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ドジでかわいい後輩に好かれました 後編

全体公開 1
2023-03-03 13:13:57

ひなちゃん

デート当日

今日は遊園地に行く

待ち合わせはバス停なのだが

〇:、、こない

バスが来るまであと2分

陽菜は未だに現れない

僕がバスの時間を間違えているのか不安になる

陽:せんぱぁ〜い!!

バスが曲がり角を曲がってきたタイミングで

陽菜も同じところから現れる

〇:陽菜ちゃん!

ギリギリでバスに乗ることができた陽菜

陽:はぁはぁ、、遅れてすみません!

〇:間に合ってるから大丈夫だよ

余程急いできたのだろう

髪がボサボサだ

陽:せっかく綺麗にしてきたのに、、

〇:なんで遅れたの?

陽:初めてのデートだから、気合い入りすぎて//

ほんとに、かわいい後輩だ

〇:髪、直してあげる

陽:ありがとうございますっ///

サラサラの黒髪

〇:きれいだね

陽:恥ずかしいです//

〇:服もめっちゃ似合ってるよ

陽:えへっ//

バスの中で陽菜を照れさせていると

陽:次のバス停ですよ!

〇:意外と早かったね

陽:今日は楽しみましょうね!!

〇:うん

遊園地に近づくにつれ、陽菜のテンションも上がっていった

〇:じゃあ、チケット買いに行こ

陽:はい!

2人でチケット売り場に向かったのだが

陽:、、先輩

〇:なに?

陽:お財布忘れたかもしれません、、、

ここで陽菜のドジが発動した

〇:いいよ、僕が払うから

陽:、、、すみません

ここまで来て入らないは、流石にない

陽:このお金はいつか返します!

〇:いらないよ笑

陽:だめです!先輩にはいっぱいお世話になってるので!

〇:後輩のお世話は先輩の仕事だよ?

陽:うっ、、

〇:ほら!早く乗りに行こう!

陽:、、はい!!

限られた時間を楽しむため

陽菜は元気を取り戻し、アトラクションに向かう

陽:メリーゴーランド行きましょう!

〇:ふふっ笑、いいよ

陽:なんで笑うんですか!?

〇:かわいいなぁと思って笑

陽:バカにしないでくださいよ//

喜んでるのか怒ってるのかわからない

陽:わぁ〜♪

〇:なんか恥ずかしい

陽:楽しいじゃないですか!!

僕たちの他には小学生しか載っていない

〇:知り合いに見られませんように

陽:楽し〜♪

誰よりも楽しんでいる陽菜

メリーゴーランドが終わると

陽:もう1回乗りますか!?

〇:乗らないよ笑

陽:楽しいのに〜

少し残念そうにしている

陽:そうだ!写真撮りましょう!!

〇:いいよー

スマホを取り出した陽菜は

陽:あれっ?

何やら苦戦している様子

〇:どうした?

陽:充電なくなりました、、

〇:、、、僕ので撮って後で送るよ

陽:いいですね!

〇:撮るよー

陽:は〜い

陽菜の顔が真横に

パシャッ

〇:送っとくね!

陽:ありがとうございます♪

画面に写っている僕たちは、

とても楽しそうな表情をしていた

陽:先輩!アイスありますよ!!

〇:食べる?

陽:食べたいです!

陽菜はバニラ、僕はチョコのアイスを選んだ

陽:ありがとうございます♪

目を輝かせてアイスを見つめている

〇:どっか座って食べよっか

陽:はい!

そう言って歩き始めたその時

ベチャッ

陽菜が持っていたアイスが僕の右脇腹に

陽:、、、うぅ

すぐに泣きそうになる陽菜

〇:ほっほら!これあげるから!!泣かないで!

陽:違います、、先輩の服が、、、

〇:服は大丈夫だから!これ一緒に食べよ?

陽:ごめんなさい、、

泣きはしなかったものの落ち込んでいる

一度ベンチへ移動し

〇:陽菜ちゃん、口開けて?

陽:あー

〇:はいっ

陽:パクッ

〇:おいしい?

陽:コクコク

〇:ちょっとトイレで服洗ってくるからこれもってて?

陽菜にアイスを渡してトイレに向かう

陽:あっ!先輩にハンカチ渡さなきゃ!

この前ハンカチを貰ったこともあり、今度は自分のハンカチを渡そうと〇〇の後を追う

〇〇が言った方向に向かった陽菜だったが

陽:、、、あれ?どこ?

〇〇を見つけられず、さらに元の場所に戻れなくなった

陽:、、、

とりあえず歩き続けることにした

陽:今日は先輩にいっぱい迷惑かけてるなぁ

思い返せば申し訳ない気持ちでいっぱいだ

男:次なに乗ろうか!

女:観覧車がいい!

向かいから歩いてくるカップル

楽しそうに手を繋いで歩いている

陽:今日告白は諦めよう、、

前々から想いを伝える覚悟を決めていたが

ここまで迷惑をかけてしまっては告白できない

考えれば考えるほど悲しい気持ちになる

どれほど歩いただろうか

空はいつしかオレンジ色になっていた

陽:充電してればな〜

真っ暗な画面のスマホを見ながら

寝る前に充電をしなかった昨日の自分を恨む

陽:、、せっかくのデートなのに、、

泣きたくないのに

視界はどんどんぼやけてくる

〇:陽菜ちゃん!!

突然自分の名前を呼ばれ、振り返ればそこには息を切らした先輩がいた

陽:先、、輩

〇:なんで泣いてるの!?

陽:わかりません、、

〇:わからない、、か

陽:、、、

〇:もう遅いし、最後にこれ乗って帰ろ?

先輩が指さしたのは目の前にあった観覧車

陽:はい、、

先輩の向かいに座ると扉が閉まる

陽:今日は本当にありがとうございました

〇:楽しかった?

陽:、、、はい

泣きながら返事をされるとどう反応していいかわからない

〇:陽菜ちゃん、こっち来て?

陽菜を僕の隣に座らせる

〇:僕さ、陽菜ちゃんの事が好きだよ

陽:えっ

〇:もしよかったら、付き合ってくれないかな?

こんなに冷静に想いが伝えられるとは

自分でも予想外

陽:ほんとにいいんですか?

〇:なにが?

陽:だって、いっぱい迷惑かけちゃいます、、

〇:僕は迷惑だって思ってないよ?

陽:でも!

〇:でもじゃない

陽:、、

〇:もし迷惑かけられても、そんなの気にしないから

陽:うぅ、グスッ

〇:それで、返事は?

陽:よろじぐおねがいじまず

〇:泣きすぎだよ笑

見たことのないほど涙を流す陽菜をそっと抱きしめる

陽:これは嬉し泣きです

〇:ならよかった笑

僕の胸に顔を埋めている陽菜に

〇:ほら、外見てみな

陽:うわぁ、高い、、

〇:綺麗でしょ?

陽:はい

その景色はまさに絶景

一生の思い出になると言っても過言ではない

陽:先輩

〇:ん?

陽:大好きですっ//

〇:ふふっ、僕もだよ

陽:やった///

陽菜の顔が赤く染まって見えたのは

夕日のせいではないだろう

end


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