@pandanokurage
、、、ピピっ、ピピッ
〇:あぁー、家のベッドが一番だな
退院の日から一夜明け、今日は久しぶりに学校に行く
元々友達のいない僕は、何も心配することはない
ただひとつ思うことがあるとすれば
〇:早く会いたいなぁ
菜緒への想いがよりいっそう強くなっていたこと
1日しか経っていないのに、割ときつい
〇:よしっ、準備しよ
久しぶりに制服を着て、久しぶりにリュックを背負う
〇:行ってきます
母:行ってらっしゃい!
このやり取りも久しぶりだ
うちを出て学校に向かう
歩いて10分程で着く所に住んでいるのはとても楽だ
玄関で靴をはきかえると
ドンッ
一人の生徒とぶつかってしまった
〇:あっ、ごめんなさい
?:すいませ、、
〇:え
?:え
菜:〇〇がおる
〇:菜緒?
菜:会いたすぎて幻覚でも見とるんか?
目をゴシゴシと擦って何度もこちらを見る
〇:そんなことあるのか
菜:ほんとに〇〇なん?
〇:ほんとだよ
菜:、、、うぅ、、うえぇ〜ん!!!
〇:いやっ!いきなり泣かないでよ!
このままだと僕が菜緒を泣かしたかのように見られてしまう
まあ、実際そうなんだけど
とりあえず菜緒の手を引き、誰もいない屋上へ
菜:ざびじがっだ!!!
〇:一旦落ち着いて!
ワイシャツに菜緒の涙がしみているのは置いといて
〇:まさか、同じ学校だったとは、、、
菜:、、、グスッ
お互いに同い年ということは知っていたが
どこの学校に通っているかまでは知らなかった
〇:どう?落ち着いた?
菜:うん、でもまだこのままがええ//
〇:いいけど、そろそろ時間だよ?
菜:ギリギリまで粘る
菜緒は僕に引っ付いたまま離れない
菜:そうや!今日の放課後デート行く!!
〇:あー、来週のやつ?
菜:ちゃうよ!それとは別や!
〇:これから毎日行く感じか、、
菜:なんで残念そうにするん!?
〇:ちがうよ、ずっと一緒に居られるから安心しただけ
菜:っ///はよ教室行くで//
〇:えっ?手繋いだまま行くの?
菜:当たり前やん!これからずっと一緒やからな!!
若干照れながらも嬉しそうに屋上を後にした二人だった
ーーー
そして月日は流れ2人が出会ってから8年がたった
僕と菜緒は25歳になり、大学を卒業したタイミングで結婚した
僕は病気の経験からお医者さんになり
菜緒は看護師さんになった
もちろん職場は同じで
菜:なぁ〇〇〜
〇:勤務中は先生でしょー
菜:今は2人きりなんやからええやん♡
〇:そういう問題じゃ、、、
菜:ほらぁ、チュ〜♡
この病院ではいつまでもアツアツな夫婦で有名になっていた
end