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可愛すぎるが故5

全体公開 1
2023-03-03 12:05:36

こさかな

菜:今日の放課後ってなんか予定あるん?

昼休み、屋上でお昼ご飯を食べている時にそう聞かれた

〇:いや、特にないけど

菜:ほんなら、一緒に勉強しようや

〇:いいよ

菜:場所は3階の空き教室で

〇:空き教室?

菜緒が指定した空き教室は

普段使われておらず、人気のない場所にある

〇:教室じゃダメなの?

菜:あかんよ!!バカなん?

〇:えぇ、、

いきなり強い言葉を言われると何も言い返せない

菜:今日〇〇掃除当番やろ?

〇:あー、うん

菜:うち先に行って待っとるからはよ来てや

〇:わかった

約束を交し、昼休みが終わる

〇:やば、遅くなった

掃除にいつもより時間がかかり、急いで約束の場所へ

ガラガラ

〇:ごめん、遅れた

菜:あっ、、うん

菜緒は窓の外をながらめながら待っていた

〇:じゃあ、始めよ

菜:ちょっと待って

席につこうとするのを引き止められる

菜:、、そこに立って

菜緒が指さしたのは黒板の前

〇:なんで?

菜:ええから!

〇:わ、わかったよ

語気を強める菜緒はどこか怒っているようにも見えた

〇:ここでいい?

菜:うん、動かんといてよ?

そう言い、ぐんぐん僕の方に近づいてくる

〇:え、痛いのはやめてよ?

菜:、、、

何も言わずに目の前にたち

ゆっくりと右手を振り上げる

〇:(ビンタかっ!?)

怖くなって思いっきり目を瞑ると

バンッ

顔のすぐ左からものすごい音がした

そっと目を開けると、目の前には菜緒の真っ赤になった顔が

菜:うっうちと、付き合え!///

〇:、、、へ?

菜:やから、うちの彼氏になってや///

まさかの告白だった

きっと、以前読んでいた恋愛小説の憧れからだろう

〇:もちろんいいよ

菜:ほ、ほんとに?//

〇:うん、だけど、、

目の前の菜緒の体を左に回し

バンッ

〇:なんか悔しいから、壁ドンのお返し

先程よりも顔を近づける

菜:はずい///

必死に目を逸らそうとする菜緒

〇:ちゃんと目見て?

顎をクイッと持ち上げ無理やり視線を合わせる

菜:、、、すき///

〇:僕も好きだよ

菜:やっぱ、壁ドンはされる方がええかも//

〇:いつでもしてあげる

菜緒を解放し、机に向かう

〇:あ、勉強するのって嘘だったの?

菜:いやいや!それはほんとやで

〇:告白のために呼んだんじゃないの?

菜:それもそうやけど、勉強もするんや

しっかりと教科書を用意している辺り、嘘ではないようだ

〇:もしフラれてたらどうしてた?笑

菜:は!?フラれるなんてありえへんし//

〇:なんで?

菜:うちは、、、かわいいから((ボソッ

俯いて呟いた彼女

〇:たしかに、かわいすぎるもんね笑

菜:う、うっさい///

肩をペシペシと叩かれる

〇:よし、勉強するよ

菜:やったるで!!

自信満々の菜緒だったのだが

菜:これ、どーやるん?

〇:、、ほんとに分からない?

菜:わからんから、聞いとるんやけど

〇:ちょっと、、、頑張ろうか

想像以上にできない菜緒

菜:これから頑張るんや!!

気合いを入れ直した所で

菜:よしっ!デート行くで!!

出していた教科書を全てしまい、立ち上がる

〇:、、、まぁ今日ぐらいはいいか

菜:はやくっ!

菜緒と手を繋ぎ、学校を後にする

菜:どこ行くん?

〇:決めてなかったのか笑

菜:どこでもええか!!

〇:菜緒らしいなぁ

目的地も決めずに歩き始めた二人は

ハッピーオーラに包まれていた

end


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