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余命宣告されたので付き合うことになりました7

全体公開 2
2023-03-02 22:13:06

こさかな

菜緒の手術の日から1週間

順調に回復していた僕たちは

菜:ついに明日やな

〇:、、、そうだね

いよいよ退院の日を迎えようとしていた

菜:今日は朝まで話そうや

〇:いいけど、電気は消すよ?

菜:うん

電気を消すと自然に黙り込む二人

菜:退院してもうちらは別れんよな?

お互い聞くのを避けていた質問

この関係が続けられるか不安だったからだ

〇:、、当たり前じゃん

菜:、、よかった

菜緒と同じ想いだったことに一安心し

ふと彼女の方を見ると

潤んだ瞳で見られていた

〇:泣いたらだめだよ笑

菜:泣かん約束やもんな

笑顔で退院したい

数日前に菜緒と約束した

菜:なぁ、そっち行ってもええ?

〇:いいよ

隣にスペースを空けるとモゾモゾと菜緒が入ってくる

菜:すぐ会えるよな?

〇:うん

菜:毎日連絡してもええ?

〇:全然いいよ

菜:浮気せんといてよ?

〇:するわけないじゃん

菜:、、、

〇:もう他に心配なことない?

菜:、、ある

〇:なに?

天井から菜緒に視線を移すと

菜:、、寂しくて耐えられんよ

堰を切ったように涙を流していた

〇:そんなに、、泣かないで、、、

僕も我慢してたのに

泣かないって決めていたはずなのに

心の寂しさを埋めるように菜緒を抱き寄せる

菜:、、、約束

〇:え?

菜:来週末デート行きたい

〇:わかった、約束ね

菜:これで少しは楽になったなぁ

〇:そろそろ寝ようか

菜:うん

菜緒を解放したが、離れる気配はない

〇:このまま寝るの?

菜:当たり前やん笑

〇:ふふっ、おやすみ

菜:おやすみぃ

彼女は僕の胸に顔を埋めて眠りについた

翌朝

〇:ふぁーー、、わっ!

目を開けると菜緒の顔が目の前に

菜:やっと起きた!

〇:びっくりしたぁ、いま何時?

菜:8時前やからそろそろご飯やで

〇:じゃあ、ベッド戻りな?

菜:その前に、、1個だけ

〇:なに?

そう言った菜緒は

チュッ

寝起きでまだ頭の回らない僕は混乱状態に

菜:今のはさよならのキスやないで?//

〇:なんのキスさ//

菜:これは、、愛を深めるキスやっ///

そう言い残し、急いでベッドに戻って行った

看:おはようございまーす

〇:おはようございます

菜:おはようございます///

看:あれっ?菜緒ちゃん顔赤くない?

菜:いっいやっ!?

〇:嘘下手かよ笑

看:熱ないならいいんだけど

菜:あっぶな〜

看護師さんに気づかれることなく

いつものように朝食を食べる

〇:病院食も今日で最後かぁ

菜:やっと野菜から開放されるんや!!

〇:野菜嫌いすぎない?

菜:お菓子食べたいなぁ〜

こんな感じの平和な朝食の時間を過ごした

そしていよいよ、退院の時

〇:お世話になりました

医:よく頑張ったね!

菜:うちらは強いんやな!!

医:そうだねー笑

菜:なんで笑うんや!!

〇:菜緒、あんま騒がないの

菜:、、はい

医:また何かあったら、すぐ来てね

〇:はい、ありがとうございます

菜:ありがとうございます

医:ではお大事に!

しっかり主治医に挨拶を済ませると

菜緒と僕だけになった

菜:デートの約束、忘れんといてな!

〇:あれっ?泣いてない

菜:昨日泣いたからもう泣かんわ!!

〇:成長したね笑

菜:うちをなんやと思っとんねん笑

こうして笑っていられるくらい

僕たちは寂しさを克服したのだ

菜:じゃあ、、また来週な!!

〇:うん、またね!

笑顔で離れた僕たち

お互い振り返ることはなかった

なぜなら

〇:来週まで我慢できるかなぁ、、

一人は不安を相手に悟られないように

菜:、、、グスッ、泣いたらあかん、、

一人は悲しさを相手に悟られないように

感情を隠すのに必死だったのだ

to be continued


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