@pandanokurage
菜:暇やな〜
〇:菜緒さんだけですよ
菜:うちもミーグリやりたい
〇:もう遅いんです
今日はミーグリ
画面越しで推しと会える
ファンにとってはビッグイベント
そんな中、超人気の菜緒だけがミーグリを欠席になっていた
他の仕事が入っていたのに
前日になってその仕事がキャンセル
今更欠席を撤回するのもややこしいとなり
シンプルにお休みという形になってしまった
菜:サプライズでメンバーのミーグリに侵入するか!
〇:だめです、それこそサボりだと思われますよ
菜:なにすればええんや!!
〇:別に自宅待機で良かったんですよ?
菜:寂しくて死んでまうわ!!
〇:知ってます?うさぎが寂しくて死ぬの嘘らしいですよ
菜:そうなん!?
〇:はい、ただの噂らしいです
菜:そうなんや、知らんかった〜!
豆知識がひとつ増え
どこかご機嫌な様子だ
菜:なあ!探検しよ!
〇:探検?
菜:あ!タメ口になった!
〇:、、、探検ってなんですか?
菜:タメ口でええのに、、
あぶねえ
謎の単語すぎて気が抜けた
今は仕事中だ、集中集中
菜:みんなの様子を見て回ろうのコーナー!
〇:そんな企画どこで放送するんですか
菜:YouTubeとかに出したら人気ありそうやない?
〇:、、それは一理ありますね
菜:それじゃー、れっつ!
〇:待ってください、何個か約束しましょうか
菜:約束は破らんで?
〇:まずカメラに映らない、メンバーに声をかけない
菜:は!?そんなん探検にならん!
〇:ミーグリ中は、です
菜:そんなんわかっとる!!
〇:どっちなんですか、、
探検に行けるだけで
ほぼ興奮状態の小坂隊長
あとは暴走しないことを願うだけ
菜:誰のとこから行く!?
〇:それは菜緒さんが決めてください
菜:じゃあ〜、美玖を茶化しに行くか!
〇:邪魔しちゃダメですからね
菜:はいは〜い
美:ありがと〜!
別室ではちょうどファンの方とお話中
一瞬だけこちらと目が合った
菜:見て!話しとる!
〇:そりゃそうですよ
菜:笑わせたりできんかな!
〇:だからダメですって
菜:ははっ!なんかおもろいっ!!
指をさして笑う菜緒に
少し睨みをきかせる美玖
一度ファンとの会話が終わると
美:ちょっと!!何しに来たの!?
菜:探検!ちゃんとやってるかなぁって
美:〇〇もちゃんと注意してよ!
〇:止めましたよ、止めてこれなんです
美:ほんっとに!
菜:まあ続きも頑張って〜!
美:覚えときなさいよ!!
〇:ほんとすみません、、
美:ま、〇〇が謝らないでよっ
しっかり謝罪の意を述べて退室
その間も小坂隊長は次なるターゲットの部屋へ
菜:やっほ〜!
ひなの:菜緒さん!
〇:あっ!あ、、お話中じゃなかったんですね
ひ:はい!もう少しで始まります!
菜:少し見ててもいい?
ひ:いいですけど、何してるんですか?
菜:探検!
ひ:探検?
〇:ひなのさんが頑張ってるのを見たいだけなので気にしないでください
ひ:わかりました!
物分りのいい子で助かる
どっかのわがままな隊長と違ってな
「こんにちは」
ひ:こんにちはー!
「ひなのちゃんって、変わった子のフリしてんの?」
ひ:えっ、、
「自分は他の人と違うみたいなのがすごいウザイんだよね」
ひ:、、、
菜:こいつ先から好き勝手に、、
〇:菜緒さん、ダメです
菜:でもひなのが!
〇:我慢してください
菜:このまま傷つくのを見てるのは、、
〇:ごめん、我慢して欲しい
菜:えっ
〇:僕も結構限界近いから、、
菜:、、〇〇
拳を握りすぎて左手の感覚がない
身体中の血液が熱く感じる
なんの汚れもない一人の女の子を
心無い言葉で傷つけられる
何もしてあげられないのがこんなに辛いなんて
ひ:私は、、変わり者じゃありません
「は?」
ひ:私はただのアイドルです!
「意味わかんねーよ」
ひ:お時間なので失礼します
「おい、逃げんのか、、」
菜:ひなのっ!!
ひ:、、、菜緒さん
菜:もう我慢しなくてええからな
ひ:うっ、、うう
〇:お2人ともよく我慢しました
菜:自分が1番キレそうやったくせに
〇:あれを抑えただけでも褒めて欲しかったんですけどね
菜:はいはい、有能なマネージャーさんだこと〜
〇:ひなのさん
ひ:はい、、
〇:1回僕とお話しませんか?
ひ:、、、はい
〇:次のやつは少し時間を伸ばしてもらいます、菜緒さんは探検の続きをどうぞ
菜:うちも一緒に、、
〇:ひなのさんは任せてください
菜:、、わかった、ちゃんとケアしてあげてよ〜?
〇:はい
1人で探検に向かった隊長
先輩としての一面を見せてくれただけで
きっとひなのには大きな支えになっている
〇:ほんとたまにいますよね、ああいう人
ひ:はい
〇:ひなのさんはちゃんと言い返せてすごいと思います
ひ:、、、黙ったら、認めたと思われそうなので
〇:僕にはそんな勇気ありません、だからひなのさんを尊敬しています
ひ:、、、
〇:そして僕はひなのさんが大好きです
ひ:えっ//
〇:ひなのさんがほんとに変わり者だってことも知ってます
ひ:いきなりなんですか//
〇:いつか、すごい変化球になって見返しましょう
ひ:、、、ふふっ、〇〇さんも変化球ですっ//
〇:僕はこの上なくストレートですよ?
ひ:そういうところです//
アンチなんていないに越したことはない
誰も傷つかないのが1番いい
でも傷ついて強くなることもあるなぁ
成長ってすごい
目の前のアイドルの笑顔を見て
心の底からそう思わされた
to be continued