@pandanokurage
陽菜と初めて一緒に帰った日から
ほぼ毎日陽菜と帰るようになっていた
陽:先輩の好きな食べ物は何ですか?
〇:好きな食べ物かぁ、カレーとか?
陽:なるほど!カレーっと
陽菜以外の女の子と一緒に帰ったことがないのでわからないが
女子は質問して、その答えをメモしながら帰るのが普通なのか?
陽:嫌いな食べ物はありますか?
〇:にんじん
陽:陽菜も!にんじん嫌いです!!
〇:おぉ、、
なんかすごいテンション上がってる
陽:にんじんが嫌い、、あとはー
よく歩きながらメモできるなー
陽菜の方を見ながらそう思っていると
ガンッ
陽:いたっ!!
〇:大丈夫!?
思いっきり電柱に衝突した
陽:うぅ、、痛いです
〇:血は出てないけど、ちょっと赤くなってるね
おでこを押えている陽菜
〇:ちょっとまってて
近くにあるコンビニに行き、冷やすものを買ってくる
〇:これで冷やしな
陽:すいません、ありがとうございます
赤くなっているところに保冷剤を当てるが
陽:冷たっ!!
〇:え?
陽:冷たすぎます!!
今度は冷たすぎて、苦しんでいる
〇:このハンカチで包んで
陽:ありがとうございます
おでこを冷やしながら再び歩き始める
陽:色々とありがとうございました
〇:気にしなくていいよ
陽:このハンカチ、洗って返しますね
〇:あー、それあげるよ
陽:えっ!それは申し訳ないです!!
断りつつもハンカチをギュッと握りしめている陽菜
きっと返すつもりはないだろう
〇:いいから、あげる
陽:じゃあ、お言葉に甘えて//
大切そうにバッグにしまった
メモをしながら歩いたことで痛い目を見た陽菜だったが翌日は
陽:〇〇先輩はどんな女の子が好きなんですか?
〇:えっと、、一緒にいて楽しい子かな
陽:ふむふむ、カキカキ
昨日のことを忘れたかのように
またメモをしながら歩いている
陽:女の子の服はどんなのが好きですか?
〇:服かぁ、、
しかも今日は恋愛に関することが多い
〇:陽菜ちゃんストップ!
陽:へ?
昨日おでこをぶつけた所と全く同じ場所でぶつけそうになった陽菜を止めた
〇:危ないよ
陽:あ!そうだった!
ほんとに忘れてたのか
陽:先輩このあと時間ありますか?
〇:あるけど
陽:服!見に行きましょう!!
〇:服?
陽:はい!先輩好みの服が欲しいんです!
〇:、、いいよ
陽:やった♪
過去一ご機嫌な陽菜とデパートへ
陽:これはどうですか?
〇:うーん、僕はこっちの方が好きかな
陽:こーゆーのが好きなんですね!!
ファッションにそこまで関心のない僕はどーゆーのかわからない
陽:こんな感じはどうですか!
陽菜が持ってきたのは
水色のスカートに白のトップス
〇:めっちゃいい!!
陽:よし!これ買ってきます!!
お会計をしにレジに向かおうとした陽菜だったが
陽:、、、
突然固まり、こちらを見ている
〇:陽菜ちゃん?
陽:忘れました
〇:なにを?
陽:、、お財布
陽菜と出会ってまだ少ししか経っていないが
なんか陽菜らしいと感じた
〇:買ってあげるよ
陽菜が持っているカゴを持つ
陽:いやいや!さすがにだめです!
〇:せっかく来たんだしさ、買わせてよ
陽:うーん、、
どこか納得のいってない陽菜
陽:、、では、お願いします、、
落ち込みつつも納得はしてくれたのか
お会計を済ませ陽菜の元に戻る
〇:はい、どうぞ
陽:ありがとうございます、、
受け取るが落ち込みは解決していない
〇:早くそれ着てるの見たいなぁ
陽:!!
身体がビクッと跳ね上がった
陽:先輩!
〇:ん?
陽:今度の休みにデートしませんか!?
陽菜からの直球のお誘い
〇:デート?
陽:あっ//、、えっと//お出かけです!
〇:いいよ、デート行こっか笑
陽:はい//
陽菜を元気づけるための一言から
デートの約束にまで発展したのだった
to be continued