こさかな
@pandanokurage
〇:では、お疲れ様でした
京:おつかれー
今日もメンバーを送り届け、一日が終わる
家に帰ると
〇:、、、はぁ
あまり疲れていないにも関わらずため息が出る
それだけ家が落ち着く場所になったのかな
ソファに座りボーッと天井を眺めていると
ブーッ、ブーッ
ポケットの中でスマホが震えた
画面には
小坂菜緒、との表示が
〇:今度はなんだ?
いつものノリで暇電かと思ったが、無視はできない
〇:もしもしー?
菜:〇〇っ!助けて!
電話に出た途端、助けを求められた
〇:どうした?
菜:なんか、知らん人につけられてるかも、、
〇:え!?今どこ!
菜:うちの近くのコンビニ!
〇:すぐ行くから、そこにいて!
プツッ
自分でも驚くほどの速さで家を出て
菜緒のいるコンビニまで車を走らせる
法定速度ギリギリのスピードで走ること5分
〇:菜緒!
菜:〇〇!
〇:大丈夫?
菜:とりあえず大丈夫
不安そうな表情をしている
〇:つけてきた人は?
菜:わからん、もしかしたらうちの思いすごしかもしれん
〇:そっか、このまま家まで送るよ
菜:ありがとう
一旦買い物をして、菜緒を家まで送る
〇:なんで外でたの?
菜:夜ご飯なかったんよ
〇:言ってくれれば帰る前に寄ったのに
菜:他のメンバーもおったから、、
〇:じゃあ、今度から最後に送ってもいい?
菜:えっ!逆にええの!?
突然テンションが高くなった
〇:いいけど、、
菜:やった♪
〇:はい、着いたよ
菜:ほんまにありがとう!
〇:うん、また明日ね
菜:、、、
あれ?僕の声聞こえてなかったのかな?
なぜか一向に降りようとしない
〇:菜緒?着いたよ?
菜:部屋までついてきてくれへん?
〇:全然いいよ
余程怖かったのだろう
一応部屋まで見送ることに
〇:ここ?
菜:うん、、
〇:ん?入んなよ
菜:ちょっとだけ、休んでく?
〇:いや、大丈夫だよ
菜:ええから、入り!
無理やり部屋に連れ込まれた
〇:ちょっと!
バタンッ、ガチャ
〇:さすがにやばいって!
出ようとしても扉の前に立ち塞がり
菜:一緒に居たいんやもん//
この一点張りだ
普通の人ならこの言葉の意味がわかるだろう
ただ、超鈍感な〇〇は
〇:(ストーカーで、怖いのか、、)
常人とは違う解釈をしていた
〇:、、少しだけだからね
菜:うん///
初めて入る彼女の部屋
〇:おぉー
菜:なんや//
〇:意外ときれいだね
菜:意外とってなんやねん!
白を基調とした、綺麗な部屋だ
〇:もっと散らかってるイメージあったから笑
菜:失礼なやつやなぁ〜
〇:そういえば、まだご飯食べてないんでしょ?
菜:そうやな、、せっかくやからうちがなんか作ったる!
〇:じゃあ、それ食べて帰るね
菜:、、、さっ、作るで〜
〇:おい、返事をしろ
菜:、、、
ちゃんと無視されました
それにしても彼女の料理する姿
なんか新鮮だなぁ
菜:できたで!
〇:おいしそうじゃん
〇菜:いただきます!
〇:パクッ、、
菜:、、どう?
〇:うまい!
菜:よかったぁ
緊張していたのか、一気に肩の力が抜けたようだ
その後は楽しく食事をして
〇:ごちそうさま
菜:また、いつでも作ったるから!
〇:ありがとね
菜:へへっ//
いつも以上に嬉しそう
〇:そろそろ帰らなきゃ
菜:、、、
表情は一変し、いつも以上に悲しそう
〇:菜緒?
菜:、、、あかん
〇:え?
菜:帰らんといて
〇:そんな事言われても、、
菜:うちとおるのは嫌なん?
〇:そうじゃないよ
僕たちは幼馴染
しかし、アイドルとそのマネージャーでもある
菜:だったら、ええやん!
〇:一回聞いてみるね
僕の力では菜緒を説得できない
ここで白崎さんを頼ることに
〇:、、、というわけなんですが、、
白:いいんじゃない?泊まっても!
〇:は!?
白:幼馴染だし、〇〇くんなら大丈夫でしょ!
〇:まじですか、、
白:じゃ、また明日ねー!
プツッ
うちの会社は本当に大丈夫なのだろうか
菜:どうやった?
〇:、、泊まっていいって
菜:やったぁ♪
〇:僕はソファで寝るから
菜:いや、お客さんなんやからベッド使いや!
〇:いや、僕は、、
菜:いやいや、うちが、、、
なんだかんだあって
菜:ちょっと狭いなぁ//
〇:やっぱりソファに、、
菜:それはあかんって!
〇:、、まさか、一緒に寝ることになるとは
シングルベッドにくっついて横になる僕たち
菜:なぁ
〇:ん?
菜:もっと、くっついてもええ?//
後ろからそう聞かれた
〇:いいよ
菜:ほっ//ギュッ
菜緒の腕が僕のお腹に巻き付く
〇:寝れそう?
菜:うん、安眠や、、
〇:それならよかった
菜:、、おやすみぃ
〇:ふふっ、おやすみ
ボソッと呟き、夢の世界へ旅立って行った
ちなみに〇〇は、この状況に落ち着かず
寝るのに1時間ほどかかったそうだ
to be continued