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ありがちな恋物語 番外編

全体公開 5 1
2023-03-02 17:37:58

こさかな

〇:ただいまー

ドタドタ、バンッ

菜:〇〇!お化けっ!!

朝から晩までの長いバイトを終え、家に帰宅すると

菜緒が飛びついてきた

〇:何言ってんのさ

菜:ほんとやって!!

少し涙目の彼女

〇:とりあえず、リビング行こ?

菜:あかん!

〇:じゃあ、ほんとにいるか確認してくる

菜:え!一人にせんといて!!

〇:、、困ったなぁ

今は疲れているので、一旦座りたい

〇:一回行ってみよ?

菜:、、、うちは目瞑るから連れてって

菜緒に後ろから抱きつかれ、そのまま前進する

ガチャ

いざリビングに入ってみたのだが

〇:別に普通じゃない?

菜:絶対おるもん!!

〇:とりあえず座らせて

菜緒をソファに誘導し、その隣に座る

〇:何があったの?

菜:、、、お化けに肩叩かれた


遡ること数時間前ーー

菜:暇やなぁ

スマホをいじりながら、ソファでゴロゴロしていた菜緒

菜:、、〇〇の似顔絵でも描いたろ

頭の中は常に〇〇でいっぱい

何をしていても〇〇のことを考えてしまう

菜:喜ぶやろなぁ♪

実際に描きながらも、菜緒の頭の中では

菜:見て!〇〇の似顔絵描いたんよ!!

〇:え!!めっちゃ似てる!

菜:やろ〜♪

〇:嬉しい!ありがとね!チュッ

菜:えへへへ//


こんな感じで、見せた時の妄想をしている

菜:フフッ

ずっとニヤニヤしながら似顔絵を描き進めていると

トントン

不意に肩を叩かれた

菜:なぁに?

この時、菜緒の頭の中は〇〇に褒められる事でいっぱいだ

それ故に〇〇がバイトに行っていることを忘れていた

振り返るがもちろんそこには誰もいない

菜:、、あれっ?

冷静になって考えると

菜:気のせいかぁ

〇〇がいないのに肩を叩かれるはずがない

そう結論を出し、再び〇〇に褒められる世界に入ろうとすると

トントン

菜:、、、

また、肩を叩かれる感覚があった

菜:嘘やろ、、

明らかに気のせいではないのがわかってしまった

菜:トコトコ、バサッ

落ち着いて寝室に行き、布団の中に隠れる

菜:〇〇ぅ、、助けてぇグスッ

今すぐ助けを呼びたいが、スマホをテーブルに置いてきてしまった

そんなことを後悔しながら、枕を濡らす菜緒だった


時は現在に戻るーー

〇:てことは、ちょうどここで肩叩かれたのか

菜:もう引っ越そうや

〇:さすがにそれはなぁ、、、

割と本気で言ってくる

菜:せっせめて!塩ー!!

キッチンから塩を持ってくる

〇:家の中で撒かないでよ

菜:次やられたらかける

塩を手に持ち、ソファで震える菜緒

〇:まあ、塩持っとけば大丈夫だよ

菜:適当に言わんといてや

〇:ご飯たーべよ

帰りに買ってきたコンビニのお弁当を出す

菜:うちの分は?

〇:まだ食べてないの?

菜:ずっと布団の中におったって言ったやん!!

〇:、、、一緒に食べよ

一つのお弁当を二人で分けることに

菜:たまごやき

〇:はい、あーん

菜:モグモグ、、からあげ

〇:あーん

菜:モグモグ、、ご飯も

〇:はいはい

菜:モグモグ

〇:おいしい?

菜:うーん、なんか味薄ない?

〇:そう?

菜:あっ、いいの持っとったわ

菜緒はご飯に塩をふりかける

〇:そのために持ってたのか

菜:ちゃうわ!!

お弁当を食べている間に菜緒は少しずつ笑顔になっていた

菜:今日は早めに寝よ!

〇:ちょうど疲れてるしすぐ寝れそう

菜:すぐ寝たい!!

〇:じゃ、着替えてくるね

菜:はぁい

一人寝室に行き、部屋着に着替えてると

菜:きゃーーー!!!

突然、菜緒の叫び声が聞こえた

〇:なに!?

急いでリビングに戻ると

菜:来ないでーー!!

菜緒が必死に塩を撒いていた

〇:ちょっと!落ち着いて!

菜:またお化け来た!!

〇:一回落ち着こ!ギュッ

菜緒を抱きしめ、落ち着かせる

菜:うぅグスッ

〇:もういないから、大丈夫

菜:、、また来るもんグスッ

〇:じゃあ、もう寝よっか

菜:うん、、

すぐに寝室に向かいたいのだが

〇:塩片付けるから先に行ってて?

菜緒が撒き散らした塩の処理をしなければならない

菜:一人は嫌や!!

〇:それなら後ろにくっついてていいよ

菜:うんギュッ

菜緒に背後から抱きつかれながら掃除をする

〇:とりあえずこんなもんか

明日の朝、しっかり掃除するとしてある程度綺麗にした

〇:よし、寝よう

菜:はぁぁ

菜緒がため息を吐いたその時

トントン

肩を叩かれた

〇:なに?

菜:ん?

〇:肩叩いたでしょ?

菜:叩いてへんよ!うち今抱きついてるやん!

自分のお腹に巻き付く菜緒の手が目に入る

〇:、、、まじか

菜:もう寝る!!

二人で走ってベッドに入り、布団にくるまる

菜:、、怖いよぉ

〇:、、、引っ越しかぁ

二人で抱き合いながら、恐怖に怯える

〇:今日は寝れないかも

菜:うちも、寝れん

菜緒の身体が震えているのがわかる

震えが止まるようにしばらく強く抱きしめていると

菜:スー、スー

菜緒はすぐに寝た

〇:寝れてるじゃんフフッ

彼女の愛くるしい寝顔を見て眠りについた〇〇だった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
幽霊なのか何なのか原因はわからないけど
菜緒ちゃんの新たな可愛いさがわかったので
良しとしよう
2024-07-25 05:45:50

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