ひなちゃん
@pandanokurage
「食べるの大好き、河田陽菜!」
大学生はコンビニのお弁当が主食
よくありがちな考え方
でも、私には彼がいる
〇:陽菜、なに食べたい?
陽:いっぱいあって悩む〜
〇:じゃあ、今日のお昼はいっぱい食べよ!
陽:ほんと!?
〇:うん!なんでも作ってあげる!
〇〇は料理が得意
作っている姿はかっこいいし
作った料理はもちろん美味しい
彼のおかげで毎日、手料理を食べて生活できている
陽:おっかいものっ♪
〇:今日はご機嫌だね笑
陽:いっぱい食べれるからね〜♪
自然と気分が上がり
繋いでいる彼の手をブンブン振り回す
〇:こーら、危ないから
陽:は〜い♪
近くのスーパーに到着し
今日のお昼と数日分の食材を買う
〇:なに食べたい?
陽:えっと、ハンバーグとオムライスとエビフライ!
〇:ちょっと待ってね、、
口に手を当てて何か考えてる
ちょっとワガママ言いすぎたかな、、
〇:おっけ!順番に買ってくか!
陽:うん!
カートを押す〇〇の腕に巻き付きながら
様々な食材をカゴに入れていく
陽:え!にんじん買うの!?
〇:うん、オムライスに入るよ
陽:やだ!にんじん嫌い!
〇:だーめ、野菜も食べなきゃ
陽:むぅ、、
〇:大丈夫、わからないようにするから!
優しく頭を撫でてくれた
どんな態度をとっても広い心で受け止め
私を笑顔にしてくれる
陽:おやつ!!
〇:3個までね?
陽:はーい!
いつものようにおやつを選ぶ
私の周りは子供ばかり
好きなのを3つ選んで〇〇を探しにいくが
陽:あれ?
元いた場所に〇〇がおらず
スーパーの中を探し回る
陽:うーん、、あっ!
〇〇がいたのは普段滅多に見ない日用品のコーナー
陽:なにみてるの?
〇:えっ!?、、なんでもないよ!
陽:ん、怪しい
〇:、、、これ!爪楊枝あったら便利かなぁって!
持っていたのは何の変哲もない爪楊枝
陽:そっか!おやつこれにする!!
〇:う、うん!
少しだけ挙動が変だけど
気にすることなく、買い物を終え帰宅した
陽:お腹すいたよぉ〜
〇:すぐ作るから待ってて!
陽:陽菜もてつだう!!
〇:いやいやいや!座ってていいよ!
陽:一緒にやった方が早いでしょ!!
〇:、、そうだね!頼もうかな!
2人でキッチンに立つの久しぶり
いつも〇〇の姿を見るだけで調理はしない
陽:何やればいい〜?
〇:じゃあハンバーグ作ってもらおっかな!
陽:任せて!
ボウルに手際よく材料を入れてくれた〇〇
〇:これを捏ねて、丸くできる?
陽:できるー!
指示通りにひたすら捏ね続ける
その間に〇〇は色々な作業を同時に進行させていた
油を温め、ピーマンやにんじんなどのチキンライスの具材を切り
あとは爪楊枝でなにかやっていた
陽:これくらいでいい?
〇:うん!あとは形作りだね!
〇〇においしく食べてもらいたい
そんな気持ちに満ち溢れ
形作りに気合いが入る
陽:(ハートにしたら喜ぶかな♪)
彼への想いを形に表わすことができる
料理って素晴らしい
〇:どう?でき、、
陽:あー!まだ見ないで!!
〇:なっ、なんで?
陽:できてからのお楽しみ!
〇:そっか笑、じゃあフライパン温めとくね
バレることなく焼く行程に入れそう
自分的には綺麗なハートになった
フライパンの上に乗せ、蓋をする
焼き上がるまでの時間がもどかしく感じた
陽:〇〇!
〇:ん?
陽:できたから見て〜!
〇:どれどれ
蓋を開け、湯気立つ
陽:えっ!
そこには綺麗なハートではなく
歪な形のハンバーグが
陽:失敗しちゃった、、
〇:全然美味しそうじゃん!
陽:そうじゃなくて、、
〇:しかもハートだし!
陽:、、、ん?
どう見ても2つともハートではない
〇:ハートにしてくれたんでしょ?
陽:でも変になっちゃった
〇:大丈夫、ちゃんと伝わってるから!
陽:、、えへへっ♪
やっぱり優しい
どんなことでも気づいてくれる
〇:盛り付けは任せて!
陽:じゃあ待ってる!
一足先にリビングで待つ
仕上げのオムライスの卵を焼く音がして
2つのプレートを持った〇〇がやって来た
〇:はい!
陽:わぁ!!!
少し小さめのオムライス
きつね色にカリッと揚がったエビフライに
少し歪なハンバーグ
栄養バランスも考えて
少量の野菜とりんごが2欠片
そしてオムライスには爪楊枝でできた小さな旗
ピンク色でハートが描かれている
これはまるで
陽:お子様ランチだぁ!!
〇:これなら食べたいもの全部食べられるでしょ!
陽:ありがとう!食べていい!?
〇:どうぞー!
陽:いただきます!
ふわふわ卵のオムライス
陽:ん〜!!美味しい!!
〇:よかった!人参食べてるしね笑
陽:そうじゃん!全然わかんないよ〜!
嫌いな食べ物もおいしくしてくれる
陽:陽菜が作ったハンバーグ、食べさせてあげる!!
〇:、、じゃあ、お願いしよっかな!
彼のお皿にあるハート
その欠片を口に運んであげる
〇:、、うん!ハンバーグめっちゃ美味しい!
陽:ほんと!?よかったぁ♪
自分の作ったものが褒めてもらえる喜び
ただ作ってくれたものを食べるだけでなく
少しでも貢献し
2人で一緒に作ったと言えるお子様ランチ
努力、楽しみ、喜び、様々なものがスパイスとなり
2人は最高の食事を楽しんだのだった
ーーー
〇〇が作品を投稿完了したのと同時刻
美:陽菜!
陽:なに〜?
美:〇〇の作品出てるよ!
陽:ほんと!?
陽菜が妄ツイを知った時と同じように
仕事帰りの車の中にいた
2人して作品を読み始める
美:、、ふふっ、お子様ランチだって笑
陽:なんかお腹すいちゃったなぁ〜笑
読み終わると同時に笑顔が零れた
美:またお願いしよっと♪
陽:陽菜も〜!
美玖からの連絡でまたまたリクエストを受け
カフェで会うことになったのは、また次のお話、、
to be continued