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アイドルの姉を持つ僕の苦悩 年末編

全体公開 2 7 1
2023-03-02 19:06:23

こさかな

12月下旬

受験に向けてラストスパートの時期

みんなはのんびり正月を過ごす中

僕は部屋に籠ってひたすら勉強

菜:おーい

〇:なに?

菜:暇や〜

〇:知らないよ

暇を持て余した姉ちゃんが遊びに来た

菜:うちが勉強教えたろか?

〇:いや、大丈夫

菜:やったら、一旦休憩する?

〇:しないよ

菜:ん〜、うちは何すればええんや?

〇:部屋でゆっくりしてなよ

菜:え〜

僕の提案には不満らしい

まあそんなに休みがない姉だ

家にいても落ち着かないのかもしれない

〇:ここにいても何もないよ?

菜:せっかく休みやのに、、

しょんぼりとベッドに腰掛ける

〇:暇かぁ

悲しそうな姉ちゃんのために

なにかやることはないか

そんな時に思い出した1つの約束

いや、闇の契約だったかな

前に好花さん達が遊びに来た時

姉ちゃんを照れさせる約束をした

〇:姉ちゃん、今日の夜も暇?

菜:うちはずっと暇や

〇:そっか

午前中のうちに照れさせるのはなんか違う気がする

夜の方が照れそう

なんとなくそう思い、夜に作戦決行することに

菜:あ〜〜〜〜

〇:静かにしてよ

菜:いつ勉強終わるん?

〇:終わらないよ

菜:休憩する時、教えてや〜

〇:はーい

そう言って僕の枕に顔を埋めた

騒がれるよりは寝ていた方がいいし

なにより、夜のために体力を温存しておいて貰いたい

姉ちゃんの寝息をBGMに

勉強を続けるのだった


午後3時

〇:よし

キリのいい所まで終わり

遅めのお昼ご飯に

〇:姉ちゃん

菜:、、、

〇:おーい

頭をつんつんと押してみると

菜:ん?なんや?

スっと起床

〇:もう3時だけど、お昼ご飯食べてくる

菜:うちも食べる〜

2人でリビングに行き

なにか食料を探すが

〇:なんもないね

菜:どうなっとんねん

〇:適当に買ってくるよ

菜:うちも行く!

〇:いいよ、1人で

菜:一緒に行くんや!

散々暇を持て余していた菜緒

お昼ご飯を買いに行くだけでも

楽しみとなるのだ

〇:さんむっ

菜:冬やからなぁ

マフラーにニット帽、マスク

完全防寒状態の菜緒に比べ

ただ上着を1枚来ただけの〇〇

不釣り合いな格好の2人がコンビニへ

菜:なに食べたい?

〇:おにぎりにしようかな

菜:肉まんもあるで

〇:いいじゃん

3時ということもあり

軽めに済ませる

菜:いいよ、うちが払う

〇:いや、連れてきたの僕だし

菜:お姉ちゃん、結構稼いどるんやで?

〇:、、ありがと

計り知れない経済力

ここはありがたく、奢ってもらうことにした

寒さから逃れるため急いで家に帰り

すぐさま自室へ

もちろん姉ちゃんも一緒にだ

ローテーブルに向かい合って昼食を摂る

〇:肉まんが1番美味しい

菜:うちにもちょうだい!

〇:いいよ、あーん

菜:へっ//、、、あ〜///

照れさせるための練習がてら

食べさせてみたが

これはいい反応が見れそうだ

菜:おいしい〜♪

〇:姉ちゃんが買ってくれたから、よりおいしい

菜:いつでも買ったる!

ついでに奢りの約束までしてくれた

〇:これで勉強頑張れるよ

菜:頑張らんでもええんやけど、、

構って欲しい菜緒

再び訪れた退屈な時間も

睡眠に当てて過ごしたとか


いよいよ本日のメインイベント

〇〇にとっても、菜緒にとってもだ

〇:姉ちゃん

菜:なんや?

〇:最近お仕事で疲れてるでしょ?

菜:まあ、少しだけ

〇:マッサージしてあげる

菜:ほんまに!

構ってもらえるだけで嬉しい菜緒

それなのに弟に癒してもらえる

これ以上にない、特典付き

〇:じゃあうつ伏せになって

菜:はいっ!

〇:ふくらはぎから

白いモコモコの部屋着

ふわふわした手触りが心地良い

菜:ええやん♪

姉ちゃんも満足な様子

〇:姉ちゃん足細いね

菜:そう?

〇:細いからマッサージしずらい

菜:ちゃんと気持ちええよ!

ここまではマッサージに見せかけるためのフェイク

ここからが本番

〇:次は肩やるから座って

菜:は〜い!

ベッドに女の子座りになってもらい

背後に回って肩を揉む

菜:いてててっ!

〇:あ、ごめん

菜:結構力あるんやな

〇:姉ちゃんがそんなに肩凝ってないだけじゃない?

菜:そうなんかなぁ

軽い力で肩をほぐすこと5分

〇:はい、マッサージ終わり

菜:えっ!早ない?

〇:まだやりたいことあるから

菜:何するん?

菜緒がこちらを振り向こうとしたタイミングで

ギュッ

菜:ふぇっ///

必殺バックハグ

顔を覗き込めば

目をぱっちりと開き、顔は真っ赤

照れと驚きが混ざった表情

菜:なっ、なに//

〇:嫌だった?

菜:、、嫌やない//

恥ずかしがりながらも

首に回した手に自分の手を添えてくる

〇:写真撮っていい?

菜:写真!?

〇:ツーショット、待ち受けにしたいな

菜:、、特別やで//

スマホを構えると照れくさそうに笑う

〇:よし、ありがと

菜:うちにも送って//

〇:いいよー

菜緒、好花、美玖、愛萌

しっかり4人に送信し、僕の任務は完了

〇:はい、もう寝ますよ

菜:えっ、、

体を離して解散しようとすると

すっごい悲しそうな表情でこちらを見ている

〇:、、、

菜:、、、

〇:なに

菜:まだ眠くない//

〇:だめ、寝るの

姉ちゃんの手を取り

一緒に布団の中へ

菜:えっ!、、えぇ//

〇:恥ずかしい?

菜:びっくりしただけやし//

スマホをいじっているふり

無音で照れている表情を撮影

これは僕だけの秘密

〇:姉ちゃんってさ、やっぱり可愛いよね

菜:急になんやねん//

〇:こんなまじまじと顔見なかったからさ

菜:あんまり見んといて//

この距離で姉ちゃんの顔を見れるのは

弟の僕の特権

〇:明日仕事でしょ?

菜:、、うん

〇:早く寝よ?

菜:、、うん//

目の前には大好きな弟の姿

目を閉じれば、大好きな弟の匂いが際立つ

これ以上にない幸せに包まれながら

高まる鼓動を必死に抑える菜緒だった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
菜緒ちゃんをここまで照れさせるとは
〇〇の将来はホストやってるかもなあ
2024-07-20 05:49:05

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