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ドジでかわいい後輩に好かれました 前編

全体公開 1
2023-03-03 13:12:46

ひなちゃん

彼女との出会いはまるで恋愛映画のようなものだった

ドンッ

〇:あっ!

陽:わっ!バサァー

廊下の曲がり角でぶつかった僕たち

陽菜の持っていたプリントが床に散らばる

〇:ごめん!大丈夫!?

陽:私の方こそすみません!

2人で落としたプリントを拾い集めると

〇:これ、1人で持ってたの?

僕でさえ1人で持てるか分からない量だった

それを僕より20cm以上小さい陽菜が持っていたとは

陽:前見えなくて、ぶつかってしまいました、、、

〇:僕も運ぶの手伝うよ

陽:いや!それは申し訳ないですし、、

〇:また誰かとぶつかったら危ないからさ

陽:、、じゃあ、お願いします!

プリントの7割ほどを持ち、陽菜と並んで歩く

〇:どこまで運ぶの?

陽:4階の図書館です!

僕たちは現在2階、1年生の陽菜の教室も2階

〇:てことは、あれ持って階段上がろうとしてた?

陽:はい!!

ぶつかって良かったと思ったが口にはしなかった

陽:先輩は2年生ですか?

〇:そうだよ

陽:もしかして、〇〇先輩?

〇:え!なんで知ってるの!?

動揺してプリントを落としそうになった

陽:〇〇先輩は有名人ですよ♪

〇:理由は教えてくれないのか

陽:私、河田陽菜です!

〇:陽菜ちゃんね

陽:よろしくお願いします!

〇:うん、よろしく!

なぜ名前を知られていたかは分からないまま

自己紹介が終わる

〇:よし、そろそろ着くね

陽:階段長かったです、、

〇:あとちょっとだから頑張って

陽:頑張りま

バサァー

陽:頑張れませんでした、、、

あと少しのところでまたプリントを落としてしまう

〇:ほら、落ち込まないでー

陽:すみません、、

しょぼんと落ち込む陽菜

先生:ありがとねー!

〇:いえ

陽:〇〇先輩ありがとうございました!

先生:気をつけて帰るんだよ!

〇:はい

こうして陽菜と来た道を戻る

〇:また運ぶってなったら、呼んでね

陽:えっ、でも、、、

〇:いいから、わかった?

陽:、、はい!

〇:じゃ、またねー

陽:ありがとうございましたー!!

その日はそれで終わったのだが

翌日の放課後

傘をさして家に帰る途中

ずっと後ろに気配を感じる

〇:チラッ

誰かが電柱の後ろに隠れる

傘を指しているのでいるのが丸わかりだ

〇:だれ?

陽:えへへっ、見つかっちゃいました♪

〇:ずっとついてきてたの?

陽:そうです!

〇:なんで?

陽:先輩とお話したいなぁ〜って!

〇:最初からそう言ってくれればよかったのに笑

陽菜と一緒に帰ることに

陽:少し公園で雨宿りしていきませんか?

〇:いいね

目的地は公園になった

陽:昨日は晴れてたのに今日は雨ですね〜

〇:雨嫌いなの?

陽:ん〜、普通です!!

〇:なんだそれ笑

陽:先輩は好きですか?

〇:うーん、普通かな笑

陽:わぁ〜、まねっこだ〜!

他愛もない会話をしながら歩いていると

ブゥーン

トラックが横を通り過ぎる

バシャッ

〇:やばっ!

陽:きゃっ!

元々道路側を歩いていたが

はねた水が陽菜にかからないよう咄嗟に陽菜を抱き寄せる

〇:大丈夫?

陽:はい///でも先輩が、、

僕の背中はびしょびしょ

よく考えれば傘を道路に向けるのが正解だった

〇:僕は大丈夫だよ

陽:また先輩に迷惑かけてしまいました、、

2日連続で落ち込む陽菜

〇:いや、陽菜ちゃんのせいじゃないよ

陽:陽菜が公園に行きたいなんて言わなければ

〇:それは違うよ

陽:怒ってないですか?

〇:怒るわけないじゃん笑

陽:これからも仲良くしてくれますか?

〇:もちろん!僕でよければ

陽:よかったぁ〜

雨はしばらく止みそうにないが

陽菜の心は晴れ晴れとしているのだった

to be continued


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