おみく
@pandanokurage
〇〇と最後に話してから1週間
心に穴が空いたかのような気分が続いていた
そして今日も浮かない気持ちで学校に向かう
ボーッとしながら玄関に入ろうとすると
女1:そういえばさ、〇〇君と男1たちがなんか揉めたらしいよ
女2:え?なにそれ?
同じクラスの女子が〇〇の話をしていた
女1:男1たちが〇〇君と金村さんが仲良いから、金村さんも陰キャだ、とか言って〇〇君が怒ったんだって
女2:ふーーん、でも最近二人で話してるの見ないよね
女1:たしかに、金村さんが陰キャって言われないように話さないようにしてるんじゃない?
女2:えー、〇〇君ってそんな優しい人なのかな?
盗み聞きは良くないとわかっていても、しっかりと聞いてしまった
もしこれが本当なら、私は〇〇に嫌われていない
だが、これが本当かどうかを確かめることができないのだ
淡い期待を抱きながら、どうしようか必死に考える
考えた末に出た答えはただ一つ
〇〇に直接聞いてみるということ
周りに人がいない状況で話しかけるしかない
ということで、放課後に玄関で〇〇が来るのを待つことにした
ーーー
美玖と話してから1週間
大切な何かを失ったような気持ちで日々を過ごしていた
なんの楽しみにのない学校に行き、呪文のような先生の話を聞いて帰る
ただただこれを繰り返していた
正直、美玖とまた話したいと何度も思った
でも、自分からあんなこと言っておいて都合がよすぎるだろう
もう二度と話すことはない
そう割り切ることにした
今日も学校が終わり帰ろうとすると
?:〇〇君
〇:?
振り返るとそこには
先生:ちょっと手伝って貰えるかな?
〇:、、はい
めんどくさいが、他に用はないので手伝うことにした
そんなに時間はかからなかったが、いつもより遅い時間まで学校に残ったことで
辺りは少し薄暗くなっていた
〇:はぁ
なんの気持ちから出たか、わからないため息が零れる
早く帰って寝よう
そう思い、学校を出ようとすると
美:〇〇
靴箱の影からずっと頭から離れなかった彼女が出てきた
〇:、、、
美玖の顔を見るなり、罪悪感に満ち溢れ
そのまま帰ろうとしたが
美:全部知ってるから!
彼女の大声が玄関に響き渡る
〇:え?
無視しようと決めていたのにも関わらず、その言葉に反応してしまう
美:とりあえず一緒に帰ろうよ
〇:、、、うん
美玖の言葉の真意を知るために、
二人並んで学校を出るのだった
to be continued