こさかな
@pandanokurage
朝、登校してきて席に座ると
どこからか強い視線を感じる
おそらくその視線を送ってきてるであろう後ろの席を見ると
菜:おはよ
〇:、、おはよう
菜:早くお話しよ〜
僕が来た時は本を読んでいたのに
お話をするために本を読むのをやめたようだ
〇:お話かぁ
菜:なんか話題ないん?
〇:じゃあ、なんで小坂さんは周りの人が話しかけてくれないと思う?
実際、本人がどう思っているかは聞いたことがなかったので聞いてみると
菜:それは、、可愛いからやろ?//
本人にも自覚があったらしい
〇:自分で言うの恥ずかしくないの?笑
菜:恥ずかしいに決まっとるやろ//
〇:まぁ、素直なのはいい事だよ
菜:なんかムカつくなぁ
眉間に皺を寄せた顔も可愛い
菜:〇〇くんはなんで話しかけて貰えんか分かるん?
〇:分かるよ、暗いからでしょ?
菜:それ、ほんまに言うとるん?
〇:嘘ついたりしないし、それ以外ないでしょ
菜:はぁ、〇〇くんはアホなんやな
〇:うわ悪口だ、もう話さない
わざとらしく怒ったように、前を向くと
菜:嘘やって!ごめん!
どうしてもお話したい彼女はすぐに謝る
〇:全然気にしてないけど、なんで僕話しかけられないの?
菜:それは、、、
なぜかスっと話してくれない
〇:それは?
菜:カッコイイからやろ///ボソッ
〇:なんて言ったの?
菜:そんなん自分で考えや//
〇〇は気づいていないのだ
自分が菜緒と同じ理由で話しかけられないことに
〇:小坂さんって変だね
菜:いきなり失礼やなぁ
〇:いい意味でね
菜:それ付けたらええと思わんといて
ちょっぴり不機嫌な彼女
菜:あと、前から思っとたんやけど
〇:うん
菜:なんで、うちのこと名前で呼ばないん?
〇:苗字じゃだめなの?
菜:なんか距離感じるんよ
思ったより単純な理由だった
〇:じゃあ、菜緒さん?
菜:呼び捨てでええよ
〇:菜緒、ね?
菜:うん、うちも〇〇って呼ぶ
〇:りょーかい
ちょうど呼び方が変わったところで
先:おはよー
朝のホームルームが始まった
先:まず連絡です。一時間目の古典は自習になりました。
ザワザワ
古典の先生は厳しいため、自習になったのは嬉しい
自習時間に何をしようか考えていると
朝のホームルームが終わっていた
結局、その日の数学で当たりそうな部分を予習することに
一時間目が始まると
ガヤガヤ
みんな勉強する気はなく、友達と話している
そんな中勉強をしていると
トントン
椅子を足で蹴られた
〇:なに?
菜:うちらもお話しよ
〇:今、数学やってるんだけど、、
菜:なんで〇〇はうちと話してくれるん?
僕に拒否権はないみたい
〇:なんでって言われてもなぁ
菜:みんなは話してくれないやん
〇:そもそも、外見だけで人を判断するのが好きじゃないから
菜:なんか、〇〇らしいなぁ
謎に感心している菜緒
〇:大事なのは中身だからね
菜:うちの中身はどう?
〇:うーーーん、意外と面白い
菜:意外とってなんやねん!
嬉しそうにツッコミを入れる
〇:満更でもない顔してる笑
菜:うっさいねん//
〇:あと、結構照れ屋さんだよね笑
菜:バカにしとるんか!
〇:いい意味だから笑
菜:何回その言葉使うねん!笑
くだらない会話をしていた二人が
クラスの中で一番楽しそうに話していたのだった
to be continued