菜緒が甘えてくる時の行動のひとつ
察した菜緒はすぐに抱きついてくれる
菜:おちつくぅ
〇:んね
菜:ずっとこのままがええ
〇:立ったままだと疲れない?
菜:ハグで疲れ取れるからプラマイゼロや
〇:謎だなー
そんな会話をしているうちに
菜:眠くなってきた
〇:もう寝よ?
菜:うん、このままベッドまで行くでー
〇:はいよー
抱き合ったままベッドに向かう
菜:もう限界やぁ
ほとんど目が開いていない菜緒
僕の胸に顔を埋めて眠りについた
〇:これからはたまに甘えよ
甘えることの良さを知った〇〇だった
to be continued