こさかな
@pandanokurage
ホラー映画事件の翌日
〇:菜緒ー、起きて
いつも通り先に目覚め、菜緒を起こす
菜:おはぁ
〇:今日は目覚めいいんだね
菜:当たり前やん、デートなんやから
〇:え?
菜:はよ準備しやー
〇:ちょっと待って、今日デートだっけ?
全く約束した覚えがない
菜:昨日、なんか買ってくれる言うたやん
〇:それ今日なの?
菜:なんか文句あるん?
ジロっと睨まれると、なにも言い返すことは出来ない
〇:ないです
ただただ何を買わされるのか心配だ
菜緒が顔を洗っている間に朝食の用意する
〇:朝ごはんパンでいい?
菜:んんんんんんー
顔を泡だらけにした彼女はもごもごと何か言っている
〇:なんて?
菜:、、、ごはんがええー
泡を流し終えた菜緒がそう言った
〇:えぇーパンじゃだめ?
菜:ご、は、ん
軽く睨みながら言うので
〇:、、わかったよ
了承せざるを得なかった
菜緒の機嫌が直るまでしばらくの間、この家の実権は握れそうにない
少し手間のかかる朝ごはんを作る
菜:ん!おいしい!
おいしそうにもぐもぐしている
その顔を見れただけで作ってよかったと思った
一通り準備をして出発する
〇:どこいくの?
菜:ずっと行きたかった場所があんねん!
〇:高級ブランド?
菜:、、、着いてのお楽しみや!
いたずらっぽく笑う彼女だが
今回は本当に心配だ
菜緒に連れられて行った先は
様々なブランドが集まっているデパート
ではなく、商店街から少し離れた通りにある
駄菓子屋さんだった
菜:ここや!!
〇:よかったぁ
菜:なんで?
〇:ブランド物のバックとか買わされるのかと思った
菜:うちをなんやと思ってんねん!
菜緒がこれ以上騒ぎだす前に、店内に入る
〇:なんか懐かしいなぁ
菜:なぁ〇〇これ見て!!
菜緒が手に取っていたのは、モロッコヨーグルだった
〇:うわ!懐かし!
菜:うちめっちゃ食べとった!
〇:これは買おう!
菜:当たり前やん!!
菜緒はそう言ってさらっと2箱手に取った
〇:そんなに買うの!?
菜:えっ、あかんの?
〇:、、、いいけど
初っ端から想像を超えてくる
さすがに箱で買うと思っていなかった
しかも2箱
菜:〇〇!
驚いているとまたまた呼ばれる
菜:きなこ棒あるで!!
〇:まじか!!
菜:これ美味しいんよな〜
〇:めっちゃ好きだった!
菜:嫌いな人おらんかったもん
〇:たしかに
菜緒はまた2箱手に取った
これは箱売りなので仕方がないのだが
50本入りは1箱で十分だと思ったのは僕だけだろうか
その後も懐かしい駄菓子を見つけては二人して盛り上がり、
菜緒が度を超えた量をカゴに入れる
これを繰り返すこと30分
駄菓子屋によくある小さいカゴ6個分を手にレジに向かった
この量を買って5000円でお釣りが来る
駄菓子の安さを改めて感じつつも、食べ切れるのかという不安も感じた
大きい袋を両手に持ち、家に帰る
菜:早く食べよ!!
お昼ご飯の時間だが、今日の昼食は駄菓子のようだ
〇:何から食べる?
菜:きなこ棒!
大きい箱を勢いよく開ける
菜:いっぱいあるぅ!!
テンションがMAXになる
菜:全部食べたる!
そんな菜緒だったが、もちろん
菜:これは〇〇の分やで!
おそらく10本ほどしか減ってないであろうきなこ棒の箱を渡された
〇:、、、
菜緒はその後も様々な駄菓子を食べ、味に飽きては〇〇に渡す
〇〇の駄菓子大食いが始まるのだった
to be continued