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アイドルのマネージャーってなんですか?3

全体公開 日向マネージャー 7 9 1
2023-03-02 21:35:45

ひなたマネ

美:この前はごめんなさい!!

〇:いやっ、やめてくださいよ

撮影の付き添いから数日後のレッスン室にて

真剣な顔で頭を下げる人が1人

美:絶対怒られたよね、、

〇:大丈夫ですよ、慣れてるので

菜:美玖な、ずっと〇〇に謝りたいって言っとったんよ

〇:ほんとに大丈夫ですから

美:でも、、

〇:お菓子パーティーは楽しめました?

美:え?うん

〇:それなら良かったじゃないですか

菜:、、、そうやな

美:今度一緒にお菓子パーティーしようね!

〇:あ、大丈夫です

美:なんで!?

やっぱり美玖さんは笑ってるほうがいい

やっといつも通りの雰囲気になり始めた

久:〇〇く〜ん

〇:はい?

久:今日のレッスン、チーフも見に来るってほんと?

〇:はい、その予定です

史:やだ〜

〇:そんなこと言わないでください

準備運動をしながらあからさまな言葉

京:あの人いてもどうせ私たちのこと見てないよ

史:たしかに、としちゃんもそう思ってた〜

京:別に私たちも見てないし、いてもいなくても変わらない

〇:京子さん、なんかかっこいいですね

芽:かっこいい

京:ほんと〜!

菜:なぁ

〇:はい?

菜:ちょっと来て

1期生が賑やかになった所で

後ろから声をかけられた

そのまま部屋の隅へ移動

菜:マネージャー、辞めたりせんよな?

〇:、、いきなりどうしました?

菜:前にチーフと話してるの聞いた

〇:、、、

菜:絶対クビにはならんから、辞めたり、、

〇:辞めませんよ

菜:ほんまに?

〇:はい、僕この仕事好きですから

菜:、、よかったぁ

〇:それより、なんでクビには、、

チーフ:おい!〇〇!また無駄話してるのか!

〇:あっ、、すみません

チーフ:お前らもちゃんと準備運動しておけよー

メンバー:はーい

チーフが来て明らかに空気が硬くなった

それはきっとこの部屋にいる誰もが感じてる

チーフ:レッスンの先生はまだか?

〇:そろそろ来ると思いますよ

チーフ:そうか、、

レッスンが始まる前の時間

こんなに苦しかっただろうか

視界の端でドアノブが動いた

しかし入ってきたのは

「キャー!!」

先生ではなく

黒ずくめの服装にサングラスとマスク

手には光り輝く刃物

メンバーの悲鳴がレッスン室中に響き渡った

〇:まじかっ

この部屋に来た

それはほぼ間違いなく

メンバーを狙っている

急いでメンバーと男の前に入るが

チーフ:にっ、逃げろっ!

一目散に出ていったチーフ

〇:あいつ、、

さすがにこれには心の声が漏れた

チーフがいなくてよかった

本人がいてもきっとパニックで聞こえてないかもしれない

1人で22人を守る

特別武術を習っていたわけじゃない僕に

そんなことができるだろうか

最悪、突進すればメンバーにナイフが当たることはないはず

とにかく男から目を逸らさない

少しの間睨み合いが続き

それに終止符を打ったのは

今野:はーい、そこまで

〇:今野さん!?

この会社の代表だった

今:ごめんね、これおもちゃだから

男の手からナイフを奪い

自分の体に刺している

銀色に光る部分は伸縮するプラスチック製

何が何だかわからないが

身体の力が一気に抜けてその場に座り込むしかできなかった

今:えっと、君が〇〇くん

〇:は、はい

今:後で話があるから、連絡したら上の会議室来てね

〇:、、わかりました

そう言って黒ずくめの男の人と一緒に行ってしまった

久:死ぬかと思った、、

〇:えっ、みなさんも知らなかったんですか?

史:知らないよ!

久:ひなの!泣かないで〜!

ひ:怖かったです、、

彼女たちも知らない

僕も知らない

なんのために行われたのか?

ひ:でも、〇〇さんが来てくれてよかったです

陽:陽菜も、少し安心した

美:でも〇〇が刺されそうで怖かったよ!

芽:〇〇は怖くなかったん?

〇:怖かったですよ、僕別に強くないですし

京:少しは男らしいところあるじゃん

〇:なんか傷つきます、、

結局、メンバー全員が落ち着くまでそのまま

約10分後、今野さんから直々に連絡が来た

言われた通りに会議室へ向かうと

そこから出てきたのはチーフ

見たことがないような顔

顔面蒼白という言葉がピッタリだった

今:〇〇くん、入って

〇:失礼します

〇〇くんなんて呼ばれているが

今野さんと話す機会は片手で数えられる程度

放たれるオーラに緊張が収まらない

今:えっと今日から〇〇くんがチーフマネージャーね

〇:はい!?

今:異論は?

〇:、、ありません

今:じゃ、それだけね

〇:ちょ、ちょっといいですか

今:ん?

〇:あの、ナイフ持った男の人はなんだったんですか

今:あれはね、試そうと思って

〇:試す?

今:〇〇くんと、元チーフをね

行動の違い

考え方の違い

そして今起きている人事の話

全てが繋がった

〇:あと、もう1つだけいいですか?

今:どうぞ

〇:アイドルのマネージャーってなんですか?

今:、、それは僕にはわからないよ

〇:、、、

今:その答えって、アイドルのマネージャーが決めることじゃない?

僕が探し求めていた答え

それに正解はない

答えは

僕自身が作るべきものなんだ

今:じゃあ、話は終わりだね?

〇:はい、ありがとうございました

今:メンバーと一緒にレッスン室戻ってねー

〇:え?

最後に訳のわからないことを口にした

と思ったが、ドアを開ければ

美:あっ

史:終わるのはやぁい

久:さっ、レッスン戻るよー!

明:は〜い!!

〇:なんでみんなで来てるんですか、、

事務所の会議室前で大所帯

菜:〇〇の出世の瞬間やからな〜!

〇:出世って

菜:うちが今野さんに連絡したんやで?

〇:、、だから今野さん全部知ってたんですか

菜:そんなに褒めんといて〜

〇:みなさんどこら辺から聞いてたんですか?

陽:今日から〇〇くんがチーフマネージャーのところ!

序盤も序盤

改めて説明する必要もなさそうだ

京:チーフ

久:そうだ!〇〇くんチーフじゃん!

史:え〜、いじわるしないで〜

〇:その発想やめてください

美:優しいチーフで良かった!!

菜:わからんよ?急に変わったり、、

〇:しません、早くレッスン始めますよー

菜:はぁーい

僕は

アイドルのマネージャー

彼女たちを支えるのが仕事

〇:あの

菜:ん〜?

〇:ありがとうございました

菜:ええんよ、これからよろしくなチーフマネージャーさん!

この仕事は僕の

天職になりそうだ

to be continued


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2024-11-07 05:55:37

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