こさかな
@pandanokurage
〇:ふぁ〜
菜:眠いん?
時刻は朝の7時過ぎ、僕たちは電車に乗っていた
〇:こんな朝早くからデートは初めてだからね
先日のテレビ電話で菜緒を怒らせてしまった僕
なぜこんなに朝早くから出かけているのか
それはテレビ電話の翌朝に遡る
〇:あっ、菜緒
菜:、、、
無言で歩みよってくる
彼女の手はしっかりと握りしめられていた
身の危険を感じた僕は菜緒が目の前に来たタイミングで
〇:こ、今度の休み、デート行こ!
この一言で
菜:ええよ〜♡
一瞬にして機嫌を直す
〇:助かったぁ
菜:どこ行くん?
〇:菜緒の好きなところでいいよ
菜:やった!
喜ぶ菜緒の顔を見れて僕も嬉しい
菜:じゃあ、駅に7時に待ち合わせ!
〇:え?
菜:ん?
〇:朝の7時?
菜:あたりまえやん
どう考えても早すぎる
〇:さすがにその時間は、、、
菜:なんや、文句あるん?
再び手を強く握り、顔の横に持ってくる
〇:ないです、行きます
菜:さすが〇〇やぁ♪
腕に抱きついてくる菜緒の頭を撫でる
〇:まあ、いっか
かわいい菜緒のためなら何でもしてしまう
この気持ちはみんなも理解してくれるだろう
そんなこんなで今に至る
菜:寝んといてよ?
〇:あとどれくらいで着くの?
菜:2時間はかかるやろなぁ
〇:ちょっと寝ようよ
菜:寝てもええけど、うち何するかわからんよ?
真顔で言われるとさすがに怖い
〇:じゃあ、起きてる
菜:いや、やっぱ寝てもええで!
〇:えっ?
菜:ほら、うちの膝使う?
ポンポンと膝を叩く菜緒だが
ここまで態度を急変されると怪しい
〇:何しようとしてる?
菜:別になんもせんよ、眠い時に寝とき
菜緒のことだから、このままかまってもらうより
寝てる時にイタズラした方が楽しいとでも判断したのだろう
できるだけ寝ないようにはしていたのだが
電車の揺れが心地よく、意識を手放してしまった
菜:やっと寝たなぁ♪
隣にはニヤニヤを隠しきれない菜緒
菜:まずは、、、
菜緒は〇〇の頭を自分の肩に乗せる
菜:とりあえず、これでこの前のお返しや!
そのまま画面に向かってピースする
〇〇の寝顔とのツーショットだ
菜:さあ、次は何しよっかな〜
すぐ隣の気持ちよさそうにしている寝顔を見て
菜:ツンツン
鼻の頭を押してみる
〇:、、、
特に反応がないので次の段階に
菜:ツンツン
今度は唇を触ってみる
〇:パクッ
菜:うわっ!
〇:、、、
〇〇に指を甘噛みされたが、起きているわけではないようだ
最後はもちろん
菜:チュッ
そっとキスしてみる
〇:、、、
菜:///
起きない〇〇とただただ恥ずかしくなる菜緒
菜:〇〇!起きて//
恥ずかしさのあまり、〇〇を起こす
〇:んー?
菜:暇やから、かまってや///
〇:いいけど、、なんか顔赤くない?
菜:きっ、気のせいやろ!
〇:うーん、そっか
短い時間だったが、イタズラの時間を満喫した菜緒だった
to be continued