おみく
@pandanokurage
美:ダーリン!
〇:、、、
美:パートナー!
〇:、、、
美:彼ピッピ!
〇:、、、
美:あれぇ?もう目開いてるのになぁ
〇:、、、
美:キスしないと起きないのかなぁ!!
〇:やめろ
美:なんで無視してたの!
〇:全部僕に該当しないからだよ
強制的に姉ちゃんと寝ることになり
そのまま朝を迎えた
僕が目覚めた頃には既に起床していた美玖
身体に四肢を巻き付かれたまま
今に至るのだ
〇:今日休みなの?
美:うん!ずっと一緒にいようね〜♪
〇:最悪だ、、
美:あ!休日だけじゃ物足りないか!!
〇:朝の挨拶だけで十分だよ
美:朝と言えば!ご飯を食べさせ合うのが青春だよねっ!
〇:そんなのバカップルだよ
美:バカップルも青春さ〜!
〇:何を目指してるんだか
美:青春だよ!
〇:それは何回も聞いた
美:何回聞いてもわからないの!?ばかだなぁ〜
〇:別れよっか
美:ごめんなさいっ!
このやり取りを強制的に終わらせる方法
無理やり付き合わされてるんだ
無理やり別れることで終わりを迎える
美:もう私には〇〇しかいないのぉ!!
〇:重っ、そんなんじゃドロドロの青春になるぞ
美:へっ?〇〇は私と綺麗な青春を楽しみたいってこと?
〇:いや、そんなことは全く、、
美:ということは私も〇〇と最高の青春を望んでいて
〇:人の話を、、
美:〇〇と私の望みが一致した訳で
〇:このバカ姉貴、、
美:〇〇と私は永遠の愛で結ばれるってこと!?
〇:色々飛ばしすぎなんだよ
美:あいたっ!
幻想に惑わされている姉ちゃんをデコピンで現実へ
〇:早くご飯食べに行こ
美:〇〇も食べさせ合いしたいんじゃ〜ん!
〇:ほんとにうるさい
美:わくわくわくわく♪
将来、彼女を作る時
できるだけ大人しい人とお付き合いしよう
そう決めるきっかけをくれたと思えば
このうるささも許容範囲かな
美:〇〇!あ〜ん♪
〇:いらない
美:えっ、照れてる?
〇:どこが
美:その好きな子に話しかけられてうまく反応できてなさそうな顔!
〇:頭おかしい姉に呆れて朝から絶望してるんだよ
美:、、、強がっちゃって〜!
〇:本音でしかない
美:あとお姉ちゃんじゃなくて彼女ね!
〇:だから彼女は無理があるんだって
美:なんで!?私可愛いよね!?
〇:可愛いんじゃない?一応アイドルらしいし
美:あれ?私センターもやったのに、、
〇:、、、
美:ランウェイも歩いたのに、、
〇:すごいですよ
美:それなのに可愛いって言ってくれないんだ、、
〇:どこにこだわってんだよ
美:どうせ私なんて、、
始まった
不定期に起こる
姉ちゃんの不貞腐れ
こうなったらとことん落ち込む
励ますのも難しいし
時間の経過に任せるしかないかな
美:たしかに私はさ、なんの特徴もないし
〇:、、、
美:アイドルなのにパッとしないし
〇:、、、
美:〇〇を誘惑できるようなものもないし
〇:なんで誘惑しようとしてるんだよ
美:青春もまともにできないつまらない女ですよ、、
〇:ごちそうさまー
美:ちょっと!!
〇:ん?
美:そこを元気づけるのが彼氏の役目でしょ!?
〇:彼氏じゃないし
美:可愛いって言ってくれるだけでいいのに、、
〇:そうなんだ、じゃあねー
美:食べ終わるの待ってよ!!
不貞腐れていた様子とは一転し
空腹に飢えた獣のように朝食を平らげていく
美:んもまっま!!
〇:きたなっ
美:まんまみもむもも!!
〇:わかったわかった
ほっぺをパンパンにする姉
思いっきりつつきたい衝動に駆られるが
掃除が面倒なので辞めておこう
〇:で、なんで僕の部屋に居座るの?
美:ずっと彼氏の側にいるのがおかしいって言いたいの?
〇:まあ僕が彼氏っていうのがおかしいよね
美:私の彼氏うるさいなぁ〜、そろそろやっちゃおうかなぁ
〇:色々こえーよ
今までの行動と言動から
目の前にいる姉が本当に何をしだすかわからない
得体の知れない恐怖に襲われていた
〇:せっかくの休みなのに、ダラダラしてていいの?
美:ダラダラ?ふざけてるの?
〇:えっ、、、
美:彼氏とのんびり過ごす時間はダラダラに入らないの
本気なのか、ふざけてるのか
真剣な顔で言うもんだから判別が難しい
美:ねえねえ!やりたいことある!
〇:変なことならやらないよ?
美:付き合いたてのカップルがやることと言えば!?
〇:、、、
美:そう!手を繋ぎながらお話ですよね〜!!
〇:台本でもあんの?
美:ということで〇〇くんよ!かもんっ!
〇:嫌だ
美:なら私から行っちゃうよ〜♪
変なことに巻き込まれないよう
しっかりとっていたはずの距離は一瞬にしてなくなり
見ているだけで人を元気にしそうな眩しい笑顔が
すぐ真横まで接近してきた
美:知ってる?恋人はね、こうやって指を絡めて手を繋ぐんだよ!
〇:姉ちゃんとそんなことしたくない
美:えっ、、彼女ともっとイチャイチャしたい!?
〇:地獄耳にも程があるぞ
美:もうっ!素直じゃないんだからっ///
〇:意味わからん
美:今日はずっとこのままでいようね〜♪
〇:、、、はぁ
繋がれた右手をギュッと握りながら
幸せそうに微笑む姉は
本物の彼女のような距離で〇〇にピッタリくっついていた
to be continued