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余命宣告されたので付き合うことになりました3

全体公開 2
2023-03-02 22:11:04

こさかな

小坂さんと本音をぶつけ合い、絆が生まれてから一夜明け

菜:シャーッ、おっはよー!!

相変わらず、小坂さんに起こされる

〇:おはよー

菜:おっ!昨日より元気やな!

〇:どうせなら元気に死にたいからね

菜:わかっとるやん!!

〇:それにしても小坂さんは元気すぎだよ

菜:うちの方が急性肝疾患の先輩やからな!

〇:それ笑えないよ笑

菜:笑っとるやん笑

こんな会話ができるようになるまで打ち解けあっていた

看:今日は二人とも元気ね

〇:おはようございます

菜:うちらは仲間やからな!!

〇:僕の方が長生きするけどね

菜:はぁ〜?うちの方が長生きするに決まっとるやろ!

看:はいはい、朝ごはんですよー

〇:ありがとうございます

菜:うちの野菜、、、

〇:いらない、自分で食べな

菜:、、、言われんでも食べますよー

ほぼ昨日と同じやり取りを交し、朝食を終える

菜:〇〇くんは死ぬ前にやりたいこととかないん?

〇:死ぬ前にやりたいことかぁ

菜:そうそう、やり残したこととか

〇:うーん、特にないかなー

菜:なんや、つまらんなぁ

〇:小坂さんはなんかあるの?

菜:あるある!!

早く聞いてくれと言わんばかりに目をキラキラと輝かせている

〇:なっ、なに?

菜:うちな、彼氏が欲しいねん!!

〇:彼氏?

菜:うん!今までできたことないんよなぁ

〇:それは嘘でしょ

菜:ほんとやもん!!

この見た目で彼氏がいないのはなかなか信じ難い

菜:それで、〇〇くん

〇:、、、はい

菜:うちの彼氏になって!!

〇:、、、

ここで了承しても、それは本当に彼氏になるのだろうか

そんなことを考えたが、彼女のやりたい事は叶えてあげたい

〇:いいよ

菜:やったー!!ついに彼氏ができたぁ!!

小坂さんが喜んでいるならいいのだろう

ちなみに僕の人生、最初で最後の彼女になるだろう

菜:早速、彼氏らしいことしてや!!

〇:えぇ、いきなりすぎる

何をしていいか分からない

〇:とりあえず、手繋いでみる?

菜:なんか緊張するんやけど//

〇:やっぱりやめる?

菜:繋ぐ!!

小坂さんは僕の隣に移動する

〇:はい

菜:ん、ギュッ

なんだろうこの感じは

握手は二回もしたのに、手を繋ぐのはドキドキする

菜:なんか落ち着かんなぁ///

〇:じゃあ離しても、、、

菜:落ち着くまで繋ぐんや!!

このまま手を繋いでいることに

菜:うちのこと名前で呼んでみてや

〇:菜緒さん?

菜:呼び捨てで!

〇:菜緒

菜:ええなぁ//

名前を呼ばれただけで嬉しいのか

僕にはあまりわからない

菜:今度、デート行こうや!

〇:僕たち病院出れないじゃん

菜:病院の中ですればええんよ!

〇:病院の中?

菜:そう!コンビニデートとか中庭デートとか!!

果たしてそれはデートと言えるのだろうか

ただのお散歩に過ぎない

〇:菜緒がそれで満足するならいいよ

菜:本当は映画デートとかしたいんやけどなぁ

〇:DVDあればここのテレビでみれるよ?

菜:、、、たしかに!!

〇:気づいてなかったのか

菜:ママに借りてきてもらえばええんや!!

すぐに母親に連絡している

菜:あっ、せっかくやから一緒に写真撮ろ!

〇:いいけど

菜:もっと近づいてや!!

菜緒の顔の真横まで近寄る

彼女の匂いがふわっと香る

菜:はい、チーズ!カシャッ

自分で言うのはおかしいが

画面に映った僕たちは紛れもなくカップルだ

菜:ついでにこれも送っとくで

〇:それ、僕が怒られたりしない?

菜:逆に喜ぶんやないかなー?笑

〇:ちょっと不安だよ

菜:もし怒られても〇〇はうちの彼氏やから!!

〇:、、、ありがと

出会ってから三日目で付き合うことになった僕たち

菜緒の願いを叶えるために付き合ったが

彼女ができて、残りの時間の楽しみが増えたのは言うまでもない

to be continued


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