X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

どうしても勝ちたい菜緒ちゃん2

全体公開 4 1
2023-03-03 13:17:05

こさかな

菜:〇〇!

〇:ん?

菜:今日の放課後ひま?

〇:うん、どうしたの?

菜:公園行きたい!

高校生が何言ってるんだと思われてもおかしくない

でも、遊びたくなったんです

ブランコで

〇:いいね、たまには公園で遊ぶのも

菜:どこの公園にする?

〇:ん〜、昼休みに決めよっか

菜:うん!

〇:また後でね!

次の授業が始まる時間

彼は自分の席に戻って行った

放課後の予定が決まれば

もちろんこれからの授業はその事しか考えない

板書をとるためだけに手を動かし

頭では遊んでる場面の想像

大忙しだ


〇:お弁当食べよ〜

菜:うん!

昼休み、私の机の隣に彼がやって来た

〇:公園なんだけどさ、家の近くにちょっと大きめの公園あるよ

菜:ほんと!?

〇:うん、そこなら子供がいても多少は遊べると思う

菜:そこ行きたい!

私が行ったことのない公園

楽しみが増した

〇:でもなんで公園?

菜:なんか、行きたくなったんよなぁ

〇:可愛いね

菜:はっ!?いきなり、、//

いつまで経っても慣れません

彼の不意を突いてくる攻撃には

〇:たまに公園に行きたくなるのは結構わかるかも

菜:そうやろ!

〇:うんていとかやりたい

菜:あれ、めっちゃ手痛くなるやん

〇:菜緒は力ないからだよ

菜:うちやってできるから!

〇:菜緒はなにやりたいの?

菜:ブランコ!

〇:あー、いいね

菜:風にあたるの気持ちいいやん!

〇:やばい、早く公園行きたくなってきた

菜:子供やん!

〇:菜緒より大人だよ

公園から発展した会話も

笑顔が絶えない

楽しい昼休みはあっという間に過ぎて

午後の授業は放課後が楽しみすぎて逆に長く感じる

それでも眠気に負けなかった私は自分を褒めたい


放課後

菜:どれくらいで着くん?

〇:15分くらいかな

菜:ブランコ空いてるかな〜

〇:子供たちはそろそろ帰り始めると思うけど

と言っても空はまだ青い

子供たちが遊んでいるかもしれない

でも、それを〇〇と一緒に待つのも楽しそう

〇:そんなに楽しみなの?

菜:え?

〇:ずっとニヤニヤしてるけど

菜:うそっ//

感情がそのまま顔に出ていた

咄嗟に顔を隠すが

手の中で頬が熱くなっていくのがわかる

〇:僕も楽しみだから!

菜:、、ありがと//

彼の笑顔にどんどん楽しみな気持ちが大きくなっていく

〇:ここだよ

菜:広いね!

到着した公園は思っていたよりも広く

遊具も大きい

〇:子供も少ししかいないね

菜:ちょうどいい時間やったね!

〇:よし、何からやる?

菜:ブランコ!

ベンチにリュックを並べて置き

一目散でブランコへ

菜:楽しい〜!

〇:ね!すごい久しぶり

吹き抜ける風が気持ちいい

隣で漕いでいる彼

私とは振り幅が全然違いました

菜:〇〇ブランコ上手くない!?

〇:これ上手いとかあるの?

菜:うちはこれが限界なのに!

〇:もっと足を振ってごらん?

アドバイスされた通り

一生懸命足を大きく動かすが

彼のように漕ぐことができない

菜:なんで〜?

〇:じゃあ押してあげる

菜:えっ、重いから!

〇:重くないって

ブランコを降りて背後に回った〇〇

私が後ろに下がる度

優しく腰を押してくれた

そのおかげでブランコの勢いは増し

菜:す、すごい//

〇:気持ちいい?

菜:うん!

これが青春?

変わった青春でもいい

ただ楽しいという感情だけが

頭と心を満たしていく

そこから生まれる幸せ

この時間が永遠に続けばいいとさえ思えた

〇:そろそろ止めようか?

菜:、、うん!違うのもやりたい!

このままがいいという気持ち

ほんの僅かな葛藤が生まれたが

公園を楽しみたい気持ちが勝って

次の遊具へ

〇:滑り台は?

菜:スカート汚れそうやない?

〇:たしかに、砂つくの嫌だね

菜:あっ!うんていある!

〇〇との会話に出てきたうんてい

高すぎず低すぎずという絶妙な高さ

小学生とかからしたら高い方だと思う

〇:ほっ、ほっ

菜:すごい!そんなに早くできるんや!

〇:意外とできるもんだねー

軽々反対側まで渡り切った〇〇

菜:うちもやりたい!

〇:ちょっと待って、一応下にいるから

菜:大丈夫やって!

〇:だめ、念の為だから

〇〇が下に移動するのを待ち

10年以上ぶりにうんていに手をかける

菜:せーのっ

思い切って体を空中に浮かせば

思いの外、進むことができた

菜:おー!

〇:すごいじゃん!

菜:できるって言ったやろ〜!

ちょっとでも浮かれた自分がバカだった

菜:わっ!

交互に出していた手

棒を掴み損ね、片手は空中に

もちろん片手で全体重を支えられるわけがなく

重力に引き寄せられもう片方の手も離してしまう

〇:っ!?

気づけば、〇〇の体がクッションとなり

直接地面に衝突せずに済んでいた

〇:、、大丈夫?

菜:う、うん

〇〇との距離が近くなったことによる緊張感

〇〇に迷惑をかけた悲しさ

混ざりあったこの感情はなんと表現するべきか

〇:膝、擦りむいちゃったね

菜:あっ、これくらい大丈夫!

〇:だめだよ、家近いから消毒しよ?

菜:、、うん、ごめんね

〇:謝らなくていいからさ

立ち上がって手を貸してくれた

〇〇の手を握って体を起こす

擦り傷だけで済んだのは〇〇のおかげ

〇:っ

菜:〇〇?

〇:大丈夫?歩ける?

菜:歩けるよ

〇:転ばないように手繋いでいこうね

菜:、、ありがとう//

彼の優しさに包み込まれた私

だからこそ気づけなかったのかもしれない

〇〇の異変に

to be continued


投稿にいいねする

@PCPknrjJUMy85wr
菜緒ちゃんを身を挺して守る〇〇が優しくて
かっこいいね
2024-10-22 05:49:07

© 2026 Privatter All Rights Reserved.