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握手会に行ってみたら、推しに一目惚れされました6

全体公開 3 7 1
2023-03-03 11:57:17

ひなちゃん

覚えているだろうか

先日、3人でお話した時に

陽菜ちゃんが美玖さんを論破したこと

ーーー

陽:陽菜の家でもいいかな!?

美:ダメに決まってるでしょ

陽:なんで!人目につかないじゃん!!

美:部屋に入るところ見られたら危ないでしょ

陽:オートロックだから見られないよ!

美:、、、

ーーー

ということで今日は

陽菜ちゃんから連絡を頂き

陽菜ちゃんの住む家に招待された

オートロックという所に驚きはしなかった

人気アイドルの住む家、それくらい当たり前

そう思っていたはずなのに

いざ指定された住所に向かえば

目の前には大きなタワマン

正直に言おう

僕は今、ビビっている

こんな所に入ったことないし

推しの家に行くなんて緊張でどうにかなりそうだ

教えてもらった部屋番号

ホテルのフロントくらいある入口でボタンを押す

陽:は〜い!

〇:あっ、〇〇です!

陽:今あけるね〜!

陽菜ちゃんの声と同時に

目の前でガラスの扉がスライド

いけないことをしてるような気持ちで先に進む

第2のボタン

今度はドアの向こうに陽菜ちゃんがいる

押せば陽菜ちゃんが出てくる

この黒い丸を人差し指で押せば、、

陽:な〜にしてるの〜!

〇:うおっ!!

陽:もしかして緊張してたとか!

〇:それはもちろん、、

陽:なんか嬉しいなぁ〜♪

〇:ていうか見てたんですか!?

陽:うん!〇〇くん来るかな〜ってカメラから見てた!

自分が躊躇している様子を見られてたとは

さすがに恥ずかしすぎる

陽:ほら!どうぞ〜!

〇:、、お邪魔します!

勇気を振り絞って1歩踏み込む

まず思ったこと

めちゃくちゃいい匂い

〇:、、、

陽:どうしたの〜?

〇:、、なんか、幸せです

陽:そうかな〜♪

素直にいい匂いですね、なんて言えない

そんなこと言って気持ち悪がられたら嫌だ

陽:こっちだよ!

たくさん扉がある廊下

進んだ先には

陽:ここがリビング!

〇:おぉ!

広い

それなのに違和感を感じないのは

高級な家具などで統一したりしていないからだと思う

どう考えても僕の部屋より広いのに

なんとなく落ち着く感じがする

陽:一緒にソファ座ろ〜!

〇:いいんですか!

陽:うん!こっち来て!

一人暮らしの陽菜ちゃんの家

ソファもそんなに大きくない

2人で座れば結構な近距離になる

陽:お昼ご飯食べた〜?

〇:はい!食べてきました!

陽:陽菜も、目玉焼き食べたんだ!



なにその可愛いお昼ご飯

やっぱり天使は食べるものまで可愛かった

〇:それで足りるんですか?

陽:あとでおやつ食べるために少なくしたんだ〜!

ちゃんとおやつを考慮していたのか

その子供心、陽菜ちゃんにはいつまでも持っていてほしい

陽:なんか〇〇くんいるだけで楽しいね〜!!

〇:まだお話しかしてませんよ?

陽:楽しいもん!

〇:、、、

やべ

笑顔が眩しくて

陽菜ちゃんの言葉が嬉しくて

色々嬉しすぎて泣きそうだ

陽:見て!空!

〇:空?

陽:〇〇くんはさ、宇宙ってどこら辺から宇宙だと思う?

晴れ渡る空を眺めながらそう問う

〇:大気圏の外側とかですかね?

陽:大気圏かぁ、、あのおっきい雲とかかな!

〇:あれは、どうでしょう、、

陽:いや!あっちのとんがってる雲かな?

空を眺めるだけで

こんな楽しい時間を過ごせるのは

きっと陽菜ちゃんとしか考えられない

陽:おやつ食べたくない!?

〇:た、食べたいです!

相変わらずのマイペース

陽:実はね!昨日の夜に作ったんだ〜!

〇:作ったんですか?

陽:そう!待っててね〜!

広いリビングを小走りで移動しキッチンへ

陽:じゃ〜ん!!

〇:すごっ!

陽:チーズケーキだよ〜!

失礼かもしれないけど

陽菜ちゃんのキャラから

こんな本格的なものは想像できなかった

陽:食べる前にこれ持って写真撮ろ〜!

〇:いいですよ!

陽:じゃあケーキ持って〜

陽菜ちゃんがカメラを構えて1枚

写真を撮る時のこの距離にはやはり慣れない

〇:もしかしてその写真、美玖さんに送ろうとしてます、、?

陽:うん!だってお家なら良いって言ってたから!

〇:そう、、ですよね

陽:だめ?

〇:全然だめじゃないです!!僕も送ってみよっかなー、なんて

陽:いいね!〇〇くんも送っていいよ!

〇:、、、あとで送っておきます

陽:うん!よしっ、食べよ〜!

美玖さんに僕から送るのは

余計な怒りを買いそうなので辞めておこう

陽:はい、あ〜ん!

〇:あー

もう当たり前のように食べさせ合い

もしかして知らないうちに陽菜ちゃんと付き合ってる?

〇:うんま!!

陽:ほんと!?

〇:はい!今までで1番です!

陽:やった〜♪また作ってあげるね〜!

にんまり陽菜ちゃん

ソファにもたれ掛かり天井を眺めていたかと思えば

僕の肩に何かの重さ

横を見ると陽菜ちゃんの頭がすぐ近くにあった

陽:いいね〜

〇:えっ

陽:誰かと一緒にいるのがいいよね〜

落ち着いた声につい聞き入ってしまう

陽:〇〇くん

〇:はい?

陽:あったかいね〜

〇:そうですか?

陽:スー、スー

〇:寝た、、

チーズケーキを食べて満足したのか

心地よさそうに寝息を立て始めた

天使の寝顔は不思議な効果を持っており

隣に座る僕をも夢の世界へ誘うのだった


目を覚ました頃にはあたりは薄暗い

陽:んん〜

〇:起きました?

陽:、、あ!ごめん!!

〇:全然大丈夫ですよ

陽:せっかく〇〇くん来てたのに寝ちゃった、、

しょんぼりと落ち込んでいる様子もまた可愛い

〇:もしよかったら、また来てもいいですか?

陽:うん!呼んでもいいの!

〇:もちろんです!楽しみにしてます!

自然な流れで帰りの支度を済ませ

陽:、、、

〇:陽菜ちゃん?

陽:ん?

〇:大丈夫ですか?

陽:う、うん!じゃあまた来てね〜!

〇:はい!お邪魔しました!

夢の楽園を後にした

1人歩く帰り道は

やっぱりいつもより少し寂しい

楽しみの後の日常は

ほんの少しの悲しみを伴う

それを感じていたのは〇〇だけではなかった


陽:〇〇くんの匂い、、

ソファに残る残り香

さっきまでいたはずの彼はもういない

でもこれがいつも通り

陽:ん〜!

ソファに顔を埋めても

いつしか香りは消えていく

陽:寂しいなぁ

自分の本音を声に出しても

その気持ちは解消されず

ただただ事実として頭に残るだけ

唯一の同居人であるパンダのぬいぐるみでさえも

今はこの寂しさをカバーしきれなかった

to be continued


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@PCPknrjJUMy85wr
推しの陽菜ちゃんと家デート、手作りのチーズケーキも食べれたし神様に感謝しかない
2024-07-30 05:51:05

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