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握手会に行ってみたら、推しに一目惚れされました4

全体公開 2 8 1
2023-03-03 11:56:14

ひなちゃん

陽菜ちゃんと会う約束の日

〇:もう朝か、、

大学生にもなって

楽しみで眠れない

遠足現象が起きるとは思わなかった

起き上がると感じる

寝不足による嫌な頭痛

最悪な一日の始まりだが

今日はなんと言っても

また陽菜ちゃんに会える

それだけが唯一の楽しみであり

大袈裟だが今日までの生きがいとなっていた


あまりお腹は空いていないが

頭痛薬を飲むために軽い朝食を

インスタントの味噌汁とトースト

変な組み合わせだがそんなことは気にしない

朝食を摂るだけ、良い方だろう


9:00

陽菜ちゃんと会えるまであと1時間

待ち合わせ場所に指定された場所までは30分で着く

のこり30分

着替えとヘアセットでピッタリ

時間に狂いなく準備を進め

いざ出発

待ち合わせに指定されたのは大きめの公園だった

〇:どこにいるんだろう

陽:ここだよぉ〜

〇:うわっ!

背後から聞こえた小声

陽:久しぶりだね!

〇:そ、そうですね!

ビデオ通話の影響か

久しぶりの感じがしない

〇:ごめんなさい、待ちました?

陽:待った!30分!

ベージュのコートにマフラーをして

手にホットドリンクの容器

〇:そんなに、、

陽:待つのも楽しかったよ〜!

〇:待つのが、、ですか?

陽:〇〇くんいつ来るのかなってワクワクしてた!

〇:、、、

もし、また陽菜ちゃんと待ち合わせをする機会があるなら

僕は30分前に到着する

そう心に誓った

陽:あっちの広場行こ〜!

〇:はい!

僕の先を行く小さな背中の後に着いていく

だいぶ人が少ない広場のど真ん中

陽菜ちゃんはリュックから何かを取りだした

陽:じゃーん!!

〇:パンダ!

陽:パンダのレジャーシート!

それこそ遠足で小学生が持っていそうなもの

リュックを置いて陽菜ちゃんが座れば

残りのスペースはギリギリ僕が座れるかどうかくらい

陽:早く来て!

〇:、、お邪魔します!

ピッタリ陽菜ちゃんの横に

かつてない距離感に

鼓動が早まる

陽:うぅ、寒い

〇:寒いですか?

陽:体動かそう!!

〇:、、もう既に暑い

緊張とはすごいもので

この季節に軽く汗ばんでいる

陽:ドレミやろ!

〇:ここでですか!?

陽:うん!そのために来たんじゃん!

〇:そうですけど、、

公園のど真ん中で

男女が揃ってドレミダンス

恥ずかしいと思うのが普通だ

陽:陽菜がリズム取るから!

〇:、、わかりました

陽菜ちゃんと真正面で向かい合い

陽:せーのっ、どれみどれみ、、

お互い肩を揺らしながら踊る

目の前で陽菜ちゃんが踊っている

陽菜ちゃんの目の前で踊っている

嬉しさと恥ずかしさ

僅差で嬉しさが勝った

陽:たのしいね〜♪

〇:陽菜ちゃんダンス上手ですね!

陽:ほんと!やったぁ〜!

ぴょんぴょんと跳ねれば

ポニーテールの後ろ髪がダイナミックに動く

陽:もう1回ドレミやる!?

〇:えっ、いいですけど、、

陽:やろ〜!

ここでミスに気づいた

ダンスを褒められた陽菜ちゃんは

もっとダンスをしたくなる

それに僕だけ見ているわけにはいかない

僕ができる唯一のダンス、ドレミダンス

この後、何度か繰り返し踊らされ

〇:はぁ、はぁ

陽:これでちょうど10回!

体力の限界を迎えた

〇:もう、、無理です、、

陽:今日はここまでにしよう!

"今日は"という言葉に

恐怖と期待が同時に湧き出る

陽:お弁当!作ってきたから食べようよ〜!

〇:そうだ!お弁当!

これから陽菜ちゃんの手作り弁当を食べられる

それだけで体力はほぼ回復

再び陽菜ちゃんの隣に座る

陽:いっぱい作ったんだぁ〜!

日向の休日で陽菜ちゃんが作っていたお弁当

見るからに美味しそうだったあのお弁当が

今目の前にある

〇:美味しそうです!!

陽:何から食べたい!?

〇:これで!

ずっと気になっていた

「超ご飯に合う牛肉」

名前からはもちろん

お弁当箱を開けた時に感じた

食欲をそそる匂い

その正体はきっとこれだろう

陽:じゃあ食べさせてあげる!

〇:、、、

陽:あ〜ん

陽菜ちゃんの言葉の意味が理解できないまま

あ〜ん、という掛け声に口が勝手に開く

陽:どう!

〇:おいしい、、

陽:えっ!なんで泣いてるの〜!

〇:陽菜ちゃんのお弁当を食べられたのが嬉しくて、、

陽:そんなに楽しみにしてくれてたんだね!!

そう言いながら背中を摩ってくれた

陽:そんな〇〇くんに!オムライスも!

〇:あむっ、、おいしいです!

陽:よかったぁ〜

心做しか安堵の表情

陽:ねぇ!

〇:はい?

陽:陽菜にも食べさせて!

そう言いながら手渡されたのは僕が口をつけた箸

これ以外に箸は見当たらないし

目をキラキラさせてこちらを見つめる陽菜ちゃん

ドキドキしながら唐揚げを陽菜ちゃんの口へ運ぶ

陽:んん〜♪

〇:おいしいですか?

陽:ん!

人差し指と親指で輪っかを作り

YESとの合図

ただ口へ運んだだけなのに

なんだか嬉しい


〇:ごちそうさまでした!

陽:おいしかったね〜!

〇:はい!

陽:また作ってあげるね!

〇:いいんですか!?

陽:うん!またピクニックしよう!

日が暮れるのが遅くなってきたが

夕方になれば普通に寒い

今日はこれで終わることになった

陽:あっ!最後にやりたいことあるんだ!

〇:なんですかー?

陽:ピクニック記念に写真撮ろ〜!

〇:い、いいですよ!

前回ツーショットを撮った時と同様に

陽菜ちゃんがカメラを構える

また1つ、お宝が増えてしまった

陽:送るね〜!

〇:ありがとうございます!

気づきもしない

まさか陽菜ちゃんが

この写真を僕以外の人にも送信していたなんて

美玖:まさか、、

to be continued


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推しの陽菜ちゃんとおでかけ!
幸せ過ぎる一日だったな
2024-07-27 05:51:09

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