X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

どうしても勝ちたい菜緒ちゃん5

全体公開 6 1
2023-03-03 13:18:40

こさかな

〇〇の怪我がだいぶ治ってきた頃

私は本格的に〇〇に勝つための作戦を練り始めた

前に得た情報では

〇〇にも照れという感情は存在する

単純に考えれば

私がやられたら照れることを〇〇にすればいい

でもそんなこと

私にやる勇気がなかった

〇:ねえねえ

菜:なに?

〇:今日どっか行こうよ

菜:ええな!

〇:行きたいところある?

菜:パンケーキのカフェ!

〇:おっ、いいね

菜:今日はショートケーキ食べたい!

〇:前食べたのと違うの食べてみたいねー

ということで今日は少し前に行ったカフェへデートに決定

〇:菜緒のお母さんって料理上手だよね

菜:えっ、なんで?

〇:毎日お弁当美味しそうだから

菜:、、食べてみる?

私の手元にある弁当を見つめている

彼なりの食べたいアピールかと思った

〇:じゃあ一口だけ!菜緒のオススメでー

迷わず選んだのはお母さん特製の豆腐ハンバーグ

周りにはクラスメイトがいる教室の一角

控えめに彼の口の前に運ぶ

〇:ありがと、、あむっ

菜:ど、どう?

〇:おいしい!

菜:そっか//

自分で作ったわけじゃないのに

〇〇の反応に少し照れくさくなる

〇:菜緒も料理得意なの?

菜:うちは全然!

〇:なんとなく上手そうだけどね

菜:そういう〇〇はどうなん?

〇:んー、普通?

菜:普通ってどのくらい?

〇:じゃあ今度なんか作ってくるよ

菜:ほんと!?

〇:うん、あんまり期待しないでね?

菜:うん!めっちゃ楽しみにしてる!

〇:すごい矛盾、、

とても楽しみな約束をして

ちょうど昼休みは終わりを迎えた


菜:ふんふん♪

〇:随分ご機嫌だね

菜:今日はいい日やね〜♪

いつもより繋いでいる〇〇の手を大きく振り

リズミカルに歩いているのが自分でもわかる

〇:菜緒って甘いもの好きだよね

菜:うん!おいしいやん!

〇:スイーツとか食べてる時の菜緒は1番幸せそうな顔してるよ

菜:そうなん!?

〇:めちゃくちゃね、ずっと食べてるところ見たくなる

菜:、、、でも太る

〇:太らないよ、我慢した方が体に悪いんじゃない?

菜:彼女が太ってたら嫌やろ?

〇:太っても好きだよ?

菜:太らんから//

口には出さなかったが

我慢しすぎるのはやめようと思った


〇:すいませーん

「ご注文お決まりですか?」

〇:ショートケーキとチョコレートケーキ1つずつ

「かしこまりました」

相変わらず落ち着いた店内の雰囲気

ここに来ると時間がゆっくり進んでいるようにさえ感じる

〇:今日さ、帰りに寄りたいところあるんだよね

菜:どこ〜?

〇:雑貨屋さん、お弁当箱買いたいんだ

菜:雑貨屋さんしばらく行ってないなぁ

「お待たせ致しました」

菜:ケーキ♪

お目当てのショートケーキ

真っ白な生クリームに包まれたものが目の前に置かれた

〇:ほんと、可愛い反応するね!

菜:えっ//

〇:見てこの顔

〇〇のスマホ画面には

目を輝かせている自分の姿

菜:うちこんな顔してたの//

〇:いつもね、甘いものの時はこの顔だよ〜

菜:ちゃんと消してね//

〇:だーめ、これは菜緒フォルダに保存するから

菜:なんやそれ///

フォルダがあること

それ自体は消して欲しいと思わなかった

恥ずかしながらも

嬉しいと思う自分がいた

照れ隠しの一口

生クリームの甘さが口いっぱいに広がる

〇:今日は自分で食べるの?

菜:、、〇〇が食べさせてほしいんか//

〇:うん、あと食べさせたいしね

菜:しゃあないなぁ//

なんでそんなに素直でいられるんだろう

不思議に思うと共に

羨ましいと感じた

〇:はい、あーん

チョコケーキの一口目

自分より先に私にくれた

〇:おいしい?

菜:うん//

〇:じゃあ僕にも

菜:、、、目瞑って!

〇:え?うん

今度は私から

お店の中には私たちしかいない

だからこそ、できそうだ

〇〇の顔に近づき

唇を奪ってやろうとしたが

〇:、、、まだ?

寸前で〇〇が声を発した

菜:っ、、、口開けて!

〇:あー

相当寿命が縮んだ

心臓がキュッとなったのがわかる

〇:ん!おいしい!

菜:もう//

〇:え?

彼には伝わらないこの気持ち

カフェでは〇〇に完敗だ


〇:お!これとかどう?

菜:ええけど、可愛すぎない?

〇:これは菜緒に作るとき用のやつ

菜:新しく買わんでええって!

雑貨屋さんにて

〇〇が見たいと言っていたお弁当箱

今日約束した私に作ってくれるお弁当に使うものだった

〇:もう買うって決めたからー

菜:、、ありがとう

〇:自分のは色違いにしようかな

菜:お揃い//

〇:菜緒お揃いとか好きそうだよねー

菜:好き!うちも探してくる!

〇:ふふっ

お弁当箱がお揃いなら

シャーペン、カバンにつけるストラップ

学校で使うもの全てお揃いにしたいくらい

菜:どれにしようかな〜

〇:買いすぎ注意ね?

菜:わかっとる!まだ見んとって!

〇:はいはい

色々、お揃いのものを選び

先に会計を終えて店の前で待っている〇〇の元へ

菜:お待たせ!

〇:いいのあった?

菜:うん!、、もう1回目瞑って?

〇:いいけど、、

今日の最後のチャンス

さっきのお店の時とは違う

周りに人もいる

たくさんの人の目に留まる

攻撃のタイミングとしてはさっきより良くないのに

なんでかはわからないけど

いける気がした

チュッ

〇:えっ、、いま

菜:、、どうやった?///

〇:、、、やられたなぁ//

勝利の瞬間は想像よりもあっさり訪れた

菜:照れとる、、、〇〇が照れた!!

〇:照れてないよー

菜:切り替えはやっ!

〇:照れてないから

菜:うちでも勝てるんや〜♪

〇:うるさい、、

お返しのキス

不意にくらった攻撃

菜:、、えへへっ//

〇:これで引き分けだね

菜:そうやね〜//

私たちの戦いに

終わりはないかもしれません

end


投稿にいいねする

@PCPknrjJUMy85wr
人目も憚らず愛を伝え合うとは菜緒ちゃんと
〇〇は本当にラブラブやなあ
2024-10-26 05:54:49

© 2026 Privatter All Rights Reserved.