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可愛すぎるが故4

全体公開 2
2023-03-03 12:05:13

こさかな

ある日の放課後

〇:やっと終わった

先生に荷物運びを手伝って欲しいと言われ

約一時間拘束されていた

やっと解放され、教室にカバンを取りに行くと

〇:菜緒?

菜:あれ?まだ帰ってなかったん?

〇:目の前にカバンあるじゃん

菜:あっほんとや笑

〇:こんな時間まで何してたの?

一度、自分の席に腰を下ろし菜緒に向き合う

菜:本読んどったら、こんな時間やった

〇:どんだけ本好きなのさ

菜:面白いで、〇〇も読む?

〇:なんの本?

菜:これは、うちのお気に入りの恋愛小説!!

カバーをとって表紙見せつけてきた

〇:どんなお話なの?

菜:主人公の女の子がクラスメイトに恋をして、どんどんアタックするんよ

〇:うんうん

菜:それで告白のシーンは、女の子が壁ドンするんやで!!

〇:女の子から?

菜:そう!うちもやってみたいなぁ〜

菜緒の楽しそうに話す表情を見る限り相当面白そうだ

〇:読み終わったら貸してよ

菜:あ、うちもう一通り読んどるから貸すで

〇:いいの?

菜:うん、早く感想も聞きたいからなぁ♪

本を受け取り、カバンにしまう

〇:お返しに、なんか飲み物とか奢るよ

菜:いや、そんなんええって

〇:いいから、もう帰るでしょ?

菜:うん

〇:一緒に帰ろうよ

菜:、、ええよ//

そういえば菜緒と帰るのは初めてだなー

そんなことを思いながら、彼女と並んで教室を出る

階段を降りて、玄関に向かったその時

菜:あ!

〇:ん?

菜:机の中にスマホ置いてきた!!

〇:あー、じゃあここで待ってるわ

菜:すぐ戻ってくる!

急いで階段を上っていった彼女

一分もしないうちに戻ってきた

菜:おまたせー、、キャッ

残り四段降りるくらいのところで菜緒は階段を踏みはずす

〇:あぶないっ!

反射的に落ちてくる菜緒を受け止める

ギュッ

〇:大丈夫?

菜:あっありがとう///

〇:気をつけてね

菜:うん//

あまりにも赤面している菜緒に

〇:照れすぎじゃない?笑

菜:は!?///

〇:こんなんで照れてたら、壁ドンして告白なんて一生無理だね笑

菜:うっ、うっさい///

少しからかうと、怒って先に歩いていってしまう

〇:待ってよー

声をかけても止まる気配はない

玄関で靴を履き替え菜緒が上履きをしまうタイミングで

〇:バンッ、ねぇ、怒ってんの?

靴箱のロッカーを壁代わりに

壁ドンして菜緒に問い詰める

菜:ひゃっ、、、怒ってへんよ///

彼女が俯きながらそう言ったので

〇:そう、ならよかった!

怒っていない確認が取れた

菜:こんなん、惚れてまうやろ///ボソッ

〇:なに?

菜:なんでもない//

〇:ふーん、まあいっか

再び菜緒と並んで帰る

菜:なんか面白い話ないん?

〇:いきなりだなぁ、、、あ

菜:なに?

〇:面白くないけど、ちょっと相談したいことある

菜:ええやん、言ってみぃ

興味津々の菜緒

〇:初めて屋上で一緒にご飯食べたの覚えてる?

菜:もちろん

〇:その日に購買で陰口みたいなの言われたんだけど

菜:陰口?

〇:うん、なんかめっちゃ見られながらヒソヒソ言われた

菜:(絶対〇〇のことかっこいいとかやん)

すぐに答えが出てしまった菜緒だが

菜:ひどい人もおるんやなぁ

素直にかっこいいと言えず、はぐらかす

〇:なんでだろう

ほんとに理由がわからず不安になる〇〇と

菜:(〇〇が取られてまう、、)

理由がわかるからこそ不安になる菜緒だった

to be continued


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