おみく
@pandanokurage
青春は楽しんだもん勝ち
どっかの陽キャが言いそうな言葉
僕はそんな言葉、どうとも思わない
だけど
僕のお姉ちゃんはその言葉が大嫌いなんだ、、
美:不公平だぁ〜!!
〇:うるさい
美:青春なんてなくなれぇ〜!
ベッドでバタバタと暴れるその姿
青春の呪いが強すぎないか?
〇:アイドルなんだから、しょうがないじゃん
美:そうだけど、、、青春は一度きりなの!
〇:アイドルも一度きりだよ
美:そうだけど青春したいの〜!!
今日も仕事があってさっき帰ってきたばかり
なのになんでそんなに暴れられるんだろう
〇:アイドル辞めるか、青春諦めるか
美:アイドルやるし!青春もする!
〇:欲張りか
美:欲張りだ!!
〇:まあ無理なもんは無理だよ
美:いや!無理じゃないんだよ!〇〇くん!
誇らしげな顔が煽りにしか見えない
美:私にも青春するための相手がいる!!
〇:それアイドルとしてはアウトだよ
美:アウトじゃない!"弟"なら!
〇:、、、
美:と言うことで〇〇!
〇:嫌だ
美:まだ何もお願いしてないじゃん!
〇:どうせ青春の真似事してとか言うんでしょ
美:真似事じゃない!青春したいの!!
いくらアイドルでも
どれだけ可愛くても
それが姉であるだけで青春にはならない
考えてみれば小さい頃から一緒に過ごしてきた姉
そんな姉と青春なんて考えたくもない
美:〇〇は私の事嫌いなの、、
〇:悲しむふりしても無駄だよ
美:ほんとに悲しいんだけど、、
〇:そっか、どんまい
美:ちょ!塩対応が逆にキュンとする//
〇:あほか
美:はうっ///
変なスイッチが入って
今の姉ちゃんとはまともな会話が困難に
美:もっと言っていいよ!
〇:、、、
美:ほら!さっきみたいに!
〇:、、、
美:、、、ごめんなさい
こういう時は
無視が1番効果的だ
〇:意味わからんこと言ってないで、さっさと寝な
美:〇〇が青春してくれるまで寝ません!
〇:青春ってそんなにすぐ終わるもんなの?
美:、、、青春契約するまで寝ません!
もしかして今
自分で自分の首絞めるようなこと言ったかな
美:そもそも〇〇も青春したいでしょ!?
〇:別に
美:あんた、、高校生が青春真っ只中よ!!
〇:急に母親になるな
美:〇〇〜、お願い〜!
〇:嫌だって
美:じゃあ菜緒に言うからね!
〇:なんて?
美:〇〇が意地悪して私から青春奪ってくるって!
誤解が生まれるというか
全部嘘でしかないというか
めちゃくちゃな文章すぎる
〇:言えば?
美:い、言っちゃうからね!
〇:いいよ
美:、、、もぉ〜、お願いだよ〜
もう策がないのか
ただお願いしてくるだけ
美:何したらやってくれるの〜、、
〇:何してもやりません
美:お〜ね〜が〜い〜
〇:揺らすな
美:あっ!〇〇がいいって言うまで揺らすから!
後ろから両肩を掴まれ前後に揺れる
鬱陶しい限りだ
いつか終わることを信じて
その揺れに耐え続けること5分
姉ちゃんの意地よりも限界が近い腕力
美:はぁはぁ、、
そしてなにより先に限界を迎えたのは
〇:わ、わかったやるから、、
僕の三半規管だった
美:ほんと!!やったぁ〜!
軽く汗ばみながら喜ぶ姿
何故そこまで青春にこだわるのかがわからない
とにかく三半規管の弱さを恨む
〇:あぁ、気持ち悪い、、
美:はっ!そうだよね!ごめんね!
謝る時は頭を撫でてくる
こんな事にキュンとしないのは
完全に美玖を姉としてみているから
〇:申し訳ないと思うなら青春はなしで
美:三半規管弱いね!ざま〜みろ!!
〇:最低だね
美:はっは〜!!青春は私のもんだぁ〜!
多重人格を疑うほどの手のひら返し
こっちが本性でないことを願うばかり
美:早速青春しよう!!
〇:もう夜だよ?
美:じゃあ1個だけ!
〇:なに
美:彼氏と彼女の特別な呼び方を決めよう!!
〇:そんなのないと思うけど
美:うるさい!彼女いたことないくせに!
〇:そっちだって彼氏いないじゃん
美:だからなにさ!
〇:うわ、すごいじゃん
美:私は特別な呼び方で呼ばれたいのっ!!
〇:僕は普通に呼ばれたい
美:じゃあ私のだけ決めよ!
こうして
青春の第一歩は呼び方を決めることから始まった
〇:美玖じゃだめなの?
美:〇〇だけの呼び方がいいの!
〇:ムズすぎだよ
美:おすしとかはダメだからね!
〇:自分で考えてもらっていいかな
美:えぇ〜!なんでもいいの?
〇:聞いてから決める
美:美玖、、みくてぃー、、おみく、、う〜ん
色々な候補が浮かんでそうな顔
そして導き出した答えは
美:みきゅ!
〇:むり
美:なんで〜!
〇:みきゅは引くわ
美:みきゅ、傷心、、
これだけ否定しても
自分では結構お気に入りっぽい
〇:恥ずかしくないの?自分で言ってて
美:〇〇に呼ばれるなら恥ずかしくないよ?
〇:自分で呼ばないからか
美:みっきゅんにしようかな!
〇:パワーアップすんな
美:みきゅみきゅでも可!
〇:美玖で
美:、、、まあいっか!
あっさり許容するなら
今までの会話はなんだったんだろう
美:〇〇!おいでっ!
〇:誰がペットだ
美:一緒に寝ようよ〜
〇:まずそこは僕のベッドです
美:彼氏のものは彼女のものでしょ?
〇:なんだそれ、しかも弟だし
美:弟のものも彼女のもの!
〇:彼女は確定枠なのか、、
美:可愛い彼女の横で寝なさい!
〇:はいはい、とても可愛い彼女の横で寝ますよ
美:そんなに可愛いって言わないでよ//
〇:ほんと、何がしたいんだか、、、
失った青春を取り戻すべく
動き出した歯車
美玖の理想の青春が今始まる
to be continued