こさかな、としきょん、ひなひよ
@pandanokurage
4時間目の体育の時間
最初の授業ということもあり
先生:あと10分、みんなで鬼ごっこしまーす!
交流の意味も兼ねてか、クラスごとに分かれて鬼ごっこが始まった
ひ:待てー!!
陽:こっち来ないでぇ〜
決して足が速いとは言えない2人
しかし足の長さが違うせいか、ひよりの方が速く見える
ひ:つかまえたぁ!
陽:陽菜が鬼かぁ、、
陽菜と不意に目が合った
陽:〇〇〜!!
僕を狙って走り出したが、逃げようとする前に
陽:ドテッ
つまづいて転んだ
〇:大丈夫!?
陽:足捻った〜
〇:立てそう?
陽:、、、タテナイヨー
こんなに嘘が下手な人っているんだ
目をキョロキョロさせながらカタコトになっている
〇:、、ほら、乗って?
陽:ありがと!!
陽菜の前に屈むと、遠慮なく乗っかってきた
〇:じゃあ、保健室行くよー
陽:進めぇ〜!
〇:絶対歩けるじゃん((ボソッ
陽:♪
後ろでご機嫌な陽菜
それより、ただ一つ
女の子ってこんなに柔らかいんだ
何がとは言わないけど
陽:サワサワ
〇:ちょっと!なに!?
僕の肩にあったはずの陽菜の手が
上半身を撫で回してくる
陽:やっぱり〇〇くん、いい身体してるね♪
〇:どっ、どうも、、
陽菜が僕の身体を触ろうとするほど
身体同士が密着してとても柔らか、、
この辺でやめときますね
〇:着いたよ
陽:あっ!足治った!!
そう言って、普通に立っている陽菜
〇:、、それは良かった
そんな嘘は最初からわかっていたのだが
〇:チラッ
後ろからこちらを見つめているひよりと菜緒
こんな視線、英語の授業でも浴びたような
〇:どうしたのー?
ひ:〇〇はいじわるだ!!
菜:プイッ
〇:どういうこと?
陽:早くお弁当食べよ〜♪
ただ1人、ご機嫌なままその場を去っていく
〇:まあ、いっか
僕も制服に着替えてから、教室に戻った
菜:何してるん?
陽:ひよた〜ん?
なにやら2人に話しかけられているひより
〇:どうし、、
ひ:見て!!
自慢げに見せてきたひよりの手にはたくさんの絆創膏が
ひ:ひよたん、手動かせないからお弁当食べさせて!!
僕は覚えているぞ
鬼ごっこの時、嬉しそうに陽菜を捕まえていたではないか
〇:陽菜、食べさせてあげれば?
ひ:〇〇じゃないと食べないもん!
陽:わがままはダメだよ!
菜:そうやで、自分で食べ?
ひ:やだー!!食べさせてっ!
〇:はぁ、今日だけだからね
何を言っても無駄だろうと観念し
ひよりにお弁当をたべさせることに
〇:はい、口開けて
ひ:あーん♪パクッ
陽:ひよたん、ずるい
ひ:いつもよりおいしい!
〇:味は変わらないでしょ
ひ:〇〇のおかげだね!
いつにも増して満足気なひより
菜:これは〇〇が悪い
〇:えっ?
陽:うん!〇〇のせいだ〜!!
〇:なんで僕?
菜:〇〇は優しすぎるんよ
〇:そんなことないと思うけど
菜:そういう所、うちは好きやけどな//((ボソッ
〇:なんて?
菜:なんでもない//
陽:ジーッ
僕たちをずっと見つめていた陽菜
〇:陽菜?
陽:イチャイチャしてたでしょ、、
〇:してないよ
陽:怪しいなぁ〜
ひ:〇〇!食べさせて!
〇:はいはい
とてつもなく忙しい昼休みだった
キーンコーンカーンコーン
陽:やっと終わった〜
〇:今日は体育あったから疲れたね
菜:ほんまに
ひ:早く帰ろー!!
陽:帰ろ〜!
〇:元気だ、、
2人が騒ぎ始めたところで
史:〇〇〜
京:早く帰るぞ
〇:今行きますよー
先輩方が迎えに来た
史:今日はなんかいい事あった?
〇:いや、普通の日でしたね
ひ:ひよたんはあったよ!!
陽:陽菜も!!
史:お子ちゃまには聞いてませーん
陽:むぅ、、
京:そんなに拗ねないの
ひ:京子さんに慰められても嬉しくなーい
京:ほんと生意気だな!
菜:仲がいいですね笑
京:別に良くないし
〇:おもしろい笑
この時間が一日で1番楽しいかもしれない
〇:じゃあ、また明日!
陽:ばいばーい!!
ひ:じゃあねー!
菜:またねっ
京:帰るぞ、子供たち
史:しし、今日用事あるからまたね!
京:そっか、じゃあね!
陽:史帆さんもばいばーい!
こうして3方向に分かれた僕たち
〇:、、、チラッ
1人の僕は後ろから視線を感じてしょうがない
今日は強い視線をいっぱい浴びたからかも
〇:気のせいか、、
なるべく気にしないように家路に着いた
?:フフッ、あそこが〇〇の家かぁ
家に入る〇〇を隠れて見ていた人が
?:また来るね〜♪
一体誰なのか、
そしてその目的は?
to be continued