こさかな
@pandanokurage
ある日の夜
菜:じゃーーーん!!
〇:なにそれ?
菜:これは、ホラー映画や!!
DVDを片手に、はしゃいでいる
〇:それ見るの?
菜:当たり前やん、見る以外に何すんねん
〇:菜緒ホラー系苦手でしょ
菜:苦手やけど、、、見たいんよ!
苦手なものに興味を持つとは、不思議だ
特に断る理由もなく、一緒に見ることに
〇:再生するよー
菜:あっ、待って!
〇:なに?
菜:どうせなら暗くして見ようや!
すぐに部屋の電気を消される
〇:泣くとかやめてね
菜:さすがに泣かんわ!!
〇:じゃあ、再生しまーす
菜:ギュッ
始まる前から手を繋ぐ菜緒
〇:いや早いのさ
菜:別に手繋ぐくらいええやん
〇:まぁいいけど、、、
映画が始まると
菜:こわいこわいギューー
割と序盤にもかかわらず
既に腕どころか身体にしがみつかれている
〇:止めようか?
菜:、、、まだ見る
ホラー映画が苦手ではない僕は、ストーリーが気になるので見続けたい
そのため菜緒が止めない限り、見続けることに
開始から約1時間が経ったところで
菜:まっ〇〇
〇:ん?
菜:、、電気だけつけよ
〇:、、、だめ
立ち上がろうとする菜緒を引き止める
菜:なんでや!!
〇:消しといたほうが雰囲気出るでしょー
菜:、、もぅ
菜緒の抱きつく強さが強くなり、時々目を瞑るようになった
おそらく一番の見所であろうシーンを迎えると
菜:ねぇ、もう無理や
〇:今一番いいとこだよ?
菜:もう見たくないんやって!
菜緒がテレビを消そうとした時
〇:菜緒、後ろ!!
菜:やだやだやだやだ!!!
物凄い速さで飛びついてきた
〇:ドサッ、、いてて
菜:無理やって!!
〇:嘘だって
菜:え?
〇何もいないよ
菜:うわぁぁぁん
あまりの怖さに子供のように泣きじゃくるので
〇:えっ!ごめんごめん!
久しぶりに本気で焦る
菜:うぅ、、もう知らん!
そう言って寝室に逃げていってしまった
〇:やっちまった
軽い気持ちでやった自分を極限に恨む
急いで後を追うと
菜緒は布団の中に隠れてしまっていた
〇:菜緒、ごめんね
布団を剥がそうとすると
菜:やだ!こっち来んといて!!
頑なに布団の端をつかみ離してくれない
〇:、、、ほんとにごめん
そう言い残し、現状これ以上話しかけるほうが良くないと判断した
一旦、寝室を去ることに
〇:今日はソファで寝ることになるのか((ボソッ
完全なる自業自得だ
ソファに横になり、天井を見つめていると
トテトテ、、ギュッ
菜緒が寝室から出てきてくれた
〇:、、菜緒
菜:うちを一人にせんとってや//
〇:ごめん
菜:一人じゃ怖くて寝れんよ
〇:一緒に寝ていいの?
菜:うちを守ってや
〇:絶対守るよ
菜:、、、はよ行くで//
菜緒に手を引かれ、寝室に戻る
菜:もっとギュッてして//
〇:うん、ギュゥゥ
少し落ち着いてくると
菜:ほんまに怖かったんやからな
〇:まじでごめん
菜:今度なんか買ってくれるんやったら許す
〇:買わせてください
何とか許してもらえた〇〇だった
to be continued