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幼馴染のマネージャーになりました5

全体公開 10 1
2023-03-02 17:57:33

こさかな

着実に仕事の内容を覚え

徐々に慣れてきた頃

白:いよいよ来週は握手会だね!

〇:あっ、もうそんな時期ですか

白:うん、みんなも楽しみにしてると思うよ

〇:そうなんですか

白:ファンとの交流の場ではあるから、その分リスクもあるんだけどね、、

〇:リスク?

楽しそうに話していた白崎さんの表情が変わった

白:そう、たまにいるんだよ、メンバーに暴言を吐く人が

〇:そんな、、

白:でも、今回は〇〇くんがいる!

〇:どういうことですか?

白:心理カウンセラーがいれば、メンタルケアもできるでしょ?

なるほど、握手会こそが心理カウンセラーの力を発揮できるみたいだ

〇:たしかに

白:期待してるよ!

〇:まあ、暴言吐かれないのが一番ですけどね笑

白:それもそうだね笑

メンバー全員が楽しめるような握手会に

そう願いながら迎えた当日

白:みんな体調は大丈夫かい?

メンバー:はい!

白:よし、じゃあ思いっきり楽しんでね!

メンバー:はい!

白:〇〇くんは、少しでも辛そうにしているメンバー見かけたら声掛けてあげて

〇:わかりました

白:僕は会場見回るから、〇〇くんはメンバーの楽屋で待機ね!

〇:了解です

こうして日向坂の握手会が始まった

メンバーが休憩の時だけ楽屋に戻るが

それ以外は基本自由だった

それこそ、メンバーのレーンに並ぶこともできたが

僕は人混みが苦手なので、ずっと楽屋にいた

とりあえず、1部が終わりメンバーが戻ってくる

史:人いっぱいだね〜

久:ファンが多いのはいいことだよ!

史:たしかに〜

明里:陽世!ゲームしよ!

陽世:いいですよ!!

特に問題はなさそうだ

美玲:〇〇くーん!

〇:なんですか?

美玲:誰かのレーン行った?

〇:いえ、人混みが苦手なので、、

美玲:じゃあ、みーぱんが握手してあげる!!

〇:えっと、、

強制的に握手会が始まった

ひより:ひよたんも〜!

芽:♪

僕と握手している美玲さんの後ろにメンバーが並び始めた

あー、メンバーはこんな気持ちで握手してるのかぁ

なんか嬉しい

〇:美玲さん、そろそろ、、、

美玲:みーぱんって呼んで!!

〇:いや、年下ですし

美玲:みーぱんさんでいいよ!

この人は流れを作るプロなのかもしれない

この一言を機に

ひより:わたし、ひよたん〜

芽:めいめい♪

明:タルタルチキン!

後ろのメンバーも一斉に言い出した

〇:チラッ

ふと列の最後尾を見ると

菜:ジーッ

ちゃっかり並んでいる菜緒がこちらを睨んでいる

この状況をどう打開するべきか考えていると

白:はーい、2部始まるよー!

〇:た、助かった

白崎さんが来てくれた

白:〇〇くん、人気だねー笑

〇:なんでですかね

白:イケメンだからじゃない?笑

〇:やめてくださいよ笑

前にあったように〇〇は超鈍感

自分が本当にイケメンなことにさえ気づけないのだ

菜:〇〇!

〇:!!びっくりしたぁ

菜:なんでうちのレーン来ないん!?

〇:だから、人混みが、、

菜:そんなん知らんわ!

〇:じゃあ、今握手しとく?

菜:べっ、別にしたいわけやない//

突然目を泳がせ始める

菜:まあ、〇〇がしたいんやったらしてあげてもええで?//

〇:大丈夫です

菜:っ!ばかっ!!

暴言を吐いて去っていった

〇:どういうことだよ、、

陽菜:〇〇さん、ばかですね〜♪

ひより:ばかだぁ〜♪

この2人に言われるのはマジでやばい

美穂:そんなに言ったらダメだよ!

明:そうだよ!ストレートに言い過ぎ!!

、、、うん、それも傷つく

特定のメンバーに散々言われ

2部が始まった

もちろん、誰のレーンにも行きません

また、2部が終わると

ひより:ひよたんから握手〜♪

僕の握手会の続きが行われる

これを繰り返し、ついに5部が終わった

白:みんなお疲れ様!明日はレッスンだから、今日はゆっくり休んでね!

メンバー:はーい!

白:じゃあ、あとは送るだけだね!

〇:はい、いつものメンバーでいいですよね?

白:うん、よろしくね!

僕と白崎さんは、大体家の近いメンバーに分けて送迎をしている

帰りの車内では

明:んー、ウーパールーパー!

陽菜:、、、ぱんだぁ!

美穂:だるまさんがころんだ!

明:また、だー?

しりとりをしている人たちや

美玖:♪

音楽を聴いて過ごす人

京:、、、

体育座りで窓の外を眺めている人も

そんなメンバーを続々と送り届け

〇:では、お疲れ様でした

京:うん、ありがとね

いよいよ最後の一人

ハイエースの一番後ろの席に座っている

〇:菜緒ー

菜:ん?

〇:ちょっとさ、前の席来てくれない?

菜:、、うん

一時停止したタイミングで菜緒が真後ろの席に

菜:なに?

〇:何言われた?

菜:え?

〇:なんか言われたでしょ、握手会で

僕が気になっていたこと

5部が終わってから菜緒の表情がいつもと違った

菜:、、なんでわかったん?

〇:うーん、まあ幼馴染だからかな

菜:うちがセンターでええんかな

菜緒はボソボソと話し始めた

菜:うちやなかったら、もっと売れるかもしれん

〇:菜緒はさ、何が一番大切だと思う?

菜:、、日向坂が人気になること

〇:うーん、そっか

菜:正解はなんなん?

〇:正解は、僕もわからない

菜:なんやねん笑

バックミラー越しに見た彼女の微笑み

どこかぎこちないのは気のせいではない

〇:僕は、楽しむことが大切だと思う

菜:楽しむこと?

〇:うん。どんなに売れても、どんなに日向坂が人気になっても、みんなが楽しくなかったら意味ないんじゃないかな

菜:、、、

〇:実際さ、菜緒がセンターになって反対してきた人いないでしょ?

菜:、、うん

〇:僕も菜緒がセンターでいいと思ってる

菜:〇〇も?

〇:菜緒は、人一倍努力してるよ

菜:、、、グスッ

再度バックミラーを見ると

堰を切ったように涙を流していた

よほど辛かったのだろう

〇:よし、着いたよ

菜:まだ降りんよ?

〇:今のうち泣いときなよ笑

菜:うっさい!泣いとらんし、、

泣いていた事実はもみ消されました

菜:、、ありがとな

〇:気にしないで

菜:なんか心理カウンセラーっぽかったで笑

〇:心理カウンセラーだからね笑

普段通りの笑顔を取り戻した彼女

菜:じゃあ、また明日!

〇:うん、なんかあったら相談してよ?

菜:わかった!

少し目の赤い菜緒に手を振り、車を出す

部屋に入った菜緒は

菜:ほんまに、優しすぎやって//

目よりも頬の方が真っ赤になっているのだった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
メンバー楽屋で〇〇握手会開催かあ
長蛇の列が出来るとはスタッフとして
信頼されてるなあ
2024-10-03 05:54:34

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