こさかな
@pandanokurage
休日のお昼
昼食を食べ終え、ソファでゆったりする
これが最高に幸せなのだが
菜:あーーー!!もう!!
その幸せを菜緒に奪われそうになっている
〇:どうしたのさ
ソファに座る僕の前で、パソコンの画面と向き合う菜緒
菜:パソコンがいじわるする!!
〇:何言ってんの笑
菜:笑い事やないって!!
床にちょこんと座ってこちらを見る菜緒のぷく顔
めちゃくちゃかわいい
〇:そんなに怒らないで
菜:きっとうちの事嫌いなんや
ブツブツ言いながらも再びパソコンに向き合う
菜:、、、これを、こーして
ちらっと覗いてみると、どうやらレポートを作成しているようだ
〇:それいつまでの課題?
菜:明日かな?
〇:なんでギリギリにやってるのさ
菜:そんなの知らんよ、気づいたら明日までやった
さすがのマイペースだ
しばらく作業中の菜緒を後ろから眺めていると
菜:だから、なんでいじわるするん!!
突然テーブルを叩く
〇:うわっ!
菜:ほんまに!水かけたろか!!
〇:ダメに決まってるでしょ
イライラが募り、パソコンを壊されると困るので
〇:見せて
手助けすることに
菜:これ、やばすぎん?
菜緒のパソコンはマウスを動かすとカクカクとして動きが遅い
〇:重いんじゃない?
菜:オモイ?
パソコンが重いという言葉を理解していないようだ
〇:なんか写真とか動画とかいっぱい保存したりしてない?
菜:あっ!アルバム作る時に写真めっちゃ入れた
〇:絶対それじゃん
菜:それを消せばええんか!
原因が判明し、片っ端から画像を消していく
菜:これでどうや!
先程よりは相当マシになった
〇:これならできるでしょ
菜:うん!ありがとう!
〇:じゃあ頑張ってね
そっと頭を撫でてソファに戻る
しばらく静かな時を過ごしていたが
菜:ちょ!なんでや!!
〇:今度はなにー?
スマホから彼女のほうに視線を移すと
菜:いきなり画面消えたんやけど!
〇:バッテリーは?
菜:ずっと充電しながらやっとった
〇:なら、落ちただけだから再起動しなー
菜:今までのやつ残っとるよな?
〇:、、、わからん
曖昧な返事をすると菜緒は
菜:トテトテ、ジャーッ、トテトテ
キッチンから水を持ってきた
〇:何すんの?
菜:近くに水置いて、もし消えてたらかけるって脅しとるんよ
〇:間違ってかかったらどうすんのさ
菜:そんなことするわけないやろ
さらっとフラグを立てパソコンの電源を入れる
菜:お願いっ!!
手を合わせている菜緒の後ろ姿は何故か面白かった
〇:プッ
菜:何笑っとんねん!
〇:なんでもない笑
菜:うちは本気でお願いしてるんよ
思いのほか真面目な顔をしていた
〇:あっ、ついた
菜:データは!?
急いでファイルを開く
菜:、、あったーー!!
〇:おぉ、良かったじゃん
脅した甲斐があったようだ
菜:もう落ちんといてやぁ
レポートもラストスパートを迎えている
菜:これで、こーすれば、、、
そしてついに
菜:終わったーー!!
〇:おーつかれー
菜:つかれだぁぁ
そう叫びながら僕に突っ込んでくる
〇:あぶなっ!
菜:えへへっ
課題が終わった達成感から完全な甘えん坊モードになった
菜:うち、ちゃんとやったで!
〇:えらいじゃん
菜:ん!
頭を撫でろと言わんばかりに頭を突き出してくる
〇:えらいえらいナデナデ
菜:んふふっ
〇:そろそろご飯の、、
菜:や〜だ
僕の胸に顔を張りつけ、身動きをとらせてくれない
菜:まだこのままがいいスリスリ
まるで猫のように顔をスリスリしている
〇:、、、ちょっとだけだよ
菜緒猫には甘々になってしまう〇〇だった
ちなみにパソコン水没のフラグは数日後に回収したそうです
to be continued