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アイドルの姉を持つ僕の苦悩 ハロウィン編

全体公開 1 7 1
2023-03-02 19:00:39

こさかな、みほちー

ハロウィン

10月31日

陽キャ共が変な仮装をして

街を徘徊する日

何が楽しいのか僕にはわからない

そんな陰キャの思考を持つ僕は、家で本を読んで過ごしていた

ピロンッ

そんな時に携帯が鳴り

届いたのは1枚の画像


菜L:どう!?


〇:かわいい、、

自然と口から出たその言葉を

そのまま文字にして返信する

やっぱりアイドルは仮装をしなければならない

きっとファンの人にも好評なのだろう

少しの間、姉ちゃんの写真を見つめていた

保存ボタンは見た瞬間に押している


菜L:こっちは!?


〇:かわいいな

同じ感想だが

同じ返信は良くないと思い

〇L:めっちゃ似合ってる

少し言葉を変えて

かわいいの意を伝えた

菜L:もうすぐ帰るから楽しみにしとってな!

なにが楽しみなのかはわからないが

〇L:おっけー

とりあえず、返信だけしておく

これで1度やりとりは終わり

帰ってくるまで本を読み続けようとした時

ピロンッ

再びスマホが鳴る

〇:次はなんだ?

メッセージを開けば

今度は美穂から写真が送られてきていた


美L:私のはどう?


姉ちゃんとは違うタイプの王道メイド

ちゃんとかわいい

〇:似合ってるね

美L:ありがと〜♪

文面からでも、ご機嫌そうな雰囲気を感じる

しっかり3枚目も保存して本に目を移す

本の世界にいれば、時間の流れは早く

ガチャッ

玄関の扉が開く音がして

時計を見ればちょうど3時

菜:ただいま!

〇:おかえ、、メイドのまま帰ってきたの?

菜:うん!その方が嬉しいやろ?

〇:んー、まあね

美:やっほー!!

〇:あ、美穂も来たんだ

美:何その反応!嬉しいでしょ!?

2人して、なんでそんなに嬉しいかを聞くんだろう

〇:スゴイウレシー

菜:棒読みやし

美:まあさ、後で、ね!

菜:そうやな!

〇:?

なんのことかわからないのは僕だけみたい

ちょっとだけ嫌な予感がした

〇:今日ずっとその格好でいるの?

菜:お風呂までな!

美:私は帰る前に着替えるけどね〜

さすがにこんなメイドが外を歩いていたらまずい

ナンパの嵐だろう

菜:〇〇は仮装しないん?

〇:する訳ないじゃん

菜:するで?

〇:え?

菜:やから、〇〇も仮装するんよ

〇:しないって

美:いっぱい持ってきたよ!

そう言って廊下からたくさんの紙袋が

菜:男の子用の衣装借りてきた!

〇:僕が仮装していいことなくない?

菜:ある!写真撮りたいんやって!

美:私も!みんなに見せないと!

〇:今なんて言った?

美:みんなに見せるの!

〇:絶対着ないから、じゃあ出てって

紙袋を持ったメイドを部屋の外へ

菜:嫌や!せっかくのハロウィンやのに!

美:写真撮らせろぉー!

バタンッ

追い出したところで

平穏が訪れるはずがなく

ドンドンドンドン

菜:開けて!!

美:〇〇!早く!!

ゾンビにでも襲われてるのか

〇:仮装しないよ?

菜:お願いやって!ハロウィン楽しもうや!!

美:私からも!お願いっ!

〇:、、、

美:写真も撮らないよ!

〇:、、ほんと?

菜:一緒に楽しむだけやって!

〇:はぁ

ガチャ

菜:仮装する気になった!?

〇:仮装するまで、うるさくするんでしょ?

菜:当たり前やん!

そんな自信満々の表情で言わないでくれ

〇:じゃあちょっとだけね

美:やった!!じゃあ、これ着て!

〇:なんのやつ?

美:それは着てからのお楽しみ〜!

〇:怖いなぁ

一度退出してもらい、渡されたものを一式身につける

〇:なるほど

黒一色の上下、ヒラヒラのマントにキバもある

〇:着替えたよー

菜:わっ!かっこええ〜!!

美:似合ってるじゃん!

〇:んー、そうかな?

パシャッ

〇:、、美穂

美:えっ、なに?

〇:携帯貸して

美:やだ!

〇:早く写真消して

美:いーやーだー!!

美穂の裏切りはあまりにも早かった

美:これは私だけのお宝にするから!

〇:お宝って、、

菜:うちには送ってや!

美:じゃあ、菜緒だけ!

〇:絶対他の人に送らないでね

美:うん!約束ね!

その笑顔は本当か嘘かわからない

ただ確かなことは

美穂に1つ弱みを握られたという事実

菜:次はうちが選んだやつ!

〇:はいはい

菜緒に渡されたもの

これは衣服ではない気がする

しかも中に空気を入れないといけないやつだ

奮闘すること15分

〇:いいよー

菜:恐竜や!!

美:あははっ!面白すぎ!!

パシャッ、パシャッ

〇:写真撮らないで

美:誰かわからないからいいでしょ!

〇:あー、たしかに

菜:恐竜〜♪

バフッ

菜緒は恐竜に抱きついたのか

はたまた〇〇に抱きついたのか

どちらも正解だが

美穂はその瞬間をカメラに収める

〇:ちょっと、危ないから

菜:大好きやで((ボソッ

不意に聞こえたその言葉

菜:美穂!もっと撮って〜!

美:はーい!

隣でカメラに向かってピースしている姉ちゃん

菜緒の一言によって、撮影会が終わっても

しばらく恐竜の中から出られなかった〇〇だった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
菜緒ちゃん美穂ちゃんの仮装とおなじく
〇〇の仮装もメンバー内で共有されてるな
2024-07-19 05:46:47

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